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2024年6月6日(木) 今週は、施設にとっても大切な仕事をいくつか無事に終えることができ、今日から3連休。
幸い天気にも恵まれそうなので、久々に北三瓶に連泊キャンプに行ってみることにした。
せっかくなので、パックラフトを使った江ノ川ツーリングも楽しもうという魂胆である。
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途中のAコープで買い出しを済ませ、
初めてトライする温泉、波多温泉 満壽の湯に浸かって仕事の疲れを癒し、
お気に入りのキャンプ場にチェックイン。
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持ち主同様に年季が入り草臥れたテント(モンベル・GOREアルパインドーム)を張り、
お昼ご飯。
Aコープで仕入れてきた、日本海の魚の刺身セットと、島根キャンプでは私の定番である出雲そば。
キリンのクラシックラガーで独り乾杯!
『プシュッ』 『トクトクトクトク、シュワワワワー』 『グビグビ、グビリ』 『プハーッ、旨い!!!』
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食後に食器を洗おうと炊事場に行くと、季節を感じるアマガエルが。
小さくて可愛いカエルに癒される。
午後は、kindleで本を読む。
今日は、『ナナメの夕暮れ(若林正恭)』 kindle unlimitedで見つけた本である。
昼ごはんの残りの刺身と出雲そば、家から持参した缶詰などで晩御飯を済ませ、しばし焚き火を楽しんでから、オヤスミナサイ。
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2024年6月7日(金) 今日は晴れて絶好の漕ぎ日和となる予報。
朝ごはんは、ネギをたっぷりと入れたそば。
食事を終えると、クルマで川本町へ。
町の駐車場に車を停め、パックラフトを担いで河原へと向かう。
本当に快晴の心地良い初夏の休日である。
パックラフトを膨らませ、準備完了。
約1年振りとなる江ノ川下りでワクワクが止まらない!
川本町から下流は、瀬と言っても難所はなく、もちろん油断は禁物だが還暦の俺でも安心して川下りを楽しむことができるルートである。
今日は風もなく、川面に映った鏡写しの景色を楽しみながらの川下り。
日向ぼっこを楽しんでいる亀たちは、俺が静かに近づくとそれでも気配を感じて川に飛び込んでいく。
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お腹が空いてきたので、少し早いがおにぎり二個のお昼ご飯をパックラフトの上でいただいた。
その時に岩を見ると、たくさんのヤゴの抜け殻が!
そうか、こんな川からもトンボは生まれて飛び立っていくんだなあ。
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それにしても、今日は本当に最高の川下り日和。
川本町から10キロちょっとでゴールが見えてきた。
パックラフトを引き上げ、乾かしてからパッキング。
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階段を上がり、
橋の上から漕いできた江ノ川を眺め、
バス停へ。
次のバスまでまだ1時間以上ある。
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集落を散策したり、自動販売機でお茶を買い喉を潤したりしてしばしのバス待ち。
ようやく来たバスに乗り込むが、乗客は俺の他には誰も居ない貸切状態。
結局途中のバス停でもお客さんは居らず、最後まで俺一人のために運行していただいたような結果に。
中山間地域の公共交通のあり方について考えさせられるひと時であった。
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川本町からはクルマで近くの温泉へ。 湯谷温泉 弥山荘。
サウナで汗を流し、ぬるめの源泉でのんびりまったり。
途中のJAで島根和牛とトビウオの刺身を購入してキャンプ地に戻る。
この島根和牛がとても美味しかったので、普段のキャンプではあまりコメを食べない俺も白米を準備して、和牛の脂と白米、そしてその後から追いかけるビールとの絶妙なコンビネーションをたっぷりと堪能させていただいた。
幸せなひととき。
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食後はお酒を楽しみながら、少し早めの焚き火。
静かなキャンプサイト。
独り静かに、ゆらゆらと揺れる火を眺め、パチパチと薪が爆ぜる音を聞き、鳥のさえずりを楽しむ至福のひととき。
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2024年6月8日(金) 今朝も温かい出雲そばで朝ごはんを済ませ、散歩に出かける。
田植えを終えて夏を待つ、正しい田舎の景色を楽しみながらのウオーキングを楽しんだ。
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久々となる連泊キャンプで、北三瓶の景色とパックラフトでの江ノ川ツーリングをたっぷりと堪能した今回のドライブ旅。
60歳になってもこんな旅が楽しめていることに、心から感謝である。
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?