2018年10月20日(土) この週末は、晴れの予報だが少し風がある模様。
いつもならカートップしてあるシーカヤックも先日の用事で降ろしてあり、どうしても海を漕ぎたいという気分ではないので、YB125SPで一泊二日の旅に出ることにした。
***
朝まだ暗いうちから着替えを準備し、防寒・防風対策のウエアを準備して、出発した。
安芸灘大橋は、125ccの原付なら50円と格安であり、とびしま海道やしまなみ海道あたりを散策するには、125ccバイクは本当に最適な遊び道具だと思う。
薄手の皮のグローブだけでは少し寒かったので、バイクを止めて持参してきた軍手を重ねる。
ヘッドライトを点けてバイクで走るなんて、本当に久しぶりである。
日の出も近づき、東の空が美しく染まっていく、なんとも心地のよい時間。
***
下蒲刈〜上蒲刈〜豊島
豊島〜大崎下島〜岡村島
今朝の海の景色は、その光の帯が、なかなかに印象的。
***
今治行きのフェリーに乗り込み、船の中で朝ごはん。
今日は、家から持参したメロンパンのサンドイッチと、ポットに詰めてきたホットコーヒー。
フェリーから見える、しまなみの景色も素晴らしい。
キャンプの朝も良いが、早朝の旅も、なかなかいいのだ。
***
少し風がある芸予諸島の海を、今治に向けて進んでいく。
来島海峡では、これまた美しい光景が眼前に広がった。
やはり、この橋の下を潜る時がこの船旅の楽しみの一つだなあ。
***
フェリーを降りると、バイクを西に向けて走らせる。
着いたのはここ。
鴨池海岸。
先日、『がんばっていきまっしょい』の中古DVDを手に入れて見てから、一度訪問したいと思っていたのである。
それにしても美しい海岸。
目の前には小さな島もあり、今度は是非、シーカヤックを積んで来たいものである。
***
再びバイクにまたがり、今度は高台へ。
最近、バイクの機動性を活かした展望台巡りにはまっている俺。
この高台も、途中からはとても狭い道で、あまり車では来たくない場所であった。
駐車場にバイクを止め、階段の整備された山道を歩く。
展望台に到着!
ここは、『近見山』の山頂展望台。
この絶景を独り占め。
なんとも贅沢な時間である。
***
山を降りると、今度は玉川へ。
目的地は、『玉川近代美術館』
印象派の中でもバルビゾン派が好きな俺は、美術館巡りも楽しみの一つ。
今回ここでは、『須田国太郎と独立美術協会の画家たち』という企画展を拝見することができた。
独立美術協会の画家の方の作品も展示してあり、目を引く画の説明を読んでみると、その方はベラマンクに師事された方ということで驚いた。
俺が、下手な水彩スケッチを始めるきっかけになったのは、広島で開催されたベラマンク展を見たからなのだ。
『いやあ、やはり好きな画風というのはあるのだなあ』
小さいけれど、とても雰囲気の良い美術館であった。
***
ここからは、今治バイクツーリングの定番、鈍川温泉へ。
日帰り温泉施設に行き、ゆっくりと1時間ヌラリとした俺好みのお湯を楽しんだ。
着替えてから、『ここは、再入場は可能ですか?』と聞くと、『食事してからまた入られますか?』
『はい、そうしたいんですが』と答えると、再入浴券を渡していただいた。
隣接する食堂へ行き、ラーメンを注文。
温泉施設の食堂なので期待していなかったのだが、とても美味しくいただいた。
『ごちそうさまでした』
再入場し、しばし休憩してから再び温泉へ。
午後は、午前中より人が少なく、のんびりまったりアルカリ温泉を楽しむことができた。
***
夕方には予約していたホテルにチェックインし、しばし街を散策。
そして今日のメインは、今治焼き鳥。
俺が好きなのはこのお店。
『世渡』さん。
前回訪問時に、5時に行ったらほぼ満員だったので、今日は余裕を持って4時40分には店の前に。
それでも俺は2番手であった。
5時前に開店し、カウンターへ案内される。
まずは大好物の生ビールと、皮。
一緒に供されるキャベツは、皮のタレをつけて食べると美味である。
手羽先。
ミンチボール。
ビールの次は熱燗で。
この肝が、なんとも柔らかくて無茶苦茶美味い!
『ごちそうさまでした!』
年々寂しくなる商店街を散策。
『美しい景色を眺め、展望台を探索し、温泉に浸かって、美味しい今治焼き鳥で一杯。 最高の旅だなあ』
***
翌朝は、ゆっくりと過ごし、9時半にホテルを出た。
再び街を散策し、気になっていた標識を確認。
そう、ここは『ドンドビ交差点』と言う名称なのだ。
昨日、バイクで走っていて気づいたのだが、なんとも不思議な地名。
辺りを見回すと、碑があった。
どうやら、ドンドビとは、昔の城のお堀に設置されていた水を制御する設備に由来しているらしい。
ドンドビとは、漢字で書くと『呑吐樋』
なるほど!
***
今日のお昼ご飯は、今治旅では定番である『かねと食堂』さんへ。
いつもと変わらない、昭和の景色。
今日は、カレー中華をいただいた。
***
帰りは、12時発のフェリー。
お客さんも少なかったので、シートではなく寝転ぶことができるスペースに行き、横になってiphoneでダウンロード済みの雑誌を読んで過ごす。
風はあるものの、芸予ブルーが美しい休日。
この週末も天気に恵まれたなあ!
