2016年3月26日(土) いつものように家を出て、しまなみ海道を経由し、生名島へ。
到着したのは、サウンド波間田キャンプ場。
このキャンプ場に初めて来たのは、2006年6月であった。
景色が美しく、シーカヤックを出艇できる浜が目の前にあり、周りにはアイランドホッピングが楽しめる様々な島があり、誰も居ない静かなキャンプ場で至福の連泊ツーリングを楽しんでから、年に何度も通うようになったのである。
***
この10年、様々な変化を自分の眼で見てきた。
今治まで行くフェリーが廃止され、生名島大橋で佐島経由で弓削島とつながった。
そして、フェスパの開業、青丸航路の廃止。
立石港ターミナルの改装などなど。
それらの変化を受けて、生名島をベースに楽しむ俺の旅のパターンも変化してきたのである。
以前は、レンタル自転車を借りて因島までフェリーで買い出しに行き、銭湯に入って戻ってきていたのが、最近では車で弓削島まで行って買い出しとお風呂を済ませるようになっている。
また、佐島や弓削島まで自転車で行けるので、カヤック&バイクというパターンも楽しむようになった。
一番のお気に入りのエリアとなり、何度通ったか分からないくらい訪問した生名島とサウンド波間田キャンプ場。
この4月から管理が上島町に移り、いろいろとお世話になった管理人さんがキャンプ場の仕事から離れられると聞き、移管前、最後の週末に訪問することにしたのである。
***
少し風はあるが、早速ツーリングの準備。
ロードスターは17万キロを超えており、このワゴンも8万5千キロを超えた。
保有者同様、クルマも高齢化が進んでいる。 いやはや。。。
最近仕事が忙しく、心身ともに疲れ果てているので、今日はなんちゃってお散歩ツーリングを楽しむつもり。
今日も、芸予諸島の海は澄んで快適なツーリングになりそうだ。
そこまで寒くないので、パドリングジャケットも着ることなく、最近お気に入りのウッドのナローブレードパドルで漕ぎ出す。
***
まずは対岸の岩城造船へ。
まだ建造途中のコンテナ船。
まだ煙突も搭載されておらず、船名も記入されていない状態。
大型クレーンで、コンテナを積み込む開閉式の蓋の部分が載せられていく。
こちらは、最後の艤装段階の船。
造船所が多い、しまなみ海道ならではのシーカヤックツーリング。
ここからは、バウを北に向けて漕ぎ進む。
今日は少し潮の流れが強い。
***
平内島を経由し、
亀島を回って、
龍神様にご挨拶。
鶴島の南側を漕ぎ、キャンプ場の浜に戻ってきた。
***
シーカヤックを潮抜きし、PFDやパドリングブーツ、スプレースカートを洗って干す。
クルマで立石港へ。
港の近くには、こんな綺麗な景色が待っていた。
黄色い菜の花。
『ああ、春が来たんだなあ!』
***
立石港では、三原行きの高速船が因島モールに立ち寄るようになったと、以前に管理人さんから聞いていたので、その船を利用して買い出ししてみることにしたのである。
これも、上島町における10年間の変化の一つ。
時間が近づくと、桟橋へ。
因島の土生港から高速船が近づいてくる。
生名島から因島モールまでは、わずか6-7分の短い船旅。
徐々に、ハローズが近づいてきた。
そして、到着。
***
モールでは、ゆっくりと昼ご飯と晩ご飯の買い出しをして、スーパーの休憩コーナーでお昼ご飯。
船の時間が近づくと、桟橋へ。
ここには、DIYの店や100円ショップや薬局もあり、買い出しには便利なスポット。
弓削のスーパーでも買い出しはできるのだが、このように因島のモールで買い出しできるという選択肢が増えたのは良いことだ。
待合室で外を眺めていると、三原からの船が見えたので桟橋へ。
少し風が強まってきたようである。
因島モールから、土生を経由して生名島の立石港へ。
『うん、これまた新たな楽しみが増えたなあ』
***
立石港から、今度は車でフェスパへ。
ここでじっくりと自分自身の潮抜きをし、サウナでたっぷりと汗を流してキャンプ場へと戻る。
木製のテーブルの上にキッチンを仕立て、まずはビール!
もちろん最初の一杯は、大好物のエビスビールである。
缶のプルタブをプシュッ。 そしてキャンプ専用のバカラのグラスにトクトクトクトク。 シュワワワワー。
独り静かに『乾杯!』
グビ、グビ、グビリ。 プハーッ、美味い!!!
