2021年12月28日(火) 今日明日は、地元で一泊二日の旅を楽しむ予定。
気温が低いのでバイクは諦め、ロードスターで冬のオープンドライブを楽しむことに。
***
今回は、三原にこれまで何度かお世話になったことのある宿を予約しており、先日の庄原での神社巡りの余韻を受けて、三原でいくつかの神社を巡る予定。
お昼ご飯は、お気に入りの丸源。
定番の肉そばである。 『いやあ、これはいつ食べても美味しいなあ』
***
まず最初に訪れたのは、賀羅加波(からかわ)神社。
神社では、初詣に向けて地元の方々が準備をされていた。
他に参拝客はいない中、境内をゆっくりと見学させていただきながらの参拝。
神木の立派なイチョウ。
秋に訪問したら、素晴らしい眺めが楽しめそうである。
狛犬も、じっくりと拝見させていただく。
参拝し、再生箱の横を見ると、イチョウが神木だからこのような記念品が置いてあったので、ありがたくいただいた。
***
続いては、大須賀神社。
小さな神社ではあるが、ここはなかなか興味深い。
牛神社とも呼ばれているそうである。
拝殿の奥にある本殿が、なんと石積みの塚のような構造になっているのである。
こんな神社は初めて見たなあ。
***
糸崎神社。
普段、国道を走って尾道に行く途中、その存在は知っていたものの、これまであまり興味がなかったので、参拝させていただくのは初めてである。
入らせていただくと、これが立派な神社であった。
子安石というものを、初めて知った。
神社巡りを通じて、かつての様々な風俗習慣を学ぶ機会が増えることも、楽しいなあ。
またここの境内にあるクスノキは、樹齢500年を超えるという立派な樹。
***
一旦神社巡りはここまでとし、チェックインまでにもう少し時間があるので、前から気になっていた【のっとこクルーズ】を試してみることにした。
これは、須波港から生口島の沢港まで、下船することなく往復の船旅を楽しむチケットである。
クルマで渡る人は何人もいるが、人だけ渡る人は他におらず、客室は貸切状態。
ゆったりと、フェリーでのクルーズを楽しむことができる。
ルートを示す表示は、表はこうなっているが、
裏から眺めると、昔のルートの名残が。。。
往復で約1時間のクルーズを堪能した。
***
今日お世話になるのは、このお宿。
チェックインし、部屋に荷物を置くと、気になっていた神社へと向かう。
三原駅を越え、狭い道を歩いて目指すのは、大島神社。
ここは、立ち並ぶ朱色の鳥居で有名なのだそうだ。
三原の駅の近くに、こんなスポットがあったなんて、知らなかったなあ。
神社巡りが趣味なって、人生の楽しみがまた一つ増えたようである。
***
宿に戻る。
久しぶりとなる庭も眺めてみる。
ボリュームタップリの夕食。
そして朝食。
『おせわになりました。 また来ます』 『はい、では良いお年を』
***
それにしても、ロードスターでのオープンドライブの楽しいことよ!
新車から乗り続けてすでに24万キロを越えているが、本当にFun to Drive。 最高である。
***
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?
気温が低いのでバイクは諦め、ロードスターで冬のオープンドライブを楽しむことに。
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今回は、三原にこれまで何度かお世話になったことのある宿を予約しており、先日の庄原での神社巡りの余韻を受けて、三原でいくつかの神社を巡る予定。
お昼ご飯は、お気に入りの丸源。
定番の肉そばである。 『いやあ、これはいつ食べても美味しいなあ』
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まず最初に訪れたのは、賀羅加波(からかわ)神社。
神社では、初詣に向けて地元の方々が準備をされていた。
他に参拝客はいない中、境内をゆっくりと見学させていただきながらの参拝。
神木の立派なイチョウ。
秋に訪問したら、素晴らしい眺めが楽しめそうである。
狛犬も、じっくりと拝見させていただく。
参拝し、再生箱の横を見ると、イチョウが神木だからこのような記念品が置いてあったので、ありがたくいただいた。
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続いては、大須賀神社。
小さな神社ではあるが、ここはなかなか興味深い。
牛神社とも呼ばれているそうである。
拝殿の奥にある本殿が、なんと石積みの塚のような構造になっているのである。
こんな神社は初めて見たなあ。
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糸崎神社。
普段、国道を走って尾道に行く途中、その存在は知っていたものの、これまであまり興味がなかったので、参拝させていただくのは初めてである。
入らせていただくと、これが立派な神社であった。
子安石というものを、初めて知った。
神社巡りを通じて、かつての様々な風俗習慣を学ぶ機会が増えることも、楽しいなあ。
またここの境内にあるクスノキは、樹齢500年を超えるという立派な樹。
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一旦神社巡りはここまでとし、チェックインまでにもう少し時間があるので、前から気になっていた【のっとこクルーズ】を試してみることにした。
これは、須波港から生口島の沢港まで、下船することなく往復の船旅を楽しむチケットである。
クルマで渡る人は何人もいるが、人だけ渡る人は他におらず、客室は貸切状態。
ゆったりと、フェリーでのクルーズを楽しむことができる。
ルートを示す表示は、表はこうなっているが、
裏から眺めると、昔のルートの名残が。。。
往復で約1時間のクルーズを堪能した。
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今日お世話になるのは、このお宿。
チェックインし、部屋に荷物を置くと、気になっていた神社へと向かう。
三原駅を越え、狭い道を歩いて目指すのは、大島神社。
ここは、立ち並ぶ朱色の鳥居で有名なのだそうだ。
三原の駅の近くに、こんなスポットがあったなんて、知らなかったなあ。
神社巡りが趣味なって、人生の楽しみがまた一つ増えたようである。
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宿に戻る。
久しぶりとなる庭も眺めてみる。
ボリュームタップリの夕食。
そして朝食。
『おせわになりました。 また来ます』 『はい、では良いお年を』
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それにしても、ロードスターでのオープンドライブの楽しいことよ!