***
生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこへ行く?
いつもならカートップしてあるシーカヤックも先日の用事で降ろしてあり、どうしても海を漕ぎたいという気分ではないので、YB125SPで一泊二日の旅に出ることにした。
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朝まだ暗いうちから着替えを準備し、防寒・防風対策のウエアを準備して、出発した。
安芸灘大橋は、125ccの原付なら50円と格安であり、とびしま海道やしまなみ海道あたりを散策するには、125ccバイクは本当に最適な遊び道具だと思う。
薄手の皮のグローブだけでは少し寒かったので、バイクを止めて持参してきた軍手を重ねる。
ヘッドライトを点けてバイクで走るなんて、本当に久しぶりである。
日の出も近づき、東の空が美しく染まっていく、なんとも心地のよい時間。
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下蒲刈〜上蒲刈〜豊島
豊島〜大崎下島〜岡村島
今朝の海の景色は、その光の帯が、なかなかに印象的。
***
今治行きのフェリーに乗り込み、船の中で朝ごはん。
今日は、家から持参したメロンパンのサンドイッチと、ポットに詰めてきたホットコーヒー。
フェリーから見える、しまなみの景色も素晴らしい。
キャンプの朝も良いが、早朝の旅も、なかなかいいのだ。
***
少し風がある芸予諸島の海を、今治に向けて進んでいく。
来島海峡では、これまた美しい光景が眼前に広がった。
やはり、この橋の下を潜る時がこの船旅の楽しみの一つだなあ。
***
フェリーを降りると、バイクを西に向けて走らせる。
着いたのはここ。
鴨池海岸。
先日、『がんばっていきまっしょい』の中古DVDを手に入れて見てから、一度訪問したいと思っていたのである。
それにしても美しい海岸。
目の前には小さな島もあり、今度は是非、シーカヤックを積んで来たいものである。
***
再びバイクにまたがり、今度は高台へ。
最近、バイクの機動性を活かした展望台巡りにはまっている俺。
この高台も、途中からはとても狭い道で、あまり車では来たくない場所であった。
駐車場にバイクを止め、階段の整備された山道を歩く。
展望台に到着!
ここは、『近見山』の山頂展望台。
この絶景を独り占め。
なんとも贅沢な時間である。
***
山を降りると、今度は玉川へ。
目的地は、『玉川近代美術館』
印象派の中でもバルビゾン派が好きな俺は、美術館巡りも楽しみの一つ。
今回ここでは、『須田国太郎と独立美術協会の画家たち』という企画展を拝見することができた。
独立美術協会の画家の方の作品も展示してあり、目を引く画の説明を読んでみると、その方はベラマンクに師事された方ということで驚いた。
俺が、下手な水彩スケッチを始めるきっかけになったのは、広島で開催されたベラマンク展を見たからなのだ。
『いやあ、やはり好きな画風というのはあるのだなあ』
小さいけれど、とても雰囲気の良い美術館であった。
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ここからは、今治バイクツーリングの定番、鈍川温泉へ。
日帰り温泉施設に行き、ゆっくりと1時間ヌラリとした俺好みのお湯を楽しんだ。
着替えてから、『ここは、再入場は可能ですか?』と聞くと、『食事してからまた入られますか?』
『はい、そうしたいんですが』と答えると、再入浴券を渡していただいた。
隣接する食堂へ行き、ラーメンを注文。
温泉施設の食堂なので期待していなかったのだが、とても美味しくいただいた。
『ごちそうさまでした』
再入場し、しばし休憩してから再び温泉へ。
午後は、午前中より人が少なく、のんびりまったりアルカリ温泉を楽しむことができた。
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夕方には予約していたホテルにチェックインし、しばし街を散策。
そして今日のメインは、今治焼き鳥。
俺が好きなのはこのお店。
『世渡』さん。
前回訪問時に、5時に行ったらほぼ満員だったので、今日は余裕を持って4時40分には店の前に。
それでも俺は2番手であった。
5時前に開店し、カウンターへ案内される。
まずは大好物の生ビールと、皮。
一緒に供されるキャベツは、皮のタレをつけて食べると美味である。
手羽先。
ミンチボール。
ビールの次は熱燗で。
この肝が、なんとも柔らかくて無茶苦茶美味い!
『ごちそうさまでした!』
年々寂しくなる商店街を散策。
『美しい景色を眺め、展望台を探索し、温泉に浸かって、美味しい今治焼き鳥で一杯。 最高の旅だなあ』
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翌朝は、ゆっくりと過ごし、9時半にホテルを出た。
再び街を散策し、気になっていた標識を確認。
そう、ここは『ドンドビ交差点』と言う名称なのだ。
昨日、バイクで走っていて気づいたのだが、なんとも不思議な地名。
辺りを見回すと、碑があった。
どうやら、ドンドビとは、昔の城のお堀に設置されていた水を制御する設備に由来しているらしい。
ドンドビとは、漢字で書くと『呑吐樋』
なるほど!
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今日のお昼ご飯は、今治旅では定番である『かねと食堂』さんへ。
いつもと変わらない、昭和の景色。
今日は、カレー中華をいただいた。
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帰りは、12時発のフェリー。
お客さんも少なかったので、シートではなく寝転ぶことができるスペースに行き、横になってiphoneでダウンロード済みの雑誌を読んで過ごす。
風はあるものの、芸予ブルーが美しい休日。
この週末も天気に恵まれたなあ!
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生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこへ行く?