あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: しまなみ海道カヤック&バイク、今年で7年目となる夏のシーカヤック教室、2回目

2014年07月27日 | 旅するシーカヤック
この週末のシーカヤック教室は日曜日。
そのため、土曜日はフリーなので久しぶりに近場ではあるが一人旅に出る事にした。

今回の旅のテーマは、『オコゼ/虎魚料理』
大三島には、オコゼ料理を売りにしている民宿がいくつかあり、以前妻と訪れた『紺玉』さんもその一つ。
今回は、新たな民宿を開拓する旅をプランしてみた。

***

朝、生口島に到着。
状況によってはシーカヤックは諦めようかと思っていたのだが、幸い天気も良いので海に出る事に。

今日は大潮だが、今はちょうど潮止りに近いので穏やかな海峡。

大三島と生口島を結ぶ橋の周辺を、のんびりとパドリング。

夜のオコゼ/虎魚料理が今日のメインなので、シーカヤックはちょっとでOK。

のんびりまったりツーリングで、芸予ブルーを堪能。

風もなく、海も穏やかで、最高のコンディション。

真夏のしまなみ海道で、30分ほどのお散歩を堪能。

『あー、楽しかった!』

***

シーカヤックを片付け、生口島の中心街に移動。

今日のお昼ご飯は、『穴子飯』をいただくつもり。

ネットで評判の良かった、『万作』さんへ。

『あなご飯』を注文。

『ごちそうさまでした』

***

食後は自転車を降ろし、生口島一周の旅へ。

芸予ブルーを堪能しつつ、MTBの旅に出発。

浜は美しく、

さすがに暑いので、途中で適宜休憩をはさみつつ、

歴史を感じさせる、昔の貴重な品を発見し、

読み込むほどに、驚きは増していく。

***

生口島一周の最後は、お楽しみの『パティスリー、オクモト』さんへ。

イートインで、美味しいお菓子とコーヒーを楽しみ、ゆっくりと休憩。


***

2時間ほどのサイクリングを楽しんだ後は、大三島へと移動。

あまりの暑さに、50歳親父は独りで海水浴を楽しむ事に。

穏やかなしまなみの海水浴場で、独り静かに海水浴を楽しむと、その後は山へのドライブ。

ここは、芸予諸島の絶景が楽しめるので、とてもお気に入りの場所。

自動車で山道を走りながら、

景色の良い場所ではクルマを止め、

きれいな景色を堪能する。

いやあ、やっぱりここは最高だ。


***

夕方には、予約しておいた宿へ。

いやあ、今日もたっぷり楽しんだなあ。


楽しみにしていた夕食。

メインの一つは、虎魚の刺身。

途中には、オコゼの唐揚げや、

アコウの煮付けも。 いやあ、最高である!!!

朝食の味噌汁は、オコゼのアラからたっぷりと出汁が取ってある。


***

2014年7月27日(日) 今日は、今年で7年目となるシーカヤック教室の日。
お世話になった民宿を辞し、しまなみ海道を走って地元の島へ。

今年は今日で2回目のシーカヤック教室である。


今回は、職員さんからの提案で、普段活動しているシーカヤック部とは別に、小学校低学年の子供達の体験教室も開催する予定。

その体験では、1年生、2年生の子供に加え、これまでカヤック未体験の6年生の女の子も参加してくれた。

挨拶し、準備運動を終え、海に漕ぎ出す。 俺は、1年生の女の子をタンデム艇の前に載せてパドリング。
すると、その女の子がとても楽しそうに漕ぎ出し、『ワーイワーイ。 すごく楽しい!』と言ってくれる。
『あー、あそこの岩に貝があるよ。 先生、取りにいこう』 『ようし、OK』

『一人で漕いでみるかな?』 『うん。 やってみる』
『ようし。 右、左、右、左』 すると、小学校1年生の子が、一人でタンデム艇を前に進める事ができているのだ。 『おー、すごいじゃない。 一人で漕いでるよ』