***
一本目のビールを飲んでいる途中、管理人さんがやって来られた。
『こんにちは。 今回もお世話になります』
ここからは、しばし四方山話。
夕方、帰られる時間に。
『また、生名島に遊びに来てくださいね』
『はい。 長年、本当にいろいろ良くしていただいて、本当にありがとうございました。 おかげさまで、俺にとってはここが第二の故郷になりましたよ。 お元気で』
10年間、毎年何度も通ったサウンド波間田キャンプ場。 長年お世話になった管理人さんが、ここに居られなくなるというのはなんとも不思議な気分。
先日は親父との別れがあったばかり。
この春は、俺の人生にとって様々な一区切りの春が続いている。 感無量。
***
徐々に日が傾き、夕食の準備。
今日は、因島モールのハローズで懐かしい『マルシンハンバーグ』を発見。
当然、買い込んできた。
『マルシン、マルシン、ハンバーグ!』 ついつい、口ずさみそうになる。
片面それぞれ2分づつ焼き、完成。
そして、オムレツ。
ハンバーグとオムレツをつまみに、ビールをグビリ!
静かなキャンプ場で、至福のひと時。
***
差し入れに頂いたワケギを切り、
これまたモールで買い込んできた、懐かしいソフトスパゲッティ。
ストームクッカーのフライパンを使い、オリーブオイルを一滴らししてスパゲティを作る。
『おお、ワケギのスパゲティも美味いなあ』
またまたビールをグビリ!
***
次第に暮れ泥んで行く芸予諸島。
ビールを飲みつつ独り静かに過ごすこの時間こそ、キャンプツーリングの醍醐味である。
***
ぐっすり眠って目覚めた翌朝。
キャンプ場のテーブルに座り、朝の瀬戸内海を眺めながら、温かいコーヒーを飲む。
一区切りの春のキャンプツーリングの朝。
10年間の様々な思い出を噛みしめつつ、静かにコーヒーを啜る。
***
荷物を片付けると、しばしキャンプ場の周囲を散策。
普段はあまり登らない山道へ。
頂上からは、しまなみらしい眺めが楽しめる。
お気に入りになった生名島。
これからも、キャンプツーリングのベースとして訪れることになるだろう。
***
最後に、キャンプ場周辺の花を。
椿あり、
名も知らぬ、小さく健気な花や、
野いちごの花も。
***
『また、遊びに来るよ』 10年通って、一区切りの春のキャンプツーリングであった。
さて、来週はどこ行こう?
到着したのは、サウンド波間田キャンプ場。
このキャンプ場に初めて来たのは、2006年6月であった。
景色が美しく、シーカヤックを出艇できる浜が目の前にあり、周りにはアイランドホッピングが楽しめる様々な島があり、誰も居ない静かなキャンプ場で至福の連泊ツーリングを楽しんでから、年に何度も通うようになったのである。
***
この10年、様々な変化を自分の眼で見てきた。
今治まで行くフェリーが廃止され、生名島大橋で佐島経由で弓削島とつながった。
そして、フェスパの開業、青丸航路の廃止。
立石港ターミナルの改装などなど。
それらの変化を受けて、生名島をベースに楽しむ俺の旅のパターンも変化してきたのである。
以前は、レンタル自転車を借りて因島までフェリーで買い出しに行き、銭湯に入って戻ってきていたのが、最近では車で弓削島まで行って買い出しとお風呂を済ませるようになっている。
また、佐島や弓削島まで自転車で行けるので、カヤック&バイクというパターンも楽しむようになった。
一番のお気に入りのエリアとなり、何度通ったか分からないくらい訪問した生名島とサウンド波間田キャンプ場。
この4月から管理が上島町に移り、いろいろとお世話になった管理人さんがキャンプ場の仕事から離れられると聞き、移管前、最後の週末に訪問することにしたのである。
***
少し風はあるが、早速ツーリングの準備。
ロードスターは17万キロを超えており、このワゴンも8万5千キロを超えた。
保有者同様、クルマも高齢化が進んでいる。 いやはや。。。
最近仕事が忙しく、心身ともに疲れ果てているので、今日はなんちゃってお散歩ツーリングを楽しむつもり。
今日も、芸予諸島の海は澄んで快適なツーリングになりそうだ。
そこまで寒くないので、パドリングジャケットも着ることなく、最近お気に入りのウッドのナローブレードパドルで漕ぎ出す。
***
まずは対岸の岩城造船へ。
まだ建造途中のコンテナ船。
まだ煙突も搭載されておらず、船名も記入されていない状態。
大型クレーンで、コンテナを積み込む開閉式の蓋の部分が載せられていく。
こちらは、最後の艤装段階の船。
造船所が多い、しまなみ海道ならではのシーカヤックツーリング。
ここからは、バウを北に向けて漕ぎ進む。
今日は少し潮の流れが強い。
***
平内島を経由し、
亀島を回って、
龍神様にご挨拶。
鶴島の南側を漕ぎ、キャンプ場の浜に戻ってきた。
***
シーカヤックを潮抜きし、PFDやパドリングブーツ、スプレースカートを洗って干す。
クルマで立石港へ。
港の近くには、こんな綺麗な景色が待っていた。
黄色い菜の花。
『ああ、春が来たんだなあ!』
***
立石港では、三原行きの高速船が因島モールに立ち寄るようになったと、以前に管理人さんから聞いていたので、その船を利用して買い出ししてみることにしたのである。
これも、上島町における10年間の変化の一つ。
時間が近づくと、桟橋へ。
因島の土生港から高速船が近づいてくる。
生名島から因島モールまでは、わずか6-7分の短い船旅。
徐々に、ハローズが近づいてきた。
そして、到着。
***
モールでは、ゆっくりと昼ご飯と晩ご飯の買い出しをして、スーパーの休憩コーナーでお昼ご飯。
船の時間が近づくと、桟橋へ。
ここには、DIYの店や100円ショップや薬局もあり、買い出しには便利なスポット。
弓削のスーパーでも買い出しはできるのだが、このように因島のモールで買い出しできるという選択肢が増えたのは良いことだ。
待合室で外を眺めていると、三原からの船が見えたので桟橋へ。
少し風が強まってきたようである。
因島モールから、土生を経由して生名島の立石港へ。
『うん、これまた新たな楽しみが増えたなあ』
***
立石港から、今度は車でフェスパへ。
ここでじっくりと自分自身の潮抜きをし、サウナでたっぷりと汗を流してキャンプ場へと戻る。
木製のテーブルの上にキッチンを仕立て、まずはビール!