新車から乗り続けてすでに24万キロを越えているが、本当にFun to Drive。 最高である。
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風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?
2021年12月25日(土) この週末から年末にかけては、強い寒波が入ってくるとの予報であり、シーカヤックやSUP、キャンプはなかなか難しそうな空模様。
では、ということで、再び18切符での旅を楽しむことにした。
JR西日本の路線図を眺め、どこに行こうか考えるのも、楽しい時間。
かつてカヤックでのソロリバーツーリングや、折り畳み自転車での輪行旅などでお世話になった三江線は、残念ながら廃線となってしまった。
旅の記録リンク:
江ノ川沿い輪行旅-1
江ノ川沿い輪行旅-2
廃線が取り沙汰されている木次線は何度か乗ったことがある。
他に廃線関連のニュースが流れているのが、芸備線。
庄原から備後落合までは乗ったことがあるのだが、備後落合から新見まではこれまで機会がなかったのだ。
じゃあ、ということでルートを調べてみると、倉敷経由で新見から乗れば、芸備線を新見から広島まで全線踏破することができ、朝に呉を出て夜には再び呉まで戻ってくることができる。
420km超、乗車時間は9時間超えとなるが、これで旅のルートは決定した。
***
朝の呉駅。
最初の電車がやってきた。
呉線は、次第に明るくなる瀬戸内の海沿いを走る。
***
広島駅まで行き、山陽本線へ。
三原で、瀬戸行きに乗り換え。
車窓からの景色を楽しみながら、快適な列車旅。
***
倉敷駅から、伯備線へ。
6分遅れで倉敷駅を出発。
乗客も少なく、ゆったりとした車内。
強い寒気が入り、あまり天気は良くない予報ではあったが、ここまでのところは晴れて絶好の列車旅日和。
***
昼前には、新見駅に到着。
最初は、新見駅でも数分程度の乗り継ぎとなるプランを考えていたのだが、さすがにお昼ご飯を食べる機会がないので、新見で1時間程度時間を取れるように予定を変更したのである。
お世話になったのは、きくや食堂さん。
席に座り、オムライスとビールを注文。
久々に食べるオムライスは、ケチャップライスの懐かしい味が、心に沁みる。
***
いよいよ今日のメインである、芸備線。
ここまではゆったり座っての列車旅であったのだが、18切符時期の芸備線は人気があるらしく、ほぼ満席である。
途中から沿線に人家は少なくなり、この列車の乗客も地元の方はとても少ない様子。
道後山駅のあたりでは、雪がチラついてきた。
***
備後落合から、三次行きの芸備線に。
新見から乗って来た乗客の多くは、木次線に乗り継がれたようで、三次行きは比較的ゆったりしたスペース。
三次から、広島行きの快速へ。
久々の三次から広島への芸備線の景色を楽しみながらの列車旅。
広島からは、最後となる呉線。
もう外は暗く、少しお腹も減ってきた。
***
無事に呉駅に到着すると、晩御飯を食べるため、呉の名物食堂である森田食堂さんへ。
久々に訪れた懐かしい店内。
ビールと湯豆腐を注文し、ケースから鯖の塩焼きと漬物を取ってきて、独り静かに18切符旅の打ち上げ。
今日の車窓からの景色を想い出しながら飲むビールは、格別である。
***
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?
