2019年2月23日(土) この週末は、俺としては珍しく、シーカヤック仲間であるUさんとの泊付きツーリング。
目指すは、俺のホームグラウンドの一つである、とびしま海道。
Uさんによると、とびしま海道あたりで漕ぐことはほとんどないそうなので、今日は俺がご案内。
***
少し風はあるものの、漕げない状況ではない。
ただし今回はUさんが、普段乗り慣れていない細身のシーカヤックを借りてきているという事もあり、風の影響をあまり受けないエリアでのお散歩ツーリングプランとすることに。
防寒対策をして、海に漕ぎ出した。
『まずは右岸寄りを漕いで、あの先にある橋を目指しましょう!』
***
夏のシーカヤック教室以外では、ほとんど人と漕ぐことがないソロ派の俺であるが、ごくタマには、気心の知れた仲間との漕ぎも良いものだ。
昼過ぎにかけて上げ潮なので、基本的には潮に乗って漕ぎ進むことができるのだが、このあたりはいくつも小さな島があり、水路も複数あるので、なかなか複雑な潮の流れがある。
そんな『海の道』を見極めながら、効率の良いルートで漕ぎ進む。
***
橋を越えると、バウを西に向ける。
潮止まりが近いので、今日は穏やかだが、このあたりの潮流は早いので、注意が必要なスポットである。
小さな島を回りこみ、前から休憩ポイントとして目をつけていた場所に上陸する。
ここは眺めも良く、シーカヤックも揚げやすく、絶好の休憩場所である。
『じゃあ、昼飯にしましょう』
俺は温かいお茶とコンビニで買ったむすび弁当、Uさんはラーメンとおにぎり。
『ごちそうさまでした』
***
ここからは、大長〜御手洗側の岸辺を漕ぎ戻る。
途中で漁船が近づいてきた。
先に行ってもらおうとカヤックを漕ぐ手を止めると、船のおじいさんが手招きしている。
手には、ポンカンが。
『これ、あげよう』と、船から二つのポンカンを投げていただき、『ありがとうございます』
思いがけない、嬉しいお土産。
***
浜に戻り、シーカヤックをカートップして、大長のいつもの店で買い出しを済ませ、今日の宿へ。
お世話になるのは、『あびの宿』
前から気になっていた宿なのである。
***
少し早いので、しばし集落を散策。
なかなか良い雰囲気である。
夕方になると、お風呂に入り、鍋で乾杯!
ビールを飲みながら、楽しい四方山話に花が咲く。
***
翌朝は、風が強かったので予定していたツーリングは諦め、ドローンでのお試し撮影のみに。
『お疲れ様でした。 また一緒に漕ぎましょう』
生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
目指すは、俺のホームグラウンドの一つである、とびしま海道。
Uさんによると、とびしま海道あたりで漕ぐことはほとんどないそうなので、今日は俺がご案内。
***
少し風はあるものの、漕げない状況ではない。
ただし今回はUさんが、普段乗り慣れていない細身のシーカヤックを借りてきているという事もあり、風の影響をあまり受けないエリアでのお散歩ツーリングプランとすることに。
防寒対策をして、海に漕ぎ出した。
『まずは右岸寄りを漕いで、あの先にある橋を目指しましょう!』
***
夏のシーカヤック教室以外では、ほとんど人と漕ぐことがないソロ派の俺であるが、ごくタマには、気心の知れた仲間との漕ぎも良いものだ。
昼過ぎにかけて上げ潮なので、基本的には潮に乗って漕ぎ進むことができるのだが、このあたりはいくつも小さな島があり、水路も複数あるので、なかなか複雑な潮の流れがある。
そんな『海の道』を見極めながら、効率の良いルートで漕ぎ進む。
***
橋を越えると、バウを西に向ける。
潮止まりが近いので、今日は穏やかだが、このあたりの潮流は早いので、注意が必要なスポットである。
小さな島を回りこみ、前から休憩ポイントとして目をつけていた場所に上陸する。
ここは眺めも良く、シーカヤックも揚げやすく、絶好の休憩場所である。
『じゃあ、昼飯にしましょう』
俺は温かいお茶とコンビニで買ったむすび弁当、Uさんはラーメンとおにぎり。
『ごちそうさまでした』
***
ここからは、大長〜御手洗側の岸辺を漕ぎ戻る。
途中で漁船が近づいてきた。
先に行ってもらおうとカヤックを漕ぐ手を止めると、船のおじいさんが手招きしている。
手には、ポンカンが。
『これ、あげよう』と、船から二つのポンカンを投げていただき、『ありがとうございます』
思いがけない、嬉しいお土産。
***
浜に戻り、シーカヤックをカートップして、大長のいつもの店で買い出しを済ませ、今日の宿へ。
お世話になるのは、『あびの宿』
前から気になっていた宿なのである。
***
少し早いので、しばし集落を散策。
なかなか良い雰囲気である。
夕方になると、お風呂に入り、鍋で乾杯!