もちろん最初の一杯は、大好物のエビスビールである。
缶のプルタブをプシュッ。 そしてキャンプ専用のバカラのグラスにトクトクトクトク。 シュワワワワー。
独り静かに『乾杯!』
グビ、グビ、グビリ。 プハーッ、美味い!!!
***
一本目のビールを飲んでいる途中、管理人さんがやって来られた。
『こんにちは。 今回もお世話になります』
ここからは、しばし四方山話。
夕方、帰られる時間に。
『また、生名島に遊びに来てくださいね』
『はい。 長年、本当にいろいろ良くしていただいて、本当にありがとうございました。 おかげさまで、俺にとってはここが第二の故郷になりましたよ。 お元気で』
10年間、毎年何度も通ったサウンド波間田キャンプ場。 長年お世話になった管理人さんが、ここに居られなくなるというのはなんとも不思議な気分。
先日は親父との別れがあったばかり。
この春は、俺の人生にとって様々な一区切りの春が続いている。 感無量。
***
徐々に日が傾き、夕食の準備。
今日は、因島モールのハローズで懐かしい『マルシンハンバーグ』を発見。
当然、買い込んできた。
『マルシン、マルシン、ハンバーグ!』 ついつい、口ずさみそうになる。
片面それぞれ2分づつ焼き、完成。
そして、オムレツ。
ハンバーグとオムレツをつまみに、ビールをグビリ!
静かなキャンプ場で、至福のひと時。
***
差し入れに頂いたワケギを切り、
これまたモールで買い込んできた、懐かしいソフトスパゲッティ。
ストームクッカーのフライパンを使い、オリーブオイルを一滴らししてスパゲティを作る。
『おお、ワケギのスパゲティも美味いなあ』
またまたビールをグビリ!
***
次第に暮れ泥んで行く芸予諸島。
ビールを飲みつつ独り静かに過ごすこの時間こそ、キャンプツーリングの醍醐味である。
***
ぐっすり眠って目覚めた翌朝。
キャンプ場のテーブルに座り、朝の瀬戸内海を眺めながら、温かいコーヒーを飲む。
一区切りの春のキャンプツーリングの朝。
10年間の様々な思い出を噛みしめつつ、静かにコーヒーを啜る。
***
荷物を片付けると、しばしキャンプ場の周囲を散策。
普段はあまり登らない山道へ。
頂上からは、しまなみらしい眺めが楽しめる。
お気に入りになった生名島。
これからも、キャンプツーリングのベースとして訪れることになるだろう。
***
最後に、キャンプ場周辺の花を。
椿あり、
名も知らぬ、小さく健気な花や、
野いちごの花も。
***
『また、遊びに来るよ』 10年通って、一区切りの春のキャンプツーリングであった。
さて、来週はどこ行こう?
