あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: マツダ6・セダンで行く晩秋の島根半島、連泊キャンプでシーカヤック旅

2019年11月24日 | 旅するシーカヤック
2019年11月22日(金) 今日は有給休暇を取得し、久しぶりとなる島根半島へ向かう旅。
朝の4時半には家を出て、シーカヤックと自転車を積んだマツダ6・セダンのガソリン2Lを北に走らせる。

***

お気に入りの出艇地に到着。

空は晴れて、島根半島ブルーが美しい。

11月後半の、こんな時期に島根半島で漕ぐなんて思っていなかったけれど、天気予報によると今日明日ともなんとか海に漕ぎ出せそうな感じである。

シーカヤックを自動車から降ろす。

カヤックの積み下ろしには、このスライドバーが、なんとも便利なのだ。

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出艇準備が完了。

久しぶりの島根半島に漕ぎだした。

海辺の景色は、まだ秋の雰囲気が残っている。

キャンプ場のある島へ。

その島の北側にある、狭い海峡を抜ける。

島根半島ブルー!

無事に、出発地点に戻ってきた。

『航海の安全を見守ってくださり、ありがとうございました』

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いつものキャンプ地へ。

お気に入りのアングルだが、これまでのアテンザワゴンとは違う新鮮な雰囲気。





テントを張ると、ウォーキング。

隣の海水浴場まで、歩いて行く。

町も散策。

朝とは異なり、少し雲が出てきたようだ。

漁師町の雰囲気を醸し出している自転車。


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少し遅めのお昼ご飯。

いつもの出雲そばと、焼肉。


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生活感のあるキャンプサイトが好きだ。

晩御飯は、チゲ鍋。


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今日の夕焼けは、とても美しかった。





『グビ、グビ、グビリ』
こんな景色を眺めながら飲むビールの、それはそれは美味いことよ!

夜は、炭火で暖をとる。

誰も居ない浜でテントを張り、独り静かに過ごす、至福の一時。

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2019年11月23日(土) 朝起きると、少し風はあるが穏やかな海。

気持ち良い、朝のお散歩ツーリング。

岬へと向かう。

ロックガーデンへ漕ぎ入ってみる。

ここからUターンして、浜へと戻る。


***

パンで朝ごはんを済ませると、ドライブへ。
前から気になっていた、枕木山。

駐車場に車を止め、歩いて展望台を目指す。

今日は暖かくて、歩いていると汗ばむほどである。

まだまだ紅葉も美しい。

歴史のあるお寺のようだ。


***


展望台が見えてきた。

ここからの眺めが素晴らしい!

遠くには大山が、

眼下には大根島が見える。


***

山を下り、買い出ししてから温泉に入り、浜へと戻る。

何度見ても、最高にお気に入りの景色。

海では、トンビが集団で遊んでいるようだ。


***

お昼ご飯を食べると、今度は自転車でお散歩へ。

海辺を走り、

神社にお参りし、

初めて踏み入れる農道を散策。

この農道は、まだまだ奥が深そうなので、次回のお楽しみである。

***

浜辺には、元は牛舎だったという小屋が立ち並んでいる。

テントの横でビールを飲んでいると、地元の方がお散歩されていた。
『こんにちは』
『やあ、こんにちは。 今回も一人かい?』
『はい、そうなんです』
『海を眺めながら酒を飲む。 いいねえ』
『ええ、最高ですよ!』

***

今日のメインは、のどぐろの刺身。

これが、脂がのってなんとも言えない美味である!

他は、おでんとベーコン。

キャンプの食材は、期限間近の割引商品で十分。

***

夕日を眺めながら、ビールをグビリ。

『やっぱ、連泊キャンプは最高や』

ベーコンも、ビールにぴったり。

おでんも、生姜味噌がなんとも美味い。



いやあ、こんな晩秋に島根半島でシーカヤックとキャンプをとても快適に楽しめるとは!
最高の休日。

***

日曜日の朝は、3時前には目が覚めて、ヘッドランプを点けてテントを片付ける。
ふと空を見上げると、満天の星空。

『あ、あれは北斗七星じゃないか』

こんな歳になると、あまり夜空を見上げて星座を気にすることも少なくなっていたんだな。

***

それにしても、やっぱりセダンでシーカヤックは最高である。

まだ、アテンザやマツダ6のセダンでキャリアを付けてシーカヤックを運んでいるのは、残念ながら見たことがないなあ。

風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: マツダ6で三次へ紅葉狩りドライブ&麦麦カフェでランチ

2019年11月17日 | 旅するシーカヤック
2019年11月17日(日) 今日は朝から妻と、マツダ6でドライブ。
快調に北上していくと、三次では霧の朝。

池の表面からは水蒸気が立ち上がり、幻想的な雰囲気である。


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市内に入っても、まだ日は差してこず霧が濃いままなので、『三次もののけミュージアムへ』