では、ということで、再び18切符での旅を楽しむことにした。
JR西日本の路線図を眺め、どこに行こうか考えるのも、楽しい時間。
かつてカヤックでのソロリバーツーリングや、折り畳み自転車での輪行旅などでお世話になった三江線は、残念ながら廃線となってしまった。
旅の記録リンク:
江ノ川沿い輪行旅-1
江ノ川沿い輪行旅-2
廃線が取り沙汰されている木次線は何度か乗ったことがある。
他に廃線関連のニュースが流れているのが、芸備線。
庄原から備後落合までは乗ったことがあるのだが、備後落合から新見まではこれまで機会がなかったのだ。
じゃあ、ということでルートを調べてみると、倉敷経由で新見から乗れば、芸備線を新見から広島まで全線踏破することができ、朝に呉を出て夜には再び呉まで戻ってくることができる。
420km超、乗車時間は9時間超えとなるが、これで旅のルートは決定した。
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朝の呉駅。
最初の電車がやってきた。
呉線は、次第に明るくなる瀬戸内の海沿いを走る。
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広島駅まで行き、山陽本線へ。
三原で、瀬戸行きに乗り換え。
車窓からの景色を楽しみながら、快適な列車旅。
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倉敷駅から、伯備線へ。
6分遅れで倉敷駅を出発。
乗客も少なく、ゆったりとした車内。
強い寒気が入り、あまり天気は良くない予報ではあったが、ここまでのところは晴れて絶好の列車旅日和。
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昼前には、新見駅に到着。
最初は、新見駅でも数分程度の乗り継ぎとなるプランを考えていたのだが、さすがにお昼ご飯を食べる機会がないので、新見で1時間程度時間を取れるように予定を変更したのである。
お世話になったのは、きくや食堂さん。
席に座り、オムライスとビールを注文。
久々に食べるオムライスは、ケチャップライスの懐かしい味が、心に沁みる。
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いよいよ今日のメインである、芸備線。
ここまではゆったり座っての列車旅であったのだが、18切符時期の芸備線は人気があるらしく、ほぼ満席である。
途中から沿線に人家は少なくなり、この列車の乗客も地元の方はとても少ない様子。
道後山駅のあたりでは、雪がチラついてきた。
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備後落合から、三次行きの芸備線に。
新見から乗って来た乗客の多くは、木次線に乗り継がれたようで、三次行きは比較的ゆったりしたスペース。
三次から、広島行きの快速へ。
久々の三次から広島への芸備線の景色を楽しみながらの列車旅。
広島からは、最後となる呉線。
もう外は暗く、少しお腹も減ってきた。
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無事に呉駅に到着すると、晩御飯を食べるため、呉の名物食堂である森田食堂さんへ。
久々に訪れた懐かしい店内。
ビールと湯豆腐を注文し、ケースから鯖の塩焼きと漬物を取ってきて、独り静かに18切符旅の打ち上げ。
今日の車窓からの景色を想い出しながら飲むビールは、格別である。
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風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?
2021年12月17日(金) この週末は、金曜日に有給休暇を取得して3連休にした。
ようやくコロナも落ち着いてきたので、オミクロン株の流行が始まる前に、18切符を使った列車旅を楽しもうという企画である。
***
ミニマムパッキングの荷物を背負い、まずは駅まで歩く。
駅から、岩国行きの列車に乗り込んで旅が始まった。
岩国駅で下関行きに乗り換え、サンライズの芸予諸島の景色を眺めながらのんびりと旅を楽しんでいた。
途中、下松駅の手間で警報音が鳴り響き、列車が急停車。。。
放送によると、反対方向の列車で人身事故があったらしく、しばらくここで止まるとのこと。
『えー、マジか』
その後、情報が入るたびにこまめに車内放送で情報を共有いただいたことはありがたかった。
そして15分ほど経ったであろうか、車内放送で下松駅までは移動することになったとの連絡。
下松駅で停車し、運転再開は早くとも10時過ぎになるとの情報。
そのため急いでいる人たちは、下松駅で列車を降りてタクシーやバスで徳山駅に向かう姿が多く見られた。
俺は急ぐ旅ではないものの、下関のホテルを予約しているので予定が分からないのがなんとも辛いところ。
そこで、長蛇の列ができていた最初のバスが駅前を出発した後に、待つ人もほぼ居なくなった次のバスで徳山駅へと向かうことにした。
ひと段落していたので、ゆったりと座席に座ることができ、渋滞もなく無事に徳山駅に到着。
ホームでは、下関行きの列車が待っており、下松駅を出発した列車が到着次第、乗り継ぎのお客さんを乗せてから出発するとのこと。
『ああ、あのまま待っていてもこの列車にのれたんだなあ』
一度降りた列車が徳山駅に到着し、お客さんが乗り換えてから、この列車も出発した。
***
予定よりかなり遅れて、昼過ぎに下関駅に到着。
『じゃあ、まずはお昼ご飯を食べるとするか』
事前にチェックしていた、一善さんへ。
空いていた席に座り、鯨カツと鯨汁、そして主食のビールを注文。
ご飯の小もお願いし、これで鯨ランチセットの完成。
捕鯨反対派の人達が見たらひっくり返りそうなトンデモ昼ご飯ではあるが、久しぶりにいただくこの鯨カツが柔らかくて美味しく、鯨ベーコンを含む具たっぷり&鯨風味の味わいたっぷりの鯨汁も大満足の一品。
ビールがなくなると、熱燗もお願いした。
『外は風が強くて寒いけど、これで体の中から温まるなあ』
『ご馳走様でした』 これはまたぜひ再訪したいお店である。
***
ホテルのチェックインまでしばらく時間があるので、商店街をしばし散策。
子供たちが遊ぶスペースとして整備されいるようだ。
これは、下関らしく鯨とフグだな。
それにしても、このカニはシュール過ぎやしないか?
