あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 新見〜方谷・自転車ツーリング&マツダ6の2Lガソリン車が50km区間燃費で21km/Lを記録

2019年11月10日 | 旅するシーカヤック
2019年11月9日(土) 金曜日にマツダ6の1,000キロ点検を済ませ、今日からの週末は、備中高梁方面へと一泊でのドライブ旅行。
サイクルラックも装着し、久しぶりに自転車を積んでのドライブである。

朝6時前には家を出て、下道で福山まで行き、途中で朝食を食べ、そこから新見に向かって北へと向かう。

俺のマツダ6は、2Lのガソリン車。

約1.5トンの車重なので、2Lでは物足りないと思っている人も多いだろうが、ピックアップの良いエンジンフィールと、滑りとシフトショックを感じないATのおかげで、俺にとっては特にストレスもなく長距離ドライブを楽しめている。

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新見駅に到着し、駅前の駐車場にクルマを止めると、自転車を下ろしてサイクリングの準備。

今日はちょうど良い気温で、空は秋らしい快晴。

川沿いの道を、のんびりまったりペダリング。

途中で神社を発見。

背景となっている山との組み合わせが、なんとも良い雰囲気の大本八幡宮。

ここでは、旅の安全を祈願しておいた。

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すぐ近くの石蟹駅では、何か大きな設備を設置する作業をしているようで、鉄道ファンの方々がホームから写真を撮影されていた。

ここからさらに南下を続ける。

途中では、歩行者専用の吊り橋も見学。


衣掛の滝。

ここではベンチに座り、お茶を飲んでしばし休憩。


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ようやく目的地である、方谷へ。

ここまで約2時間弱の、ちょうど良いお散歩サイクリングであった。
駅舎の所に自転車を置かせていただき、列車が来るまでしばしの待ち時間。

持参していたパンとお茶で、すいたお腹を少し鎮める。

駅舎には、山田方谷さんの展示があるようだ。

しばし見学。

ほぼ1時間毎になっている列車の時間が近づいたので、ホームへと移動。

無人駅だがホームと待合ベンチは立派である。

ここで、先ほど手に入れた山田方谷さんの生い立ちや業績に関する資料を拝見。

初めて聞く名前であったが、読んでみるとその素晴らしい生き方に引き込まれた。

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定刻に列車が到着し、乗り込む。

車窓からの景色も素晴らしい。

新見駅に到着。


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ここからは、自転車の回収であるが、まずはお昼ご飯。
ネットで見つけた、新見ラーメン・いぶき。

メニューは豊富だが、その中でおすすめという、いぶきそばを注文。

これが、いぶきそば。

スープも麺も美味しくて、大満足であった。
『ご馳走様でした!』

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クルマで方谷まで行き、自転車をピックアップすると、吹屋へと向かう。










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散策を終えると、今日の宿へ。

夕方にはお風呂に入り、のんびりまったり。


夕食は、千屋牛食べ比べ。

鉄板焼き。

しゃぶしゃぶ。

地酒もいただく。

試飲させていただいた、藤の花のお酒が絶品!


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朝起きると、外は快晴。

紅葉も綺麗である。



朝食を食べると宿を辞す。
ここでは、復路の燃費もチェックしようということで、トリップ計のBをリセット。

途中、約50km走行したところで安全な路肩に止めてアイドルストップ状態でチェックすると、

なんと平均燃費は、21km/L!
ガソリン車の2Lにしては、上出来の燃費である。

ここからは街中を抜けることになるため、信号でのゴーストップや渋滞でどこまで維持できるかが楽しみである。

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玉島からは、案の定ノロノロ運転で、徐々に燃費表示は悪化。
11時前には、お昼ご飯の予定地である、笠岡のしゃこ丼の店に到着。

ここは、以前に何度が訪問したことがあるお店。

改めてメニューをチェックし、

しゃこ丼定食を注文した。

この、しゃこ天としゃこ酢がなんとも美味い!
ビールが飲めないのが残念ではあるが、今度列車でくることにしよう。

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ここから呉まで下道ドライブ。
呉に到着した時にチェックすると、下道往復での平均燃費は17.3km/L。

復路だけなら、なんと19.2km/Lという記録を達成!!!

復路途中の50km区間燃費ではなんと驚きの21km/Lだったので、2号線のノロノロ運転や信号でのゴーストップによる悪化があってもこれなら、マツダ6のガソリン2Lでも大満足である。

以前シーカヤック運搬用に使っていた2.3Lアテンザスポーツワゴンでは、ハイオクガソリン仕様で、遠出で12km/L〜ベストで14km/Lだったので、レギュラー仕様でこの燃費であれば言うことはない。

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風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

瀬戸内シーカヤック日記: 夏のシーカヤック教室・番外編_とびしま海道キャンプツーリング

2019年11月03日 | 旅するシーカヤック
2019年11月2日(土) 今日は、夏のシーカヤック教室を行っている施設の希望で、スモールなキャンプツーリング。
高校生1名と職員さん1名、そして俺の3人という少人数ではあるが、シーカヤック教室始まって以来のキャンプ旅となる。

これまで、夏が終わるとシーズンの〆として近くの島まで漕いで渡り、釣りをしたり、泳いだり、カレーを作ったりして遊んではいたものの、キャンプは初。
何度か相談を受け、ようやく日程調整ができて、今日実施という事になったのである。

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晴れてはいるものの、少し北東の風がある。 そして海は若干ザワザワしているものの、今日のメンバーと船割なら漕げると判断。
俺がシングル艇に、高校生と職員さんにはタンデム艇に乗ってもらい、『じゃあ、出発しようか!』

島と島との海峡は、上げ潮と北東の風がぶつかって少し騒ついてはいるが、これまでの練習とは違い、瀬戸内海のツーリングとはどういうものかを経験してもらうのには丁度良い程度のプチ試練である。

俺がコース取りをし、後ろに向けて、『手を止めずにしっかり漕げよー!』と檄を飛ばす。


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常に向かい風ではあるが、漕ぎ上がる事はできるので、岸沿いに進んでいく。

途中の港でしばし風を避け、一休み。

もう少し行くと、無人島がある。

途中の小さな社で旅の安全を祈願し、無人島の小さな浜にシーカヤックを揚げて一休み。


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なかなか向かい風は治らないが、それでも快調に漕ぎ進む。

昔つくられた、海沿いのみかん畑の石垣も見学。

ここからは、小さな島と橋が連続する、このコースの見所である。

ここでも潮がぶつかり、少し騒ついた芸予の海。


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約2時間で、目的地の浜が見えてきた。

到着!

海の中には、見たことのないこんなクラゲが。。。


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陸上班が運んでくれていた荷物を取り出し、テントを張ってブルーシートに寝転がる。

風は残ってはいるものの、ここは風裏でもあり、秋の青空が最高である。
時間はたっぷりあるので、kindleを取り出し、宮本常一を読む。


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『ちょっと散歩でもしてみようか』

農道を登り、

秋を感じさせるミカンを見学。
少し山を登っただけで、いい感じの景色に出会うことができる。


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Uターンして、少し北側の道にも立ち寄ってみた。

急な下りの山道を発見。

まるで迷路のような楽しさである。

海岸では、こんな流木の表面に魅了された。


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夕方になると食事の準備。

今日は、夕焼けも特別に美しい!

夜は、職員さんたちも合流してバーベキューを楽しみ、

久しぶりとなる焚き火も堪能した。
『火は大きくしすぎないように。 大人の焚き火にしようぜ』

火の管理を任せた高校生は、焚き火がとても気に入ったようだ。
『な、やっぱりキャンプは焚き火がいいだろう!』

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朝起きると、曇りではあるが、風は落ちていて漕ぎやすそうな天候である。

帰りは余裕もあるので、少し寄り道してみた。

小さな島をグルリと回り、

お気に入りの水路へと案内。

逆潮ではあるが、流れが弱いルートを探し、湾や島沿いではエディーも利用しながら、効率的な漕ぎを心掛ける。

ここまでくれば、彼らにとってもいつもの練習場所。


『お疲れ様でした!』
カヤックと道具を潮抜きし、シャワーをお借りして、昼ごはんもいただき、帰路へ。
夏のシーカヤック教室初となるキャンプツーリングは、無事終了することができた。

マツダ6、セダンでシーカヤック。
今の所、完璧なカヤックキャリアとして活躍してくれている!

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風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?

