あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 久々の俵山温泉、呉の森田食堂、そして夏のシーカヤック教室

2022年06月25日 | 旅するシーカヤック

俺が長年愛用している廃盤名パドル、ワーナーのアークティックウインド。

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先週末は、コロナ禍で楽しいイベントがあまりない母を連れ、俺たち夫婦と母親の3人で半年ぶりの訪問となる俵山温泉へと出かけた。
途中、少し早めのお昼ご飯は、山口名物の一つである『瓦そば』

『たかせ』でいただいた熱々の瓦そばは、満足の一品。

今日の宿は、いつもお世話になっている『たまや旅館』さん。

荷物を置かせていただくと、早速温泉へ。

土曜日の昼だが、人通りも少なく静かな俵山温泉街。

いつも行く、白猿の湯でのんびりまったり。

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夕方に温泉に入り、宿に戻ると食事の時間。
美味しそうな料理が多く並べられ、たまや旅館さんのいつもの夕食。

ビールを飲みながら、ゆっくりと食事の時間を楽しんだ。

少し休憩し、妻と二人で再び温泉へ。

俺たちは今日3回目の入浴となる。

お湯から戻ると、暗くなってきたので、蛍を探そうと少しお散歩。
この時期は、温泉の蛍バスも出ているのだが、みてみるとマイクロバスにそこそこの人が乗っていたので、密を避けようと自分たちの足で探すことにしたのである。

土地勘がある俺は、少し離れた低い土地にある橋を目指す。

しばらく目を凝らすと、あちらこちらで蛍の光が明滅しているのを発見。
『蛍を一緒に眺めるのは、何年ぶりだろう?』
梅雨の夜、涼しい場所で蛍を眺めながら、しばし楽しい時間を楽しむことができた。

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翌朝は、朝湯に入り、朝食をいただいた後少し休憩してから宿を辞した。

帰りには、日本海側の道の駅で『ケンサキイカ』を購入し、家に戻ると刺身にして晩御飯の一品に。
久々の温泉旅を楽しんだ、大満足の週末であった。

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2022年6月24日(金) 有給休暇の今日は、お昼ご飯を森田食堂でいただくことにした。

期日前投票を済ませて、市役所から呉駅まで歩く。

ここまで来れば、森田食堂さんはもう目の前である。

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瓶ビールを注文し、ガラスケースから鯖の塩焼きを取り出すと、これは電子レンジで温めていただける。

小イカの煮付けは、そのままいただく。

歴史ある森田食堂は呉名物の一つであり、昔から時々通っていたが、このところのコロナの影響で、しばし足が遠のいていたのである。

追加でお願いしたのは、『牛肉スープ』

初めて頼んだのだが、このスープが絶品であった。

体に染み渡るような滋味を味わうと、これに合うと思い、すかさず日本酒を注文。
『いやあ、美味いなあ』

カウンターで独り静かな昼飲みを、楽しませていただいた。
『ごちそうさまでした。 また来ます』

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2022年6月25日(土) 今日は、シーカヤック教室の日。
ただ今日は、部員の子供たちの参加者はおらず、シーカヤック部担当の職員さん4人と、体験の2人という構成。

以前から、職員さんだけでのトレーニングの機会が設定できればと相談していたのだが、今日はちょうど良い機会。

練習を前後半の2パートに分け、前半は体験の2人にタンデム艇のバウに乗っていただき、約1時間ほど漕ぎを楽しむ。

時折風が吹き抜けるものの、梅雨の穏やかな芸予諸島の海散歩を楽しむことができた。

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陸に上がってからは、後半の座学パート。

座学パートのために準備して持参した今日の天気予報や潮汐表、地図、写真などを使いながら、職員さん達の意見を聴きながらディスカッションするワークショップ形式。

海辺に座り、
『この天気予報と潮汐を見た時に、今日の練習プランで何を考えておかないといけないと思う?』
『地図のここだけど、引き潮の時には潮がどの方向に流れるのかな?』
などなど、俺の質問に対する職員さん達の意見を聞いて、一つ一つフィードバックしていく。

15年続けて来て、施設の活動の柱の一つとして定着しつつあり、かつ職員さん達の頑張りによって発展もしているシーカヤック教室。
何年後になるかは分からないが、仮に俺が関わることができなくなった後の、後継指導者の育成が課題の一つであると、ここ数年考えていたのである。

