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2023年10月11日(水) 夕方に、飛騨高山の宿に到着。
部屋に荷物を置くと、晩御飯のために街へ。
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飛騨高山は、まだ若い頃妻と一緒に、当時保有していたフェスティバキャンバストップでドライブ旅に来たことがあるのだが、当時は給料もまだ安く高山郊外で車中泊し、高価な飛騨牛は横目で見ながら安価な朴葉味噌や五平餅を食べて飛騨高山の旅を楽しんだ。
もちろん当時はそんな貧乏ドライブ旅でも十分楽しかったのではあるが、やはり、『いつか、美味しい飛騨牛をしっかり堪能したいものだ』と思っていた。
今回はようやくその時が来たのである!
訪問したのは、宿で教えていただいた近くにある『丸明さん』
ここは予約できないということで飛び込みとなったのだが、少し早い時間だったということもあり、すぐに席に案内していただくことができた。
翌日も再訪してみたのだが、夕方早い時間でも多くのインバウンドのお客さんが待っており入店できなかったので、これは本当にラッキーであった。
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今日は、飛騨牛焼き肉。
注文したのは、『A5飛騨牛ロース』と『A5飛騨牛カルビ』、飛騨牛レバー、ホルモン、そして焼き野菜など。
飛騨牛しぐれ煮付きのご飯も美味しい。
ビールの後は、赤ワインをいただきながら、美味しい焼き肉を楽しんだ。
『やっぱり美味しいねえ』 至福の晩ごはんである。
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夕食後は、しばし夕暮れの街を散策。
先日訪れた由布院温泉もインバウンド客の多さに驚いたが、ここ飛騨高山も多くの外国人客で賑わっている。
地元のスーパーでお酒とおつまみを買い込み、宿に戻ってもう一杯。
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2023年10月12日(木) 旅の4日目は、街を散策。
まずは宮川朝市へ。
そして陣屋朝市。
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一度宿に戻ってコーヒーを飲んで休憩し、再び街へ。
五平餅とみたらし団子もいただいた。
お昼ご飯は、人気があるという高山ラーメンのお店へ。
開店前なのに、もう行列ができていた。
幸いにも最初のグループとしての最後で入店することができ、中華そばとビールをいただいた。
『へえ、これが高山ラーメンなのか』 『ご馳走様でした』
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快晴となった飛騨高山の町巡り。
コインを買って様々な日本酒を試飲できるシステムは、とても気に入った。
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そして街中で見つけたのが、このお店。
『十代目 儀助 HIDA TAKAYAMA』という酒屋さんである。
ここは、店内や店先のテーブルで様々なお酒が飲めるという嬉しい酒屋さん。
せっかくなので、外のテーブルに座らせていただき、高山地ビールの飲み比べを注文。
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その後は、日本酒の飲み比べも。
空は晴れて、気温もちょうど良く、通りを眺めながらゆっくりと飲むお酒はとても美味しい。
最後は、『飛騨リモンチェッロのソーダ割』
『ご馳走様でした。 とても良い時間を過ごせました』
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一旦宿に戻り、俺の提案で近くの銭湯へ。
『ゆうとぴあ』さんで、のんびりまったり湯船に浸かり、旅の疲れを癒す。
旅先での銭湯も、『その街に暮らすように旅をする』という俺の旅のスタイルにぴったり!
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今日の晩御飯は、丸明が満員だったので、『松喜うし』さんへ。
注文したのは、『A5等級飛騨牛&ご飯セット』の『フィレ』と『サーロイン』、そしてスパークリングワイン。
もちろん、妻とシェアして大変美味しくいただいた。
『俺はやっぱりフィレが好きだなあ』
『ご馳走様でした。 とても美味しく楽しませていただきました』
『38年働いてきて、朴葉味噌と五平餅だけではなく、こうやって美味しい飛騨牛を食べる旅ができるようになったねえ』と感慨無量。
食後は、妻のデザートタイム。
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2023年10月13日(金) 今日は、宿で朝ごはんをいただくと、ひたすら高速道路を走って家に戻ってきた。
朝から夕方まで、時折休憩をとりながらほぼ運転のみの厳しい修行ではあったが、運転が好きな俺にとってはこれも楽しみの一つである。
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今回の、初秋の北陸ドライブ旅_富山、黒部峡谷&飛騨高山編も、とても楽しく充実した、思い出に残る旅となった。
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?