瀬戸内シーカヤック日記: セダンでシーカヤックライフを楽しむ_とびしま海道・芸予ブルー堪能ツーリング

2019年10月27日 | 旅するシーカヤック
2019年10月26日(土) 今日は久し振りにシーカヤックをカートップして、海へと向かう。
先日、11万キロを超えたワゴンのエンジン&トランスミッション不調を切っ掛けに、新車へと買い替え、納車まで約1ヶ月要したので、SUPを2回漕いでみたり、カヤックを借りて海に出てみたりはしていたものの、ようやく自分の車で海に行けるというのは、やはりワクワクするものである。

今回手に入れたクルマは、セダン。
これにシーカヤックをカートップすると、こんな感じである。

『いやあ、美しいなあ』
同じクルマでワゴンもあるのだが、ルーフレールの位置の制約により、シーカヤックの積載が後ろ寄りになるのでバランスが悪く、これに対してセダンならこんな感じでほぼセンターに積載できるのである。

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今回クルマを買い替えると言った時、俺の趣味を知っている人は、『え、セダンにするの?』という反応が多かった。
しかし、俺はこのマツダ6のセダンの姿が好きだったし、車中泊さえ諦めれば、大きなトランクにキャンプ道具やシーカヤック道具が積み込める見込みがあったので、全く迷いはなかったのだ。

それに、荷物がトランクに隔離されていることで、室内のスッキリした見た目も、荷物が擦れ合う音が気にならない事も含めて、とても快適な室内空間が確保できることは、今回の新たな発見である。

しかも、スライドバーを奢ったので、シーカヤックの積み込みもラクチン。

これからの、セダンでシーカヤックライフが楽しみである。

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久し振りのフル装備。

少し雲はあるものの、風はなく絶好の秋のツーリング日和。

独り静かに、とびしま海道の海へ漕ぎだした。


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今日は、三角島を巡ってみることにしようか。

手に馴染んだ名パドル、アークティックウインドで、ゆっくり・しっかりと漕ぎ進む。

順調に、三角島へと到着。


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ここからは、カウンタークロックワイズで一周してみることに。

秋の到来を感じさせる紅葉を愛で、

芸予ブルーの海と空を眺め、

昨年の豪雨によって崩れた崖に心を痛め、

それでも芸予ブルーの海と空に癒される。

『ああ、やっぱりシーカヤックはええなあ!』

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大崎下島と三角島とを結ぶ、小さなフェリー。

空は徐々に晴れ間が広がってきた。

引き潮のはずだが、流れは弱く、順調に漕ぎ進む。

小さな無人島の浜で、しばし休憩。

今日は、約1時間半ほどのお散歩ツーリングを楽しんだ。

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シーカヤックを引き上げ、持参した水と電動ポンプでカヤックと道具を潮抜き。
スライドバーを使ってカートップし、岡村島へと足を伸ばす。

セダンでシーカヤックという提案。

なかなか良い感じである。


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お昼は、御手洗へ。

いつもの、みはらし食堂さんで、ラーメンをいただいた。

今日はお客さんも少なく、静かな店内。

そして、昔懐かしい中華そば。

『ご馳走様でした』

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この辺りの景色は、本当に美しい。

夕方早めに、今日の宿に入る。
お風呂でのんびりと過ごし、風呂上がりのビール。

『ゴク、ゴク、グビリ』
『プハーッ、美味いなあ!』

このように、何度も通い、まるで自分の別荘のようにゆっくりと過ごせる定宿が、とびしま海道の他、出雲や山口にもある。

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堅い島ドウフ。

好きなワンタン。

今日の晩飯は、こんな感じ。


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誰もいない貸切の宿で、独り静かに酒を飲み、何かを想い、そして何も想わない、貴重な時間。

そして、早めに家に戻った日曜日は、週末を実家で過ごすべく戻ってきていた長男も含め、久しぶりに家族4人で島根の温泉に出かけ、みんなで交代しながら運転し、マツダ6の試乗会。
それぞれに、自分が持っているクルマと比較しての、マツダ6の良さを感じてくれたようである。

待っていた新車が手に入り、シーカヤックライフもようやく通常に戻ってきた。
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?

瀬戸内シーカヤック日記: 『岡本太郎の沖縄』&源蔵で昼飲み、旬麺晴れる家で汁なし担々麺&新しいシーカヤック用セダンは18.2km/L

2019年10月22日 | 旅するシーカヤック
2019年10月19日(土) 朝、新聞を読んでいると、地元の映画館の上映プログラムにふと目が行った。
『岡本太郎の沖縄』
どうやら期間限定で、横川シネマで上映されるようである。

沖縄といえば、俺は以前沖縄病に掛かり、毎年のようにシーカヤックを漕ぎに行っていた時期があるのである。

当時、まだ子供達は幼稚園や小学校の小学年で、妻がママさんバレーに行っている留守番の夜には、沖縄民謡をCDで掛けながらみんなで歌っていた楽しい時間を思い出した。
その後、家族で沖縄の離島に旅に行ったし、次男とは二人で沖縄でのシーカヤックツーリングにも参加した。

***

ふと見つけた新聞の映画欄。 『これは、行かねばなるまい!』

と、言う訳で俺は雨の中を歩いて駅まで行き、新白島で降りてしばしウオーキングも楽しんだ。
横川シネマは初めてだが、どうやらここらしい。

『岡本太郎の沖縄』


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映画は、民俗学や岡本太郎の芸術作品に関心がある人なら、十分楽しめる内容であったと思う。
俺も、ホクレア号の沖縄訪問のタイミングで、たまたま沖縄にリフレッシュ休暇で居合わせた以前の沖縄旅で、久高島にも訪問したことがあるので、思い入れを持ちながら鑑賞することができたのである。

映画を楽しむと、横川駅から広島駅へ。

広島駅で降車し、少し歩いて駅前の源蔵さんへ。


まずは、もちろん大好物の生ビールを注文。

そしてメニューを確認し、刺身定食もお願いした。


***

満席の店内で、相席ではあるが、源蔵らしい雰囲気を楽しみながら、ビールを『グビリ』
定食がほぼ終わると、今度は『あら炊き』を注文。

もちろんこれには、日本酒である。


『ご馳走様でした』


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2019年10月21日(月) 今日は歩いて広へ。
お昼ご飯は、初めて訪れる『旬麺晴れる家』さん。

店内は少ない収容人数ではあるが、11時半直ぐの入店だったので、まだ余裕を残したままカウンターの末席に座らせていただけた。
メニューをチェックし、

知るなし担々麺の、辛さ4とご飯半分を注文。

***

やってきたのは、これ!

しっかりと、マゼマゼすると、こんな感じに。

美味しい汁なし担々麺をいただき、汁が残ると、

ご飯を投入して、

最後まで、美味しくいただいた。

『ご馳走様でした。 美味しかったです!』

***

ここからは、ディーラーさんへ。
10年ほど、シーカヤックキャリアとして活躍してくれていたワゴンがエンジン&トランスミッション不調になり、そこそこの額となった修理費用の見積もりをいただいた段階で諦め、既に結構の距離と年月を走っていたので新車に入れ替えようと思ったのである。
注文してから納車まで1ヶ月近くを要したのだが、今日がその納車の日。

様々な機能や設定について説明をいただき、幾つかの書類にサインをして、久し振りの新車に乗り込む。
『この度は、いろいろとお世話になりました』

***

まだ慣らしが終わっていないので、ゆっくりと海沿いの道を走り、音戸へ。

キャリアは、せっかくなのでスーリーの最上級品を奢ってみた。

スライドするのが、積み込みに便利そうである。

新入社員の時に、フェスティバキャンバストップを購入したのが初めてのクルマで、その後はスペクトロン(ボンゴ)、モンデオワゴン、ロードスター、アテンザワゴンという車歴であり、セダンを買うのは俺のクルマ人生で初めてのことである。

ディーラーの人によると、このクルマのセダンでルーフキャリアを装着したのは初めてだとの事。
俺も様々ネットで調べており、モデルチェンジ前のセダンでは1台だけ見つけたが、モデルチェンジ後の最新の車種かつセダンで、ルーフキャリアを装着したクルマをまだネットでは見つけられていない。
もしかしたら、日本で最初の6セダンへのルーフキャリア装着かも!

***

22日は、新車で北へ。
夜が明ける前に家を出て、下道で島根へ。
お気に入りの温泉に浸かる。

休日の朝、貸切のお風呂でのんびりまったり、最高の時間。


次は三瓶へ。
サヒメルが、今日の祝日は無料という事で、立ち寄ってみた。

大型ドーム映像で、三瓶の冬の景色を楽しませていただいた。

これは、なかなか見応えのあるプログラムだなあ!

お昼ご飯は、昔食べた事があるお蕎麦屋さんへ。

天ぷらザル蕎麦定食を注文。

この蕎麦がなんとも美味しい!
ツユも俺好みである。

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呉まで戻り、今日は約320km走って、クルマの燃費計は18.2km/L。

ガソリンの2L、6ATのクルマだが、遠出でリッター18キロを超えてくれるのは嬉しい限り。

オープンドライブを楽しめる、22万キロを超えたNBロードスターと、久し振りに手に入れた長距離ドライブを快適に楽しむ事ができるセダンの新車の2台体制は、俺にとっては理想的である。
さて、これから5万キロ、10万キロ、20万キロと一緒に過ごし、想い出を重ねていきたいものだ。

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風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?

瀬戸内シーカヤック日記: 台風の影響が残る週末は、地元で両城の200階段〜川原石を散策

2019年10月13日 | 旅するシーカヤック
2019年10月13日(日) 遠く離れた地域を通り過ぎた台風ではあったが、ここ呉でも未だに強風が残っている。
まだシーカヤックキャリアとなるクルマが手元にないこの週末は、せっかく晴れたので地元のエリアを散策することに。

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家からバスに乗り、妻と連れ立ってまずは呉駅まで。
そこからは、歩いて三条へと向かう。

青空に秋の雲。
少し歩くと、三条の商店街である。

ここも、以前の賑わいの微かな名残は残しているものの、シャッターが閉まったままのお店が多いのは残念である。

呉駅からもそれほど離れておらず、便利な場所だとは思うのだが、こういう空き店舗や駅近のエリアを再び輝かせる良いアイデアはないものであろうか?