ビールを飲みながら、楽しい四方山話に花が咲く。
***
翌朝は、風が強かったので予定していたツーリングは諦め、ドローンでのお試し撮影のみに。
『お疲れ様でした。 また一緒に漕ぎましょう』
生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
2019年2月16日(土) 今日は、夏のシーカヤック教室でお世話になっている施設の、冬の食事会にお誘いいただいたので、参加させていただいた。
午前中に施設に伺い、施設に関わっておられる様々な招待客の一人として、子供達や職員の方々と一緒に食事を作り、昼からはそれぞれの班で作ったバラエティーに富んだメニューをいただく。
少し寒くはあったが、久しぶりの子供達やシーカヤック部の職員さんたちとの会話を楽しむ。
その中では、今年のプランに関する話もいただいて、またまた新たなアクティビティのプランに心トキメクひと時。
『それなら、初めての旅だし、安全を考えると俺はこういうプランがいいんじゃないかと思っているので、提案するよ』
しばし意見交換。
『じゃあ、また連絡待ってるよ』
***
施設を辞すと、いつもの商店へ買い出しへ。
ここでビールと焼酎を購入し、近くのJAでパンとうどんの麺、水を購入して、いつもの場所へと向かう。
ここは、俺のお気に入りのパラダイス・スポット。
眺めが良く、それほど多くの人が来ることもなく、『とびしま海道』の絶景を独り占めにして、静かな雰囲気の中でビールを楽しむことができるのである。
今日は曇天で寒いのであるが、曇天だからこそ、時折射す日差しが、美しい景色を演出してくれる。
しっかりと着込んで寒さ対策をして、冬でも冷えたビールを飲み、光の演出を楽しむ。
これぞ、至福のひと時。
***
夕方になると、コッフェルとカセットコンロを取り出し、晩御飯の準備を始める。
今日は、家に残っていたカレーと粕汁を、パックに詰めて持参してきた。
徐々に暮れなずんでいく景色を眺め、多少の肌寒ささえも、冬のアウトドアの雰囲気の一つとして楽しみながら、ビールをゴクリ!
やっぱり週末の外遊びは、日帰りではなく、泊まってなんぼやなあ、と改めて実感する。
***
朝起きると、6時。
外はまだ暗いが、日の出は7時前のはず。
ラジオを聞きながら、暖かいシュラフに包まり、冬の朝の逡巡を楽しむ。
徐々に明るくなってきたので、ようやくシュラフから抜け出し、展望台へと登ってみる。
もうすぐ日の出。
アウトドア用のストーブに火を入れ、お湯を沸かしてコーヒーを淹れて、朝のキリリと透き通った空気の中で、絶景を眺めながら、コーヒーをゴクリ。
***
朝ごはんは、昨日少し残しておいた粕汁に少し水を足し、うどんを投入。
白い粕汁がグツグツと煮え立つと、うどんも食べ頃。
フーフー、ズルリ。
ズズーっ、うん、美味い!
冬のキャンプの朝は、なんと言っても温かいうどんに限る。
手間もかからず、体も温まる。
何より今朝は、粕汁うどん。
底に沈んでいたシャケの切り身が、最高に美味い。
大根も、しっかり身が残りつつも味が沁みており、なんとも言えない滋味。
『いやあ、なんで鍋の残りってこんなに美味いのだろうか?』
すべての具材から出た出汁のエッセンスが凝縮した、まさに至福の一杯!
