あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: マツダ6で行く、秋の備北エリアドライブ&初めてのスポット探索

2020年09月27日 | 旅するシーカヤック
日曜日の今日は、妻と母と一緒にドライブに出掛ける。
目指すは、庄原の備北丘陵公園。

庄原に向かう途中、数十年ぶりとなる七塚原エリアを経由。

秋の済んで涼しい空気の中、ポプラ並木をマツダ6セダンで、のんびりドライブ。

広島の北部エリアであるが、ここは北海道の雰囲気を醸し出している。

朝まだ早いからか、他には誰も居らず、静かな穴場スポット。

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備北丘陵公園には、開園と同時に入場。

今は、コスモスとケイトウ/鶏頭が見頃だと聞いている。

開園すぐなので、まだ人が少ない園内を、ゆっくりと散策。

日も差して、秋の青空に、鶏頭の赤や黄色が美しく映える。

今日の鶏頭とコスモスは、妻も母もお気に入りになったようだ。

秋のドライブには、もってこいのスポット。


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途中、人がほとんど居ない店で昼食を済ませると、これまで行ったことがないエリアを探索。

灰塚ダム&灰塚湖。

コンパクトなダムで、ここもひと気がなく静かに散策を楽しめる。

秋の涼しい風が、何とも心地よい。


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へえ、こんな場所もあるんだね!

これは、良いところを見つけたなあ。

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そして最後は、灰塚ダム・知和ウエットランド。

初めて来た場所だが、なかなか珍しい眺めを楽しむことができる。

お話を伺ってみると、赤いのは土ではなく水草だそうだ。

様々な鳥も訪れる場所らしく、今度はゆっくりと沼沢エリアを歩いてみたいものである。

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この日曜日も、三密とは無縁のエリアへのドライブで、秋の空と満開のコスモス&黄色と赤が鮮やかなケイトウとのコントラストを堪能。
加えて、灰塚ダムやウエットランドという、これまで訪れたことがなかったエリアも開拓し、大満足のドライブ旅であった。

『浮世の難しいしがらみは、あっしには関わりのねえことでござんす。 御免なすって』

風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: とびしま海道_野宿&SUP旅

2020年09月26日 | 旅するシーカヤック
金曜日は午後休とし、SUPを積んだマツダ6で、とびしま海道へと向かう。
朝から雨が降っていたが、昼過ぎには雨も上がり、時折パラパラと降る程度にまで治まった。

東屋の下が空いていたので、今日はここをお借りすることに。

調理道具や野宿道具をテーブルにセットすると、まずはお昼ご飯。

今回の野宿では、食材一式を家から持参し、ビールと焼酎のみを島で購入。
お昼ご飯は、熊本棒ラーメンと、簡単チャーハン。

この棒ラーメンはお気に入りで、時々家でも食しているのだが、今日はチャーシューとシナチクのセットも持参したので、ちょっとだけ豪華。
これに紅生姜を入れると、完成である。

また家から持参した冷やご飯は、温めたスキレットにオリーブオイルをたらし、ご飯を投入して、焼肉のタレで味付け。
焼肉のタレには、家を出るときに、チューブのニンニクと一味を加えてきている。
このなんちゃって焼肉のタレチャーハンが、超簡単なのだが、何とも美味いのである。

***

食後は、先日手に入れてきた『ゆずきち』をオピネルのナイフでカットして、焼酎を楽しむ。

いつもキャンプでお世話になる『いいちこ』をコップに入れ、ゆずを絞り込み、炭酸水をシュワワワワー!

グビリ、グビグビ。 『うん、旨い!』

kindleで木枯らし紋次郎を楽しみながら、焼酎をグビリ。

一週間の仕事を終えた、週末の至福のひと時。

***

午後のつまみは、ポールウインナー。

家から持参したマヨネーズにブラックペッパーも加え、これにもゆずきちをちょっとだけ絞り込む。
『おお、ゆずを絞り込んだマヨネーズは、なかなかポールウインナーに合うなあ』

***

夕食はカレーをメインに、家から持参してきた冬瓜の煮物や野菜鍋。

野宿で食べるカレーの、何と美味しいことよ!