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歩いていると、かつての銭湯と思われる建物を発見。

今日の目的である、両城の200階段も近いようだ。

この辺りからは、その200階段を眺めることができる。


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小学校があったので、少し立ち寄ってみる。

この学校には、立派な木が植わっている。

この木は、ここの小学校の素晴らしいアイコンになっているなあ。
卒業生がここに来ることがあれば、この木を眺めることで、昔のあの時間に戻ることができるのであろう。。。

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創立時から残っているという、石の門。

その由来が記されている碑も残されていた。

驚いたのは、石が並べられた庭園。

どうやらこの小学校の名物の一つらしい。

なかなか新鮮な発見であった。


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商店街には、こんなスポットが。

不思議なお面も。


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いよいよ、200階段である。

確か10年くらい前にも、妻と次男と一緒に散策した覚えがあるのだが、かなり前なので記憶は定かでない。

入り口は、こんな感じで結構狭い。
ゴミ入れは、昔懐かしいコンクリート製。

『そうそう、昔はこんなゴミ入れだったよなあ』

煉瓦造りの壁。

急勾配の階段。

これは、年になったら厳しいよね。

上まで登ると、呉市内が一望できる。

駐車場は、平地が少ないエリアにしては思ったよりリーズナブルな料金設定。


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こんな車も発見。

確かにこんな狭い道の上にあるエリアなら、超小型モビリティって、リアルかもしれないなあ。

ここからは、しばし上のエリアを散策してみる。

こんな階段もあるんだなあ。

十数年前に、急傾斜地の多いこのエリアから住宅を移す事業が行われたらしい。

この階段とその近くにあるかつての居住地跡をみると、移転事業の意味が理解できる。

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少し引き返し、河原石側に向かってしばし散策。

芸予諸島の眺望が楽しめる山道を歩き、

こんな裏道も観察しつつ、

少し風はあるものの、日差しが心地よい秋の散歩を楽しんだ。


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ここからは、ようやく下りの道へ。

坂の上の方に残っていた、清涼飲料水の自動販売機。

かつては、坂を歩いて登ってきた人が、喉の渇きを癒していたのかもしれないなあ。

通学路の標識。

防犯のために設置された器具。

懐かしい、チチヤス特別牛乳の看板。

ようやく、呉線のところまで下ってきた。


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これまた、かつての銭湯跡。

魚屋さんの屋外冷蔵装置。

良い風情の残る建物。


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いつもは車で通り抜ける場所も、歩いて散策すると新鮮な気持ちである。

井戸のポンプ。

ここにも、銭湯の跡が。。。

こんな公共スポットもあるんだなあ。


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駅前の、そごう跡にはこんな絵が。

今日歩いてきたエリアの現状を考えると、呉市にとっては、今更ながらの駅前の開発よりも、優先的にやることがあるように思われるのだが。。。

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風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

瀬戸内シーカヤック日記: ロードスターで一泊二日のオープドライブ_秋の山陰巡り旅、玉置浩二・コンサートツアー

2019年10月06日 | 旅するシーカヤック
2019年10月5日(土) 最近近場で遊ぶことが多かったので、久しぶりに遠出がしたくなり、ロードスターで旅に出ることにした。
台風一過で空気が入れ替わったのか、朝はひんやりとして絶好のオープンドライブ日和。

幌を開けて北へと向かう。
三次からは車が少ない54号線に入り、景色と澄んだ空気を楽しみながらの、のんびりドライブ。

頓原では、開店一番乗りで、出雲そばの一福さんで、ざるそばをいただいた。

『うーん、やっぱり美味しいなあ』

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道沿いには、秋の花が。

空は快晴で、少し気温が上がってきたものの、とても爽快なオープン旅である。


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久しぶりに三瓶山に立ち寄ってみる。

残念ながら、観光リフトは設備故障のため運休中であった。

せっかくなので、西の原にも。

ここでは、しばし草原を散策。

涼しい風が通り抜け、気持ちの良い秋の休日。


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ここからは、これまた久しぶりに小屋原温泉に行ってみた。

4つある風呂が、まだ空いているとのことで、500円也を支払って、1時間の入浴へ。

ここは本当に何年振りであろうか?

それにしても、本当に良いお湯だ。

炭酸泉なので、浸かっていると体に泡がたくさん付着する。

1時間ほど入ると、湯温はそれほど高くないのだが、体の芯からポカポカである。

***

日本海に出て、海岸線のドライブを楽しむことに。

掛戸松島だそうである。

こんなところがあるなんて、知らなかったなあ。

近くの海岸では、ペットボトルのお茶を飲みながら、しばし日本海の荒波を眺めて過ごす。




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稲佐の浜へ。





曇ってはいるが、神々しい雰囲気の光の演出。

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お気に入りのスポットである、日御碕神社へ。

晴れていれば、青い空と朱色の神社のコントラストが美しいのだが、今日は残念ながら曇り空。











経島の景色も。


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山を越え、北側の海岸へ。

これまた久しぶりの猪目洞窟。

今日は初めて下まで降りてみた。

昔の漁船の舵や艪が。

奥はこんな感じであった。

外に出ると、荒れた日本海。


***

途中で朝食用のパンを買い出し、宿へと向かう。

島根の定宿、持田屋旅館さん。
部屋に入り、料金を支払うと、女将さんとしばし四方山話。

ここは、息子達が小さい頃に日本海に海水浴に来て泊まって以来、長いお付き合いなので、女将さんとの会話も弾む。

夕方には、食事へ。

これまたいつもお世話になっている、『味屋七海』さん

今日は、俺が一番乗りで、かつ当分のあいだ他のお客さんが居なかったので、カウンターで女将さんや大将との会話を楽しみながら、ビールや日本酒を美味しくいただいた。
『ご馳走様でした。 また来ます!』

夜は、部屋で本を開く。

久方ぶりに本棚から引っ張り出してきた、『砂の女(安部公房)』
この独特の世界観に、グイグイと引き込まれてしまった旅の夜。

***

朝起きると、夜のうちに雨が降っていた模様。
道路がしっとりと濡れていた。

8時前に宿を辞す。
『おかげさまで、今回もゆっくりできました。 また来ます!』

途中、この時期の楽しみの一つである仁多米の新米を購入し、帰路につく。

***

呉まで戻り、ガソリンスタンドへ。

今回は、2日間で492km走ったのだが、燃料計の針は真ん中を少しすぎたレベル。
『これは燃費が期待できそうだ』

計算してみると、

18.99km/L!!!
ほぼ、1Lあたり19キロという、これまでで最高の燃費を達成した。

ロードスターの走行距離は、

22万8千キロを越えているが、エンジンはまだまだ絶好調である。

秋の景色と温泉、地元の居酒屋さんでの美味しいお酒を堪能した、一泊二日のオープンドライブ旅。
この週末も、最高に楽しかったなあ!

***

家に戻ると、少し休憩して、妻と次男とともに次男のクルマを俺が運転して広島へ。
向かうは、上野学園ホール。

今日の17:30から、楽しみにしていた玉置浩二のコンサートがあるのである。

まだ少し時間があるので、川沿いを少し散策。

17時に開場して、ホール内へ。

玉置浩二のコンサートは初めてであったが、バラードでの感動あり、お客さんも一緒に楽しめる演出や気遣いもあり、最高に楽しめたコンサートであった。
この人の日本トップとも言える素晴らしい歌声は、こんなにも多くの人を楽しませ、感動させることができるのだなあ!

***

風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

瀬戸内シーカヤック日記: 初秋の芸予諸島でお気軽島渡りタンデムツーリング

2019年09月29日 | 旅するシーカヤック
2019年9月29日(日) SUPを楽しんだ翌日は、日帰りでのシーカヤックツーリングの予定。
私としては珍しく、少し前からカヤックを始めたという職場の同僚を誘い、近くの海へお気軽お散歩ツーリングの予定。

今週末の天気予報はコロコロと変わったが、昨日のSUPの時には最初こそ曇りであったが、途中からは晴れて気持ちの良いパドリングを楽しめた。
今日も、朝から晴れ間が出て、なかなか良いシーカヤック日和になりそうである。

***

途中のコンビニで待ち合わせ、お昼ご飯を買い出してから、島へと向かう。
今日も、カヤックキャリアとなるワゴンは使えない状態なので、今回はカヤックをお借りして海に漕ぎだすプランである。
施設に挨拶し、タンデムカヤックをお借りして、海へと運ぶ。
風も弱く、絶好のコンディション。

『じゃあ、漕ぎだしますか』

今日は大潮だからだろうか、いつもはあまり見ない釣り船も多く見かけた。
そろそろ潮止まりの時刻であるが、まだ海はザワザワしている。


***

島が多くあり、潮流が複雑なこの辺りの海の状況を解説しつつ、休憩予定の浜を目指す。
まだ上げ潮に乗って漕げるため、快調なパドリング。
『じゃあ、あそこの浜に上がって休憩しましょう!』

ここは、俺がお気に入りの浜の一つ。

抜けの良い景色と、透明度の高い綺麗な海と浜が、何よりの贅沢である。

今日は、初秋の芸予ブルー。


***

『お昼までもう少しあるから、別の場所まで漕ぎましょう』

小さな湾に沿って漕ぎ進み、

岬を回り込んで東進する。

しばらく漕ぐと、造船所の跡地。

ここからUターンして、お昼休みの浜へと漕ぎ戻る。

途中、海岸の岩や景色を楽しみながらの、のんびりパドリング。


***

浜へ上陸。

お昼ご飯は、コンビニ弁当。

ビールがなくとも、例えコンビニ弁当であろうと、美しい景色を眺めながら、浜で食べるお昼ご飯は、何ものにも変えがたい至福の一時。

お昼ご飯を食べながら、しばし四方山話を楽しみ、お昼休憩。

『じゃあ、そろそろ戻りますか』

***

この週末は、土曜日はSUPを楽しみ、日曜日は島渡りのお散歩ツーリングを楽しんで、久しぶりとなる海遊び連チャンの充実した週末であった。

風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?


