あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 久し振りとなる『青春18きっぷで二泊三日の山陰周遊ぶらり旅』堪能_下関〜長門市〜浜田市〜木次線&芸備線

2023年08月26日 | 旅するシーカヤック


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2023年8月23日(水) 今日から有給休暇を使って二泊三日の青春18切符の旅へ。

まずは呉線の始発で広島まで行き、そこから岩国駅行きに乗り換え。

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岩国駅から乗車した列車の窓が汚れており、車窓が楽しめないので仕方なく本を開く。
今日のお供は、先日の車中泊キャンプの続き。 古事記(竹田恒泰)。

今回の旅後半は、出雲から木次線経由なので、まさに古事記がピッタリくる。


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岩国駅から再び乗り換えて、10:03には下関に到着。

久々となる下関駅。

まずは駅周辺を散策する。

韓国を感じさせる商店街。


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今日の最初の目的地はこちらのお店。

俺の下関旅と言えば『一膳』さん。

良い雰囲気の、一杯飲める大衆食堂である。

まずはビールで乾杯!

そして定番『鯨カツ(2枚)』

今回は鯨刺しも注文してみた。

この鯨セットはビールのつまみにピッタリだ!
追加で鯨ベーコンもいただいた。

『ご馳走様でした』 旅の最初から、大満足のお昼ご飯。

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ここから長門市へと向かうのだが、小串からは代行バスになるそうだ。

まずは下関駅から小串駅へと向かう。

少し曇っているが、久々となる響灘の景色を堪能しつつ、のんびりと旅を進める。

走行しているうちに、小串駅に到着した。

代行バスの説明が掲示されていた。


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バスの時間まで少し余裕があるので、海まで歩いてみる。
 
綺麗な海だ。
おかずの自動販売機も発見。
 

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時間が近づいたので、バス乗り場へ。

ここからは長門市までのバス旅。
 

 


時間通り長門市駅に到着。
バス旅も、列車とはまた違った視点で地域の様子を眺めることができ、これはこれでなかなか楽しい経験となった。

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ホテルにチェックインすると、今日のメインの目的地へ。

長門市の焼き鳥屋さん『こうもり』
ここは、長門市に来たら必ず立ち寄るお気に入りのお店。

まずはビール。

そしていろいろな種類の焼き鳥を注文。
 
時折女将さんとの会話も楽しみながら、ビールを飲み、美味しい焼き鳥をいただく。
 
たまごは、黄身を崩してツクネに付けて食べるのがオススメだとの事。

試してみると、これがバカ美味!
 
『ご馳走様でした。 また来ますね』

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2023年8月24日(木) 今日は浜田まで移動。
朝は晴れて少し快適な気温。
 
駅までの散策を楽しむ。


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07:02益田行きを待つ。
 
平日の朝とあって、乗客はほぼ高校生達ばかり。

山陰線の楽しみは、何と言っても日本海沿の景色。
 

 
いやあ、何度乗っても飽きることのない絶景ラインである。

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益田から浜田行きへ乗り換え。
 
今回持参したポーチは、切符が見えるのでまさに青春18切符の旅にピッタリ。

09:46に浜田に到着した。


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お昼ご飯を『はまだお魚市場』でいただく予定なので、町を歩いて向かう。
 
居酒屋さんの看板には、懐かしい『こまわり君』が描かれていた。
 
小学生の頃、楽しみに読んでいた漫画。 懐かしいなあ。
 
猛暑の中、40分程度歩いてお魚市場に到着。


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注文したのは、『特上お刺身定食』と『生ビール』

『いやあ、このノドグロの炙り刺しは最高に旨いなあ』

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食後は、再び歩いて浜田駅まで戻る。

行きとは違うルートを歩き、町を少しでも深く観察してみる。
ホテルのチェックインまで時間があるので、切符を使って江津まで足を伸ばしてみることにした。

30分ほどで江津駅に。
 
江津駅の構内に、『鐡路平安』と描かれた石碑と神社を発見。
どうやら、江津駅開業50周年を記念して建立された神社のようである。

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帰りの列車までそれほど時間はないので、少しだけ町中を歩いて駅に戻る。

懐かしい三江線の写真と、かつてここから三江線に乗り込んだ懐かしいホーム。
 

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2023年8月25日(金) 最終日の今日は、浜田駅を出て出雲市駅、宍道駅、備後落合駅、三次駅を経由して戻る長時間ルート。