***
時間になったので、ホテルにチェックインし、しばし休憩してから早めの晩御飯へ。
チェックしていた三桝さんへ行ってみたのだが、満席ということで入ることができなかったのは残念である。
では、ということで、以前の18切符旅でも訪れた、おかもとさんへ。
夕方の早い時間なので、それほど人も多くなく、ゆっくりと飲めそうだ。
刺身は品数は多いので食べ応えはあるようだが、写真を見てもわかるように角が立っておらず海鮮丼向きの仕事と感じた。
それでも美味しかったのは、
白子豆腐と、
ヒレ酒。
こいつらは本当に美味しく、下関らしい夜を感じることができた。
***
土曜日の朝。
まだ暗い中、下関駅へ。
今日は出雲市まで移動の予定であり、早朝の益田行きがベストな選択。
***
旅のお供は、リュックとミャンマーで購入してきた安い布袋。
この200円しないような布袋が、とても重宝するのである。
明るくなると、車窓の風景を楽しみながら、のんびりまったりの日本海沿いの旅。
今日は風が強く、荒れた冬の日本海の景色が堪能できる。
***
長門市駅で2両目を切り離し、先頭車両のみのワンマンカーで益田を目指す。
長門市駅の、謎の鳥居。
益田までは、まだまだ長い道のり。
***
ローマ字表記では、世界で一番短いという飯井(Ii)駅とのこと。
今日の日本海は、冬らしい荒れた海。
ローカル線でたまに見かける、このような足元の出っ張り。
これが足の置き場に困るのである。
***
益田駅では、次の快速乗り継ぎまで1時間ほどの待ち時間。
快速列車は、派手なラッピング。
土曜日だからか、お客さんも数えるほど。
この列車も途中で安全装置が働いたとのことで、車内に警報が鳴り響き、しばしの緊急停車。
『えー、昨日に続いて今日もかよ。。。』
程なくして安全が確認できたとのことで、再び出発。
途中の駅で降りる人が、両替しようとしたら両替機が故障していたようで、ここでも少し遅れが生じていた。
『うーん。 今回の旅は、なかなかすんなりとは通してくれないようである』
***
出雲市駅に到着すると、少し遅めのお昼ご飯。
駅前の一福さんへ入店。
ざるそば大盛りとビールを注文。
少し残した蕎麦と、蕎麦湯をつまみに、熱燗をグビリ。
***
チェックインした駅前のホテルでしばし休憩し、予約していたお店へと向かう。
今日のお店は、魚料理が美味しいという『久鶴』さん。
俺が、口開けの客になったようである。
初めて訪問するお店なので、常連さんの邪魔にならないようカウンターの奥の隅に、座らせていただいた。
瓶ビールを注文すると、お通しの煮凝りが運ばれてきた。
まずはビールをグビリと飲り、煮凝りをいただいたのだが、これがなんとも美味しいのである。
女将さんに、『これ、旨いですねえ』、すると『そうでしょう』とニコリ。
***
このところ時化が続いているということで、魚も限られているということであったが、ご主人と相談し、イトヨリを焼き魚にしていただくことに。
それを待っている間、『今日は刺身はイカだけだけどどう?』
『はい、いただきます』
その場で女将さんが擦り下ろした香り高い生姜と一緒にいただくと、これがまた旨いのである。
『出汁たっぷりの茶碗蒸しはどうですか?』
『はい、もちろんいただきます』
女将さんが、『これは穴子を崩さないようにしっかり混ぜてから食べてくださいね』
しっかり混ぜるとこんな感じ。 『ええ、ちょうど良い混ぜ具合ですねえ。 それで食べてみてください』
一口食べると、出汁が効いてなんとも言えない美味さである。
『これは、日本酒が欲しくなりますねえ。 熱燗、お願いします』
***
焼き上がってきたイトヨリ。
ノドグロほど高級ではないが、良い塩加減、良い焼き加減で、俺には十分美味しいつまみとなった。
イトヨリの塩焼きと、茶碗蒸しをつまみに、日本酒をゴクリ。
『ああ、至福のひと時であるなあ!』
***
『魚は、骨やヒレを残しておいてもらったら、サービスでお吸い物にしますから』
食べ終えたお皿から、アラを取って砕きながらお椀に移し、お湯と醤油を入れ、一味を加えてお吸い物が完成。
『へえ、こんなの目の前で作ってもらったのは初めてです』
『焼くときにエラに振ってある塩も、良い味になるんですよ』
一口啜り、『いやあ、これは美味しいなあ』
飲み終えた後のお椀には、アラがたっぷりと残っており、ここから良い出汁が出たことが実感できる。
『ご馳走様でした。 今度は妻と一緒に来ます』
また一つ、旅先でお気に入りのお店が増えた。
***
日曜日の朝、まだ暗いうちに出雲市駅へ。
今日は、早朝に出雲市を出発し、新見へ行く列車を使って呉まで帰る予定であった。
しかしながら、駅で待っていると放送が。。。
どうやら、強風のため列車の出発が遅れ、風が止むまで動けないようだ。
月曜日の朝には大事な仕事があり、万が一の事を考えて高速バスで広島まで帰ることにした。
朝一番の特急高速バスが、ちょうどすぐの時間だったので、予約はできていなかったが飛び込みで乗せていただくことに。
途中の中国山地は真っ白な雪景色。
