あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: とある瀬戸内の離島でシーカヤックと自転車をのんびり楽しむ連泊キャンプ

2021年06月30日 | 旅するシーカヤック
先日、瀬戸内にある離島の一つを、シーカヤック と自転車を積んだクルマで訪れた。

梅雨らしい、水蒸気の多い晴れの空。

フェリーにシーカヤックをカートップした車を積むのは久しぶりである。


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島に到着すると、狭い道を走り、予約していたキャンプ場へと向かう。
今回お世話になるキャンプ場は、1組限定の貸切なので、三密を避けることができるということでお願いしたのである。
しかも今回は連泊。

久しぶりに、のんびりまったり、誰もいないところでゆっくりとキャンプとシーカヤックを楽しむことができそうだ!

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テントを張ると、自転車で島を散策。

初めて訪れた小さい島で、狭い道を走って集落を探索するには、手軽で小回りの効く自転車が打ってつけ。

神社では、いつものように今回の旅の安全を祈願。

小さな島ではあるが、かつては映画館もあったようだ。
当時の賑わいが偲ばれる。

その後も、えっちらおっちらとペダルを漕いで坂を越え、南側の集落へ。

南端へ到着。

しばし眺めを楽しんでから、キャンプサイトへ戻ってきた。

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少し遅めの簡単なお昼ご飯。

パスタとスープ、そしてビール。

暑い昼に、屋外で冷えたビールをコップに注ぐ『シュワ、シュワ、シュワワワワー』

『いただきます!』 『グビ、グビ、グビリ。 プハーっ、うん美味い!!!』

これぞ、至福のひととき。

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食後は、日除けとなるパラソルの下で、本を開く。

今日のお供は、殿山泰司のエッセイ集。


今日の晩ご飯は、こんな感じ。

まだ寝苦しいほどの暑さではなく、コットの快適さもあってぐっすりと眠ることができた。

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翌朝は、日の出前に起床。

美しい朝の瀬戸内海の眺めを、静かに堪能する。


今日の朝ごはんは、そば。

キャンプの朝食ではうどんが多いのだが、本当は蕎麦派なのだ。

食事を終えると、カートに乗せてシーカヤックを浜へと運ぶ。

久々となる、島一周ツーリング。

どんな島なのか、楽しみだ!

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初夏ではあるが、朝の海上の空気は気持ちよく、爽快なパドリング。

ソロでの瀬戸内横断旅の時に、この近くを漕いだことはあるのだが、じっくりと景色を眺めながらのツーリングは一味違う。

朝なので、カンカン照りではなく、気持ちの良い漕ぎを楽しむ。


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朝の島一周お散歩シーカヤックツーリングを終えると、カヤックの潮抜きを行ってカートップ。
PFDやパドルは洗って干しておく。

コーヒーを淹れて一休みし、今度は自転車で再び島を散策する。

キャンプサイトに戻る途中、ビールと焼肉のタレを購入。

お昼ご飯を食べ、午後はパラソルの下で本を開き、夜は独り焼肉を堪能した。
連泊なので、のんびりまったり。

***

翌日は、午前の便で島を出る。
初めてキャンプで訪れた離島であったが、ここは新たにお気に入りの島となった。
これから時折訪れたいものである。

風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次は何しよう?

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瀬戸内シーカヤック日記: レンタルしたトリシティ125で『とびしま海道ツーリング』 & 家庭菜園で夏の野菜を順調に収穫

2021年06月26日 | 旅するシーカヤック
広島でもようやく先週末で緊急事態宣言が解除され、長く続くなんとも言い難い息苦しい生活も、ほんの少しだけ緩和された。

緊急事態宣言中も、これまでと同様に在宅勤務を基本としながら、休日もできるだけリスクを避けてリラックスできるよう過ごしてきた。
それでも、例え誰もいない浜から漕ぎ出したとしても、それをブログに書くのは憚られるような社会の雰囲気もあり、ブログは自粛してきたのである。

再び緊急事態宣言が出される状況にならないことを願いつつ、おそらくこれからもほとんど変わらないと思われるリスクを最小限にするライフスタイルを継続しつつ、徐々にライフログを残していければと思っている。

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旅、シーカヤック、SUP、パックラフト、オープンドライブなど、俺が好きな様々な楽しみがある中で、オートバイでのツーリングも趣味の一つ。
在宅勤務になってからは、終業後のちょっとした買い物にも、自動車よりも便利なので、愛車であるYB125SPが重宝している。

この125cc、原付二種は、とびしま海道やしなまみ海道エリアで遊ぶには持って来いの遊び道具。
橋を渡る料金も、自動二輪に比べて大幅に安く、気軽にアイランドホッピングのツーリングに出かけることができるのである。