瀬戸内シーカヤック日記: 秋を感じる芸予諸島で2回目となるSUP体験@蒲刈B&G

2019年09月28日 | 旅するシーカヤック
2019年9月28日(土) 天気予報がコロコロと変わる週末であったが、なんとか雨は免れて、予約していたSUP体験の日。
前回お世話になったショップに電話したところ、この土日は江田島店がお休みということだったので、急遽蒲刈のB&Gに電話してSUP体験を予約しておいたのである。

まだロードスターのみの生活なので、屋根を開けて蒲刈へと向かう。

到着してみると、すでにスタッフの方が来ておられた。
『こんにちは。 予約していたNです。 以前、子供達のシーカヤック体験でお会いしたことがあります』と伝えると、『ああ、そうでしたねえ』と思い出していただけた。
『2週間前に江田島で体験したんですが、今日はまだ2回目なので、漕ぎ方をしっかり教えてください』

どうやら今日はラッキーなことに、マンツーマンでの講習のようである。

***

準備運動の後、浜でパドルの長さ調整も教えていただき、海へと漕ぎだす。

先日の講習で乗ったハードボードよりは少し幅が狭いが、スクールなどにも使えるオールラウンドタイプということで、十分な安定性を持っている。
今日もデッキのバンジーに、ペリカンケースとクロックスを挟み、海に漕ぎだした。
『じゃあ、まずは向こうの浜を目指して漕ぎましょう』

***

会話を楽しみながら、浜へと漕ぎ進む。
少し風はあるが、2回目ということもあり、前回よりは慣れた感じ。
『どうしても、片方だけ漕いでいたのでは真っ直ぐ進まないんですよ。 漕ぎ方が悪いんですかねえ?』
『SUPは直進性はあまり良くないので、両方を漕ぐのが基本だと思えばいいんですよ。 横風があるときなどは、ズーッと片側だけ漕ぐこともありますけどね』
『なるほど』

ようやく、浜に到着。

ここで、しばし休憩である。
ガイドの方は、元々カヤックツーリングをしたくてカヌー部に入り、レーシングで活躍された後、SUPの世界にも飛び込まれたとのこと。
様々な四方山話を楽しみながらの休憩タイム。

***

『じゃあ、そろそろ漕ぎましょうか』

横風が吹き抜ける中、別の浜を目指して漕ぎ進む。
『今日は少し風があるので、SUPのポテンシャルを知るのにちょうど良いですね』
浜に到着し、SUPを浜に揚げて、しばし休憩。

途中から合流された、別のSUPの方や、シーカヤックの方も、ここの浜でしばし休憩。

***

『少し岬の先の方まで漕いでみますか』

今日は少し風はあるものの、波はなく、絶好のSUP日和。

自然海岸が残るこのエリアは、お散歩SUPには絶好のツーリングコースである。


***

岬の手前での入江で、しばし小魚の群れを観察して楽しむ。

シーカヤックと違い、高い視点から覗き込む海の景色は、これまた新鮮な感覚である。

『じゃあ、そろそろゆっくり戻りましょうか』

漕ぐ時の、腰を落とすコツも教えてもらい、時折試してみながら漕ぎ進む。
パドルを海に漬けながら、膝をじわりと曲げて体重を掛けていくと、自分の体重を使ったパドリングの感触が徐々にではあるが、掴めてきたようだ。
『なんとなく、体重の掛け方が分かってきたような気がします。 漕いでいる感触が、最初の頃とは違いますね』

***

漕ぎながら、関東在住の共通の知人の話などで盛り上がり、シーカヤックの世界の狭さを改めて実感。

『今日はとても楽しかったです。 ありがとうございました』
『また機会があれば、どこかで一緒に漕ぎたいですね』

***

ワゴンが不調になり、しばしシーカヤックを運べないこの期間であるが、それを使ってSUP体験やバイクツーリングを楽しんでいる。

風の吹くまま気の向くままのフラリ風来坊、生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、明日はどこ行こう?

瀬戸内シーカヤック日記: YB125SP_しまなみ海道キャンプツーリング&鷲ヶ頭山でドローン撮影

2019年09月16日 | 旅するシーカヤック
2019年9月15日(日) 人生初SUPを楽しんだ翌日は、朝起きるとパンとスープで朝食を済ませ、YB125SPにキャンプ道具をパッキングして家を出る。

『じゃあ行ってくるよ』
『予定は決まってないんだよね』
『うん、しまなみのどこかの予定。 人が多かったらキャンプしたくないので、まだ決められないんだ』
『了解。 転ばないようにね』

***

家を出ると、東へと向かう。
まだ朝早いので、道路も車が少なく、快適なツーリングである。

尾道に到着。

キャンプ道具のパッキングは、いつもの通り。
クーラーボックスには、テントやシュラフ、ライトやバーナーなどが。
リアボックスには、ドローンと着替え。

***

向島に渡るフェリーは、自転車のお客さんで行列ができていた。

まずは、向島の島内道路を走り、因島を目指す。

途中の瀬戸では、芸予諸島らしい潮流が観測できた。


***

因島から生口島へ。

空は晴れて、長袖では暑いくらいの陽気である。

生口島では、観光案内所に立ち寄って、原付の回数券を購入。

これまでは、出かける前に、50円玉や100円玉を準備していたのだが、それもなかなか煩わしく、この回数券は便利である。

***

生口島から大三島へ。

橋の上からの眺めも素晴らしい。

大三島では、候補地としていたキャンプ場所に人が居たため、残念ではあるが伯方島へ行ってみることに。

途中の海沿いの景色が、これまた素晴らしい。

***

またまた橋を渡って、伯方島へ。

伯方島で見つけた、こんな絶景。

これは、一体なんていう花なのだろうか?

花の名前こそ分からないが、なんとも美しい景色に出会え、とても幸せな気分である。

***

伯方島で候補にしていた場所も、すでに人がおられたので、最後の候補地である『見近島』へと向かう。
俺は、他に人が居る場所にテントを張るのはあまり好きではないため、ここはどうしようもない場合の最後の候補地。

橋から島への道を下り、キャンプサイトに到着してみると、思ったよりはテントが少なかった。
『うん、これならテントを張ってもいいかな』

バイクを停め、テントを張ると、買い出しへ。

伯方島のスーパーで買い出しして、見近島へと戻る。

まずは木陰でお昼ご飯。

まだ温かい焼き鳥丼とビール!

海を眺めながら、ビールをグビリ、焼き鳥丼をパクリ。
少し暑いが、『これ以上何が要る?』

***


朝晩こそ涼しくなったが、昼間はまだまだ蒸し暑い晩秋の芸予諸島。

KIndleを取り出し、熊嵐を読む。

***

日が傾き始めると、少し早めの晩御飯。

もちろんビールは、エビスとプレミアムモルツ。

食事を終えると、テントへと潜り込む。


***

夕方まだ少し暑さが残っていたが、さすがに夜は涼しく、テントの入り口をメッシュにしておくと涼しいキャンプの夜。
朝方になると、肌寒さを感じてテントの入り口を閉じ、シュラフに潜り込んだ。

いつもより遅くまでシュラフの中でゆっくりした時間を楽しみ、起き出すと、テントの中でパンとコーヒーの朝食。


***

夜中こそ、少し話し声が聞こえてきたが、ソロツーリングの人が多かったので、思ったよりは静かな夜を過ごすことができた。
道具を片付け、バイクにパッキングして、キャンプ場を出発。

目指すは、大三島のお気に入りの展望台。

鷲ヶ頭山。
車では走りたくない、狭い林道。

こんな時に、原付二種は便利である。
YB125SPは、とびしま海道やしまなみ海道での展望台散策ツーリングには、まさにうってつけ。


***


お気に入りの景色を眺めながら、トコトコとのんびり山道を登っていく。

ようやく、目的地に到着した。

***

ドローンを取り出し、飛行の準備。

場所を変えて、再度撮影。


***


いやあ、やっぱり鳥の視点は楽しいなあ。

大三島の港まで行き、フェリーのチケットを購入。

ここからは、忠海経由で呉まで戻った。


***

シーカヤックが当分漕ぎ出せそうにない中、人生初SUPを楽しみ、YB125SPでのしまなみ海道へのキャンプツーリングも堪能した、充実の3連休。

風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
生涯不良の人生、さて来週はどこ行こう?

瀬戸内シーカヤック日記: 晩夏の休日に江田島で初SUP体験

2019年09月14日 | 旅するシーカヤック
2019年9月14日(土) とある事情により、ワゴンがしばらく使えない状態なので、先週はバイクで江田島の陀峯山へドローン撮影ツーリングに行ったのだが、その時に見つけたのが『BOON』
ここではウェークボードもやっておられるが、調べてみるとSUP体験もできるらしい。

最近気になっていた、SUP。
せっかくカヤックを運べない今のタイミングだからこそ、これも縁だと考えて、SUP体験を申し込んでいた。

***

今日は、10時から体験の予定。
ワゴンが使えないので、ロードスターをオープンにして江田島へと向かう。

ワゴンも11万キロを超えて少し調子を崩したが、このロードスターはもう22.5万キロ!

