あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: リーガロイヤルホテル広島レストラン『シャンボール』&周防大島、車中泊キャンプ

2016年06月26日 | 旅するシーカヤック
2016年6月24日(金) 今日は給料日。 ボーナス支給前の給料日なので、久し振りに妻と食事に出かけることにした。
仕事を終えると、広島そごうで待ち合わせ。
3Fに、にしき堂の売店があったので覗いてみると、『あった』

『MAZA&にしき堂コラボ商品』 ロードスター生産100万台記念パッケージ、もみじ詰め合わせ。

本日発売の、期間限定販売商品である。
NBロードスター乗りとしては、ぜひ手に入れたい一品であった。

***

限定もみじ饅頭を買うと、待ち合わせ場所へ。
そこから妻と一緒に、リーガロイヤルホテルの33Fへ。
今日は奮発して、フレンチレストランである『シャンボール』

予約していたのは、『22周年記念ディナー

まずはシャンパンで乾杯。
ゆったりとした静かな空間で、33Fからの眺めを楽しみながら、妻と二人で一品一品運ばれてくる美味しい料理を楽しむ。
『うん、これは美味しいね』 『ここ初めてだけど、とても良いね。 たまには来てみたいよね』

メインは、『オーストラリア産骨付き仔羊背肉ロティ 温野菜を添えてブルーチーズとエストラゴン風味のジュ・ダニョー』と
『シャラン産合鴨胸肉ロティ 温野菜を添えて モンモランシー風ソース』を注文してシェア。

〆のデザートも、初めて体験した美味しさに感動!

***

2016年6月25日(土) 今日は雨なので、ゆっくりと家を出る。
目指すは周防大島。

下道をのんびりと走り、雨の周防大島に到着。

お昼ご飯は、東屋の下でお弁当とビール。

***

食事を終えると、先日息子が父の日にくれたワインを開ける。

雨音を聞きながら、海を眺め、一人静かに飲むワイン。

なかなか充実した時間。

***

ワインとおやつ。

時折浜辺を散策し、

紫陽花を眺める。


***

夕食は、スキレットでミニステーキ。

岩塩で味付けたミニステーキと、シシトウ、そしてビールとワイン。
『ごちそうさまでした』

***

朝起きると、雨は上がっているものの、風がある。

朝食は、うどんを食べ、食後はコーヒーを飲む。

今日はシーカヤックを漕ぐつもりであったが、風が強いので諦めた。
漕ごうと思えば出られない状況ではないが、これでは楽しくないのでアッサリと諦める。
久しぶりの周防大島で、海を眺めながらビールを飲み、車中泊を楽しむだけで十分リフレッシュできた。

***

金曜日の夜は、初めて訪れたフレンチレストランで美味しいディナーを妻と楽しみ、土日は周防大島でのんびりまったりと、車中泊ドライブを楽しんだ。
さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 雨の休日、母と一緒に賀茂川荘日帰り温泉&ランチ

2016年06月19日 | 旅するシーカヤック
2016年6月19日(日) 朝起きると外は土砂降り。 時折、雷まで聞こえてくる。
PCをチェックすると、呉線は大雨による徐行運転で遅れているようだ。
『うーん、これはクルマで行くしかないかな?』

***

出発予定時刻が近づき、雨は徐々に弱まってきた。
再びPCをチェックすると、呉線の遅れ情報は消えていた。 もしかしたら。。。

駅に電話してみると、今の状態なら遅れはない予定との事。

という訳で、予定通りタクシーを呼び、母と妻と一緒に広駅へ。

今日はこれから竹原までJRで移動なのである。
以前、長男が俺たちにプレゼントしてくれていた、賀茂川荘で日帰り温泉&ランチを楽しめるチケットを使わせてもらう事にしたのである。