2016年3月13日(日) 今日は朝から曇り空だが、風はなく穏やかな雰囲気。
天気予報でも1日中曇りだが、なんだか漕げ出しそうな予感がする。
***
朝食を食べると、家を出発。
日帰りツーリングなので、近場でのんびり楽しむコース。
いつもの浜に到着。
今日はまだ釣り人も来ておらず、俺が一番乗りである。
安全装備とお茶セットを積み込み、準備完了。
9時前には漕ぎ出すことができた。
***
今日は、島を一周してみるか。
北上して橋をくぐり、漕ぎ進む。
桟橋に近寄ってみると、もう海の中にはワカメが伸びている。
『ああ、ここの海にも春が近づいているのだなあ』
小さな島を、カウンタークロックワイズで漕ぎ進む。
海は穏やかで、風もそれほどないので、今日は手袋なしでも大丈夫。
ウッドのナローブレードパドルの感触を楽しみながらの、お散歩ツーリング。
***
海には、様々な浮きやブイが浮かんでいる。
それらを見つけると、近寄って行って観察する。
様々な海藻が付着しており、中には貽貝や岩ガキが付着しているものも。
これらのブイは、海の中に小さな社会を形成しているのである。
***
島をグルリと一周すると、今度は対岸に向かって漕ぎ進む。
ここは、自然海岸が続く貴重なエリア。
お気に入りの浜に、独り静かに上陸する。
ここからの眺めが、俺の心を癒してくれる。
防水バッグに入れてきたお茶セットを取り出し、ティータイム。
エスビットとメスティンでお湯を沸かす。
お湯が沸くまでの時間、しばし浜を散策。
この辺りの海は透明度が高く、いつまで眺めていても、飽きることはない。
***
お湯が沸くと、インスタントのコーヒー。
浜には長い竹が流れ着いて岩に引っかかっており、ちょうど良い椅子になる。
椅子に腰掛け、海を眺めながら、ゆっくりと熱いコーヒーを楽しむ。
至福のひと時。
***
さて、そろそろ戻るとしようか。
再び漕ぎだし、出発した浜に向かって漕ぎ進む。
海鳥を眺め、海中を眺め、洞窟を散策する。
***
今日は結局2時間ほどのお散歩ツーリング。
家に戻ると、春に向けて少しでも自転車足を準備しておくために、呉越え峠一周のなんちゃってペダリングも楽しんだ。
昨日は、呉市内でサイクリングを楽しみ、今日は日帰りツーリングではあるが海の散歩を楽しむことができた。
なかなか良い休日じゃあないか!
さて、来週はどこ行こう?
天気予報でも1日中曇りだが、なんだか漕げ出しそうな予感がする。
***
朝食を食べると、家を出発。
日帰りツーリングなので、近場でのんびり楽しむコース。
いつもの浜に到着。
今日はまだ釣り人も来ておらず、俺が一番乗りである。
安全装備とお茶セットを積み込み、準備完了。
9時前には漕ぎ出すことができた。
***
今日は、島を一周してみるか。
北上して橋をくぐり、漕ぎ進む。
桟橋に近寄ってみると、もう海の中にはワカメが伸びている。
『ああ、ここの海にも春が近づいているのだなあ』
小さな島を、カウンタークロックワイズで漕ぎ進む。
海は穏やかで、風もそれほどないので、今日は手袋なしでも大丈夫。
ウッドのナローブレードパドルの感触を楽しみながらの、お散歩ツーリング。
***
海には、様々な浮きやブイが浮かんでいる。
それらを見つけると、近寄って行って観察する。
様々な海藻が付着しており、中には貽貝や岩ガキが付着しているものも。
これらのブイは、海の中に小さな社会を形成しているのである。
***
島をグルリと一周すると、今度は対岸に向かって漕ぎ進む。
ここは、自然海岸が続く貴重なエリア。
お気に入りの浜に、独り静かに上陸する。
ここからの眺めが、俺の心を癒してくれる。
防水バッグに入れてきたお茶セットを取り出し、ティータイム。
エスビットとメスティンでお湯を沸かす。
お湯が沸くまでの時間、しばし浜を散策。
この辺りの海は透明度が高く、いつまで眺めていても、飽きることはない。
***
お湯が沸くと、インスタントのコーヒー。
浜には長い竹が流れ着いて岩に引っかかっており、ちょうど良い椅子になる。
椅子に腰掛け、海を眺めながら、ゆっくりと熱いコーヒーを楽しむ。
至福のひと時。
***
さて、そろそろ戻るとしようか。
再び漕ぎだし、出発した浜に向かって漕ぎ進む。
海鳥を眺め、海中を眺め、洞窟を散策する。
***
今日は結局2時間ほどのお散歩ツーリング。
家に戻ると、春に向けて少しでも自転車足を準備しておくために、呉越え峠一周のなんちゃってペダリングも楽しんだ。
昨日は、呉市内でサイクリングを楽しみ、今日は日帰りツーリングではあるが海の散歩を楽しむことができた。
なかなか良い休日じゃあないか!
さて、来週はどこ行こう?
2016年3月12日(土) 海に出るつもりであったが、浜に行ってみると以外と風がある。
気温も低く、曇りで風の中を漕ぐのも気分が乗らないので、急遽予定を変更。
一旦家に戻り、ポットに熱い紅茶を詰めると、クルマから自転車を下ろして出発である。
***
呉越え峠を登って下り、呉市内へ。
さて、今日は何をして楽しもう?
自転車を漕ぎ、徐々に海が近づいてくる。
***
呉の桟橋に到着。
ここは展望台があるので、紅茶を飲んでしばし休憩。
高い所から桟橋を眺めていると、小さな船が戻ってきた。
???
『あれは何だろう? 何か観光のイベントでもあるのかなあ』
1Fに降りてフロアを回ってみると。。。
こんなものを見つけることができた。
艦船めぐり。 30分コースで、1,300円との事。
船旅好きの俺は、すぐに申し込む事に。
受付には、今日、海上自衛隊呉基地に停泊している船の情報も掲示されている。
楽しみだ!
