あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 梅雨の晴れ間はドローン&夏のシーカヤック教室始動

2018年06月24日 | 旅するシーカヤック
雨だった昨日は、ビザ申請用の写真を撮りに行った後、妻と共に呉市立美術館へ行き、『自然を描く』を楽しんだ。

『うん、こうやってみると、俺は油絵の具で描かれた風景画よりも、水彩画の淡い色彩や、粗々のスケッチっぽい感じが好きなのかもしれないなあ』

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2018年6月24日(日) 今日の午後は、今年の夏のシーカヤック教室の初日である。
今年は、春にも頼まれて実施したのだが、やはり6月にはスタートしたいとの意向を受け、今日から始めることになったのである。

とはいえ、教室は午後からなので、せっかく空いた午前中の時間は、ドローンの練習に当てることにした。

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お気に入りの場所は、残念ながら強い南西風のため撮影は諦め、風裏になりスペースも確保できる場所に移動して、練習&撮影。
今日からは、30m縛りとなる『初心者モード』を解除して、距離をとっての練習となる。

今日のロケーションと練習は、こんな感じ。

初心者モードを外すと、スピードも少し出るようになり、プロポのレバーをニュートラルに戻しても、少し慣性で流される様子も知ることができた。

地面すれすれの画像は、それなりの迫力があり、距離が離れると目視では障害物との距離感が掴みづらいので、安全サイドで操作することに留意して練習した。
高さも、30mを超えると結構な迫力である。

まだまだ、自由自在に安全第一で飛ばすには、経験を積まないといけないなあ。
楽しみだ。

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海辺に座り、パンと炭酸水でお昼ご飯。

昼からは、いよいよシーカヤック教室の始まりである。
まずは挨拶をして、シーカヤックと道具一式を運ぶ。

準備が終わると、挨拶をし、準備運動してからスタートである。

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今日は、初めての体験となる小学生の男の子2人と、部活担当の先生2名、職員さん1名、研修生さん1名である。

小学生2人は、タンデムの前に乗ってもらうこととし、部活の先生方が後ろを担当。

そして、シーカヤックの経験者である職員さん、初めての体験となる研修生さん、そして俺がシングル艇に。
まずは、陸上で軽くパドリングの基本を、本当にほんの少しだけ講習。
『陸の上ではイメージがなかなか分からないだろうから、後は海の上で練習してみようか』

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というわけで、滑りやすいスロープは、そこにフェルトを張ったサンダルを履いた俺と、もう一人の職員さんが運搬や乗り込みのサポートを行って安全を確保。
『いつも言うけど、シーカヤックを漕いでいる時よりも、運搬するときや、こうやって海辺で乗り込む時が危ないんだよ。 気をつけて』

みんなを海に送りだし、安全を確認してから最後に俺が漕ぎ出す。
『ようし、じゃあまずはあそこの船の近くまで、漕ぐ練習から始めようか』

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初めての方も、順調にこぎ進んでおり、みんな良い感じ。

『うん、せっかくだから外に出てみよう』

少し曇りがちではあるが、やはり港外に出ると、開放感と景色の抜けが全く違う。
『やっぱり気持ち良いねえ』


時折練習を交えながら、少し離れた場所まで漕ぎ進み、海を覗き込んで魚を観察したり、釣りをしている人に釣果を訪ねたりしながら、梅雨の晴れ間の穏やかな海の散歩を楽しんだ。

港に戻ってからは、少し『家船』文化についても紹介させていただき、今回はなかなか文化度の高いシーカヤック教室になったと思う。
『シーカヤックは、漕いでいるだけでは底が浅い。 やっぱり、テントとシュラフを積んで海を旅し、到着した浜で、地元のおじいちゃんやおばあちゃんの話を聞くのが楽しいよ』
『瀬戸内海と日本海では、そうやって聞ける話が違うし、瀬戸内でも、隣の島では文化が違うのが面白い。 そして何より、綺麗な景色を眺めながら飲むビールは、やっぱ最高だ!』

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梅雨の晴れ間に楽しんだ、ドローン&シーカヤック。
今週末も、またまた充実した休みであった。

生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 芸予諸島の絶景を新たな視点で楽しむ『シーカヤック&ドローン』の世界を開拓

2018年06月16日 | 旅するシーカヤック
2016年6月16日(土) 待ちに待ったこの週末。
天気にも恵まれ、前から楽しみにしていた、新たなシーカヤックライフの扉を開く日になるはず。

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俺のシーカヤックスタイルは、レースでも鍛錬でも、主義主張を示す活動でもなく、純粋に海旅を楽しむもの。
日本の中でも、ベスト3に入ると信じているシーカヤックエリアである、多島美を楽しめる『芸予諸島』の絶景を、これまでの防水デジカメに加え、新たなツールでも記録していきたいと、前から思っていたのである。

で、手に入れたのが、ドローン。
DJI社のmavic air。

どんな写真や動画が撮れるのか、楽しみである。

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午前中には、妻と一緒に飛行可能なエリアで練習し、再充電してお昼ご飯を食べてから、いつもの日帰りツーリングエリアに向けて出発。