それでもエンジンもトランスミッションも、まだまだ絶好調である。

ダッシュボードには、ヤンゴン方式で小さな仏像を。
これは、ヤンゴン旅での自分への土産である。

***


少し早めに到着し、ウェークボードを担当されているらしい女性スタッフの方から、いろいろとお話を伺った。

SUPにも、インフレータブルとハードボードがあるらしい。

しばらくすると店長さんも到着し、パドルも準備されていた。

これまたお話を伺うと、安価なプラスチックから、高価なフルカーボンまでピンキリということで、この辺りもシーカヤックと同じような状況のようである。

***

今日は、俺一人かと思っていたら、三連休ということで江田島を訪れておられた女性グループも参加されることになったとのこと。
まずはSUPの種類や、乗り方、立ち方、漕ぎ方などを教わってから、海に出る準備。

俺は最初はインフレータブルに乗ることに。

バンジーがついているので、そこにペリカンケースとクロックスをセットして、まずは正座状態で海に漕ぎ出す。

***

女性グルーブは、みなさん何度も漕がれているとのことで、初SUPは俺だけである。
それでもなんとか正座での漕ぎをクリアし、立って漕ぐことにも成功。

シーカヤックでも漕ぎ慣れた、お気に入りのエリアであるが、立って漕ぐ新鮮な視線での海の散歩は新鮮な気分。

『どうですか』
『はい、思ったよりも安定性がなくて、なんだか膝がぷるぷるします』
『あ、これは女性が乗ることを想定して、少し空気圧を低くしているんですよ。 その影響かもしれませんねえ』
『確かに。 漕ぐと、少し撓んで力が逃げている感じがします』
『後で休憩の時、こっちのボードに乗ってみてください』

***


いつもシーカヤックで漕ぎ抜けている洞窟を、今日はSUPで潜ることに。


ここからは、しばらく真面目に漕いで、少し離れた浜へと向かう。

ここは、俺がいつもシーカヤックを漕ぎだしているお馴染みの浜。
持参した、ペットボトルのお茶を飲み、しばし休憩。

***

再び漕ぎ出し、少し南下してみる。

俺は、ここからハードボードに乗せていただいたのだが、さっきとは全く異なる乗り味である。

『おお、これは全く違いますねえ。 これなら安定していて、とても漕ぎやすいですよ』

それにしても、SUPの場合は裸足でボードに乗り、足の指も使いながら微妙なバランスを取る感覚が新鮮であった。
まさに、スタンドアップ・パドルである。

そして、浜に降りても危なくない場所であれば、その裸足のまま砂浜を歩き、海に入る。
これだけのことなのだが、いつもより深く自然に触れている感じが面白い。

いつもシーカヤックから観る景色だが、今日は違って見える。

到着した浜で、再び休憩。


遠くから来られたという仲良し4人組は、綺麗な芸予諸島の海にSUPを浮かべ、楽しそうに海遊びを楽しんでおられる。

俺は、海に浸かって体を冷やす。


***

『じゃあ、そろそろ戻りましょうか』

途中からは、店長さんにカーボンパドルを拝借し、テスト漕ぎ。
『おお、これはいいですね』
『シーカヤックと違って、SUPはパドルを空中で持っている時間が長いんで、軽いパドルがいいんですよ』
『なるほど。 このハードボードとカーボンパドルの組み合わせが、今日のベストです』

***

海から上がり、シャワーを浴びて着替える。
『今日は楽しかったです。 お世話になりました』

人生初のSUP体験。
これは良いトレーニングになるんだなあ。

***

風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
生涯不良の人生、さて、明日はどこ行こう?

瀬戸内シーカヤック日記: YB125SPで日帰り林道ツーリング_江田島の陀峯山の展望台へ

2019年09月08日 | 旅するシーカヤック
昨日土曜日は、妻と一緒に広島市内に出て、映像文化ライブラリーへ。

今日の映画は、『駅前旅館』

森繁久彌、フランキー堺、伴淳三郎、淡島千景、淡路恵子、草笛光子などが出演しており、昭和の高度成長期という日本に最も活気があった時代を、一つの断面から切り出した映画。
さすがの出演者だけあって、見所満載であった。

***

ランチは、『肉のますい』

ここは、俺のお気に入りのお店の一つ。

サービストンカツが有名であり、俺もこれでビールを飲むのが大好きなのであるが、今日の気分は『鶏すき焼き』

***

2人前を注文し、目の前で鍋に脂をひくところから調理が始まる。
これを見ているのも、楽しいひと時。
で、完成!

『火が通ったら、召し上がってください』とのこと。
もちろんビールを注文し、

先ほど観た映画の話を肴に、すき焼きを食べ、ビールをグビリ!
最後は、ご飯に具と汁をかけて、『うーん、やっぱり〆はこれだよなあ』

大満足の1日であった。

***

2019年9月8日(日) 朝起きると、バンとスープで朝食をすませる。
『じゃあ、ちょっとバイクで出掛けてくるから。 行き先は、江田島方面』

まずは、音戸で一休み。

今日も暑くなりそうだが、陽が差して音戸大橋が美しく照らされている。


***

今日目指すは、陀峯山。

クルマではあまり走りたくない、狭い林道をバイクでのんびり、トコトコと走り抜ける。

空は青空。

下りになり、しばらくすると、

『追の浦渓谷_丈ノ内展望台』

***


ここからの景色が、絶景である。

時折偵察に来るスズメバチに注意しながら、ドローンを取り出した。

久しぶりとなる、ドローン撮影。


***











***

再びバイクにまたがり、少し下ると、

『天狗岩』

ここが、またまた雰囲気が異なる絶景!

芸予諸島の海がよく見える。

日も上がってきた。

それにしても、こんな綺麗な場所が、こんなに近くにあるなんて知らなかった。


***

ここからは、再び登って頂上へ。

少し歩くと、展望台。


***

山道を下ると、里ではすでに稲穂が黄金色に輝いている。

お気に入りの場所にも来ることができ、今日もまたまた大満足の1日である。


***

風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
生涯不良の人生、さて来週はどこ行こう?

瀬戸内シーカヤック日記: 今年の夏の〆となるシーカヤック教室

2019年09月01日 | 旅するシーカヤック
2019年8月31日(土) 8月最終日となる今日は、今年最後のシーカヤック教室の日。
このところ雨の日が続いていたが、幸い今日は曇りで少し晴れ間も覗く天気。

***

夏になると、『いよいよカヤッカーさんの季節がやって来ましたねえ』、と声をかけていただくのだが、俺にとっての夏は、旅するシーカヤックのシーズンオフ。

何と言っても真夏は暑すぎて、長時間漕ぎ続けることは苦痛ですらあることが、まずは最大の理由。
さらに、海に遊びに行く人が増え、普段漕ぎだしている浜から出ることや、テントを張ってキャンプすることが難しくなるのに加え、何より人混みが嫌いな俺にとって、せっかく海辺で独り静かにビールを片手にのんびりと過ごしたいのに、周りに人が居ること自体がストレスとなる。
加えて、真夏のキャンプは、暑くて寝苦しいことと、蚊やアブなどに悩まされることも、俺が夏の海旅を避けている理由である。

***

そんなこんなでシーズンオフとなる夏を、海で楽しく有意義に過ごせているのは、夏のシーカヤック教室のおかげ。
初期の『瀬戸内カヤック横断隊』で大変お世話になったシーカヤックの師匠である、内田正洋さんから教えていただいた情報から、瀬戸内海洋文化を調べる『あるくみるきく』の旅で訪れた地元の島で偶然いただいた縁から、2008年7月にスタートしたものである。

初回のシーカヤック教室はこれ: 瀬戸内シーカヤック日記 シーカヤックが結ぶ縁_心に残る海の日

何せ、俺にとっては初めての事だったので、全て手探りの状態ではあったが、この取り組みにより、初期の瀬戸内カヤック横断隊で学んだ、『瀬戸内海洋文化の、復興、創造、そして継承』を、ささやかではあるが、俺自身が地元で実践していく事ができるのではないかと感じる事ができたのは、大きな喜びであった。

初期の『瀬戸内カヤック横断隊』の記録: 自作のプレゼンテーション資料

***

12年目となったシーカヤック教室。
この夏の最終回となるこの土曜日の朝、今日はちょっとした事情により、ロードスターで海へと向かう。

今日は、午前と午後の2部。
午前は、小学生の頃から参加してくれている高校生の女の子、部員の女の子の妹である小学5年生、そして先週もタンデム艇で参加してくれた4年生の男の子と、職員さん2名。
まずは体操をして、

最初は、あまり漕いだ事がない男の子を、本人の希望もあってタンデム艇に乗ってもらい、海に漕ぎだす。



***

曇りの予報であったが、晴れ間も出て、少し風はあるものの、それで暑さも緩和され、漕ぎやすい天候である。

風があるので、島渡りは諦めてコースタルツーリングを楽しむ。

1時間ほど漕ぐと、一旦陸に上がって休憩。

子供達は、海に入って貝を拾ったり、魚を観察したり、とても楽しそうである。
もちろん俺は、いっときも目を離す事なく、安全確保のために動きを見、声を掛ける。

ここからは、タンデム艇に乗っていた男の子にも、シングル艇を体験してもらう事に。
最初は不安そうだったが、すぐに慣れて笑顔になっていた。
『どう、二人乗りと、一人乗りは、どっちが良い?』と聞いてみると、
『一人が良い』

これまででもだいたいそうではあるのだが、子供達は漕ぎが軽い事に加え、自分の意思で自由自在に漕ぎ進めるシングル艇が好きな子が多い。
『そうそう。 やっぱり一人で気ままに漕ぐのが一番楽しいよなあ』

***

2時間弱ほど楽しんで、お昼休みに。
子供達との会話を楽しみながら、お昼ご飯を一緒にいただいた。
『ごちそうさまでした』

***

昼からは、6年生の部員3名が参加してくれた。

みんな、しっかり漕げる6年生の女子3人組である。

午後の俺は、人数の関係からタンデム艇を一人で漕ぐ。

午後からは、さらに風が上がってきた。

『今日は残念ながら、島には渡れないけど、楽しもうね』

***

こうやって、何年も一緒に漕いでいると、部員たちの成長が本当に嬉しい限り。
漕ぎを見ても、しっかりと押し手はセンターを超えるまで押し切れているし、多少の向かい風にも負ける事なく、しっかりと進む事ができている。

職員さんが、『昔なら、この風だったら部活動を中止していたでしょうね』
『いや、本当にそうだね。 しっかり漕げるようになって、素晴らしいよ』





最後には、ミニレースも楽しみ、この夏最後のシーカヤック教室は終了!