45分ほどお散歩パドリングを楽しみ、今日の体験会は終了した。

『どう。 楽しかった?』 『うん。 今日はもう終わりなの?』
『そうだよ。 シーカヤック部員以外での体験だからね』 『えー、まだまだやりたいー!』
『ようし。 4年生になったら、シーカヤック部に入ってね』 『4年生にならないと入れないの? まだ何年もあるよー。 そんなの待てないよお』、とうれしい反応。
『うん、わかった。 今年から、希望者がいれば体験教室をやる事になったんだ。 また来週も一緒に漕ごうね』

***

体験教室が終わると、4年生以上のシーカヤック部員の練習タイム。
今年は、去年参加してくれた子供達の『シーカヤックは楽しいよ!』、との口コミで参加メンバーが増えるという、嬉しい状況。

準備運動をし、フネ割りを決めて海に漕ぎ出す。

昨年も、あるいは先週も漕いだ経験者がほとんどなので、みんな慣れたもの。
俺はしんがりを務め、安全を確認しながらパドリングの練習を進めていく。

普通のパドリング。 大きく回る練習。 その場での回転。 綱引きでの力比べなどなど。

その後は、休憩もはさみつつ、レスキューの方法や、ライフジャケットをつけて泳ぐ練習、ビルジポンプの使い方、などなど。
1時間半ほど、海をたっぷりと楽しんだ。


『あー、楽しかったなあ!』 さて、来週はどんなプログラムにしようかな?

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瀬戸内シーカヤック日記: 今年で7年目となる夏のシーカヤック教室、始動

2014年07月19日 | 旅するシーカヤック
2014年7月19日(土) 今日は、今年初めてとなる夏のシーカヤック教室の日。
ふとしたご縁から2008年に始めた、地元の島の子供たちを対象に始めた夏のシーカヤック教室も今年で7年目を迎えた。

ここ数年、毎年7月8月を中心に、年によっては9月までほぼ毎週末、担当となる職員さんたちのサポートをいただきながら、少人数ではあるが小学生の子供たちを相手に、いかに安全を確保しながら海を楽しむかを、一緒に遊びながら伝える活動を続けている。

今年も6月に電話があり、今年も夏限定となるシーカヤック部の部員が確保できた事、そして去年参加してくれた子供たちが今年の活動を楽しみにしている事を伺った。

『いやあ、うれしいなあ!』
なんと言っても俺自身が、このシーカヤック教室をとても楽しみにしているのである。

***

今日は潮の関係で午後に開始の予定。
お昼ご飯を一緒にとお誘いを受けたので、少し早めに施設に伺った。

少し風があるので、職員さんと一緒に海の状態をチェックしていると、目の前に車が停まった。
みると、長年地元でいろいろとお世話になっている”Iさん”である。

『いやあ、ご無沙汰しています。 お元気ですか?』
お話を伺うと、担当する仕事が変わり、とてもお忙しいのだとか。
『久しぶりにお会いできてうれしかったです。 またぜひどこかで!』

***

子供たちと一緒に、会話も楽しみながらお昼ご飯をいただく。
食事が終わると、今年初のシーカヤック教室の準備。

毎年初めてのときは、恒例のカヤック&道具のチェック。
そして毎年、バウとスターンのロープ/コードを交換する事にしている。

紫外線で劣化するため、いざという時の牽引に必要なこのロープ/コードの強度は重要なのだ。

次は、カヤックを洗って拭きあげる。

1年間の埃を落とし、気持ちよく漕いでもらうためである。
一部の艇は、すでに職員さんが洗ってくれていたので、残りを俺が担当。

***

みんなで手分け/協力してカヤックと道具を運び、準備が終わるとライフジャケットを装着。

そして、準備運動。

今日は残念ながら、去年参加してくれた2人の子供たちが熱を出したという事で、小学生3人と職員さん2名の部活動。

準備運動を澄ませ、カヤックを海に下ろしてスタートだ!