目的地は、賀茂川荘。

チケットは二人分なのだが、追加で費用を支払えば人も増やせるということなので、温泉好きな母も誘ったという訳である。

***

定刻に広駅を出発し、

単線の海沿いの呉線列車で、ガタゴトガタゴトと、のんびり列車旅。
約1時間弱で、竹原駅に到着。

駅には、迎えのクルマが来てくださっていた。

乗り込んだのは、俺たち3人だけ。 なんだか申し訳ないなあ。
『よろしくお願いします』

***

クルマで走ること約15分で、賀茂川荘に到着。

まずは、日帰り専用と思われる部屋に案内される。

荷物を置き、お風呂へ。

雨の中、露天風呂にも入ってのんびりまったり。

***

風呂から上がり、しばし部屋で休憩すると、食事の時間。

まずはビールで乾杯!
『グビ グビ グビリ』 『プハーッ、美味い!』
やはりこんなランチには、クルマではなく公共交通機関に限るなあ。


会話をしながら、食事を楽しむ。

いろいろな料理が供され、お腹いっぱい。
三人とも、お腹をさすりながら、『あー、苦しい。 久しぶりに、こんなにたくさん食べたねえ』
『ごちそうさまでした』

***

食後は、奥田玄宗の絵画を拝見したり、

雨上がりの庭を散策したり。

梅雨の雨で緑も深みを増し、

しっとりとした風情の日本庭園。

さすが、『みーどーりーの、べっそう、かーもーがわーそう』と宣伝しているだけの事はある。

***

再びお風呂へ行き、30分程度と短めのお風呂を楽しみ、家路へ。
帰りも竹原駅まで送っていただき、『お世話になりました』

雨上がりの芸予諸島の海を眺めながら、のんびりまったりの車窓の旅。

晴れていれば、とても眺めの良いエリアである。

徐々に空も明るくなり、家に着く頃には晴れ間ものぞいてきた。


***

息子のプレゼントを使わせてもらい、一緒に行った風呂好きの母にも楽しんでもらうことができた梅雨の週末。
なかなか良い雨の休日であった。
さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 3泊4日_しまなみ海道~尾道・あかとら~島根半島、堪能ツーリング

2016年06月12日 | 旅するシーカヤック
2016年6月9日(木) どうやらこうやら仕事の山を乗り越え、次の仕事の仕込みの時期に入った。 天気も梅雨の中休みの様子。
『ようし、今日は午後休にして、明日も有給にしよう!』
仕事も遊びも両方とも一生懸命の俺には、こんなメリハリが大切だ。

昼から家に戻り、PCで天気予報をチェックする。 『うん、まずは”しまなみ海道”方面だな』

夕方、少し早めに大三島のいつもの浜に到着した。

少し雲はあるものの、梅雨としては恵まれた天気。
まずはビールで、独り乾杯!