明日も休みなら、このまま焼酎を飲みたいくらいの美味しい朝ごはんであった。
『ご馳走様でした』
***
荷物を片付け、ゴミを整理して車に積み込むと、浜へと向かう。
今日は、朝から風が上がる予報なのだが、南西の風なので、上手くいけば、とびしま海道の北岸なら漕げるはず。
浜についてみると、少し風と波はあるものの、これくらいなら全く問題ないレベル。
シーカヤックを浜に降ろし、ウエアリングを調整し、コーヒーを入れたポットを積み込むと準備完了。
今日は、たまにしか使わない出艇地なので、久しぶりの風景が新鮮である。
少しざわつく海を、手に馴染んだアークティックウインドで漕ぎ進み、冬の海の散歩を楽しむ。
***
日が差す場所では、少し暖かく、
日陰では、少し体の芯が冷えるような、冬のパドリング。
この辺りでは、時々見かける石積み。
冬のパドリングには、この手袋がお気に入り。
少しゴツいが、完全防水で、俺のデジカメなら十分操作できる。
***
芸予諸島でも珍しい、このエリア特有の細い水路を漕ぎ進み、
橋の下をくぐる。
こんな楽しみも、芸予諸島のシーカヤッキングならでは。
水路を超えると、この囲まれたエリアは風も通らず、穏やかな絶好の散策スポット。
***
***
この辺りを漕いでいると、よく柑橘類が流れている。
『プカプカ、プカリ』
***
Uターンして、近くにある無人島へ。
潮止まりも近いので、流れも穏やか。
これまで何度かこのエリアは漕いでいるのだが、初めて見つけた小さな祠。
シーカヤック旅の安全を祈願して、手を合わせる。
***
シーカヤックを引き上げ、カートップすると、しばし休憩して岡村島へと戻る。
今度は、自転車の時間。
軽く、岡村島を一周しようというプランである。
島の道路では、ひじきが干してある。
橋の下を漕ぎ抜け、
クロックワイズで島を一周。
少し風が出てきたが、快適な朝のお散歩ペダリングを楽しむことができた。
***
地元のとびしま海道で、屋外食事会にお招きいただき、今年のシーカヤック部活動について提案をいただき、お気に入りの絶景スポットでビールを飲み、シーカヤック&バイクを楽しむことができた、最高の週末。
生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
午前中に施設に伺い、施設に関わっておられる様々な招待客の一人として、子供達や職員の方々と一緒に食事を作り、昼からはそれぞれの班で作ったバラエティーに富んだメニューをいただく。
少し寒くはあったが、久しぶりの子供達やシーカヤック部の職員さんたちとの会話を楽しむ。
その中では、今年のプランに関する話もいただいて、またまた新たなアクティビティのプランに心トキメクひと時。
『それなら、初めての旅だし、安全を考えると俺はこういうプランがいいんじゃないかと思っているので、提案するよ』
しばし意見交換。
『じゃあ、また連絡待ってるよ』
***
施設を辞すと、いつもの商店へ買い出しへ。
ここでビールと焼酎を購入し、近くのJAでパンとうどんの麺、水を購入して、いつもの場所へと向かう。
ここは、俺のお気に入りのパラダイス・スポット。
眺めが良く、それほど多くの人が来ることもなく、『とびしま海道』の絶景を独り占めにして、静かな雰囲気の中でビールを楽しむことができるのである。
今日は曇天で寒いのであるが、曇天だからこそ、時折射す日差しが、美しい景色を演出してくれる。
しっかりと着込んで寒さ対策をして、冬でも冷えたビールを飲み、光の演出を楽しむ。
これぞ、至福のひと時。
***
夕方になると、コッフェルとカセットコンロを取り出し、晩御飯の準備を始める。
今日は、家に残っていたカレーと粕汁を、パックに詰めて持参してきた。
徐々に暮れなずんでいく景色を眺め、多少の肌寒ささえも、冬のアウトドアの雰囲気の一つとして楽しみながら、ビールをゴクリ!
やっぱり週末の外遊びは、日帰りではなく、泊まってなんぼやなあ、と改めて実感する。
***
朝起きると、6時。
外はまだ暗いが、日の出は7時前のはず。
ラジオを聞きながら、暖かいシュラフに包まり、冬の朝の逡巡を楽しむ。
徐々に明るくなってきたので、ようやくシュラフから抜け出し、展望台へと登ってみる。
もうすぐ日の出。
アウトドア用のストーブに火を入れ、お湯を沸かしてコーヒーを淹れて、朝のキリリと透き通った空気の中で、絶景を眺めながら、コーヒーをゴクリ。
***
朝ごはんは、昨日少し残しておいた粕汁に少し水を足し、うどんを投入。
白い粕汁がグツグツと煮え立つと、うどんも食べ頃。
フーフー、ズルリ。
ズズーっ、うん、美味い!