例えば俺がよく利用する安芸灘大橋の料金は、125cc超なら軽自動車と一緒で570円であるのに対し、125ccであればなんと50円。
島の狭い農道を走るのにも、小さな車体が扱いやすく、まさにアイランドホッピングツーリングには最適なのだ。

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YB125SPも、そこそこ年季が入ってきたので2年後の買い替えを検討し始めており、気になるバイクをレンタルして試してみることにした。
予約していたバイクショップに行き、乗ってきたバイクを預け、借りたバイクのスイッチ類や機能をチェックしてから走り出す。

目指すは、いつものとびしま海道。
慣れたコースで比較してみようという訳である。

今回お借りしたバイクは、トリシティ125。

自立するわけではないが、前2輪の独特な機構を備えた原付二種。

重い、加速が悪い、維持費が掛かる、などネガティブな評価もあるが、もう2年とちょっとで還暦を迎える俺にとっては、何よりその安定性に期待しているのだ。
島の外周道路は、こんな感じで荒れた路面も多く、

山を走る農道では、道路のあちこちに小石や枯れ枝、段差などもあり、アイランドホッピングツーリングのお供としての実力を試すのが、今日の目的。

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呉の市街地を走り、とびしま海道へ。
途中の道で感じるのは、流石の安定感。
今回レンタルしたのはモデルチェンジ前の初期型だが、ブレーキを掛けて止まる直前の低速でも安定しているし、ちょっと強めの制動でも、タイヤがロックしたりする不安感がほとんどない。
『うん、これはおじさんがツーリングを楽しむには良いバイクだなあ!』

岡村島では、お気に入りの展望台へ。

ここまで登る道が、かなりの急勾配であることに加え、小さなRで曲がりくねっており、尚且つ荒れた路面という、安定性評価にはうってつけの場所なのである。

YB125SPではかなり気を使って走るのだが、トリシティでは桁違いの安定感と安心感。

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展望台からの景色はこんな感じ。

少し水蒸気が多めの雰囲気だが、芸予ブルーが美しい。

ここで、コンビニで買い込んできたお弁当とお茶で、お昼ご飯。


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絶景の展望台でお昼休みをのんびりと楽しんだ後は、再び農道を走り、

今度は豊島の展望台へと向かう。

ここの展望台も、お気に入り。

遠く四国の島々まで見通せる、絶景スポットなのである。


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今日は、約5時間ほどのツーリングで、トリシティの実力をしっかりと把握することができた。

最後は、音戸〜潜水艦基地経由で、呉市街へと戻る。

給油をしてバイクをお返しし、再びYB125SPで家に戻った。
『うん、次に買うバイクは決まったなあ!』

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今日は、昼に母を2回目のワクチン接種に連れて行く予定があるので、朝は妻と畑へと出かけた。
昨年、母が手術をして入院し、その後退院してからは、これまで関心がなかった畑仕事を引き継ぐことにしたのである。

冬から春は、初めて植えた大根やスナップエンドウが収穫できたり、元々植えられていた玉ねぎを収穫したり、小さな畑ではあるが、コロナ禍でこれまで通りの外出もままならないなか、野菜作りと作った野菜で料理するという新たな楽しみを知ることができた。

早朝からの在宅勤務で夕方早めに上がり、そのまま畑に行って水やりや世話をした後ウオーキングすることができるのも、ワークスタイル変化のおかげといえばその通り。
この不自由な時期に、野菜作りがなければ、どれだけ人生の楽しさが減っていたことかと思うと、感慨深いものがある。

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今の時期は、畑仕事にも復帰した母が植えたトマト、

俺たちとしては初めてのキュウリ、

夏の定番であるナス、

まだまだ小さいが、つまみにするのが楽しみな枝豆、

一度収穫したが、再び伸びてきて重宝しているレタス、

これまた試しに植えてみた、インゲン、

小さいながらも、ギュッとしまった玉が出来つつあるキャベツ、

そして、少し遅めに植えたトウモロコシ。


できるだけ手間をかけないようにしながら、無農薬で育てているが、それでも思った以上に収穫できる野菜の数々。
ここ数ヶ月は、ほとんど野菜は買うことなく自給できているのは嬉しい限り。
また、在宅勤務の日の朝は、水を張った小鍋にイリコと昆布を入れておき、夕方の終業後に家にある野菜で味噌汁を作るのが、俺の新たな楽しみの一つになっている。

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今朝収穫した野菜は、

レタス、トマト、キュウリ、そしてナス。

さて、今日の夜は、どんな野菜料理が楽しめるだろうか? 楽しみだ!

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風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週は何しよう?

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