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2023年10月11日(水) 旅の3日目となる今日は、黒部峡谷鉄道の旅を楽しむ予定。
元々は、10日に列車を予約していたのだが、前日の天気予報では雨となっていたため、急遽1日ズラしていただいたのである。
空気が入れ替わったようで、この日の朝は冷え込んで寒いくらい。
初めての黒部峡谷鉄道の始発駅に到着。
予約していたチケットを入手し、出発時刻を待つ。
乗り込む列車は、想像以上に小さい車両であった。
今日は、雨が降ることや寒いことも想定し、窓が付いているリラックス車両を往復共予約している。
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往路は雨が降っていたこともあり、ブログに掲載するような写真はないが、終点に到着することには晴れてきた。
『ああ、1日延期して正解だったねえ!』
1時間半程度の限られた滞在時間ではあるが、初めての欅平の散策を楽しむとしようか。
空は晴れて景色は絶景、気温も上がってきたため快適な散策が楽しめる。
紅葉の季節はもっと素晴らしいであろうが、人混みも物凄いことになるのだろう。
いやあ、ここは一度訪ねてみる価値はあるなあ。
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資料館の方に、気になっていたことを尋ねてみた。
『ここでは工事用の車両が走っていますが、どうやって運んでいるんですか?』
すると、机の上に置いてあった写真を示しながら、『あの峡谷鉄道で、全て運んでくるんですよ。 列車に積めるサイズにバラして、必要ならここの工事用に特別仕様で設計・製造してもらって運び、ここで組み立てるんです』
『じゃあ、途中のダム近くにあった大型重機もですか?』 『そうなんですよ』
『いやあ、すごいですね。 でもこれで疑問が解決してスッキリしました』
欅平で工事中の建設機材も、全て特別仕様なのであろう。
『いやあ、やっぱり聞いてみるもんだなあ』
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復路の列車に乗り込む。 帰りは、少し曇ってきたが、乗客も少なく快適な列車旅。
この車窓からの眺めは、本当に飽きることなく素晴らしい鉄道旅が楽しめる。
途中では、列車のすぐ側に猿も発見。
もうすぐ始発駅。
『本当にこの列車旅は素晴らしいねえ』
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黒部ダムの資料が展示されている施設へも訪れてみた。
工事の映像がとても興味深く、引き込まれるように見入ってしまった。
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『じゃあ、白川郷に寄ってから飛騨高山を目指そうか』
白川郷。
平日だというのに、インバウンドを含めた観光客がとても多く、日本三代秘境の一つをイメージしてきた俺は、とてもガッカリ。
『やっぱり、先日訪れた宮崎県の椎葉村や熊本県の五箇荘が本当の秘境だったなあ』
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飛騨高山で、予約していた宿に到着。
『ようし、今回の旅では、若い頃の貧乏ドライブ旅では食べられなかった飛騨牛を楽しむぞ!』
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その3に続く。
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2023年10月9日(月) 今年の旅の第何弾になるのか、もう数える気にもならないが、定年退職前の旅三昧の一年と決めた初秋の旅は、妻と二人で富山と黒部峡谷、そして飛騨高山をめぐる4泊5日の長距離ドライブ旅へ。
早朝に家を出て、マツダ6で高速道路をひた走る。
何度かのトイレ休憩を挟み、昼過ぎには富山市内に到着することができた。
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チェックイン前だがホテルにクルマを駐車させていただき、富山駅付近で少し遅めのお昼ご飯。
ここからは、せっかくなので街を散策してみることにした。
富山駅の周辺を、適当に歩いてみる。
市役所にある無料の展望台。
雲が多く、山がはっきり見えないのは少し残念だが、それでもなかなかの景色である。
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富山駅に戻り、今度は北上して近くの公園へ。
ここからも、天気が良ければ絶景が楽しめるらしい。
公園の周りは遊歩道が整備されており、散歩を楽しむのには絶好のスポットである。
呉にもこんな散策インフラを整備してほしいものである。
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再び駅に戻り、少し早めの夕食。
今日は、富山で楽しみにしていた白エビ専門店『白えび亭』さん。
今はシーズンではないが、それでも白エビ刺身と白エビの天ぷら&素揚げ、そしてホタルイカを、ビールと地酒で美味しく堪能させていただくことができた。 大満足!!!