夜は、旅人(たびにん)気分で、テントを張らずにマットとシュラフで野宿。

今回は、キャンプ用のコンパクト枕を自作して持参した。

家にあった、使っていない枕のパイプを、100円ショップの小さいランドリーネットに詰め込んだ、小さなキャンプ専用枕である。

夜中にシュラフの上をゴキブリが這い回ったのにはさすがに目覚めてチョット驚いたが、夏も終わって涼しくなり、快適な枕もあって、心地よい夜を過ごすことができた。

***

目覚めた土曜の朝は、少し曇り気味。

風もあって、『今日はSUPは無理かなあ?』
コンロでお湯を沸かし、キャンプ朝食の定番、うどんでお腹を満たし、体を温める。

道具を片付け、クルマにパッキング。

風のないスポットを探して移動することに。
下蒲刈までくると、風もなく漕げそうな感じである。

カートップしていたSUPを降ろし、着替えて準備完了。

誰も居ない静かな浜から、漕ぎ出した。

***

海は穏やかで、今日は潮も弱く、朝のお散歩パドリングにはぴったりのコンディション。

久々の漕ぐ感覚を楽しみながら、海の上を歩く。

SUPが良いのは、シーカヤックより軽くて手軽に海に出られるところ。

荒れた海や遠出、荷物を積んでのキャンプツーリングにはあまり向かないが、この手軽さと高い視点からの眺め、そして純粋に漕ぐことを楽しめる良さがある。

久々の朝のお散歩漕ぎを楽しんだ。


***

三密とは全く無縁のお気に入りスポットで、野宿と久しぶりとなるSUPを堪能。
またまた、最高の週末である。

『浮世の難しいしがらみは、あっしには関わりのねえことでござんす。 御免なすって』

風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: YB125SPで『しまなみ海道』キャンプツーリング

2020年09月20日 | 旅するシーカヤック
旅が好きな俺は、これまでの経験と最新の情報などから慎重にも慎重な判断をして、ほぼ貸切状態の温泉地や、静かで宿の人くらいしか会うことがない部屋食の宿などを選び、常にマスク着用と消毒用アルコール持参でひっそりと旅を楽しんでいるが、それをブログに書くのも憚られるような息の詰まる時代である。

今週末は、久しぶりにYB125SPで静かな島の片隅でのキャンプの予定。
誰も居ない浜でのソロキャンプなら、記録に残しても良さそうだ。

***

朝はかなり涼しくなり、薄手のジャケットを羽織っていても、バイクで風を切って走ると肌寒いくらいである。
中華ヤマハのYB125SPの単気筒エンジンはジェントルな特性で、50km/hくらいでトコトコと流して走るのがとても心地よい。

そして俺の地元、『とびしま海道』や『しまなみ海道』あたりで遊ぶには、125ccの原付二種が最適なのだ。
例えば、蒲刈に渡る安芸灘大橋の場合、125ccなら50円だが、125cc超なら一気に570円に跳ね上がる。
またしまなみ海道では、125cc超なら高速道路料金となるが、125ccなら一つ一つの橋を自転車/原付道なら50円〜100円で渡ることができるので、時間こそかかるものの、格安でアイランドホッピングの旅を楽しむことができるのである。

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尾道経由でしまなみ海道に到着。

キャンプ道具をパッキングしたバイクで、フェリーに乗り込む。


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4連休とは思えないほど、人気のない島の浜に到着した。

ここが今日のキャンプ地である。

以前から何度か訪れたことはあるのだが、ここでキャンプ泊したことはなく、今日は三密を避けるスポットとして選んだという訳。

最近のお気に入りテントは、モンベルのムーンライト1型。
それほどコンパクトではないのだが、メッシュが両面にあって風通しも良く、設置も簡単で、生地がしっかりしているのが、いざ雨が降った時の安心感にもつながっているのである。
また、このサイズがバイクのリアボックスにぴったりで、テントとシュラフ、グランドシート、着替えセットなどがボックス内にキッチリと収まるのもお気に入りの点。

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久しぶりに訪れた漁港。

地元のスーパーで食材を買出しし、浜へと戻る。

今日のお昼ご飯は、テイクアウトのお弁当。

誰も居ない浜で、独り静かに海を眺め、ビールをグビリと飲りつつ食べるお弁当は、何にも代え難い最高のランチ!
ただ、この島のスーパーには、なぜか俺のお気に入りである『エビスビール』は売っておらず、スーパードライと発泡酒だけというのは、ちょっとだけ寂しい。

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食後は、ベンチに座って本を読む。

今日は、kindleで木枯らし紋次郎。

半年くらい前からハマっている、木枯らし紋次郎。
本も読むし、DVDも購入して昔の映像を見ているが、その旅人としての生き様や人生に対する考え方が、なんとも俺を魅了して止まないのである。

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しまなみ海道の、静かな夕方。
難しいことは何も考えることなく、ただただ海を眺め、飲みたい時にビールを飲み、読みたい本を自由に開き、気分が変わればラジオを楽しむ。
これぞ休日の醍醐味!

秋もようやく深まり、さすがに涼しく快適なキャンプ生活。

今日の晩御飯は、カレーうどんがメインの簡単なメニュー。

それにしても、キャンプ地で食べるカレーは、なんでこんなに美味しいのだろうか?


浜でビールを飲みながら、独り静かに眺める日没は俺が大好きな景色の一つであるが、こんな妖しい夕焼けは久しぶりである。


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翌朝は、まだ暗いうちから起き出して、キャンプサイトを撤収。

朝一番のフェリーで島を出る。


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4連休とは思えない、三密とは全く無縁のお気に入りスポットで、ソロキャンプをたっぷりと堪能。
『ああ、海を眺めながらビールを飲み、本を読む時間の、なんと贅沢なことよ』
最高の週末であった。

『浮世の難しいしがらみは、あっしには関わりのねえことでござんす。 御免なすって』

風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

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