『お疲れ様でした。 これで、今年のシーカヤック教室は終わりです。 みんなと一緒に漕ぐ事ができて、俺もとても楽しい夏でした。 また、来年楽しみましょう!』

***

風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

瀬戸内シーカヤック日記: 呉の広でベトナム料理のランチを堪能_フー・クゥエ・クァン (HUONG QUE QUAN)

2019年08月25日 | 旅するシーカヤック
2019年8月25日(日) 昨日は、島の子供達と夏のシーカヤック教室を楽しみ、日曜日の今日は朝からYB125SPで久し振りのお散歩を楽しんだ。
昼からは、車検に出していたロードスターを受け取りにディーラーに行くので、せっかくだから先日見つけたお店に妻と行ってみることに。

***

バスで家から広へと向かい、今日のお店はここ、

フー・クゥエ・クァン (HUONG QUE QUAN)。

お店に入ると、座敷の席が2つと、テーブル席が1つ。

食事だけでなく、ベトナムの様々な食材も販売しているようで、ベトナム人らしいお客さんが実際に買いに訪れていた。

***

メニューはこんな感じ。

今日はこれから運転だから、残念ながらビールは飲めないが、今度はベトナムビールを飲みながら、様々なメニューを試してみたいものだ。

注文は、妻はフォーを、俺はブンボー。
テーブルの上には、見慣れない調味料が。

今度来るときには、調味料についても教えてもらうことにしよう。

***

俺たちの前に店におられたお客さんも、ベトナム人男性の二人組。
呉に住む、現地の方々に愛されているお店のようである。

そしてやってきた、フォーと、

ブンボー。

『いただきます!』

最初に、妻とそれぞれを試食。
ブンボーは、事前にチェックしたようにピリ辛のスープが俺好み。

麺の量が結構多く、最初は食べきれるか心配したのだが、美味しいあっさりスープのおかげか、しっかりといただくことができた。
『いやあ、俺はこのピリ辛スープにハマりそう!』

***

『ごちそうさまでした。 美味しかったです』

『ここは、ベトナムビールもあるんですよね?』 『はい、ありますよ』
『じゃあ、今度はビールを飲みに来ます』

***

ディーラーに行き、マツダ6に試乗した後、ロードスターを受け取って家に戻る。

風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

瀬戸内シーカヤック日記: お盆休み明けは、終盤となる夏のシーカヤック教室で磯遊び

2019年08月24日 | 旅するシーカヤック
2019年8月24日(土) お盆休みは、2年連続で訪問して定点観測を楽しんだヤンゴン旅を楽しみ、明けて最初の週末は夏のシーカヤック教室。
いつものように家を出て、島へと向かう。

朝までは雨が降っていたが、ようやくその雨も上がり、少し風はあるもののなんとか今日も子供達と漕げそうである。

***

9時前に到着すると、すでに子供達は集まってくれていた。
今日は、高校生の男子1名と、小学6年生の女子2名、4年生の男子1名、そして2人の職員さん。
タンデム艇2艇と、シングル艇3艇で、ぴったりである。

挨拶を交わし、準備運動をすると、カヤックを水辺まで運んで出発準備完了!

いつも漕いでいる部員達にシングル艇を任せることとし、海に漕ぎだした。


***

『どう、宿題は終わったか?』
『はい。 全部終わりました』
『そうか。 じゃあ、残りの休みを楽しむだけだねえ』

久し振りに会った子供達、職員さん達との会話を楽しみながら、海の上のお散歩を楽しむ。


***

『少し風があるから、島に渡るのはやめて、海沿いを漕いでみようか』

安全確保をしつつ、防波堤を回り込んで、外に出る。

『今日は、いつもとは少し波の雰囲気が違うだろ』

『せっかくだから、防波堤の穴も観察しながら進んでみよう』

『これが亀の手。 あそこには、ムール貝もあるねえ』

***

時折休憩を入れつつ、西へと漕ぎ進む。

少し先まで漕いでみると、風が回ってきていたので、『ようし、ここでUターンして、あそこの浜に上がって休憩しようか』

先に上陸し、子供達が降りるのをサポート。

浜では、みんなにヤンゴンのお菓子を配って、一休み。

子供達はニナ貝を見つけ、『これ、食べられるやつだよね』

一人の女の子は、湯がいてもらって食べるんだと、張り切って貝を拾っていた。

しばし磯遊びを楽しむと、再び海へと漕ぎだす。

***

漕ぎながらも、子供達はニナ貝を取り出し、カヤックのデッキに一つ載せて、ニナ貝がゆっくりゆっくりと動いていくのを楽しんでいる。

しばし海の散歩を楽しんで、1時間半ほどで出艇地に戻ってきた。

『お疲れ様でした!』

子供達を戻らせると、職員さんと高校生と一緒になってカヤックを運び、潮抜きをして、片付けを終えた。
『じゃあまた次回。 楽しみにしているよ』

夏の終わりも、もうすぐである。

***

風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

瀬戸内シーカヤック日記: ヤンゴン再訪_日本人墓地参拝と『あるくみるきく』

2019年08月17日 | 旅するシーカヤック
2019年8月11日(日) 前日夜に広島空港を出発し、東京で一泊して成田空港へ。
今年の夏休みは、昨年初訪問してとても印象的であった『ヤンゴン』を再訪問する旅となった。

アジア最貧国とも言われるミャンマーの最大都市であるヤンゴン。
一歩足を踏み入れた時から、その混沌とした中にも新興国ならではのパワーを感じ、一発で魅入られた街であった。

***

至る所で発生しており、合流や追い越しで常にクラクションが鳴り響く渋滞。

ダウンタウン以外では横断歩道や、ましては信号などはほとんどなく、そして歩行者優先なんて概念はない複数車線道路での命掛けでの横断。

街を走っているタクシーの多くは中古の日本車であり、右側通行なのに右ハンドル車が主流。

一周が20円程と激安の環状線鉄道の傍では、片方はスラム街、もう片方では高層ビルが建築中。

列車内では、子供達が様々な物を売る姿があり、そうかと思えば、綺麗な制服を着た高校生が通学のために乗っているという格差。

踏切の遮断機は人力で動かしているし、工事現場でも重たい建築資材を複数の人がサンダル履きのまま棒で担いで運んでいるという、人力社会。

ダウンタウンの建築現場ではさすがに重機を使っているが、郊外の10階立て高層ビル建築で使っている足場は竹。

美味しいミャンマービールと、シャン麺料理。

→ 昨年は、5日間の滞在で、様々な生活を垣間見る事ができ、生きるということについて改めて考えさせられた旅であった。

***

そのミャンマーだが、俺が旅を終えた翌月から今年の9月まで、特別にビザなし渡航が認められたのである。
せっかくお気に入りとなったヤンゴン。
定点観測のために、再訪してみる事としたのである。

***

今年も荷物はこんな感じ。

バックパックとペリカンケースという、いつもの旅姿。
成田空港から、ANAの直航便があるのが便利である。

スズキは既に進出しており、最近ではトヨタも進出するというニュースが流れるなど、様々な日本企業がミャンマーでビジネスしている影響もあるのか、機内はほぼ満席。


***

ホテルに到着。

昨年もお世話になったホテルである。

部屋は綺麗で、

こんな眺望が楽しめる。

***

部屋に荷物をおくと、早速街へ。

雨季のヤンゴンだが、今日は雨も降っておらず、昨年行けなかったルーフトップバーでまずは一杯楽しむことにする。

サクラタワーにある『ヤンゴンヤンゴン』

ハッピーアワーのチケットを5,000チャット、約350円で購入すると、一杯のドリンクが付いてくる。

もちろん俺は、ミャンマービール。
セキュリティーに聞くと、写真を撮っても構わないというので、ここからの眺望を記念撮影。

有名なマーケットの横では、新たな建築工事が進められている。

ビルとビルとの間からは、古い街並みが見える。

そして黄金色のバヤーも見る事ができた。

『ここは良い場所だなあ!』

***

しばし、英語が話せる若いバーテンダーのお兄さんと四方山話。

『昨年ヤンゴンに来て気に入ったんで、今年も来てみたんだ。 ここも気になっていたんでね。 眺めも良いし来てよかったよ。 今年は雨が多いと聞いていたけどどう?』
『先日も大雨になって、途中で営業が出来なくなって閉店したんだ。 ここは高いから風も強くて』
『それは大変だったね』