昨日は松江道が通行止めで、高速バスも動いていなかったので、これで無事に帰ることができて一安心。
広島市内に入ると雪はなくなり、
クレアラインからは、芸予諸島の景色を楽しむことができた。
***
久方ぶりとなる、青春18切符での中国地方周遊旅。
思わぬ列車遅れや予定変更がいくつもあったが、もともと自由度の高い二泊三日ののんびり旅で、各地の美味しい料理を楽しむことができた。
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
ようやくコロナも落ち着いてきたので、オミクロン株の流行が始まる前に、18切符を使った列車旅を楽しもうという企画である。
***
ミニマムパッキングの荷物を背負い、まずは駅まで歩く。
駅から、岩国行きの列車に乗り込んで旅が始まった。
岩国駅で下関行きに乗り換え、サンライズの芸予諸島の景色を眺めながらのんびりと旅を楽しんでいた。
途中、下松駅の手間で警報音が鳴り響き、列車が急停車。。。
放送によると、反対方向の列車で人身事故があったらしく、しばらくここで止まるとのこと。
『えー、マジか』
その後、情報が入るたびにこまめに車内放送で情報を共有いただいたことはありがたかった。
そして15分ほど経ったであろうか、車内放送で下松駅までは移動することになったとの連絡。
下松駅で停車し、運転再開は早くとも10時過ぎになるとの情報。
そのため急いでいる人たちは、下松駅で列車を降りてタクシーやバスで徳山駅に向かう姿が多く見られた。
俺は急ぐ旅ではないものの、下関のホテルを予約しているので予定が分からないのがなんとも辛いところ。
そこで、長蛇の列ができていた最初のバスが駅前を出発した後に、待つ人もほぼ居なくなった次のバスで徳山駅へと向かうことにした。
ひと段落していたので、ゆったりと座席に座ることができ、渋滞もなく無事に徳山駅に到着。
ホームでは、下関行きの列車が待っており、下松駅を出発した列車が到着次第、乗り継ぎのお客さんを乗せてから出発するとのこと。
『ああ、あのまま待っていてもこの列車にのれたんだなあ』
一度降りた列車が徳山駅に到着し、お客さんが乗り換えてから、この列車も出発した。
***
予定よりかなり遅れて、昼過ぎに下関駅に到着。
『じゃあ、まずはお昼ご飯を食べるとするか』
事前にチェックしていた、一善さんへ。
空いていた席に座り、鯨カツと鯨汁、そして主食のビールを注文。
ご飯の小もお願いし、これで鯨ランチセットの完成。
捕鯨反対派の人達が見たらひっくり返りそうなトンデモ昼ご飯ではあるが、久しぶりにいただくこの鯨カツが柔らかくて美味しく、鯨ベーコンを含む具たっぷり&鯨風味の味わいたっぷりの鯨汁も大満足の一品。
ビールがなくなると、熱燗もお願いした。
『外は風が強くて寒いけど、これで体の中から温まるなあ』
『ご馳走様でした』 これはまたぜひ再訪したいお店である。
***
ホテルのチェックインまでしばらく時間があるので、商店街をしばし散策。
子供たちが遊ぶスペースとして整備されいるようだ。
これは、下関らしく鯨とフグだな。
それにしても、このカニはシュール過ぎやしないか?
***
時間になったので、ホテルにチェックインし、しばし休憩してから早めの晩御飯へ。
チェックしていた三桝さんへ行ってみたのだが、満席ということで入ることができなかったのは残念である。
では、ということで、以前の18切符旅でも訪れた、おかもとさんへ。
夕方の早い時間なので、それほど人も多くなく、ゆっくりと飲めそうだ。
刺身は品数は多いので食べ応えはあるようだが、写真を見てもわかるように角が立っておらず海鮮丼向きの仕事と感じた。
それでも美味しかったのは、
白子豆腐と、
ヒレ酒。
こいつらは本当に美味しく、下関らしい夜を感じることができた。
***
土曜日の朝。
まだ暗い中、下関駅へ。
今日は出雲市まで移動の予定であり、早朝の益田行きがベストな選択。
***
旅のお供は、リュックとミャンマーで購入してきた安い布袋。
この200円しないような布袋が、とても重宝するのである。
明るくなると、車窓の風景を楽しみながら、のんびりまったりの日本海沿いの旅。
今日は風が強く、荒れた冬の日本海の景色が堪能できる。
***
長門市駅で2両目を切り離し、先頭車両のみのワンマンカーで益田を目指す。
長門市駅の、謎の鳥居。
益田までは、まだまだ長い道のり。
***
ローマ字表記では、世界で一番短いという飯井(Ii)駅とのこと。
今日の日本海は、冬らしい荒れた海。
ローカル線でたまに見かける、このような足元の出っ張り。
これが足の置き場に困るのである。
***
益田駅では、次の快速乗り継ぎまで1時間ほどの待ち時間。
快速列車は、派手なラッピング。
土曜日だからか、お客さんも数えるほど。
この列車も途中で安全装置が働いたとのことで、車内に警報が鳴り響き、しばしの緊急停車。
『えー、昨日に続いて今日もかよ。。。』
程なくして安全が確認できたとのことで、再び出発。
途中の駅で降りる人が、両替しようとしたら両替機が故障していたようで、ここでも少し遅れが生じていた。