少し風はあるが、問題ないレベル。
一人で漕いだ事がある子をシングル艇に、初めての子供たちは職員さんとペアでタンデム艇に。

『ようし、じゃあ漕いでみようか!』

少し東寄りの風はあるものの、青空も覗き、なかなか良い感じのスタートである。

『あっちを見てごらん。 向こうでは雷が鳴って雨が降っているかもしれないね。 あの雲が近づいてきたら危ないから、港に入ってくる船だけじゃなく、雲もよく見ておこうね』

『もうしばらく大丈夫そうだから、あの奥まで漕いでいってみよう』

シングル艇の子も、タンデム艇の前を漕ぐ子も楽しそう。
『いやあ、この笑顔がいいんだよなあ!』

***

まだ一人で漕いだ事がないという子供に、『どう、一人で漕いでみたい?』と聞くと、『うん、漕いでみたい』との事。
『じゃあ、いったん出発した所に戻って、舟をかえましょうか』

『ようし、じゃあ漕いでみよう。 手元を見るんじゃなくて、自分が行きたい方をしっかり見ながら漕ぐんだよ』

しばらく様子をみていたが、まったく大丈夫そうだ。
『おお、上手いじゃないか。 すごいすごい!』 そう言うと、うれしそうな満面の笑顔。

***

その後、もう一人の子も自分だけで漕いでみたいということで交代。
『いやあ、みんな本当にスゴい。 大人は頭で考えるけど、子供は素直に体で覚えていくからなあ』
こうやって、どんどん芸予諸島からシーカヤッカーの卵が産まれていく。 うれしい限り。

約1時間半ほど漕いだ所で、遠くで雷の音が。
『ようし、雷が鳴ったから今日はここまでにしようか』

カヤックを片付け、道具を水洗いし、シャワーを浴びて、2014年初回のシーカヤック教室は無事終了。

今年で7年目となる、地元の島での夏のシーカヤック教室。
さて、今年はどんなプログラムにしようかな。 そして、どんな笑顔に会えるだろうか。 楽しみだ!

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瀬戸内シーカヤック日記: シーズンオフの夏が来た_地元のお気に入りのエリアで日帰りツーリング

2014年07月12日 | 旅するシーカヤック
『ようやくあんたの季節が来たねえ』 夏になると職場の人からよく言われる言葉である。

『いやあ、それが。 夏はシーズンオフなんですよ』 『え? そうなん???』
『いろんな人に、夏になるとシーズンが来たねえ!って言われるんですが、夏は暑くて長時間漕ぐ気がしないんで、基本的にシーズンオフなんです』

『へえ、そういうもんかねえ』
『それに、キャンプしても暑くて寝苦しいし、蚊は多いし、海水浴場がオープンして泊まれる浜は無くなるし、本当に夏のシーカヤックのキャンプツーリングは楽しくないんです』

そう、旅するシーカヤックのベストシーズンは、秋~冬~春~初夏。

***

2014年7月12日(日) 台風が通り過ぎると、一気に夏モードに入ったようだ。 今日は晴れて気温も高い予報。
夢のようであった先日の『スウェーデン旅行』で心が満足したのか、ここ2週間ほどは海に出ることもなく、コンサートやYB125SPでのツーリングなどで、ゆっくりと過ごしていた。

とうとう夏が来た、とはいえ、やはりたまには海に出たくなる。
『今日は近場でちょっとだけ漕いでくるよ。 帰りに温泉に入って、早めに戻る』

という訳で、家から1時間弱のいつもの場所へ。

薄曇りだが、時折日が射し、ツーリングを楽しむには良い日和。

今日のお供は、ウッドパドル。

エルコヨーテさんのワークショップで自分で仕上げた、思い出の一品である。

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穏やかな芸予諸島の海をこぎ、近くの島へ。

この辺りは自然海岸がたっぷりと残る、絶好のツーリングエリア。

今日は雲が多めで、暑すぎないのが救いである。

島を眺め、

岩を眺め、

小さな島を、グルリと一周。

***

浅瀬の部分を潮が流れ、段差で少し波が立っている。

それほど激しくはないが、プチサーフィン気分をしばし楽しむ。

海が澄んでいるので、底の砂が流されていく様や、時折通り過ぎる黒鯛を眺めながら、波乗り気分。


***

しばし波乗りを楽しんだ後は、いつも訪れるお気に入りの浜へ。

前回来たときにクマのぬいぐるみを見つけ、風や潮に負けないよう高台に移しておいたのだが。。。

探してみると、その後浜を訪れた人に別の場所に放置されているのを発見!