『ここは外国人のお客さんが多いの?』
『ええ、外国人の人が多いですよ。 また、このビルは日本人がオーナーで、幾つかの日本企業が入っているから、日本人のお客さんもいますよ』
『なるほど、だからサクラタワーという名前なんだね』

『君はクルマは持っているの?』
『いいえ、残念ながら』
『もし買うとしたらどこのクルマが欲しい?』
『スズキですかね』
やはり日本車は人気のようである。

『もう一杯ビールを注文できるかな』
『5,000チャットで一杯飲むと、もう一杯がフリーで付いてきますよ』
『じゃあ、頼むよ』

というわけで、合計10,000チャット、約700円で生ビールを3杯も楽しむ事ができた。

***

初日の晩御飯は、昨年お気に入りとなったシャンヌードルのお店、アウンミンガラー。

今日はお客さんで満杯である。

なんとかカウンターの席を確保し、美味しい麺料理。
『ごちそうさまでした』

***

2019年8月12日(月) 朝起きると、外は曇り。

今年の旅は、ある使命を担っている。 それは、慰霊。
俺のオフクロのお父さんが、太平洋戦争でビルマに行かされ、そこで亡くなっているのである。

実は先日、戦争中にビルマから、まだ小さかったオフクロ宛に届いたという軍事郵便のハガキも見た。
小さな字で、子供にも読めるようにとの配慮からカタカナで、暑いビルマで頑張っている様子と、遠く離れたまだ5歳くらいの小さな娘への思いをしたためたハガキ。
それを読み、まだ会ったことが無かったのであまり実感が無かった祖父に対する親近感が湧いたのである。
『遠く離れたビルマで、しかも悲惨なインパール作戦で戦死なんて、大変だっただろうなあ』

今年もヤンゴンに行くと聞いたオフクロから、花を買って街のどこでも良いから供えて欲しいとの依頼を受けた。
『じゃあ、せっかくだから日本人墓地に行って、お参りして来るよ。 任せておいて』

昨年も街を歩いたのだが、花を買おうなんて意識がなかったから、どこで花を買えるのか分からない。
昨日も、夕方に街を歩きながら屋台やお店で売っていないか見ていたのだが、残念ながら花を買える屋台は見つからなかった。

じゃあ、昨年気になったマーケットへ行ってみよう!
朝起きると、パンで朝食を済ませ、中央駅へ。

昨年も乗った環状線に乗る予定。

『環状線のチケットをください』
すると窓口の人が、『今は環状線は動いていない』
『イエローラインの往復だけだ』

事情は分からないが、残念ながら一周は出来ないようだが、俺が行きたいマーケットまでは行けそうである。
『じゃあそれで良いのでお願いします』
イエローライン往復でも、一周と同じ200チャット。 激安である。

後日乗ったタクシーの運転手さんによると、環状線は現在改修工事中とのこと。
確かに、途中の駅でも様々な工事が行われていた。

昨年2回も乗ってお気に入りになった環状線。 数年後には、どんな路線に生まれ変わるのであろうか。

***

照明も消された暗い車内。

途中の駅では、3人の子供を連れたお母さんが乗ってくる。
子供達は、それぞれバッテリーを手に乗り込んできた。

ヤンゴンのスラムでは、電気が来ていないので、夜はバッテリーで明かりを灯していると聞いている。
朝にはバッテリーを回収して、再び充電し、再配達するビジネスがあるということなので、おそらくこれがそうなのであろう。

その中の子供の一人が、まだ小学生の低学年くらいの小さな女の子。
その子も一つのバッテリーを持っていたが、それを床に置いてシートに座っていた。

『バタン』という音がしたので顔を上げると、その子のバッテリーが横倒しに!

さすがに女の子も慌ててバッテリーを起こしたのだが、その後の行動が。。。
バッテリー液を補充する栓が緩んでいないか、一つ一つ、その細くて小さな手で、締め直して確かめているのである。
液漏れがないように、というプロとしての意識の高さに驚くとともに、小さな女の子が、こんな意識を持たざるを得ない状況に、改めて胸が締め付けられる想いがした。


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車内では、様々な食べ物を売りに来る。

ミャンマーの人たちは買い食いが好きなようで、思った以上に売れているのだ。

ダニンゴン駅に到着。
昨年、駅のところで見たマーケットの姿が見当たらないが、列車を降りてみる。
遠くにマーケットのような建物が見えるので、そこに向かうが、途中はこんな凸凹道。

駅構内で開かれていた市場は、どうやらこちらに移動した模様。

ちなみに、下が昨年のダニンゴン駅構内の市場の様子。

一年でだいぶ様子が変わっているなあ。 やっぱり、定点観測は重要である。

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新しい市場で、こちらが魚や肉を売っているエリア。

野菜や果物を売っているエリア。

とにかく、広い面積に大量の野菜や果物が。。。

ようやく花屋さんを見つけ、菊を購入することができた。


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再びダニンゴン駅へ。

土砂降りである。
プラットフォームへの移動は、線路から立て掛けられたハシゴを踏み台にして登るという、日本では考えられない対応。

やってきた列車に乗ると、雨なので、開きっぱなしのドアの横に乗っている人は、なんと傘をさしていた。

『いやあ、さすがヤンゴン』

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お昼ご飯は、ガイドブックに乗っている有名店で、ミャンマーカレーにトライ。

カレーは全ていただいたが、
『うーん、俺はミャンマーカレーはもうこれでいいかな』 ごちそうさまでした。


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一旦ホテルに戻り、荷物を整理してから、ホテル前に待機しているタクシー乗り場へ。
ミャンマー語も併記してあるガイドブックを指差しながら、『日本人墓地へ行きたいんだけど。 行って、待ってもらって、ホテルへ戻ってくる』
金額を決めて、タクシーに乗り込んだ。

すると、なんとそのタクシーには『ドライブレコーダー』が!

『ヤンゴンで、ドライブレコーダーが付いている車があるなんて驚いたよ』
『街は危ないし、郊外に出るとバイクが危険だからね。 これを付けました』

『ところで、ダッシュボードに敷いてあるマットは何? 昨日空港から乗ったタクシーにもあったんだが』
『ヤンゴンでは春の日差しが強くて、ダッシュボードからの照り返しが酷いんです。 これがないと、暑くて運転していられない』
『なるほど』 納得である。

やがて、日本人墓地に到着。

閑静な場所で、清掃も行き届いている。

オフクロから預かった供え物と、マーケットで購入した花を添えて、お参りさせていただいた。

管理していただいている方が、線香を持ってきていただいたので、心付けを渡し、記帳させていただいた。

『孫の私が母の代理で参りました。 安らかにお休み下さい』

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タクシーに乗り込み、『ありがとう。 これで、使命を果たせたよ』

それにしても、ドライブレコーダーを搭載するほど安全意識が高いタクシードライバーが居ることには驚いた。
話をしてみると、彼はかつてはバスの運転手もしていた経歴もあり、タクシーを始めてからは外国人のみをお客さんの対象としているとの事。
車内も、シートクロスがオリジナルのものに変えられており、清掃も行き届いているので、彼ならツアーを頼んでも安心そうである。

『明日、チャウタンの水中寺院に行ってみたいんだけど、対応してくれないか』
『チャウタンなら、今からでも行けるよ』
『日本人墓地と合わせていくらになる?』

『OK。 じゃあ、それでお願いするよ』

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タクシーツアーには興味もあったが、ネットで調べると結構な料金でもあり、交通状況も心配だったので、今回も街中散策と環状線一周を楽しむ予定であったのだが、このタクシードライバーとの出会いにより、急遽予定を変更することにしたのである。
『これも、おじいちゃんがくれた縁であるかもしれないなあ』

初めて向かう、ヤンゴン郊外。
市内では禁止されているバイクが徐々に増えてくる。

バックミラーがないものもあり、3人乗りもよく見かける。
ナンバーが無いものも。

『バイクは免許がいらないんです。 そして、市内に入らないのなら、ナンバーも不要』
『それにしても、これは凄いねえ』
『そう、アブナイ』と、ここは日本語で話すドライバー。

雨季なので、こんな傘が搭載されたバイクもある。

幅は広いが、車線で区切られていないので、本当にカオス状態。

クラクションを駆使しながら追い越しする意思を伝え、街を駆け抜けていく。

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ようやく、チャウタンの水中寺院に到着。
こちらは、ネイティブ用の渡船。

そして、外国人と僧侶用の渡船。

本当は、俺はネイティブ用の渡船が好いのだが。。。













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タクシーに戻り、『うん、ここはなかなか良かったよ』

帰路、俺がタウンウオッチングに関心があることを知った彼は、工業団地にも立ち寄ってくれるというサービス。

スズキの工場。

広い工業団地には、他にも様々な日本企業が進出していた。

でも、工業団地のすぐそばには、貧しい家が立ち並んでおり、牛も歩いている。

このコントラストが、新興国。

ドライバーに、『俺は、この道中が最高に興味深いねえ。 旅では、タウンウオッチングや、そこに暮らす人々の生活を感じることが好きなんだよ』
夜のディスコにも興味はなく、帰りの空港までは時間に余裕もあるし街の雰囲気を楽しみたいためバスを使うので、申し訳ないがこのタクシーには乗れないことを伝える。
そんな俺の話を聞いて、彼も『変な日本人観光客だなあ』と思っていることであろう。

郊外ドライブが、望外の面白さだったので、これまた予定に無かった企画を思いつき、『明日、バゴーに行ってみたいんだけど、空いているかな?』と聞くと、
『空いているよ。 10時からでどう?』
『10時からだったら、何時頃ホテルに戻れる?』
『そうね、だいたい17時頃かな』
『じゃあ、それでお願いするよ』

今日の夕食も、アウンミンガラー。


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2019年8月13日(火) 朝起きると、コンビニに買い出しに行き、

街を歩くと、朝は花を売る屋台も出ていた。

どうやら、朝と夕方とでは、出ている屋台の種類が変わるようだ。
これまた新たな発見。

コーヒーとヨーグルト、そしてパンの朝食。

10時にタクシーに乗り込み、バゴーへ出発。

さて、どんな旅になるのか、楽しみだ!