『うーん。 今回の旅は、なかなかすんなりとは通してくれないようである』
***
出雲市駅に到着すると、少し遅めのお昼ご飯。
駅前の一福さんへ入店。
ざるそば大盛りとビールを注文。
少し残した蕎麦と、蕎麦湯をつまみに、熱燗をグビリ。
***
チェックインした駅前のホテルでしばし休憩し、予約していたお店へと向かう。
今日のお店は、魚料理が美味しいという『久鶴』さん。
俺が、口開けの客になったようである。
初めて訪問するお店なので、常連さんの邪魔にならないようカウンターの奥の隅に、座らせていただいた。
瓶ビールを注文すると、お通しの煮凝りが運ばれてきた。
まずはビールをグビリと飲り、煮凝りをいただいたのだが、これがなんとも美味しいのである。
女将さんに、『これ、旨いですねえ』、すると『そうでしょう』とニコリ。
***
このところ時化が続いているということで、魚も限られているということであったが、ご主人と相談し、イトヨリを焼き魚にしていただくことに。
それを待っている間、『今日は刺身はイカだけだけどどう?』
『はい、いただきます』
その場で女将さんが擦り下ろした香り高い生姜と一緒にいただくと、これがまた旨いのである。
『出汁たっぷりの茶碗蒸しはどうですか?』
『はい、もちろんいただきます』
女将さんが、『これは穴子を崩さないようにしっかり混ぜてから食べてくださいね』
しっかり混ぜるとこんな感じ。 『ええ、ちょうど良い混ぜ具合ですねえ。 それで食べてみてください』
一口食べると、出汁が効いてなんとも言えない美味さである。
『これは、日本酒が欲しくなりますねえ。 熱燗、お願いします』
***
焼き上がってきたイトヨリ。
ノドグロほど高級ではないが、良い塩加減、良い焼き加減で、俺には十分美味しいつまみとなった。
イトヨリの塩焼きと、茶碗蒸しをつまみに、日本酒をゴクリ。
『ああ、至福のひと時であるなあ!』
***
『魚は、骨やヒレを残しておいてもらったら、サービスでお吸い物にしますから』
食べ終えたお皿から、アラを取って砕きながらお椀に移し、お湯と醤油を入れ、一味を加えてお吸い物が完成。
『へえ、こんなの目の前で作ってもらったのは初めてです』
『焼くときにエラに振ってある塩も、良い味になるんですよ』
一口啜り、『いやあ、これは美味しいなあ』
飲み終えた後のお椀には、アラがたっぷりと残っており、ここから良い出汁が出たことが実感できる。
『ご馳走様でした。 今度は妻と一緒に来ます』
また一つ、旅先でお気に入りのお店が増えた。
***
日曜日の朝、まだ暗いうちに出雲市駅へ。
今日は、早朝に出雲市を出発し、新見へ行く列車を使って呉まで帰る予定であった。
しかしながら、駅で待っていると放送が。。。
どうやら、強風のため列車の出発が遅れ、風が止むまで動けないようだ。
月曜日の朝には大事な仕事があり、万が一の事を考えて高速バスで広島まで帰ることにした。
朝一番の特急高速バスが、ちょうどすぐの時間だったので、予約はできていなかったが飛び込みで乗せていただくことに。
途中の中国山地は真っ白な雪景色。
昨日は松江道が通行止めで、高速バスも動いていなかったので、これで無事に帰ることができて一安心。
広島市内に入ると雪はなくなり、
クレアラインからは、芸予諸島の景色を楽しむことができた。
***
久方ぶりとなる、青春18切符での中国地方周遊旅。
思わぬ列車遅れや予定変更がいくつもあったが、もともと自由度の高い二泊三日ののんびり旅で、各地の美味しい料理を楽しむことができた。
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
2021年12月11日(土) この週末は、母が県北にある親戚の家に泊まりに行くので、クルマで連れて行って欲しいとのリクエスト。
せっかく県北まで連れて行って、翌日はまた迎えにいかなければならないので、じゃあと言うことで家から往復するのではなく、前から気になっていた県北の宿に泊まることにした。
そしてこの初冬の県北での過ごし方をいろいろと考えた結果、神社巡りをしてみることに。
***
母を親戚の家に届け、『明日昼前に迎えに来ますので、よろしくお願いします』と挨拶して庄原へ。
今日のお昼ご飯は、これまた前から気になっていた『ミッキー』さんへ。
テーブルに一人で座らせていただき、旨辛ホルモン焼定食を注文。
ボリュームタップリの定食をいただき、最後にサービスで付いている牛乳をゴクリ。 『ご馳走様でした』
***
ここから、神社巡りへ。
今回は、できる限り市街地から離れた雰囲気の良さそうな神社をいくつか事前にピックアップしておいた。
まずは、『蘇羅比古神社』
狭い道を抜けると、神社の駐車場がある。
大木を背景に、とても良い感じの眺めである。
本殿に向かう参道の脇には、立派な杉が立ち並んでいる。
杉並木を抜けると、ぽっかりと広い空間が。
まずは参拝してから、境内の周りを見学させていただいた。
今回いつくかの神社を巡らせていただいたが、一番のお気に入りだった狛犬がこれ。