『ご馳走様でした』
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2023年10月10日(火) 北陸ドライブ旅の二日目は、まず雨晴れ海岸へ。
今朝も山には雲が掛かってはいるが、それでもここはなかなかの絶景である。
その後の予定は特に決めていなかったが、空を見ると北の方が晴れており、地図を見るとそっちには輪島があるということで、急遽予定を決定。
途中、展望台に立ち寄ったりしながら、輪島を目指す。
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輪島の朝市。
えがらまんじゅうは、呉の『いがもち』に似た味と食感。
お店で、俺は輪島塗の箸を、妻は汁椀を土産に購入。
永井豪記念館へも立ち寄ってみた。
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お昼ご飯をいただき、
棚田展望台へ。
せっかくなので、海沿いまで下って散策を楽しむことにした。
一つ一つの田圃が本当に狭く、手で植えるしかないような場所であるが、美しい絶景スポットである。
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こんな立て看板も発見。
へえ、こんな人たちもこの棚田に苗を植えているのだなあ。
『いやあ、ここは来て良かったね』
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ホテルに戻り、夕食は近くで購入した富山海産物の惣菜である。
今日は、スパークリングワインで乾杯し、ホテルの部屋でゆっくりと、富山名物の海産物をいただいた。
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その2に続く。
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2023年10月1日(日) 由布院温泉を出発し、途中で様々寄り道して景色を楽しみながら、無事に黒川温泉に到着。
初めての黒川温泉。
今日の宿は、少し離れた場所にあるのだが、せっかくだからメインの温泉街も少し歩いてみることにした。
ここも思ったよりも人が多く、インバウンドの方々も大勢来ておられた。
ここで、お土産も購入。
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再びクルマで出発し、狭い山道を十分弱走ると今日の宿に到着。
『山みず木別邸 深山山荘』
自然が多く、静かでとても良い雰囲気の宿である。
チェックインを済ませると、カートで移動。
せせらぎ庵の582。
ちゃんとした宿なので、鍵は人数分用意される。
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今日は、川沿いの露天風呂が付いた特別室である。
室内のお風呂も良い感じだが、
少し離れた露天風呂は、清流沿いで雰囲気は抜群である。
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露天風呂を楽しむと、部屋に戻り、
氷とグラスを持ってきていただいて、部屋からの景色を楽しみながら、焼酎をゆっくりといただく。
至福のひととき!
かぼす酎ハイも。
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外のベンチに座って、グビリ。
今朝から秋の空気に変わっており、涼しく快適な外飲みである。
川のせせらぎを聞きながら、美味しいお酒をゆっくりと楽しむ。
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夕食の時間。
少し歩いて、食事処へ。
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楽しみにしていた、今日の晩御飯。
ここの夕食はとても美味しく、また飾り付けや食器も良く考えられており、とてもゆっくり目と舌で楽しませていただいた。
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翌朝は、晴れて気持ちの良い朝。
今朝は、横にある浴場で広い露天風呂に入らせていただいた。
少し朝の散策。
少しだけ、秋の気配。
朝食をいただくと、朝の散歩に出かけることに。
山道を歩き、静かな景色を楽しんだ。
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宿に戻ると、お昼ご飯を仕入れるため、クルマで20分ほど走って最寄りのスーパーマーケットへ。
部屋に戻り、焼酎を飲みながらお昼ご飯をいただいた。
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昼からは、離れの露天風呂三昧!