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街を抜ける途中、電気自動車を発見。

昨年は赤い車両を見たので、それとは違う車である。

『電気自動車はどうなの?』
『充電施設がないから、家で充電しないといけない。 とても不便だ』
『値段はどう? 高いの、それとも安いの』
『普通のガソリン車と同じくらい』
ということは、中古の電気自動車が輸入されているということなのであろう。

『タクシーにはどうかな?』
すると彼は笑いながら、『無理無理。 いつも充電していないといけない』

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『ところで、ヤンゴンのタクシーはプロボックスとフィールダーが二大勢力だけど、なぜあなたはフィールダーを選んだの?』
『プロボックスは商用車で、フィールダーは乗用車だから、事故の時の安全性が違うと思って、フィールダーを選んだんだ』

『韓国車や中国車はどう?』
『パトカーは中国車が多いね。 韓国車はバスが多いよ』

『なぜトヨタ車が人気があるの?』
『スペアパーツが豊富で値段も安いんだ。 新品は高いけど、中古部品は安く手に入るよ』
ヤンゴン市内はまだましだが、郊外に出ると凸凹道が多く、また加減速やブレーキの頻度が高いので、様々な部品への負担が大きいのは納得である。

車も決して安い買い物ではないので、部品を交換しながら大事に使い続けて行くのであろう。

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『サイクロンのNARGISって知っているか?』と彼。
『いや、聞いたことがない』

『2008年のNARGISというサイクロンでは、大きな被害が出た。 その時に、周辺からヤンゴンに多くの人が避難してきて人口が増えたし、その後から渋滞も酷くなってきたんだ』
『へえ、それは知らなかったよ』

その街の状況や変化を知るには、自然災害も含めた様々な歴史を理解しないといけないんだなあ。 納得。

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ナンバープレートの上に、花や草を飾っている車も時折見かける。

郊外では、昔のバタンコのような3輪トラックも大活躍。


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バゴーに到着すると、しばし寺院巡り。







幸い天気にも恵まれ、寺院内での静かな時間をゆっくりと堪能することができた。

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寝仏は、その表情や足裏の装飾が印象的であった。






そして、4面の顔を持つ仏様にも。


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帰り道は、行きとは別のルートを走ってくれた。

街では多くのバイクが走っており、3人乗りから、スマホを操作しながらのバイク運転、大量の荷物を運ぶバイクなどなど、本当にカオス状態。

それぞれの集落には、驚くほど多くの小規模なガソリンスタンドが存在する。
大きなガソリンスタンドもあるが、ディスペンサーが一つだけの本当に小さなスタンドも多く、一番印象的だったのは大きなガラス容器に入っているガソリンが丸見えなディスペンサーが一基だけの小さなスタンド。
これで商売になるんだなあ!
ガソリンスタンドが減り続ける日本とは、だいぶ様相が異なっている。

ガソリンは、96ロンと92ロンの二種類があるようで、車の給油口には、どちらのガソリンを注ぐのかを示すステッカーを貼ってあるクルマも多く見かけた。
また、軽油も2種類あるようだ。

たまに警察官が立っているので、『あれは何をチェックしているの?』と聞くと、
『ナンバープレート。 ナンバーが付いていない車を取り締まっているんだ』との事。

『スピード違反や、バイクの3人乗りは?』
『それはアブナイけど、取り締まりの対象じゃあない』

市内に入ると、大渋滞。
17時半頃、ようやくホテルに戻ってきた。

彼は名刺をくれ、ここにアドレスもあるから、と教えてくれた。
『二日間安全運転でありがとう。 俺は本当に郊外のドライブを楽しむ事ができたよ。 またヤンゴンに来たら、連絡するから』

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2019年8月14日(水) 今日は、徒歩で動物園とマーケットの予定。

途中の建築現場の様子。

アパートの横にある電線は、こんなパイプを縛り付けて電線間の距離を確保。

日本の四国からワザワザバスツアー、な訳はなく、中古のバスが活躍している模様。

ミャンマーでも、生物多様性が叫ばれるようになりつつある。

言葉は読めないが、さすがに街中のゴミ問題は議論されつつあるようだ。

でも、昨日乗った列車では、乗客が雨で閉められている窓を開けるので、さすがに蒸し暑いから空気を入れるのかと思いきや、窓からプラスチック袋のゴミを捨てて、窓を閉めていた。。。
ポイ捨ては、列車内でよく見かける日常である。

また、昨年は見かけなかったが、列車内での喫煙も今年は多く見かけた。
それは、一般の乗客だけでなく、最後尾に乗っている車掌さんも、列車の中でタバコを吸い、お茶を飲み、間食をしていたので、これも驚きの光景。。。

5年後、10年後のヤンゴンがどうなっているのか、それはそれで楽しみではあるし、これから変わっていく前の、2018年〜2019年のヤンゴンを訪問できた事をとても嬉しく思っている。

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動物園に到着。

開園直後なので、静かな雰囲気。
ホワイトタイガー。

東南アジアっぽい、ファニーな雰囲気の水飲み場。

象。

イノシシは、こんなに目の前で見る事ができる。

『おい、低い塀を飛び越えて来るなよ』
カバは、大欠伸。


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動物園を後にすると、湖のある公園へ。

禁止事項の注意書きが、なかなか興味深い。

平日の朝なので、人も少なく閑静な雰囲気である。

今日は蒸し暑いが、涼しい季節なら散策には良い場所であろう。

ここから歩いてマーケットへと向かう。
ただ、歩道が雨で濡れてとてもスリッピーなので気を使う。
気をつけて歩いていても、時々ツルリ。
倒けはしないものの、危なっかしくて仕方がない。

小学校では、子供達がペットボトルでサッカーを楽しんでいた。


ようやくマーケットに到着し、地元の風景が描かれたハガキや、安いバッグなどのお土産を購入。

後でよく見ると、バッグの装飾の一部が、ミシンの縫い目が外れている。。。
さすがに250円程度のバッグなので、これも良い思い出だなあと笑って済ませ、家に戻ってから縫えばいいかと思ったのだが、さすがヤンゴン品質ではある。

お昼は、KFCで東京ライスボックスをテイクアウトし、ホテルに戻ってからいただいた。


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夕方には、マッサージへ。

タイ式マッサージが、2時間で10,000チャット、約700円。
激安である。

初めてのタイ式マッサージは、結構タフであった。

アウンミンガラーで軽い夕食を済ませ、ホテルに戻ると寒気がしたので、そのままベッドに潜り込む。
熱があるわけでも、お腹が痛いわけでもなく、これはリンパの流れが活発になった影響であろうと感じる。

実際、朝起きると体は絶好調であった!

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2019年8月15日(木) やんごん滞在最終日。
いつものようにコンビニに行き、パンとコーヒーを購入。

ヤンゴンで面白いのは、硬貨がないので少額のお釣りが飴で渡されること。

ホテルでテレビを見ていると、料理を作る番組が。

目をつけたのは、調理器具。
なんと、カセットボンベを使うコンロで調理しているようである。
おそらくではあるが、IHヒーターは普及しておらず、ガス配管も整備されていないので、カセットコンロが活躍しているのであろう。

テレビの料理番組一つとっても、その国のエネルギーインフラ状況が垣間見えて興味深い。

また、細かいことだが、卵を割るのにスプーンで叩いていた。
日本では、ボウルの角にぶつけて割ることが多いと思うのだが、それぞれの国でそれぞれのやり方があるのだろう。
いやあ、面白いなあ!

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昼前には再びマーケットに行き、お土産を買い足す。
1時間ほどチェックアウト時刻を伸ばしてもらったホテルを、午後1時にチェックアウト。

すると、ホテルの前には先日お世話になったタクシーの運転手さんが。
『どこへいくのか?』
『空港へ』
『じゃあ、この前言っていたように、バスで行くんだね』
『うん、そうなんだ。 申し訳ない。 また会えるのを楽しみにしているよ』

ヤンゴン中央駅からバスを捕まえる。

車内は、ネイティブの乗客ばかりで、空港に行く観光客は俺だけである。

道端に座り込み、ティッシュペーパーの箱を売っている人。

1日に何箱売れて、いくらの収入があるのだろうか?
それでも人は、ここで商売し、ここで生きていくのである。

貧富の差は大きく、アジア最貧国と言われる国で、スラムに住んでいる人や、本当にささやかな商売で食べている人も多く見かけるが、屈託がなく明るく前向きに生きている様を目の当たりにし、本当にこの国にはパワーがあることを昨年に続き実感した。
5年後のヤンゴンを、再び見てみたいものである。

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風の吹くまま気の向くまま、ふらり風来坊の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこの国で『あるくみるきく』を楽しもうか?