今日は曇りの予報であったが、空は晴れて気持ちが良い。
狛犬の視線で境内を眺めてみる。
瀬戸内沿岸となる呉地域の神社とは雰囲気が違い、なかなか興味深い最初の社であった。
***
続いて、『八坂神社』
ここは当初のプランには入っていなかったのだが、次の神社に向かう途中で見つけたので、訪れることに。
看板には牛馬の守護神と書かれているが、この辺りは本当に山の中であり、なぜこの地に設けられたのか不思議である。
ちょうど杉並木の間を太陽の光が抜け、階段だけに陽が当たるスポットライト状態の中、まるで導かれるように、静かな森に向けて一段一段ゆっくりと登っていく。
途中からは日差しも遮られて薄暗くなり、空気も冷んやりと変わってくる。
長い階段を登り切ると、Uターンする方向に本殿が見えてきた。
この辺りは、何か神聖な場所であることを感じさせる空気感に包まれている。
本殿にお参りさせていただいた。
この八坂神社は、人気のない山の中の神聖な空気感に包まれており、一番のお気に入りとなった。
***
『天戸神社』
高台にあり、クルマから降りると目の前には長閑な集落の景色が広がる。
一礼してから鳥居を潜る。
ここには、神社であるのになぜか鐘が設置されている。
雰囲気の良い参道の階段を登っていく。
お参りさせていただき、一周回って見ることに。
境内には立派な杉が。
牛の石像が置いてあり、ここでも牛馬の魂が祀られているのであろうか?
***
『天照眞良建雄神社』
ここでは、地元の方々であろうか、本殿の提灯に灯を入れて行事をされていたようである。
***
『奴可神社』
ここも、予定にはなかったが、途中で見かけて立ち寄った社。
誰も居ないが、雰囲気の良い神社。
本殿は、耐震補強がなされていて驚いた。
初冬で落ち葉に埋め尽くされ、静寂感に包まれた眺めも、これまた良いものである。
***
今日の最後は、『熊野神社』
これまで巡ってきた神社とは違い、大きく立派な鳥居が設置されている。
駐車場にはそこそこ多くの車が停まっており、人気のある神社であることがわかる。
階段を登っていくと、
圧倒されるような立派な杉が立ち並ぶ、神聖な雰囲気の参道。
今日見てきた杉とは桁違いの太さである。
本殿に参拝。
裏に回ると、パワースポットと書かれていた。
本当にここは、パワーをいただける感じを受ける。
これまで神社巡りにそれほど関心はなかったのだが、呉地域とは異なる庄原地域のいくつかの神社を訪ねてみて、こういう旅の良さを改めて感じることができたのは、大きな収穫であった。
***
今日お世話になる宿はこちら。
『民宿 比婆山温泉』
今日の宿泊者は、俺を含めて二組だけの様子であり、静かにのんびりと過ごせそうである。
浴衣に着替えると、まずはお風呂で旅の疲れを癒やし、部屋に戻る。
夕食までの時間は、こたつでkindleで読書。
***
18時からの夕食は、ビールを飲みながらゆっくりといただいた。
部屋に戻ると、日本酒をチビリちびりと飲りながら、再び読書。
朝7時から、朝食をいただく。
食堂ではストーブが炊かれており、その火の暖かさが身に沁みる。
***
部屋に戻り、防寒対策をすると、『ちょっと散歩に行ってきます』
除雪車をこんな近くで観察したことはない。
民家も人気もない静かな道を、独り静かに歩いていく。
ダムのほとりをしばし散策。
初冬の川の水は澄んで清らかだ。
下に降りる階段を発見したので、探索して見ることに。
ここから引き返し、一度宿の近くまで戻ると、今度は川沿いを北上。
木次線の橋脚の下へ。
そこを抜けると、静かな川面が。
朝の心地よい散歩を楽しむことができた。
***
宿を辞し、親戚の家に行き、お昼ご飯を母とともにいただいてから家路へ。
今回の、マツダ6(2L、ガソリンエンジン、6AT)の燃費は、17.5km/L。
この秋も、シーカヤック部の子供達との充実した最高のキャンプツーリングを楽しんだり、ロードスターでの妻とのドライブなども楽しんでしていたが、なぜか記録に残す気持ちにならなかった。
そのようななか、今回は初めてとなる庄原地域の神社巡り旅を楽しみ、気になっていた宿でのんびりと過ごさせていただき、気分転換となる最高の週末となった。
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
せっかく県北まで連れて行って、翌日はまた迎えにいかなければならないので、じゃあと言うことで家から往復するのではなく、前から気になっていた県北の宿に泊まることにした。
そしてこの初冬の県北での過ごし方をいろいろと考えた結果、神社巡りをしてみることに。
***
母を親戚の家に届け、『明日昼前に迎えに来ますので、よろしくお願いします』と挨拶して庄原へ。
今日のお昼ご飯は、これまた前から気になっていた『ミッキー』さんへ。
テーブルに一人で座らせていただき、旨辛ホルモン焼定食を注文。
ボリュームタップリの定食をいただき、最後にサービスで付いている牛乳をゴクリ。 『ご馳走様でした』
***
ここから、神社巡りへ。
