あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

瀬戸内シーカヤック日記: 久々の生名島・連泊キャンプでシーカヤック&自転車&魚島を堪能

2019年05月13日 | 旅するシーカヤック
2019年5月11日(土) 月曜日に有給休暇が取れたので、今日からしまなみ海道へと向かう。
目指すは、久しぶりとなる生名島。

この島にはお気に入りのキャンプ場があり、お世話になった管理人さんもおられたので、10年ほど通いつめた馴染みの島である。
キャンプ場の管理が変わってから使い勝手が悪くなり、当分足が遠のいていたのだが、今回は10連休も終わった後なので人も少ないだろうという読みで、久々に訪れる事にしたのである。

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懐かしの因島のターミナル。

味のある飲み屋さん街も、そのまま残っている。

フェリーで、生名島へ。


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少し走ると、キャンプ場に到着。
サウンド波間田。

ここから見る芸予諸島の景色も、昔と変わらず美しい。

役場で水栓と書類を受け取り、再びキャンプ場へ。

テントを張ると、シーカヤックを下ろす。


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幸い今日は快晴で、風もなく、潮も小潮。
絶好のツーリング日和である。

造船所へも立ち寄ってみる。

デッキからは、外国人労働者と思われる作業中の方々が手を振ってくれたので、俺も手を振り返す。
建造中の貨物船は、近くで見ると、さすがの大迫力である。

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海は穏やか。

潮もあまり動いていないようで、お気に入りのアークティックウインドで、快調に漕ぎ進む。

釣り船の方にも話しかけてみたが、あまり釣れていない様子。

『小潮だから、あまり潮が動いていないんでしょうね』 『うん、そうじゃろう。 ほんま、全然釣れん』

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漕ぎだしてから、約1時間半ほどで、岩城島のいつもの浜に到着。
カヤックを引き上げ、集落を散策。

いつもながらのターミナル。

青いレモンの島、岩城島。


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お昼ご飯は、いつもの『よし正』さんへ。

今日は、いつもの『よし正定食』ではなく、レモンポークのランチをいただいた。

『いやあ、この脂が美味いなあ』
『ご馳走様でした』


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静かな岩城島は、花盛り。

再び漕ぎだす。

岩城島の南岸を漕ぎ進み、

岬を回ると、架橋工事の現場が見えてきた。

しばらく来ない間に、こんなに工事が進んでいたんだなあ!


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今日は、お昼休み休憩も込みで、約3時間半ほどのツーリングを堪能した。

シーカヤックを引き上げ、潮抜きをしてカートップ。

ここからは、自転車の時間である。

カヤックをたっぷり堪能したので、今日は生名島一周の足慣らし。

磐座を見学し、

気持ちのよい、初夏を思わせる空気の中を、快適なペダリング。

海の色も、最高に綺麗である。

こちらは、生名島側の工事現場。

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一周を終えると、車で買い出しと風呂をかねて、弓削へ。

フェスパでお風呂に浸かり、のんびりさっぱり。

キャンプ場に戻ると、嬉しいサプライズが!
前回訪れた時に話しかけて下さった地元でカヤックガイドをされている方と、なんと以前お世話になっていた管理人さんに出会うことができた。
ガイドの方は、たまたま通りかかった時に、ブログで見たことがある車が止まっていると立ち寄っていただいたとのこと。
今回も、しばし四方山話をさせていただいた。
お誘いいただいたので、次回は艇庫にお邪魔させていただこうかな。

そして、管理人さん。
『こんにちは。 久しぶりですね』 『え、こんにちは。 今日はどうされたんですか?』
お話を伺うと、一時期ここの管理から手が離れていたのだが、少し前からここの掃除や草刈りを再び担当されているとのこと。
『いやあ、お会いできて嬉しいです』
しばし旧交を温める。

『久しぶりに来ましたが、今日は貸切で静かだし、新緑も綺麗だし、やっぱりここは良いですね』
『はい、たまには来てくださいよ』

なんとも嬉しい、想定外の再会であった。

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独りになると、晩御飯の準備。

今日も、簡単手抜きメニューである。

それでも、静かなキャンプ場で、夕日を眺めながら飲むビールは最高である。

『グビ、グビ、グビリ』 『プハーッ、美味い!』


『おやすみなさい』

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翌朝は、少し雲はあるものの、今日も晴れそうな空。

朝ごはんは、キャンプの定番、うどんである。

今日は、じゃこ天うどん。

食事を終え、コーヒーを飲んでゆっくり過ごすと、弓削島へと向かう。

今日は、これまた久々に魚島へ渡ってみる予定。

時間が近づくと、ニューうおしまがやってきた。

今日の乗客は、俺を入れて2人だけ。
もう一人の若者は、豊島で降りたので、魚島まで行くのは俺一人、貸切状態であった。


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魚島に到着。

今日は、自転車を積んできたので、魚島をサイクリングで楽しむ予定。

これまで2回ほど徒歩で一周しているが、自転車は初めてなので楽しみだ。
海沿いの道から、山道に入ると、こんな道の登りが続く。

ギアをローにし、ゆっくりと漕ぎ登る。

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絶景である。

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港に戻ると、まだ船の時間までたっぷりあるので、集落をしばし散策。

休日の、静かな離島の島時間を、のんびりまったり堪能する。

ズラリと並ぶ、蛸壺。

時期には『デベラ』を干すと思われる施設。

かつてのタバコ屋さん。

かつては村ぐるみで急いでいたらしい魚島だが、今では急ぐこともないであろう、ゆっくりと時間が流れる魚島である。

芸予諸島の島らしい、狭い路地。

家と家との間が通路である。

かつては、ここで散髪していた?

まだまだ時間があるので、待合室で、冊子を読ませていただいた。


時間が来たので、船で魚島を後にする。


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弓削では、買い出しをして今日もフェスパでお風呂に入る。

キャンプ場に戻ると、夕食の準備。

今日も、暮れ泥む芸予諸島の日の入りを眺めながら、うまいビールをグビリ!

至福のひと時である。
『やっぱ、キャンプは連泊に限るなあ』

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他の地域でシーカヤックされておられる方々のブログも時折拝見するのだが、この週末の旅を通じて、改めて芸予諸島でのシーカヤック旅の素晴らしさを実感することができた。

生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
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