すぐに救出し、

再び高台へと戻しておいた。

***

今日はそれほど日差しが強くなく、海水温も比較的低めなので、まだ泳ぎたいという気分にはならない。

海を眺め、持参してきたドリンクを飲み、まるごとバナナ1/2でおやつ。


再び漕ぎ出し、出発した浜へ。

カヤックをあげると、お気に入りのエリアは、とても良い雰囲気の海と空。

今日は、2時間ほどのお散歩ツーリング。

旅するシーカヤックはシーズンオフに入るが、はてさて、今年はどんな夏が待っているのだろうか? 楽しみだ。

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瀬戸内シーカヤック日記: YB125SP_フェリーで宇品~江田島、広島湾一周ツーリング

2014年07月05日 | 旅するシーカヤック
2014年6月28日(土) スェーデン旅行から戻ったこの週末は、久し振りの”のんびり”モード。
土曜日は、妻と二人でコンサートを楽しむ。

『ライナー・キュッヒルとウィーンの仲間』 これは素晴らしかった!

今年は、様々な印象に残るコンサートを楽しむ事ができている。 ウレシいな。

夕方は、スェーデン旅行の写真を焼きに、写真屋さんへ。
一週間で800枚を越える写真を撮影した中から、厳選した300枚をはがきサイズに焼いてもらった。
いやあ、良い想い出になるなあ。

***

2014年6月29日(日) 朝はゆっくりと起きだし、朝食を食べる。
YB125SPを引っ張りだして、日帰りツーリングへ。

呉からR31を北上して広島市内を抜け、宇品港へと到着した。

ここからフェリーで江田島に渡る予定。

フェリーに乗り込み、広島湾内の短い航路ではあるけれども、俺が好きな船旅を楽しむ。

晴れ間も覗く梅雨の中休み。

いつもの景色も、海から見ると新鮮である。


***

フェリーは、切串港に到着。

降りたすぐのターミナルで、カフェを発見。

カフェ・オクノ/Cafe Okunoさん。
なんとなく良さげな感じがしたので、ここでランチに決定!
日替わりランチがおすすめとの事で、それをお願いした。

広島湾を眺めながら、おいしいランチをゆっくりといただく。

様々な種類のおかずがあり、味付けも俺好みで、大満足。 『ごちそうさまでした。 美味しかったです』

***

江田島では海沿いの道を南下し、途中から古鷹山に登る林道へ。

トコトコ、のんびり、他に走るクルマのない静かな林道をトレッキング。

高台からは、呉湾の景色も堪能。

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さらに南下。 途中、前から気になっていた豆腐屋さんに立ち寄る。

徳永豆腐店。

ここで、夜のつまみに、枝豆入り豆腐と赤鬼揚げを購入。

***

第2音戸大橋でしばし休憩。

ここからも、呉湾の眺めが楽しめる。

売店ができていて、かなりの賑わいである。

***

呉に戻る途中、潜水艦基地のあるところに立ち寄る。

ここは、呉の観光地の一つ。

潜水艦を真近で見る事ができる。

クルマだと、駐車に気を使うので立ち寄る事はなかったのだが、バイクだとやはり気楽である。


***

久し振りとなる、YB125SPでの日帰りツーリング。
フェリーでの船旅を楽しみ、おいしいランチをいただき、林道からの景色や呉ならではの潜水艦基地での眺めを堪能し、有名な豆腐屋さんで夜のつまみも仕入れる事ができた。

楽しいツーリングだったなあ! 次は一泊でバイクツーリングに出掛けたいものだ。

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