ここは今日の目的地ではないのだが、気にはなっていたので立ち寄ってみた。


朝まだ早いというのに、結構なお客さんの数である。






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ここから尾関山公園へはすぐである。

まずは、近くにある『鳳源寺』さんへ。

全くノーチェックのお寺ではあったが、紅葉がとても美しい。









『へえ、こんな良いところがあったなんて、今まで知らなかったなあ』

***

いよいよ、尾関山公園へ。

ここは、家族連れで大賑わい。

とはいえ、公園そのものが広いので、そこまで混雑した感じではないのが救いである。





展望台へ。

三次市内が一望できる。

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そろそろお昼時なので、以前何度か行ったことがある、麦麦カフェさんへ。

ここで、俺はクロックマダム。

妻はグラタンを。

『うーん、これは美味しいねえ』

***

呉まで戻ると、今日の三次までの下道での往復での燃費表示は、『17.7km/L』

そして、前回給油からの平均燃費は、665kmほど走って『17km/L』

『いやあ、本当にマツダ6のガソリン2Lでこの燃費が出るとは嬉しい限り!』

セダンなのにシーカヤックも

自転車も積めて、

シーカヤックを積んだままでもトランクは開くので便利だし、静かで走りも満足なので、今の所言うことなしの、アウトドア仕様セダンである。
やはりこれからは、セダンでシーカヤックという提案!

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風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 新見〜方谷・自転車ツーリング&マツダ6の2Lガソリン車が50km区間燃費で21km/Lを記録

2019年11月10日 | 旅するシーカヤック
2019年11月9日(土) 金曜日にマツダ6の1,000キロ点検を済ませ、今日からの週末は、備中高梁方面へと一泊でのドライブ旅行。
サイクルラックも装着し、久しぶりに自転車を積んでのドライブである。

朝6時前には家を出て、下道で福山まで行き、途中で朝食を食べ、そこから新見に向かって北へと向かう。

俺のマツダ6は、2Lのガソリン車。

約1.5トンの車重なので、2Lでは物足りないと思っている人も多いだろうが、ピックアップの良いエンジンフィールと、滑りとシフトショックを感じないATのおかげで、俺にとっては特にストレスもなく長距離ドライブを楽しめている。

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新見駅に到着し、駅前の駐車場にクルマを止めると、自転車を下ろしてサイクリングの準備。

今日はちょうど良い気温で、空は秋らしい快晴。

川沿いの道を、のんびりまったりペダリング。

途中で神社を発見。

背景となっている山との組み合わせが、なんとも良い雰囲気の大本八幡宮。

ここでは、旅の安全を祈願しておいた。

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すぐ近くの石蟹駅では、何か大きな設備を設置する作業をしているようで、鉄道ファンの方々がホームから写真を撮影されていた。

ここからさらに南下を続ける。

途中では、歩行者専用の吊り橋も見学。


絹掛の滝。

ここではベンチに座り、お茶を飲んでしばし休憩。


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ようやく目的地である、方谷へ。

ここまで約2時間弱の、ちょうど良いお散歩サイクリングであった。
駅舎の所に自転車を置かせていただき、列車が来るまでしばしの待ち時間。

持参していたパンとお茶で、すいたお腹を少し鎮める。

駅舎には、山田方谷さんの展示があるようだ。

しばし見学。

ほぼ1時間毎になっている列車の時間が近づいたので、ホームへと移動。

無人駅だがホームと待合ベンチは立派である。

ここで、先ほど手に入れた山田方谷さんの生い立ちや業績に関する資料を拝見。

初めて聞く名前であったが、読んでみるとその素晴らしい生き方に引き込まれた。

***

定刻に列車が到着し、乗り込む。

車窓からの景色も素晴らしい。

新見駅に到着。


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ここからは、自転車の回収であるが、まずはお昼ご飯。
ネットで見つけた、新見ラーメン・いぶき。

メニューは豊富だが、その中でおすすめという、いぶきそばを注文。

これが、いぶきそば。

スープも麺も美味しくて、大満足であった。
『ご馳走様でした!』

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クルマで方谷まで行き、自転車をピックアップすると、吹屋へと向かう。










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散策を終えると、今日の宿へ。

夕方にはお風呂に入り、のんびりまったり。


夕食は、千屋牛食べ比べ。

鉄板焼き。

しゃぶしゃぶ。

地酒もいただく。

試飲させていただいた、藤の花のお酒が絶品!