冬のキャンプの朝は、なんと言っても温かいうどんに限る。
手間もかからず、体も温まる。
何より今朝は、粕汁うどん。
底に沈んでいたシャケの切り身が、最高に美味い。
大根も、しっかり身が残りつつも味が沁みており、なんとも言えない滋味。
『いやあ、なんで鍋の残りってこんなに美味いのだろうか?』
すべての具材から出た出汁のエッセンスが凝縮した、まさに至福の一杯!
明日も休みなら、このまま焼酎を飲みたいくらいの美味しい朝ごはんであった。
『ご馳走様でした』
***
荷物を片付け、ゴミを整理して車に積み込むと、浜へと向かう。
今日は、朝から風が上がる予報なのだが、南西の風なので、上手くいけば、とびしま海道の北岸なら漕げるはず。
浜についてみると、少し風と波はあるものの、これくらいなら全く問題ないレベル。
シーカヤックを浜に降ろし、ウエアリングを調整し、コーヒーを入れたポットを積み込むと準備完了。
今日は、たまにしか使わない出艇地なので、久しぶりの風景が新鮮である。
少しざわつく海を、手に馴染んだアークティックウインドで漕ぎ進み、冬の海の散歩を楽しむ。
***
日が差す場所では、少し暖かく、
日陰では、少し体の芯が冷えるような、冬のパドリング。
この辺りでは、時々見かける石積み。
冬のパドリングには、この手袋がお気に入り。
少しゴツいが、完全防水で、俺のデジカメなら十分操作できる。
***
芸予諸島でも珍しい、このエリア特有の細い水路を漕ぎ進み、
橋の下をくぐる。
こんな楽しみも、芸予諸島のシーカヤッキングならでは。
水路を超えると、この囲まれたエリアは風も通らず、穏やかな絶好の散策スポット。
***
***
この辺りを漕いでいると、よく柑橘類が流れている。
『プカプカ、プカリ』
***
Uターンして、近くにある無人島へ。
潮止まりも近いので、流れも穏やか。
これまで何度かこのエリアは漕いでいるのだが、初めて見つけた小さな祠。
シーカヤック旅の安全を祈願して、手を合わせる。
***
シーカヤックを引き上げ、カートップすると、しばし休憩して岡村島へと戻る。
今度は、自転車の時間。
軽く、岡村島を一周しようというプランである。
島の道路では、ひじきが干してある。
橋の下を漕ぎ抜け、
クロックワイズで島を一周。
少し風が出てきたが、快適な朝のお散歩ペダリングを楽しむことができた。
***
地元のとびしま海道で、屋外食事会にお招きいただき、今年のシーカヤック部活動について提案をいただき、お気に入りの絶景スポットでビールを飲み、シーカヤック&バイクを楽しむことができた、最高の週末。
生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
ここ数年、冬には雨や荒れた日が多く、シーカヤックを楽しむことができない週末も多い感じ。
でも、俺にはシーカヤック以外の楽しみも沢山あるので、せっかくの機会を活かして、普段できない旅を楽しむのも乙なもの。
***
今週末も、天気は今一つの予報。
ネットで宿を探すものの、なかなか思うような宿が見つからない。
『なんだか良い宿が空いてないんだ』と妻に言うと、『今週末は3連休だからじゃない?』
『え、そうなの。。。』
俺の勤めている会社は、基本が土日休みなので祭日と言う概念を忘れがちなのだが、確かに言われてみると3連休で宿を予約している人が多いようである。