晴れた朝は気温も下がり、気持ち良い晩夏の雰囲気。

駅の改札はまだ無人の時間帯。
浜田駅を06:34発の列車に乗り込む。

ここから出雲市駅へ。
 
立ち並ぶ風力発電のタワー。
 
黒松駅に停車している時に、車内アナウンスがあった。

どうやら、すれ違う列車が温泉津駅と岩見福光駅との間で鹿と衝突して車両点検を行なっており、遅れが生じる見込みとのこと。
仕方ないので新聞を開くと、

木次線のトロッコ列車が11月で終了になるとの記事が。

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その後、15分遅れで列車は出発。
 
出雲市駅では、お昼ご飯やお土産を購入して、乗り換えの時間待ち。

次は宍道駅を目指す。
 
途中、古事記にも登場する斐伊川を越える。

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宍道駅に降りるのは初めてである。

備後落合行きの木次線列車までは、結構時間がある。

しばし猛暑の中、町を散策。

宍道湖が見えるところまで歩いてみた。


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ここから木次線の旅。
 
出雲横田駅では、後ろの1両を切り離す。

急勾配をゆっくりと登っていくディーゼル列車は、なかなか風情があるものだ。

いよいよスイッチバックの線路が見えてきた。

出雲坂根の駅で、トロッコ列車とのすれ違い待ち。
 
延命水も汲みに行ってみた。

見えてきたトロッコ列車。

平日なのに、大勢のお客さんが乗っていたのには驚いた。

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いよいよ出発。
 
このスイッチバック区間は、以前家族で乗ったことはあるのだが、それでもやっぱりワクワクする。




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備後落合駅で、三次行きに乗り換え。

三次駅からは広島駅まで。

平日夕方の芸備線に乗ったのは初めてだが、狩留家からはほぼ満員に近い状態であったことに驚いた。

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久々となる青春18切符での山陰周遊旅。
お気に入りの一膳さんやこうもりさんを訪問することができ、山陰線らしい日本海沿いの景色を堪能し、木次線を宍道から備後落合まで乗ることができて、充実した旅を楽しむことができた。

第二の人生スタートまでのカウントダウンも、いよいよゴールが見えてきた。
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 夏の終わりを感じた2泊3日島根車中泊の旅 → 芸予諸島でお散歩シーカヤック → 野呂山へ日帰り避暑ドライブ

2023年08月19日 | 旅するシーカヤック


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2023年8月16日(水) お盆休みの中盤は、今日から島根へ2泊3日の車中泊の旅へ。
車内で寝られるようにセットしたスクラムワゴンで、山陰へと向かって走る。

まずは、お気に入りの温泉へ。

ここは亀の湯さん。

入浴料金は300円で、無人の温泉である。

今日はラッキーなことに、俺一人。
のんびりまったり、夏にピッタリの温いお湯を、しっかりと堪能させていただいた。
スッキリさっぱり!

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ここからは、今日泊まらせていただくスポットへ。

雨が降り出したので、雨避け可能なスペースをお借りして、お昼ご飯をセット。

食後も、特に観光の予定もなく、のんびりと心と体を休める予定なので、ビールや焼酎を飲みながら本を開く。

今回持参したのは、『現代語古事記(竹田恒泰)』
以前買っていたのだが、途中まで読んで止めてしまっていたので、今回最初から仕切り直し。
出雲地方に泊まりながら、古事記を読むのも一興である。

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2023年8月17日(木) 車中泊でもそこまで寝苦しくはなく、窓を開けてネットの網戸をセットし、持参した小型の扇風機をポータブルバッテリーで駆動させることで朝まで眠ることができた。
朝食の出雲そばを食べ、古事記を読み、9時前になるとクルマで出発。
目指すは、小屋原温泉。

しばらく訪れていなかったが、ここもお気に入りの温泉の一つ。

ラッキーなことに、今日も温泉一番乗りとなった。

自分の好きな浴室を選び、約50分間の至福のひと時を堪能。

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太田の町に出てスーパーマケットで買い出しし、キャンプ地へ戻る。
途中、少し寄り道も。

延喜式内・佐比賣山神社。

叶え杭、というものを初めてみた。

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お昼ご飯は、またまた出雲そば。

この蕎麦は島根キャンプの時の、俺の定番の一つなのである。

今日も昼から雨なので、ビール、焼酎、そして古事記。

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2023年8月18日(金) 最終日はようやく雨が上がり、晴れそうな予感。

今日の朝食も、またまた出雲そば。 朝は、暖かいお蕎麦である。

食事を終えると、少し散歩に出かけることに。

静かな田園地帯で、クルマも少なく、気持ちの良い朝の散歩が楽しめる。

途中の田んぼの横では、イモリも発見。 『いやあ、久しぶりにイモリを見たなあ』

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吹き抜けていく風が少し強めではあるが、これはこれで涼しくてお散歩日和である。

ヒマワリ畑も良い眺め。

空には彩雲も!

この辺りは、自然豊かで米や野菜の実りも多そうで、豊かな田園地帯の雰囲気たっぷりであった。

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地元の神社にも参拝。






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立石神社。



今朝は、1時間ほどの散策を楽しむことができた。

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9時にはチェックアウトし、家路へ。

途中の展望スポットからの眺めも絶景であった。

出雲そばと古事記を堪能した、のんびりまったり2泊3日の島根車中泊の旅。

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2023年8月19日(土) 今日の午前中は、シーカヤックで子供達と芸予諸島の海を散歩。

暑かったが、水分補給の休憩を何度も取り、ライフジャケットを着けたまま海に入って水冷する時間もとって、子供たちも良い笑顔で夏の海を堪能することができた。

午後からは、急に思い立って妻とマツダ6で野呂山へ。
途中のスーパーマーケットでお弁当を買い込み、ワインディングを適度に楽しみながら、頂上に到着。

いつも使わせていただくお気に入りの東屋の下でお弁当をいただき、歩いて展望台へと向かう。

少し霞が掛かってはいるが、四国まで見通せるなかなかの絶景を楽しむことができた。

それにしても、野呂山の頂上では吹き抜ける風が涼しく、最高の避暑ドライブとなった。

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連休前半は、息子達の帰郷や親戚との食事などで過ごしたが、中盤からは俺らしいノープランののんびりまったり旅とシーカヤックでの海散歩、野呂山避暑ドライブを楽しむことができ、なかなか充実した連休となった。

風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?

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