***
11時丁度に船が出港。
ここからは、戦艦大和が建造されたドッグや、海上自衛隊呉基地を巡る30分の船旅である。
護衛艦いせ。
ヘリコプターを搭載するように設計された護衛艦だとの事。
ガイドは、自衛隊のOBの方。
普段聴く事のない、呉基地の位置付けや、護衛艦の様々な装備などについてのお話が聞けて、とても興味深いツアーである。
***
日本で潜水艦基地があるのは、横須賀と呉だけなのだそうだ。
ここでは、最新鋭の潜水艦だという『そうりゅう』が。
蒸気が出ているのは、ディーゼルエンジンで発電し、潜水航行用のバッテリーを充電しているのだということを、初めて知ることができた。
黒い表面は、吸音材が張り詰められているのだそうで、また尾翼がX型になっているのも、最新鋭潜水艦の特徴なのだそうだ。
訓練用の潜水艦も、充電中であった。
護衛艦の攻撃用装備についての話も、非常に興味深いもの。
船舶でも、ステルス性を考慮した設計が為されているというのも、初めて知ることができた。
***
木造船だという掃海艇も。
今、造船所で建造されているこの貨物船は、戦艦大和よりも大きいのだとか。
これにはビックリ。
***
桟橋に戻ると、海上自衛隊呉資料館へ。
てつのくじら館。
昼前なので、まずはここでお昼ご飯。
限定35食だというカレーをいただくことに。
その後は、資料館を見学。
撮影可能だというのが嬉しい限り。
特別企画は、掃海の歴史。
日本近海に、こんなに機雷が敷設されていたというのは知らなかった。
また昔話だと思っていたら、平成26年にも処理された機雷があるのだそうだ。
***
潜水艦関連の展示。
ここでは、ソナーマン体験ができる機械も。
様々な音を聞き2択で答える質問にチャレンジしてみると、残念ながら5問中4問の正解。
潜水艦のスクリューは最高機密であることや、
潜水艦での食事のメニュー、
潜水艦内での組織体制、
はたまた自衛隊の階級などなど、
知らない情報が満載である。
***
魚雷。
無人の対潜水艦ヘリ。
ここからは、潜水艦内部の見学である。
トイレと洗面所。
ベッドルーム。
各種計器。
そして操縦席。
今日も、多くの見学者で賑わっていた。
***
見学を終えると、外へ。
少し雲が減り、気温は低く風はあるものの、気持ちの良い休日に。
もう少し自転車を漕ぐことにし、かるが浜まで足を延ばす。
季節になるとバーベキューを楽しむ人たちで賑うのだが、さすがに今日は人もまばら。
しばし階段に腰掛け、熱い紅茶を飲みながら海を眺める。
『さあ、そろそろ戻るとするか』
気温も低く、曇りで風の中を漕ぐのも気分が乗らないので、急遽予定を変更。
一旦家に戻り、ポットに熱い紅茶を詰めると、クルマから自転車を下ろして出発である。
***
呉越え峠を登って下り、呉市内へ。
さて、今日は何をして楽しもう?
自転車を漕ぎ、徐々に海が近づいてくる。
***
呉の桟橋に到着。
ここは展望台があるので、紅茶を飲んでしばし休憩。
高い所から桟橋を眺めていると、小さな船が戻ってきた。
???
『あれは何だろう? 何か観光のイベントでもあるのかなあ』
1Fに降りてフロアを回ってみると。。。
こんなものを見つけることができた。
艦船めぐり。 30分コースで、1,300円との事。
船旅好きの俺は、すぐに申し込む事に。
受付には、今日、海上自衛隊呉基地に停泊している船の情報も掲示されている。
楽しみだ!