今回は、できる限り市街地から離れた雰囲気の良さそうな神社をいくつか事前にピックアップしておいた。
まずは、『蘇羅比古神社』
狭い道を抜けると、神社の駐車場がある。
大木を背景に、とても良い感じの眺めである。
本殿に向かう参道の脇には、立派な杉が立ち並んでいる。
杉並木を抜けると、ぽっかりと広い空間が。
まずは参拝してから、境内の周りを見学させていただいた。
今回いつくかの神社を巡らせていただいたが、一番のお気に入りだった狛犬がこれ。
今日は曇りの予報であったが、空は晴れて気持ちが良い。
狛犬の視線で境内を眺めてみる。
瀬戸内沿岸となる呉地域の神社とは雰囲気が違い、なかなか興味深い最初の社であった。
***
続いて、『八坂神社』
ここは当初のプランには入っていなかったのだが、次の神社に向かう途中で見つけたので、訪れることに。
看板には牛馬の守護神と書かれているが、この辺りは本当に山の中であり、なぜこの地に設けられたのか不思議である。
ちょうど杉並木の間を太陽の光が抜け、階段だけに陽が当たるスポットライト状態の中、まるで導かれるように、静かな森に向けて一段一段ゆっくりと登っていく。
途中からは日差しも遮られて薄暗くなり、空気も冷んやりと変わってくる。
長い階段を登り切ると、Uターンする方向に本殿が見えてきた。
この辺りは、何か神聖な場所であることを感じさせる空気感に包まれている。
本殿にお参りさせていただいた。
この八坂神社は、人気のない山の中の神聖な空気感に包まれており、一番のお気に入りとなった。
***
『天戸神社』
高台にあり、クルマから降りると目の前には長閑な集落の景色が広がる。
一礼してから鳥居を潜る。
ここには、神社であるのになぜか鐘が設置されている。
雰囲気の良い参道の階段を登っていく。
お参りさせていただき、一周回って見ることに。
境内には立派な杉が。
牛の石像が置いてあり、ここでも牛馬の魂が祀られているのであろうか?
***
『天照眞良建雄神社』
ここでは、地元の方々であろうか、本殿の提灯に灯を入れて行事をされていたようである。
***
『奴可神社』
ここも、予定にはなかったが、途中で見かけて立ち寄った社。
誰も居ないが、雰囲気の良い神社。
本殿は、耐震補強がなされていて驚いた。
初冬で落ち葉に埋め尽くされ、静寂感に包まれた眺めも、これまた良いものである。
***
今日の最後は、『熊野神社』
これまで巡ってきた神社とは違い、大きく立派な鳥居が設置されている。
駐車場にはそこそこ多くの車が停まっており、人気のある神社であることがわかる。
階段を登っていくと、
圧倒されるような立派な杉が立ち並ぶ、神聖な雰囲気の参道。
今日見てきた杉とは桁違いの太さである。
本殿に参拝。
裏に回ると、パワースポットと書かれていた。
本当にここは、パワーをいただける感じを受ける。
これまで神社巡りにそれほど関心はなかったのだが、呉地域とは異なる庄原地域のいくつかの神社を訪ねてみて、こういう旅の良さを改めて感じることができたのは、大きな収穫であった。
***
今日お世話になる宿はこちら。
『民宿 比婆山温泉』
今日の宿泊者は、俺を含めて二組だけの様子であり、静かにのんびりと過ごせそうである。
浴衣に着替えると、まずはお風呂で旅の疲れを癒やし、部屋に戻る。
夕食までの時間は、こたつでkindleで読書。
***
18時からの夕食は、ビールを飲みながらゆっくりといただいた。
部屋に戻ると、日本酒をチビリちびりと飲りながら、再び読書。
朝7時から、朝食をいただく。
食堂ではストーブが炊かれており、その火の暖かさが身に沁みる。
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部屋に戻り、防寒対策をすると、『ちょっと散歩に行ってきます』
除雪車をこんな近くで観察したことはない。
民家も人気もない静かな道を、独り静かに歩いていく。
ダムのほとりをしばし散策。
初冬の川の水は澄んで清らかだ。
下に降りる階段を発見したので、探索して見ることに。
ここから引き返し、一度宿の近くまで戻ると、今度は川沿いを北上。
木次線の橋脚の下へ。
そこを抜けると、静かな川面が。
朝の心地よい散歩を楽しむことができた。
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宿を辞し、親戚の家に行き、お昼ご飯を母とともにいただいてから家路へ。
今回の、マツダ6(2L、ガソリンエンジン、6AT)の燃費は、17.5km/L。
この秋も、シーカヤック部の子供達との充実した最高のキャンプツーリングを楽しんだり、ロードスターでの妻とのドライブなども楽しんでしていたが、なぜか記録に残す気持ちにならなかった。
そのようななか、今回は初めてとなる庄原地域の神社巡り旅を楽しみ、気になっていた宿でのんびりと過ごさせていただき、気分転換となる最高の週末となった。
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?