バカラのグラスに注いだビールを、静かにグビリ。
『ああ、沁みるなあ』

***

芸予諸島の夕暮れ。

こんな美しい景色を眺めながらのビールは、一味違う。

夕食のメインは、四川風辛味噌そぼろうどん。

たっぷりのネギと、温泉卵で、これは美味そうだ。

暮れ泥んでいく、芸予諸島の海を眺めながら、ビールをグビリ、日本酒をチビリ。
『おやすみなさい』

***

朝起きると、海はまるで墨絵の様な幻想的な眺め。

朝食は、ありもので。

海老のビスクスープと、温泉卵ガパオ添え、そしてヨーグルトとコーヒー。
『ごちそうさまでした』

***

食事を終え、キャンプ道具を片付けると、出艇の準備。

まだ霞はかかっているが、日も出て晴れそうな雰囲気である。

今日は、大横島へ。

穏やかな芸予諸島の海を、ウッドのグリーンランドパドルで、しずしずと漕ぎ進む。
なんとも気持ちのよい時間。

***

狭い海峡を漕ぎ進み、

お気に入りの浜へと向かう。

ここでは、シーカヤックを引き上げ、しばし休憩。

持参したお茶を飲み、のんびりまったり。

再び漕ぎ出し、出発した浜へと戻ってきた。


***

シーカヤックをカートップシ、カヤックと道具を潮抜きして着替える。
車で移動し、大山祇神社へ。

まだ朝早いので、比較的人も少なく、静かな境内。

いつ来ても、ここの清々しい空気が心地よい。

有名な大楠。

やはり、この神社の名物である。

旅の安全を祈願。


***

多々羅大橋のたもとにクルマを停め、自転車に乗り換える。

今日は、多々羅大橋を超えて生口島までサイクリング。

久しぶりに自転車で越える多々羅大橋。

橋の上からの眺めは、やはりしまなみ海道ならでは。


***

生口島のサイクリングロードを快適に走り抜け、耕三寺でUターン。

お昼ご飯は、中華せとだ。

俺のお気に入りである、にんにくラーメンを注文。

たっぷりのニンニクが、なんとも言えず良いのである。 『ごちそうさまでした』

***

ここから、大三島に漕ぎ戻る。

大三島で、マーレグラッシアに立ち寄り、ゆっくりと潮湯に浸かって疲れを癒す。
そして尾道へ。

今日は、火事のニュースで大変な尾道。

それでも海沿いは、いつもの尾道の風情が感じられる。

穏やかな尾道水道の眺め。


***

今日の目的は、”あかとら”さんでの食事。

ここは、何度か訪れたことのあるお気に入りのお店であるが、訪問は本当に久し振り。
昨夜電話したところ、一人でも予約できるとのことで、5,000円のコースを予約していたのである。

まずは生ビールで乾杯。

最初の一品が、これ。

冷製茶碗蒸し。
一口食べると、すでにノックアウトされてしまった。
なんとも美味しい、具沢山の茶碗蒸し。 『いやあ、これは参った』

***


刺身。

アナゴ。

具沢山のナス田楽。

肉料理の次は、オコゼの唐揚げ。

『うん、これは旨い』

***

そして、お茶漬け。

ご主人が、『まず、アサリの唐揚げだけ食べてみてください。 それだけでお酒が飲めますよ』
というわけで、一口パクリ。
『おお、これは。。。』 本当にこれだけで日本酒がたっぷり飲める旨さ!
そしてデザート。

『ご馳走様でした。 久しぶりに来ましたが、本当に幸せな時間でした。 次回は是非、妻と一緒に来ます』


予約していた安宿に戻り、『オヤスミナサイ』
今日は、最高に幸せな1日であったなあ!!!

***

朝起きると、天気予報をチェック。
『オー、これは』
今回行きたかった島根半島で、なんとか漕げそうな雰囲気の天気予報。
もう一泊延長することを決め、宿を辞して島根半島へと向かう。

距離にしてわずか175km、時間でも2時間半である。
途中、朝食を買いに入ったコンビニの駐車場で妻に電話。
『あー、予定を変更してもう一泊することにしたよ。 島根半島へ行ってくる』
そんな気まぐれな俺に慣れている妻は、苦笑いしつつ、『はいはい。 了解です』

***

そんなこんなで、いつもの浜に到着。

快晴ではないが、晴れ間ものぞき、絶好のツーリング日和。
早速出艇の準備。

小波海水浴場は、遠浅で美しい海の色が特徴である。

今日は、貸別荘のある半島の先端方面へ。

この時期の日本海は穏やかで、絶好の漕ぎ日和。

瀬戸内海とは違う雰囲気の岩を眺め、透明度の高い海を楽しみながらのパドリング。

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***

スマホは、100円ショップの防水ケースに収納。

穏やかな日本海も、少し体感する空気の温度と湿度が変わってきた。

そろそろ切り上げ時かな。


***

道具を片付け、お風呂に向かっていると、突然の豪雨。

『うん、やっぱりあの時感じた空気の変化は本当だったんだ』

***

お風呂で潮抜きをすると、買い出しへ。

いつものパン屋さんで、今日の昼食と明日の朝食を購入。
その後、スーパーを2軒巡って買い出し。

浜に戻ると、少し遅めのお昼ご飯。

美味しいパンとビール。

***

しばし、海辺を散策。

夕方には、急に雨が降ってきた。


***

夕食は、うどんと、

刺身。

旬のトビウオと、地元のヒラマサ。

雨が上がると、夕暮れの一時。

こんな景色を眺めながら飲むビールの美味いことよ!