じゃあ、と言う訳で、時々お世話になっている宿を検索すると、『おー、ここは空いているよ。 せっかくだから、予定がなければ、一緒にドライブ旅に行かないか?』
『うん、いいよ』
***
2019年2月9日(土) 朝食を食べ、家を出る。
今日のクルマは、スタッドレスを履いたロードスター。
アテンザワゴンは、普段使いすることはなく、シーカヤック旅メインなので、冬でもノーマルタイヤ。
俺の冬のクルマ旅は、ロードスターと決まっている。
雪の降る中国山地を越え、まずは出雲の羽根屋さんへ。
開店15分前に到着し、しばしお店で待たせていただく。
開店が近づくと、多くの人が並び始める。
『やはりここは人気店だなあ』
***
時間となり、席に着くと、蕎麦を注文。
俺は天ざる蕎麦、妻は三色割後。
久しぶりとなる、羽根屋さんの美味しい蕎麦をいただき、『ごちそうさまでした』
***
ここからの旅のテーマは、せっかくなのでこれまで行ったことがない場所を開拓しようという、ノープランの旅。
まずは、ネットで見つけたパワースポットへ。
須佐神社。
数年前にテレビで紹介されてから、人気になったスポットということがだ、さすがに雪のちらつく冬は、それほど多くの人は訪れていない。
曇天の小雨ではあるが、社の裏の巨木群は、さすがの迫力と空気感であった。
***
続いて、近くの立久恵峡へ。
ロードスターを止めて、しばし川沿いを散策。
晴れていれば絶景だと思われる、珍しい景色を眺める。
風は強いものの、ひと気もなく、静かな景勝地。
ここは、また良い季節に再訪したいものである。
***
その後は、前から気になっていながら一度も行けていなかった、塩ヶ平温泉。
思ったより浴槽は小さかったが、人は少なく、黄金色のお湯が絶品である。
途中からは、先に入っておられた方に話しかけた。
『ここは、そんなに混み合わないんですか?』
『そう、だいたい一人か二人くらいで、すいとるよ。 ここは穴場じゃねえ』
『こっちの方の温泉は、いろいろと行っとるん?』
『趣味がシーカヤックなので、年に何度か島根半島に漕ぎに行って、その帰りに温泉に入るのが楽しみなんですよ』
その話をすると、その方がシーカヤックに興味があるとのことだったので、しばし四方山話を楽しんだ。
この温泉も、大変気に入った。 『これから時々通うことにしよう』
***
ここからは、平田に向かい、ゴビウスへ。
ここも、今回が初めての訪問。
これまであまり関心がなかったのだが、来てみると500円の入場料で、かなり充実した展示を楽しむことができるので驚いた。
やはり、食わず嫌いせずに、いろいろと訪問してみないと行けないなあ。
***
宿に向かう直前、生姜糖のお店へ。
この季節限定の、生姜の砂糖漬けを買いに来たのだが、残っていたのは一箱だけ。
『これ下さい』
と言う訳で、ギリギリセーフであった。
『買うことができて、よかったなあ』
***
5時になると、今日のお宿、持田屋さんへ。
子供達が小さい頃から、何度も通っている定宿の一つ。
『今回もお世話になります』
今日の夕食は、宿にお願いしておいた味屋七海さんへ。
このボリュームと質で、なんと一人1,300円也。
驚愕の、コストパフォーマンスである。
まずはビールで妻と乾杯! 『お疲れ様でした』
お店の女将さんは、俺が以前来たことを覚えておられた。 嬉しいじゃあないか!