テクニックの向上ではなく、海そのものを知り、そして海におけるリスクを知り、そのリスクにいかに近寄らないようにプランニングするか、そしてそれでもなお万が一リスクが発生した時にどのように最善の対処をするか、これから時々このような機会を設けて、俺の経験と知識を伝えるとともに、一緒になって経験を積みながら、後継者を育成できればと考えている。

これが、サラリーマン・シーカヤッカーである俺が実践できる、『瀬戸内海洋文化の復興、創造、そして継承』

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風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 有給休暇の金曜日は倉橋島で朝のお散歩SUP漕ぎ&日曜日は佐白温泉長者の湯でのんびりまったりドライブ旅

2022年06月12日 | 旅するシーカヤック


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2022年6月10日(金) 有給休暇の今日は、朝から倉橋島へ行き、桂が浜で朝のお散歩SUP漕ぎを楽しむことに。

平日の朝なので、駐車場もガラガラで浜にも人は居ない静かな桂が浜。

松林を抜けると、風もなく静かな芸予諸島の海が待っていた。

浜辺には、目が覚めたばかりの鳥が。

まだ寝ぼけているのか、近くでSUP漕ぎの準備をしても飛び去ろうとしない。

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フィンとリーシュを取り付け、準備完了。

静かな朝の海へと漕ぎ出した。

桂が浜は、かなり以前にシーカヤックで漕ぎ出したことは数回あるのだが、SUPを漕ぐのは初めてである。

休日には釣りをする人やSUPを漕ぐ人も多く、駐車場から浜までの距離がそこそこあるので、出艇地としては避けていたのだが、今日は金曜日ということでトライしてみたのである。

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どうやら、平日朝の桂が浜SUP漕ぎというのは大正解だったようで、静かな海を独り占めできる快適な朝のお散歩漕ぎとなった。

さざ波すらもない鏡のような海面の眺めを楽しみながらのパドリング。

浜の端っこには、かなり以前に復元された遣唐使船が展示されている。


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SUPの視線では、大きな魚影も確認できる。

久々に漕ぐこのあたりの海岸線は、なかなか良い景色。





出発から30分ほど漕いだところで、岬の先端まで来た。

この岬を越えて沖に出ると、少し北東の風が抜けているので、ここでUターンすることに。

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今朝は静かな芸予諸島を独り占めの、とても楽しい1時間のお散歩ツーリングであった。

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家に戻ると、少し休憩して畑へ。

農薬も使わず、ほぼ放置している手抜き野菜作りではあるが、キュウリにピーマン、ししとうなどの収穫時期。

最近では、キュウリに続いてナスも出来るようになり、夏野菜を楽しめる季節の到来である。

『さて、どうやって食べようか? 楽しみだ!』

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土曜日に予定していたシーカヤック教室は、雨で中止となった。

2022年6月12日(日) 今日は妻と一緒に日帰りドライブの旅。
ここのところ少し疲れが溜まっているので、リフレッシュのために温泉に行くことに。

今日の目的地は、島根県の佐白温泉・長者の湯。

ここは、以前からお気に入りの田舎の静かな温泉なのである。

人も少なく、ほぼ貸切状態の露天風呂にゆっくり浸かり、お昼ご飯もここでいただくことに。

食事処の開店を待って一番乗り。

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俺は、魚定食と追加の生卵。

妻は、ここの一押しという塩ラーメンを注文。

なのだが、なぜか塩ラーメンと卵かけご飯セットが運ばれてきた。。。

コミュニケーションエラーによる、ちょっとした行き違いはあったが、塩ラーメンはとても美味しく、魚定食のサーモンの味噌煮という珍しい一品と添えられていた野菜も、そして卵かけご飯も全て美味しく、期待以上の満足ランチを堪能することができた。

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帰路は、往路とは道を変えて、景色の良いオロチループを通るルートに。

途中にある延命水で喉を潤す。

こんなモノも置いてあり、自由に持ち帰っても良いとのことであった。

聞いてみると、スライスして漬物にできるということなので、3つほどいただくことに。

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今日は、300kmを超える日帰りドライブ旅。
高野の道の駅では、自宅の畑では収穫できていない大根やアスパラを購入し、出雲三成の道の駅では、大好きな卵かけご飯用の有精卵を、そして長者の湯では仁田米を購入。
温泉にゆっくりと浸かり、深緑の景色を楽しみ、リフレッシュできた大満足の1日であった。

今回、マツダ6・2Lガソリンエンジン・6ATの実燃費は、18.3km/L。

俺のエコ運転は、今日も絶好調!

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風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?

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