そして日没。


***

朝起きると、静かな日本海。

朝食は、昨日買っておいた塩パンとヨーグルトパン、そしてコーヒー。

静かな日本海を眺めながら、浜辺で飲むコーヒー。
こんな時間が大好きだ。

キャンプ道具を片付け、家路につく。


***

いやあ、この週末は3泊4日でしまなみ海道から島根半島まで足を伸ばし、カヤック&バイク、そして美味しい”あかとら”さんのコース料理までたっぷりと堪能することができた。
なんとも幸せな休日であったことか!

さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 広島交響楽団、ディスカバリーシリーズ&庄司紗矢香、無伴奏ヴァイオリン

2016年06月04日 | 旅するシーカヤック
2016年6月3日(金) 今日は、広島交響楽団、秋山和慶のディスカバリーシリーズが開催される日。
前日に急に入った夕方の会議を終えると、広島のアステールプラザへ。

今日は、妻と次男との待ち合わせ。

***

前から気になっていたプログラムがあるということで、今回のチケットを入手したのである。

それは、ジョリベの打楽器協奏曲が今回演奏されるということ。
クラシックが好きな俺は、広島交響楽団のコンサートに時々行っており、その時に一番後ろで目立たない場所での演奏でありながら、ここぞという時の太鼓やシンバルの効果の高さに感心し、打楽器演奏者に関心を持っていたのだ。
そして今回は、なかなか普段演奏されることのない、打楽器協奏曲が演奏されるということで、一も二もなくチケットを購入。

***

夕方になり、開場も間近。

秋山さん監修のディスカバリーシリーズ。

今回のサブタイトルは、『広響の新たな才能と天才モーツァルトの肖像1』


***

最初は、ジョリベの打楽器協奏曲。
第一楽章から第四楽章まで、それぞれの章で異なる打楽器が演奏される。
その技術の素晴らしさに加え、これまた複雑でシンクロが難しそうなハーモーニーに感動。

二曲目は、弦楽メインの『弦楽のためのピッコラ・シンフォニア』
そして三曲目は、管楽器による編成で、モーツァルトの『グラン・パルティータ』

いやあ、素晴らしい!

ストレスフルでタフな一週間の仕事を終えた後、地元のホールで楽しんだクラシックコンサート。
ストレスも吹き飛び、最高の週末。

***

2016年6月4日(土) 雨の今日も、昼から再びアステールプラザへ。

今日は、待ちに待った庄司紗矢香のコンサートの日。

俺は、楽器の中でヴァイオリンが一番好きなのだが、日本でも有名な庄司紗矢香が広島で無伴奏でのコンサートを行うというのだから、行かないわけにはいかないではないか!

***


14時半会場で、15時に開演。
今日、演奏される曲は、

幻想曲とフーガ ト短調BWV542
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz.117
ヴァイオリン独奏のための『エクスタシス』(脱自)《広島初演》
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番二短調BWV1004

***

アステールプラザのオーケストラ等練習場で行われた、スモールでの無伴奏コンサート。
演者の息遣いすら聞こえてくるような近距離での鑑賞。

どの曲も素晴らしかったが、最後の、無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番二短調BWV1004は圧巻。
目を瞑って聴いていると、美しく組み合わされた音が立体的に目の前に渦巻き、心をザワザワと揺さぶり、いつしか自然に涙が溢れていた。
音楽を聴いて涙が流れるというのは、広響のコンサートでチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を聴いて以来である。

***

素晴らしい演奏が終わると、会場からは鳴り止まない拍手の嵐。
これは、本当に素晴らしい時間を過ごすことができた。
妻と二人で、正に至福のひと時。

***

先週末のひろしま美術館に続き、今週は金曜土曜とコンサート続きで、幸せな週末!
さて、明日はどこ行こう?

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