あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 梅雨の芸予諸島でお散歩ツーリング堪能

2023年06月24日 | 旅するシーカヤック
2023年6月24日(土) 今日は梅雨の合間の穏やかな週末。

先週から始まった、毎年恒例となる子供たちとのカヤック教室。

雲は多いが少し晴れ間も覗き始め、風もなく穏やかな芸予諸島は絶好の漕ぎ日和。

海は澄んで、気持ちの良いお散歩ツーリングが楽しめそうだ。

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大人の事情により、今年から漕ぐエリアを変更した。

穏やかな海に、職員さんと部員たちと一緒に漕ぎ出した。
しばらく漕いでいると、遠くから太鼓の音が聞こえてきた。。。

『ん? これは。。。』

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今朝新聞に出ていた旅に違いない。
二艘の櫂伝馬が陸側に徐々に寄ってきたので、部員達にに声を掛け、危なくないコースで近づいてみた。

すると、そこには懐かしい顔が。

『久しぶり! 今朝の新聞で読んだよ』

邪魔にならない程度に短い会話を交わして旧交を温め、『頑張って!』と送り出す。
自分も企画から参加させていただいた第一回目の時の感動は、今でも忘れられない良い想い出として俺の心に刻み込まれている。

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ここからコースを変えて再びツーリング。

今日は小潮で流れも弱く、複雑な潮流で要注意のこのエリアでも安心して漕ぐことができる。

昔の石積みを眺めながら、のんびりまったり漕ぎを楽しむ。

部員たちも、海の上に浮かんで休日の海のお散歩を楽しんでいるのが、嬉しい限り。

『じゃあ、そろそろ揚がろうか』

今日は天気にも潮にも恵まれ、思いがけない櫂伝馬との懐かしい出会いもあり、とても充実したシーカヤック部活動であった。

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風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: とびしま海道で久々のSUP&軽ワンボックスで車中泊堪能、北海道探検記(本多勝一)

2023年06月17日 | 旅するシーカヤック
2023年6月16日(金) フレックス勤務を使い、今日は昼前に終業。
息子から半年ほど預かることになった軽ワンボックスに乗り込み、とびしま海道へと向かう。

クルマを預かると、すぐにキャリアを取り付けてSUPを運べるようにするとともに、車中泊もできるように準備していた。

パドルは車内に収納できるようにしてみた。

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今日は風もなく絶好の漕ぎ日和なので、県民の浜から漕ぎ出してみる。

他に誰もおらず、静かな芸予諸島の海。


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仕事を終えた週末の午後に、独り楽しむSUP漕ぎの楽しいことよ!

海の中を観察しながら、ゆっくりと海岸沿いに漕ぎ進む。

1時間ほど、海のお散歩を楽しんだ。


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軽ワンボックスは、リアゲート近くから電源が取り出せる。

後片付けの潮抜きも便利である。


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大崎下島のいつものお店でビールをスパークリングワインを買い出しし、岡村島へ。

久々に訪れる展望台。

今日はそこまで暑くなく、風も吹き抜けて快適である。

『うん、やっぱりここの眺めは良いなあ』


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島をグルリと周り、車中泊の目的地へ。
車中泊仕様はこんな感じ。

寝床は厚めのエアマット。 テーブルとクレージークリークの座椅子。

リアゲートを開けると、眺めが良くて快適な自分だけの空間が出来上がる。

サイドウインドーには、メッシュの網戸を取り付けた。


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少し遅めのお昼ご飯を食べ、ビールを飲み、本を開く。

今日のメインは、『北海道探検記(本多勝一)』

大昔に読んで大好きになった本。
久々に読んでみたいと思い、古本で再度購入したものである。

この本の一節を引用する。 『北海道に限らず、世界のどんなところでも、旅行の方法として私が鉄則にしているのは、「広く浅くよりも、狭く深く」という原則である』

俺の旅のスタイルも、『暮らすように旅をする』という事を目指しているので、共感するところ。
思い返せば、当時は本田勝一のルポルタージュが好きで、おそらくそこが原点となり、宮本常一の『あるくみるきく』につながっていったのだと、この本を読み返すと改めて実感させられる。

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スパークリングワインを開け、珍しい赤い泡を楽しみながら、懐かしい北海道探検記を読み進める。

晩御飯は、スーパーマーケットで買ってきたお弁当。

久々に外で眺める、芸予諸島のサンセット。

この時間帯が一番好きである。


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夜は窓を開けておくと寒いくらいで、薄いシュラフインナーとタオルケットでグッスリと眠ることができた。