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朝起きると、外は快晴。

紅葉も綺麗である。



朝食を食べると宿を辞す。
ここでは、復路の燃費もチェックしようということで、トリップ計のBをリセット。

途中、約50km走行したところで安全な路肩に止めてアイドルストップ状態でチェックすると、

なんと平均燃費は、21km/L!
ガソリン車の2Lにしては、上出来の燃費である。

ここからは街中を抜けることになるため、信号でのゴーストップや渋滞でどこまで維持できるかが楽しみである。

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玉島からは、案の定ノロノロ運転で、徐々に燃費表示は悪化。
11時前には、お昼ご飯の予定地である、笠岡のしゃこ丼の店に到着。

ここは、以前に何度が訪問したことがあるお店。

改めてメニューをチェックし、

しゃこ丼定食を注文した。

この、しゃこ天としゃこ酢がなんとも美味い!
ビールが飲めないのが残念ではあるが、今度列車でくることにしよう。

***

ここから呉まで下道ドライブ。
呉に到着した時にチェックすると、下道往復での平均燃費は17.3km/L。

復路だけなら、なんと19.2km/Lという記録を達成!!!

復路途中の50km区間燃費ではなんと驚きの21km/Lだったので、2号線のノロノロ運転や信号でのゴーストップによる悪化があってもこれなら、マツダ6のガソリン2Lでも大満足である。

以前シーカヤック運搬用に使っていた2.3Lアテンザスポーツワゴンでは、ハイオクガソリン仕様で、遠出で12km/L〜ベストで14km/Lだったので、レギュラー仕様でこの燃費であれば言うことはない。

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風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

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瀬戸内シーカヤック日記: 夏のシーカヤック教室・番外編_とびしま海道キャンプツーリング

2019年11月03日 | 旅するシーカヤック
2019年11月2日(土) 今日は、夏のシーカヤック教室を行っている施設の希望で、スモールなキャンプツーリング。
高校生1名と職員さん1名、そして俺の3人という少人数ではあるが、シーカヤック教室始まって以来のキャンプ旅となる。

これまで、夏が終わるとシーズンの〆として近くの島まで漕いで渡り、釣りをしたり、泳いだり、カレーを作ったりして遊んではいたものの、キャンプは初。
何度か相談を受け、ようやく日程調整ができて、今日実施という事になったのである。

***


晴れてはいるものの、少し北東の風がある。 そして海は若干ザワザワしているものの、今日のメンバーと船割なら漕げると判断。
俺がシングル艇に、高校生と職員さんにはタンデム艇に乗ってもらい、『じゃあ、出発しようか!』

島と島との海峡は、上げ潮と北東の風がぶつかって少し騒ついてはいるが、これまでの練習とは違い、瀬戸内海のツーリングとはどういうものかを経験してもらうのには丁度良い程度のプチ試練である。

俺がコース取りをし、後ろに向けて、『手を止めずにしっかり漕げよー!』と檄を飛ばす。


***

常に向かい風ではあるが、漕ぎ上がる事はできるので、岸沿いに進んでいく。

途中の港でしばし風を避け、一休み。

もう少し行くと、無人島がある。

途中の小さな社で旅の安全を祈願し、無人島の小さな浜にシーカヤックを揚げて一休み。


***

なかなか向かい風は治らないが、それでも快調に漕ぎ進む。

昔つくられた、海沿いのみかん畑の石垣も見学。

ここからは、小さな島と橋が連続する、このコースの見所である。

ここでも潮がぶつかり、少し騒ついた芸予の海。


***

約2時間で、目的地の浜が見えてきた。

到着!

海の中には、見たことのないこんなクラゲが。。。


***

陸上班が運んでくれていた荷物を取り出し、テントを張ってブルーシートに寝転がる。

風は残ってはいるものの、ここは風裏でもあり、秋の青空が最高である。
時間はたっぷりあるので、kindleを取り出し、宮本常一を読む。


***

『ちょっと散歩でもしてみようか』

農道を登り、

秋を感じさせるミカンを見学。
少し山を登っただけで、いい感じの景色に出会うことができる。


***

Uターンして、少し北側の道にも立ち寄ってみた。

急な下りの山道を発見。

まるで迷路のような楽しさである。

海岸では、こんな流木の表面に魅了された。


***

夕方になると食事の準備。

今日は、夕焼けも特別に美しい!

夜は、職員さんたちも合流してバーベキューを楽しみ、

久しぶりとなる焚き火も堪能した。
『火は大きくしすぎないように。 大人の焚き火にしようぜ』

火の管理を任せた高校生は、焚き火がとても気に入ったようだ。
『な、やっぱりキャンプは焚き火がいいだろう!』

***

朝起きると、曇りではあるが、風は落ちていて漕ぎやすそうな天候である。

帰りは余裕もあるので、少し寄り道してみた。

小さな島をグルリと回り、

お気に入りの水路へと案内。

逆潮ではあるが、流れが弱いルートを探し、湾や島沿いではエディーも利用しながら、効率的な漕ぎを心掛ける。

ここまでくれば、彼らにとってもいつもの練習場所。


『お疲れ様でした!』
カヤックと道具を潮抜きし、シャワーをお借りして、昼ごはんもいただき、帰路へ。
夏のシーカヤック教室初となるキャンプツーリングは、無事終了することができた。

マツダ6、セダンでシーカヤック。
今の所、完璧なカヤックキャリアとして活躍してくれている!

***

風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の生涯不良のサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?

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