***
11時丁度に船が出港。
ここからは、戦艦大和が建造されたドッグや、海上自衛隊呉基地を巡る30分の船旅である。
護衛艦いせ。
ヘリコプターを搭載するように設計された護衛艦だとの事。
ガイドは、自衛隊のOBの方。
普段聴く事のない、呉基地の位置付けや、護衛艦の様々な装備などについてのお話が聞けて、とても興味深いツアーである。
***
日本で潜水艦基地があるのは、横須賀と呉だけなのだそうだ。
ここでは、最新鋭の潜水艦だという『そうりゅう』が。
蒸気が出ているのは、ディーゼルエンジンで発電し、潜水航行用のバッテリーを充電しているのだということを、初めて知ることができた。
黒い表面は、吸音材が張り詰められているのだそうで、また尾翼がX型になっているのも、最新鋭潜水艦の特徴なのだそうだ。
訓練用の潜水艦も、充電中であった。
護衛艦の攻撃用装備についての話も、非常に興味深いもの。
船舶でも、ステルス性を考慮した設計が為されているというのも、初めて知ることができた。
***
木造船だという掃海艇も。
今、造船所で建造されているこの貨物船は、戦艦大和よりも大きいのだとか。
これにはビックリ。
***
桟橋に戻ると、海上自衛隊呉資料館へ。
てつのくじら館。
昼前なので、まずはここでお昼ご飯。
限定35食だというカレーをいただくことに。
その後は、資料館を見学。
撮影可能だというのが嬉しい限り。
特別企画は、掃海の歴史。
日本近海に、こんなに機雷が敷設されていたというのは知らなかった。
また昔話だと思っていたら、平成26年にも処理された機雷があるのだそうだ。
***
潜水艦関連の展示。
ここでは、ソナーマン体験ができる機械も。
様々な音を聞き2択で答える質問にチャレンジしてみると、残念ながら5問中4問の正解。
潜水艦のスクリューは最高機密であることや、
潜水艦での食事のメニュー、
潜水艦内での組織体制、
はたまた自衛隊の階級などなど、
知らない情報が満載である。
***
魚雷。
無人の対潜水艦ヘリ。
ここからは、潜水艦内部の見学である。
トイレと洗面所。
ベッドルーム。
各種計器。
そして操縦席。
今日も、多くの見学者で賑わっていた。
***
見学を終えると、外へ。
少し雲が減り、気温は低く風はあるものの、気持ちの良い休日に。
もう少し自転車を漕ぐことにし、かるが浜まで足を延ばす。
季節になるとバーベキューを楽しむ人たちで賑うのだが、さすがに今日は人もまばら。
しばし階段に腰掛け、熱い紅茶を飲みながら海を眺める。
『さあ、そろそろ戻るとするか』
いろいろな事があったここ最近。 ようやく落ち着いて、普段の生活に戻ってきた。
誰もが通る道とはいえ、年を重ねると、様々なことを経験するものである。
***
毎年3月になると、松江の天気予報をチェックし始める。
金曜日の夜にチェックすると、日曜日は雨だが土曜日は晴れて風も弱い予報。
いろいろと忙しかった日々もようやく落ち着いて、リフレッシュしたいタイミング。 この週末は、島根半島を候補に決定!
2016年3月5日 土曜日の朝、4時前には目が覚めた。
早速PCを立ち上げ、天気予報を最終チェック。
すると、松江は晴れで風が弱い予報に変化なし。 これで確定。
コーヒーを飲み、着替えると、まだ暗いなか北に向かって車を走らせる。
***
島根半島でいつもテントを張る浜に到着。
空は晴れ、久し振りの日本海は、穏やかである。
まずはテントを張って寝る場所を確保し、出艇地へ移動。
シーカヤックを下ろし、朝食のパンとポットに詰めた温かいコーヒー、安全装備を積み込んで、出発準備は完了である。
今日は早朝に家を出たので、9時前には漕ぎ出すことができた。
***
空は気持ち良く晴れ、海は穏やかで風もなく、絶好のツーリング日和。
今日は、ドライスーツが要らないどころか、パドリングジャケットさえ必要のない暖かさ。
化繊のアンダーウエアと、これまた化繊の長袖シャツという軽装で漕ぎだした。
パドルは、最近お気に入りのウッドのナローブレードパドル。
暖かいのでグローブも要らず、素手で持つウッドパドルの、なんと柔らかく、そして暖かく、手触りの優しいことよ。
***
まずはお気に入りの洞窟へ。
ここは、何度訪れても飽きることがない。
シーカヤックでしか通り抜けることのできない、狭い海食洞があるのだ。
穴から差し込む光で、洞窟内の壁が自然にライトアップされ、また海の水は島根半島グリーンに輝いている。
なんとも素晴らしい、自然の造形美。
しばしパドリングを止め、洞窟の中で、独り静かな一時を味わう。
***
洞窟を抜けると、湾内を散策。
海鵜とカモメが仲良く休憩中。
普段漕いでいる瀬戸内とは異なる雰囲気が、島根半島ツーリングの楽しみの一つである。
春の日本海は、素晴らしい透明度。
瀬戸内海も綺麗になってはいるが、やはり島根半島に来てみると、その違いに驚嘆する。
***
湾内の散策を終えると、今度は小さな島巡り。
この辺りには、岩と言っても良いくらいな小さな島が点在しており、それをホッピングしていく。
ソロツーリングなので、誰に気兼ねすることもなく、気の向くままに漕ぎ進む。
今日は海が穏やかなので、サザエかアワビの漁をしている漁船も出ている。
邪魔をしないよう、距離をとって静かに漕ぎ抜ける。
***
ロックホッピングが終わると、別の湾内を散策。
ここでしばし手を止め、パンとコーヒーで朝食。
今日は早朝から漕ぎだして時間に余裕もあり、久しぶりのツーリングで少し漕ぎ足りないので、再び海食洞へ。
岩場を通り抜け、
さっきとは反対側から洞窟へ。
『緑の洞窟』を堪能し、
『島根半島ブルー』も堪能する。
***
約1時間半のお散歩ツーリングを楽しんで、出発地点に戻ってきた。
シーカヤックを片付け、移動する途中で桜が咲いているのを発見。
島根半島にも春が近付いているのだなあ!