サンライズとともに起き上がる。

独りなら十分な広さで、快適な車中泊を堪能することができた。

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また一つ遊びのおもちゃが増え、これにSUPやパックラフトを積み込んで、旅をしながら様々な楽しみ方ができそうである。

風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 梅雨の晴れ間は還暦前老夫婦がトレーラーハウス宿泊&SUPとパックラフト漕ぎ堪能

2023年06月04日 | 旅するシーカヤック


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2023年6月3日(土) この週末は、妻と二人で久しぶりの訪問となる『カヌーの里おおち』へ。
本当なら、早めに入ってSUPとパックラフトを二人で漕ぐ予定だったのだが、台風の余波なのか強風と増水でとても漕げそうもない状況。

早々に諦め、少し足を伸ばして川本町のお蕎麦屋さんへ。

『きたみち庵』さん。

ここへは俺が何度か足を運んでおり、季節毎に変わる天ぷらざるそばがお気に入りのお店である。

妻は初訪問ということで、ご案内したという訳。

二人とも、天ぷらざる蕎麦を注文。

かなり待ったが、揚げたて熱々サクサクの山菜や小鮎を含む天ぷらはとても美味しく、大満足!

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一旦、カヌーの里おおちにチェックインし、初めての宿泊となるトレーラーハウスへ。

荷物を運び込み、中をチェック。

老夫婦二人ならば、ここで暮らせそうなほど充実した設備。

ガスコンロと冷蔵鋼だけでなく、電子レンジや炊飯器、

エアコンまで装備されている。
『これはいいなあ!』

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温泉に入ろうと、三瓶山方面へ。

ここも俺のお気に入り、『亀の湯』

一人300円を支払って、温い温泉をのんびりまったりと楽しませて頂いた。

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トレーラーハウスに戻ると、ちょうど晩ごはんのタイミング。

まずはスパークリングワインで乾杯!
今日のメインは、庄原の西田鮮魚店で買い込んできたお寿司とマグロの刺身。

快適な室内で、スパークリングを頂きながら、美味しい握り寿司を堪能した。

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食後は、少し風が落ちたので外へ出てみる。

備え付けのテーブルと椅子に座り、川面を眺めながらビールをグビリ。

日が暮れ始めると、事前に許可を得ていたので、持参した焚き火台と薪で久々の焚き火を楽しむ。

『いやあ、二人で焚き火を眺めながらゆっくりと時間を過ごすのは久しぶりだねえ』

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翌朝はゆっくりと起き出し、朝食は近くのスーパーマーケットで買い出してきた出雲そば。

たっぷりのネギ、天かす、いりこ、玉子と具沢山にしてみた。
初めて温蕎麦に入れてみた出汁用の『いりこ』だが、『いりこ出汁』が出てよりツユの一層美味しさが引き出されている。
『うん、これは美味しいね』

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朝食後、お茶を飲み、散歩をした後は、パックラフトをセッティング。

今日は積載量が限られたマツダ6なので、SUPとパックラフトで妻と二人の漕ぎを楽しもうという魂胆である。


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9時にチェックアウトし、スタッフの方には、これから水面で遊ばせていただくことを伝える。

妻は、初めてのパックラフト漕ぎ&久しぶりとなるSUP漕ぎ。
還暦直前の老夫婦、だいじょうぶであろうか?

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妻が、まずは安定しているパックラフトから漕ぎたいというので、私はSUPで漕ぎ出した。

MRSのパックラフトは直進性も良く、妻も問題なく漕ぐことができているようである。

俺も、昨日とは打って変わって穏やかで水量も大幅に減少した瀞場でのSUP漕ぎを楽しませていただく。

一旦下流に向かって漕ぎ、

そこからUターンして上流側へと漕ぎ登ってみる。


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途中の砂浜で一旦上陸し、妻と交代。

最初はぎこちなかったが、徐々に慣れてきたようで上手くコントロールできるようになってきた。

今日は、1時間ほど漕ぎを楽しんだ後、片付けと着替え。
片付け中には、30年位前にカヌー館に通っていた頃から居られた懐かしいベテランのスタッフの方にお会いすることができ、近況報告や昔の思い出などしばし四方山話を楽しんだ。
『今回は楽しかったです。 また来ますね』

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カヌー館を後にすると、島根ワイナリーホテルのある潮温泉でゆっくりと体を伸ばし、

作木のカヌー館の食堂でお昼ご飯を頂いた。

『へえ、江の川を眺めながらお昼ご飯が食べられるんだねえ。 これは良いなあ』

***

還暦前の老夫婦が、トレーラーハウスに泊まり、久々の焚き火を楽しみ、翌朝はSUPとパックラフト漕ぎを堪能。
『なかなか良い週末だったねえ!』

風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?

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