この季節ならではという、ふなの刺身も追加でお願いした。
『ふなの刺身って、どんなんですか?』
『こっちじゃあ、この時期の定番ですよ。 夏は泥臭いけど、冬のふなはクセもなくて、美味しいよ。 何より、ふなは生きたままスーパーなんかで1日や2日は生きてるから、滋養にはええんじゃあないかね』
『じゃあ、一つお願いします』
生姜を添えて食べると、コリコリとしてこれはこれで冬の山陰の滋味である。
『ご馳走様でした。 また日本海に遊びに来たら、寄りますよ』
『お待ちしてます』
***
2019年2月10日(日) 朝起きると、パンとコーヒーで朝食を済ませ、宿を辞す。
『お世話になりました。 また、暖かくなったらお邪魔しますので、よろしくお願いします』
『はい、待っていますよ』
まずは、稲佐の浜へ。
ここで、宿の女将さんに教えていただいたように砂をいただき、出雲大社へ。
まだ雪がちらつく8時なので、人は少なく、静かに参拝できる。
正面からお参りするのは、初めてである。
冬の出雲大社は、これまた独特の澄んだ空気感。
ここは、他にはない独特の空気感を持つ、すごいパワースポットであることを、改めて実感。
***
8時半過ぎには、スターバックスへ。
ここでは、コーヒーを買うとともに、この店でしか手に入らないマグカップを、妻と一緒に購入した。
『これでまた一つ、思い出のマグカップが増えたねえ』
***
次に向かうは、三瓶温泉。
途中のダムで、一休み。
今日も目的地は、三瓶温泉の亀の湯さん。
入浴料は、一人300円也。
他に誰もおらず、貸切状態。
ここの張り紙が、なかなか興味深い。
それにしても、加温されていないお湯の温度は低く、さすがに長時間入るのは厳しそうだったので、早めに退散。
『ここは、夏にぜひ再訪したいお湯だなあ』
***
すぐに次の温泉、三瓶荘さんに移動して、温かい温泉でのんびりまったり。
11時になると、お腹も減ってきたので、これまた初めて訪問する三瓶蕎麦屋さんへ。
木の香さん。
二人とも、ざるとろろ蕎麦をお願いした。
美味しい蕎麦茶をいただきながら、しばし待つ。
『ご馳走様でした』
***
帰路では、これまで行ったことがない展望台に立ち寄ってみたり、
廃線になった三江線の踏切を見学したり、
お気に入りのヨーグルトやプリンのある、高原安瀬平乳業さんに立ち寄ってお土産を購入したり。
***
今回は、できるだけこれまで立ち寄ったことがないスポットを訪問することをテーマにし、いきあたりばったりのノープランのドライブ旅を、妻と一緒に楽しんだ。
まだまだ、知らない良い場所があるんだなあ!
生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
でも、俺にはシーカヤック以外の楽しみも沢山あるので、せっかくの機会を活かして、普段できない旅を楽しむのも乙なもの。
***
今週末も、天気は今一つの予報。
ネットで宿を探すものの、なかなか思うような宿が見つからない。
『なんだか良い宿が空いてないんだ』と妻に言うと、『今週末は3連休だからじゃない?』
『え、そうなの。。。』
俺の勤めている会社は、基本が土日休みなので祭日と言う概念を忘れがちなのだが、確かに言われてみると3連休で宿を予約している人が多いようである。
じゃあ、と言う訳で、時々お世話になっている宿を検索すると、『おー、ここは空いているよ。 せっかくだから、予定がなければ、一緒にドライブ旅に行かないか?』
『うん、いいよ』
***
2019年2月9日(土) 朝食を食べ、家を出る。
今日のクルマは、スタッドレスを履いたロードスター。
アテンザワゴンは、普段使いすることはなく、シーカヤック旅メインなので、冬でもノーマルタイヤ。
俺の冬のクルマ旅は、ロードスターと決まっている。
雪の降る中国山地を越え、まずは出雲の羽根屋さんへ。
開店15分前に到着し、しばしお店で待たせていただく。
開店が近づくと、多くの人が並び始める。
『やはりここは人気店だなあ』
***
時間となり、席に着くと、蕎麦を注文。
俺は天ざる蕎麦、妻は三色割後。
久しぶりとなる、羽根屋さんの美味しい蕎麦をいただき、『ごちそうさまでした』
***
ここからの旅のテーマは、せっかくなのでこれまで行ったことがない場所を開拓しようという、ノープランの旅。
まずは、ネットで見つけたパワースポットへ。
須佐神社。
数年前にテレビで紹介されてから、人気になったスポットということがだ、さすがに雪のちらつく冬は、それほど多くの人は訪れていない。
曇天の小雨ではあるが、社の裏の巨木群は、さすがの迫力と空気感であった。
***
続いて、近くの立久恵峡へ。
ロードスターを止めて、しばし川沿いを散策。