***
野波に戻ると、PFDやスプレースカート、パドリングブーツなどを潮抜きして干す。
乾かす間に、少し自転車を漕ぐことに。
まずは緩やかな上り坂を15分ほど漕ぎ登り、そこからUターンして野波まで戻る。
海沿いの小さな集落と漁港をしばし散策。
神社にお参りし、
船屋を見学。
***
この野波は、島根半島ブルーの海がとても美しいお気に入りのスポット。
何度訪れても、ここの海の美しさは飽きることがない。
***
いつものように松江に買い出しに行き、温泉で潮抜きしてテントを張った浜に戻る。
午後2時過ぎの、少し遅めのお昼ご飯。
島根半島キャンプでは欠かせない『たまきの割子そば』と、『ヒラマサ&ホウボウの刺身』
まずは定番のエビスビールで、独り乾杯!
バカラのグラスにエビスビールを、トクトクトクトク、シュワワワワワワー。
『いただきます!』
グビ、グビ、グビリ。 プハーッ、うん美味い!
***
割子そばをパクリ、ビールをグビリ。
ヒラマサの刺身をパクリ。 『オー、これはなんじゃあ。 コリコリして、味わいも深いし、こりゃあホンマに美味いのう!』
そしてビールをグビリ。 ホウボウの刺身をパクリ。
まさに、至福のひと時。
***
ビールの後は、最近お気に入りのホッピー。
今回も栓抜きを忘れて、車にお世話になる。
焼酎をホッピーで割り、グビリ。
ビールとホッピーを飲むと、しばし休憩。
海沿いを散策。
波の創った芸術作品。
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日が傾くと、今度は夕日を楽しむ。
徐々に沈んでいく夕日。
海に光の道ができる。
ほぼ完璧なサンセット。
静かな島根半島の夕刻を、独り静かに心に刻むことができた。
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2016年3月6日(日) 夜は結構な風が吹いていたが、目覚めると穏やかな朝。
まだ暗い中起き出し、ヘッドランプを点けてお湯を沸かし、コーヒーを飲む。
再びお湯を沸かし、昨日買い込んでいた、これまた定番のヨーグルトパンの朝食。
食事を終えると、キャンプ道具を片付ける。
リフトゲートを開けるため、片付け時にはいつもこんな状態になる。
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まずは、佐白温泉・長者の湯へ。
ここは早朝6時から営業しており、JAF割引だと250円という脅威のコストパフォーマンス。
pH9.8という気持ちの良いお湯もあり、島根半島キャンプツーリングの帰りにはいつも立ち寄る定番の温泉なのである。
お昼ご飯は、たたらば壱番地のお蕎麦やさんへ。
中国山地の道沿いには、まだまだ雪が残っている。
松江道沿いにある、たたらば壱番池では、ちくわ天入り十割蕎麦を注文。
揚げたてサクサクのアゴちくわと、美味い蕎麦を堪能した。
『ごちそうさまでした』
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今年初となる島根半島ツーリングは、カヤックで洞窟潜りと透明度の高い海の散歩を楽しみ、自転車を漕ぎ、美味しいヒラマサの刺身をつまみにビールを飲み、綺麗な夕日を堪能することができた。
もう春はそこまで来ている。
『さて、来週はどこ行こう?』
誰もが通る道とはいえ、年を重ねると、様々なことを経験するものである。
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毎年3月になると、松江の天気予報をチェックし始める。
金曜日の夜にチェックすると、日曜日は雨だが土曜日は晴れて風も弱い予報。
いろいろと忙しかった日々もようやく落ち着いて、リフレッシュしたいタイミング。 この週末は、島根半島を候補に決定!