今日は、晴れて海も空も美しい。
まさに、絶好のドローン撮影日和である。


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ペリカンケースにドローン一式を収納し、カヤック内にセットして出発した。

今日は、シーカヤック&ドローンのトライアル初日なので、近場で景色の良い浜を目指す。


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今日の浜は、ここだ。

箱庭的な美しさが楽しめる、自然海岸の一部。
早速、ドローンを取り出し、組み立ててセット完了。


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今日がフライト初日なので、もちろん初心者モードで開始である。
<<30秒のショートバージョン>>はこちら。


<<5分程度のロングバージョン>>




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初心者モードなので、距離も高さも30m縛りではあるが、それでも安定した飛行で、この海の良さを、これまでにない視点で堪能することができた。

『シーカヤック&ドローン』

俺の休日の楽しみが、またまた一つ増えたなあ。


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生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、明日はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 初フライト

2018年06月16日 | 旅するシーカヤック
mavic air - 初フライト

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瀬戸内シーカヤック日記: 梅雨入り前の絶景堪能_生野島・のんびりまったり島泊ツーリング

2018年06月03日 | 旅するシーカヤック
2018年6月2日(土) 二泊三日の東京出張から戻った翌日は、絶好のシーカヤックツーリング日和。
久々に、かつてよく通ったお気に入りの島に行ってみようかな。

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竹原の海水浴場に到着。

風もなく、空は晴れて、最高のコンディション。
今回は、久々に島に渡っての泊付きツーリングなので、防水バッグに道具一式を詰め込んできた。

ニヤックの時には、よく島渡り&キャンプも楽しんだのだが、最近はかつての離島が架橋されたり、通っていた島の東屋が立ち入り禁止になったり、浜の駐車場が閉鎖されたりと、様々な要因もあってベースキャンプ方式でのツーリングが多くなっていた。
そんな中、今回はなぜだかわからないが、どうしても島に渡ってゆっくりしたくなったのである。

ポリ艇のケープホーンは、ニヤックに比べると荷室の容量が小さいので少し心配ではあったが、ミニマムパッキングを旨とする俺のスタイルなら大丈夫だろう。
前に使っていた防水バッグが草臥れて来ていたので、今回は新たにリーズナブルな価格の防水バッグも手に入れてきている。

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無事にパッキングが終わり、荷室にはまだまだ余裕の空間。
これならシュラフや着替えなどが重装備になる、冬のキャンプツーリングでも大丈夫そうだ。

それにしても、本土側の海水浴場でこの透明度。

漁師さん達が、海がきれいになりすぎて栄養が減り、魚も減ってきたと言うのも納得の美しさである。

透明度の高い、梅雨入り前の穏やかな芸予諸島の海に、手に馴染んだアークティックウインドで、独り静かに漕ぎ出した。

この辺りは潮流も早くて複雑、かつ航路が輻輳しているので、シーカヤックを漕ぐには経験と知識、そして状況に応じた判断が必要なエリアである。

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穏やかな引き潮に乗って、無事に生野島の北東岸に到着。

久々なので、どのように変わっているのか楽しみだ。

暑さが厳しい真夏は、シーカヤックでツーリングを楽しむのには適さないが、梅雨入り前のこの時期は、風も比較的穏やかであり、虫もそれほど多くなく、快適な旅が楽しめる。

雲ひとつない青空と、深みを増した木々の緑が美しい。


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1時間弱で、何度となく通った浜に到着。

海からの眺めは素晴らしく、雑草が茂り、東屋の手すりが崩壊している以外は、大きく変わってはいないようだ。

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シーカヤックを引き上げ、荷物を運ぶ。

澄んだ海と、花崗岩の白い浜。
心洗われるような、素晴らしい景色。

今日のお昼ご飯は、途中のスーパーで買い込んできた、3段重ねの出雲そば。

今日が消費期限だったので、半額で手に入れたものである。

海を眺めながら、まずはビールをプシュり。

濡れ物を干して、ちょっと生活感を出してみる。

これで、俺のスペースである。

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今日は、誰もいない静かな浜で、のんびりまったり過ごすことにしよう。







浜辺を散策するだけで、こんな絶景を独り占めできるのだ。
最高の、なんちゃってプライベートビーチ。

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あまりの暑さに、海にドボーン!

これが、今シーズンの初海水浴。


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2018年6月3日(日) 朝起きると、綺麗な朝焼けが待っていた。

島泊の朝は、日の出前のこの時間が楽しみのひとつ。


パンの朝食を食べながら、日の出を待つ。

しばらくすると、ウサギの島、大久野島から日が昇り始めた。


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しばし日の出を楽しんだ後は、荷物の片付けとパッキング。

今朝も海は穏やかだ。
満ち始めた潮に乗って、的場まで戻るとしようか。


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契島。


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久々に訪問した生野島で、芸予諸島らしい絶景を堪能した、のんびりまったりのシーカヤック旅。
この週末も、またまた充実した休みであったなあ。

生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

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