『いやあ、最高である。 やっぱり宿は連泊に限るなあ』
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二日目の夕食。
嬉しいことに、連泊すると料理がグレードアップするらしい。
連泊サービスのドリンクをいただき、とても美味しい食事を楽しませていただいた。
昨日の夕食時、ボトルで購入した焼酎は持ち込み可能である。
熊本らしく、今日は馬刺しもいただくことができた。
料理の飾り付けが、本当に季節感を感じさせる素晴らしいプレゼンテーション。
せっかくなので、日本酒もいただくことに。
メインはしゃぶしゃぶ。
デザートまで、美味しくいただいた。
『ご馳走様でした』
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最終日の朝目覚めると、晴れていたので、昨日から気になっていた近くの展望台までドライブ。
平野台展望台。
目の前に広がる絶景が素晴らしい。
『いやあ、ここには来てみて正解だったなあ』
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宿に戻り、朝ご飯をいただく。
部屋に戻り、景色を眺めながらコーヒーをゆっくりと飲む幸せな時間。
ここの特別室は、『景色』、『部屋の設備』、『食事』の全てが素晴らしく、これまで泊まらせていただいた宿の中でも最高の満足度であった。
『本当に、連泊にして大正解だったねえ』
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風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?
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2023年9月30日(土) 今日からは、妻と二人で由布院温泉と黒川温泉の宿を巡る、3泊4日のドライブ旅。
いずれの温泉も、これまで訪問したことがなかったので、せっかくのこの機会ということで、妻がセレクトしてくれた雰囲気が良さそうな宿に宿泊するので、楽しみである。
早朝に家を出て、往路は高速道路を使わず、下道をひた走る。
山口県を抜け、久しぶりに関門トンネルを走り、九州へ。
下道だけのルートで、ほぼ予定の時刻に由布院温泉の宿に到着した。
一室だけの特別室、『利休鼠』
由布岳が望め、広い露天風呂が付いている、快適な居室である。
ここは一泊だが、これなら静かにゆっくり過ごせそうである。
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夕食までまだ時間があるので、湯布院駅前のメインストリートを下見に。
妻が行きたいと言っていた、ジェラートのお店。
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宿に戻ると、露天風呂に入ってドライブの疲れを癒やし、冷蔵庫に備え付けのビールを飲みながら、由布岳の景色を楽しむ。
夕食の時間となった。
今日のメニューはこんな感じ。
ビールを飲み、美味しい料理をゆっくりと楽しむ。
今日のメインは黒毛和牛のすき焼き。
焼酎の水割りを飲みながら、濃厚で美味しい玉子に浸けて、旨い牛肉を堪能した。
『ご馳走様でした』
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朝起きると、わずかに霧雨が残っていたが、これくらいなら歩けそうなので散策へ。
神社では、今回の旅の安全を祈願。
この辺りには、様々なところにお地蔵さんが祀られている。
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朝食をいただくと、由布岳が望める展望所へ。
途中の道は離合が難しいくらい狭いが、ここには来る価値がある!
戻りには、狭霧台展望所にも立ち寄ってみた。
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宿に戻ると、露天風呂に入り、コーヒーを飲みながら景色を眺め、のんびりまったり。
チェックアウトしてから、湯布院駅近くにクルマを停めて、メインストリートを散策した。
それにしても、インバウンドの訪問客が多く、街にはとても活気がある。
一部では、秋を感じさせる景色も楽しむことができた。
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さて、次の目的地、黒川温泉へと向かうとしようか。
快適な『やまなみハイウェイ』を走り、途中の蛇越展望所へ。
ここで、スーパーで買い込んできたお弁当を食べながら、景色を楽しむ。
左側は、景色をぶち壊すメガソーラーが。
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途中で、『九重 夢 大吊橋』という看板を見つけたので、予定にはなかったが立ち寄ってみることに。
知らずに訪ねてみたのだが、これが大当たりの観光スポット。
インバウンド客も多く来ており、人気のスポットのようである。
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黒川温泉は、もう近い。