2016年3月5日 土曜日の朝、4時前には目が覚めた。
早速PCを立ち上げ、天気予報を最終チェック。
すると、松江は晴れで風が弱い予報に変化なし。 これで確定。
コーヒーを飲み、着替えると、まだ暗いなか北に向かって車を走らせる。
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島根半島でいつもテントを張る浜に到着。
空は晴れ、久し振りの日本海は、穏やかである。
まずはテントを張って寝る場所を確保し、出艇地へ移動。
シーカヤックを下ろし、朝食のパンとポットに詰めた温かいコーヒー、安全装備を積み込んで、出発準備は完了である。
今日は早朝に家を出たので、9時前には漕ぎ出すことができた。
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空は気持ち良く晴れ、海は穏やかで風もなく、絶好のツーリング日和。
今日は、ドライスーツが要らないどころか、パドリングジャケットさえ必要のない暖かさ。
化繊のアンダーウエアと、これまた化繊の長袖シャツという軽装で漕ぎだした。
パドルは、最近お気に入りのウッドのナローブレードパドル。
暖かいのでグローブも要らず、素手で持つウッドパドルの、なんと柔らかく、そして暖かく、手触りの優しいことよ。
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まずはお気に入りの洞窟へ。
ここは、何度訪れても飽きることがない。
シーカヤックでしか通り抜けることのできない、狭い海食洞があるのだ。
穴から差し込む光で、洞窟内の壁が自然にライトアップされ、また海の水は島根半島グリーンに輝いている。
なんとも素晴らしい、自然の造形美。
しばしパドリングを止め、洞窟の中で、独り静かな一時を味わう。
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洞窟を抜けると、湾内を散策。
海鵜とカモメが仲良く休憩中。
普段漕いでいる瀬戸内とは異なる雰囲気が、島根半島ツーリングの楽しみの一つである。
春の日本海は、素晴らしい透明度。
瀬戸内海も綺麗になってはいるが、やはり島根半島に来てみると、その違いに驚嘆する。
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湾内の散策を終えると、今度は小さな島巡り。
この辺りには、岩と言っても良いくらいな小さな島が点在しており、それをホッピングしていく。
ソロツーリングなので、誰に気兼ねすることもなく、気の向くままに漕ぎ進む。
今日は海が穏やかなので、サザエかアワビの漁をしている漁船も出ている。
邪魔をしないよう、距離をとって静かに漕ぎ抜ける。
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ロックホッピングが終わると、別の湾内を散策。
ここでしばし手を止め、パンとコーヒーで朝食。
今日は早朝から漕ぎだして時間に余裕もあり、久しぶりのツーリングで少し漕ぎ足りないので、再び海食洞へ。
岩場を通り抜け、
さっきとは反対側から洞窟へ。
『緑の洞窟』を堪能し、
『島根半島ブルー』も堪能する。
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約1時間半のお散歩ツーリングを楽しんで、出発地点に戻ってきた。
シーカヤックを片付け、移動する途中で桜が咲いているのを発見。
島根半島にも春が近付いているのだなあ!
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野波に戻ると、PFDやスプレースカート、パドリングブーツなどを潮抜きして干す。
乾かす間に、少し自転車を漕ぐことに。
まずは緩やかな上り坂を15分ほど漕ぎ登り、そこからUターンして野波まで戻る。
海沿いの小さな集落と漁港をしばし散策。
神社にお参りし、
船屋を見学。
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この野波は、島根半島ブルーの海がとても美しいお気に入りのスポット。
何度訪れても、ここの海の美しさは飽きることがない。
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いつものように松江に買い出しに行き、温泉で潮抜きしてテントを張った浜に戻る。
午後2時過ぎの、少し遅めのお昼ご飯。
島根半島キャンプでは欠かせない『たまきの割子そば』と、『ヒラマサ&ホウボウの刺身』
まずは定番のエビスビールで、独り乾杯!
バカラのグラスにエビスビールを、トクトクトクトク、シュワワワワワワー。
『いただきます!』
グビ、グビ、グビリ。 プハーッ、うん美味い!
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割子そばをパクリ、ビールをグビリ。
ヒラマサの刺身をパクリ。 『オー、これはなんじゃあ。 コリコリして、味わいも深いし、こりゃあホンマに美味いのう!』
そしてビールをグビリ。 ホウボウの刺身をパクリ。
まさに、至福のひと時。
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ビールの後は、最近お気に入りのホッピー。
今回も栓抜きを忘れて、車にお世話になる。
焼酎をホッピーで割り、グビリ。
ビールとホッピーを飲むと、しばし休憩。
海沿いを散策。
波の創った芸術作品。
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日が傾くと、今度は夕日を楽しむ。
徐々に沈んでいく夕日。
海に光の道ができる。
ほぼ完璧なサンセット。
静かな島根半島の夕刻を、独り静かに心に刻むことができた。
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2016年3月6日(日) 夜は結構な風が吹いていたが、目覚めると穏やかな朝。
まだ暗い中起き出し、ヘッドランプを点けてお湯を沸かし、コーヒーを飲む。
再びお湯を沸かし、昨日買い込んでいた、これまた定番のヨーグルトパンの朝食。
食事を終えると、キャンプ道具を片付ける。
リフトゲートを開けるため、片付け時にはいつもこんな状態になる。
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まずは、佐白温泉・長者の湯へ。
ここは早朝6時から営業しており、JAF割引だと250円という脅威のコストパフォーマンス。
pH9.8という気持ちの良いお湯もあり、島根半島キャンプツーリングの帰りにはいつも立ち寄る定番の温泉なのである。
お昼ご飯は、たたらば壱番地のお蕎麦やさんへ。
中国山地の道沿いには、まだまだ雪が残っている。
松江道沿いにある、たたらば壱番池では、ちくわ天入り十割蕎麦を注文。
揚げたてサクサクのアゴちくわと、美味い蕎麦を堪能した。
『ごちそうさまでした』
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今年初となる島根半島ツーリングは、カヤックで洞窟潜りと透明度の高い海の散歩を楽しみ、自転車を漕ぎ、美味しいヒラマサの刺身をつまみにビールを飲み、綺麗な夕日を堪能することができた。
もう春はそこまで来ている。
『さて、来週はどこ行こう?』