晴れていれば絶景だと思われる、珍しい景色を眺める。
風は強いものの、ひと気もなく、静かな景勝地。
ここは、また良い季節に再訪したいものである。
***
その後は、前から気になっていながら一度も行けていなかった、塩ヶ平温泉。
思ったより浴槽は小さかったが、人は少なく、黄金色のお湯が絶品である。
途中からは、先に入っておられた方に話しかけた。
『ここは、そんなに混み合わないんですか?』
『そう、だいたい一人か二人くらいで、すいとるよ。 ここは穴場じゃねえ』
『こっちの方の温泉は、いろいろと行っとるん?』
『趣味がシーカヤックなので、年に何度か島根半島に漕ぎに行って、その帰りに温泉に入るのが楽しみなんですよ』
その話をすると、その方がシーカヤックに興味があるとのことだったので、しばし四方山話を楽しんだ。
この温泉も、大変気に入った。 『これから時々通うことにしよう』
***
ここからは、平田に向かい、ゴビウスへ。
ここも、今回が初めての訪問。
これまであまり関心がなかったのだが、来てみると500円の入場料で、かなり充実した展示を楽しむことができるので驚いた。
やはり、食わず嫌いせずに、いろいろと訪問してみないと行けないなあ。
***
宿に向かう直前、生姜糖のお店へ。
この季節限定の、生姜の砂糖漬けを買いに来たのだが、残っていたのは一箱だけ。
『これ下さい』
と言う訳で、ギリギリセーフであった。
『買うことができて、よかったなあ』
***
5時になると、今日のお宿、持田屋さんへ。
子供達が小さい頃から、何度も通っている定宿の一つ。
『今回もお世話になります』
今日の夕食は、宿にお願いしておいた味屋七海さんへ。
このボリュームと質で、なんと一人1,300円也。
驚愕の、コストパフォーマンスである。
まずはビールで妻と乾杯! 『お疲れ様でした』
お店の女将さんは、俺が以前来たことを覚えておられた。 嬉しいじゃあないか!
この季節ならではという、ふなの刺身も追加でお願いした。
『ふなの刺身って、どんなんですか?』
『こっちじゃあ、この時期の定番ですよ。 夏は泥臭いけど、冬のふなはクセもなくて、美味しいよ。 何より、ふなは生きたままスーパーなんかで1日や2日は生きてるから、滋養にはええんじゃあないかね』
『じゃあ、一つお願いします』
生姜を添えて食べると、コリコリとしてこれはこれで冬の山陰の滋味である。
『ご馳走様でした。 また日本海に遊びに来たら、寄りますよ』
『お待ちしてます』
***
2019年2月10日(日) 朝起きると、パンとコーヒーで朝食を済ませ、宿を辞す。
『お世話になりました。 また、暖かくなったらお邪魔しますので、よろしくお願いします』
『はい、待っていますよ』
まずは、稲佐の浜へ。
ここで、宿の女将さんに教えていただいたように砂をいただき、出雲大社へ。
まだ雪がちらつく8時なので、人は少なく、静かに参拝できる。
正面からお参りするのは、初めてである。
冬の出雲大社は、これまた独特の澄んだ空気感。
ここは、他にはない独特の空気感を持つ、すごいパワースポットであることを、改めて実感。
***
8時半過ぎには、スターバックスへ。
ここでは、コーヒーを買うとともに、この店でしか手に入らないマグカップを、妻と一緒に購入した。
『これでまた一つ、思い出のマグカップが増えたねえ』
***
次に向かうは、三瓶温泉。
途中のダムで、一休み。
今日も目的地は、三瓶温泉の亀の湯さん。
入浴料は、一人300円也。
他に誰もおらず、貸切状態。
ここの張り紙が、なかなか興味深い。
それにしても、加温されていないお湯の温度は低く、さすがに長時間入るのは厳しそうだったので、早めに退散。
『ここは、夏にぜひ再訪したいお湯だなあ』
***
すぐに次の温泉、三瓶荘さんに移動して、温かい温泉でのんびりまったり。
11時になると、お腹も減ってきたので、これまた初めて訪問する三瓶蕎麦屋さんへ。
木の香さん。
二人とも、ざるとろろ蕎麦をお願いした。
美味しい蕎麦茶をいただきながら、しばし待つ。
『ご馳走様でした』
***
帰路では、これまで行ったことがない展望台に立ち寄ってみたり、
廃線になった三江線の踏切を見学したり、
お気に入りのヨーグルトやプリンのある、高原安瀬平乳業さんに立ち寄ってお土産を購入したり。
***
今回は、できるだけこれまで立ち寄ったことがないスポットを訪問することをテーマにし、いきあたりばったりのノープランのドライブ旅を、妻と一緒に楽しんだ。
まだまだ、知らない良い場所があるんだなあ!
生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?