あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 50の春に再始動_尺取り虫方式瀬戸内横断旅、一泊二日で呉~忠海

2014年04月27日 | 旅するシーカヤック
2014年4月26日(土) 今日から連休。 幸いな事に土日はそこそこ天気が良さそうな予報。
いよいよ、待ちに待った尺取り虫方式での瀬戸内横断旅再開の時がきた!

十数年前、フェザークラフトのK-1を使い、呉を基点に東は兵庫県の家島まで、西は山口県の関門海峡/下関までを尺取り虫方式の旅でつないだことがある。 その後は、下関から日本海を北上する『北前船をたどる旅編』として島根半島まで漕ぎ進んだ。

それから十数年。 最近では尺取り虫方式での旅をすることもなくなり、寂しい思いをしていたのだが、昨年11月に50歳を迎えたのをきっかけに、再び瀬戸内横断の旅にチャレンジする事に決めた。

***

よく人から聞くのは、『若い頃はオープンカーに乗っとったんよ』 『昔は○○をようやりよったんじゃがのう』
俺は、過去形で語るのは嫌いである。 自分が関心を持った事には、可能な限り、常に現在進行形でチャレンジし続けていきたいと思っている。

それに、俺はソロツーリングが好きだ。
誰にも気兼ねする事なく、気疲れする調整や妥協も不要で、人に頼らず全ての判断と行動に責任を持つソロツーリングの自由さと潔さを、心から愛しているのである。

という訳で、バタフライカヤックスのクルーソー460_旅するシーカヤックスペシャルを手に入れ、尺取り虫方式での瀬戸内横断旅を再開した50の春。


***

朝食を食べ、着替えると、『じゃあ行ってくるよ。 今日は、竹原方面に行く事にした』 『はい、気をつけて』
国道まで出てタクシーを呼ぶ。

到着したタクシーの運転手さんに、『これ、積めますか?』 『トランクは狭いからリアシートに積んで。 あんたは前に乗ったらええよ』

『はい』 『ところでこりゃあ何ねえ?』
『カヤックです』 すると、『火薬?』
俺は苦笑いしながら(テロリストか!)『まさか! カヌーですよ。 カ ヤ ッ ク。 折りたたみ式なんです』

十数年前に瀬戸内横断旅を開始した地元の浜に到着。

このカヤックの組み立ても3回目なので、慣れたものである。 そして簡単。
フォールディングカヤックにとって組み立てが簡単な事はとても大切だと思う。 なにしろ、出発前に疲れてしまう事がないのだ。

無事に組み立てを終了し、6時40分に漕ぎだした。

海は穏やか、暑くも寒くもなく、最高のツーリング日和である。

***

しばらく漕いで行くと、安芸灘大橋が見えてきた。

この辺りから、東風が少し強まる。 安芸灘大橋の所を風が抜けてきているようだ。

それでも潮にのり、快調に漕ぎ進む。

今日は潮も弱い追い潮で、今回の最大の難関である”女猫の瀬戸”は無事クリア。

前回の瀬戸内横断旅のときの女猫の瀬戸は向かい潮で、十数分間景色が変わらない中を漕ぎ続けた苦い経験がある。

ここを抜ければ、今日は安心。 後は、竹原を目指すだけ。

***

漕ぎだしてから2時間弱。

島の小さな浜にカヤックを引き揚げ、しばし休憩。

天気も良く、快適なパドリング。

瀬戸内らしい穏やかな海が続く。


グリーンピア安浦の沖にある島で、再び休憩。

ここは、なかなか珍しい眺めである。

狭い通路があれば抜けてみる。

きれいな景色があれば、カメラを取り出しパチリ。

大芝島に到着。

お腹が空いたので、お昼ご飯休憩である。

自動販売機でコーラを買い、持参したパンをかじる。
普段、コーラを飲む事はないのだが、漕いで疲れたときにはコーラが欲しくなるのだ。

食事を終え、周りを見渡すと、すぐ裏に柑橘類の直売所が。 疲れたときには柑橘類も欲しくなるので、ちょっと覗いてみる事に。
『こんにちは』 すると、『釣れますか?』 『あ、今日は釣りじゃないです。 カヌーを漕いで呉から来たんですよ』
『え、カヌー! どんなん? 見たい』という訳でおばちゃんと海側に行き、『あれで漕いで来たんです。 疲れたから、ちょっとお昼ご飯休憩してるんですよ』

『今の時期はもうミカンはないですよね』
『これからの時期は、皮が厚い柑橘類が増えてくるんよ。 あの舟じゃあ、えっと乗せられんけえ、買わんでもええよ。 ちょうど、お客さんの味見用に切ったのがあるけん食べんさい。 手もパンパンじゃろう。 しっかり休んでいきんさい』

『ありがとうございます』 『あ、コーヒーも入れたげるけん、飲んで行きんさい』 『いやあ、どうもすみません』

という訳で、やさしいおばちゃんに柑橘類を試食させてもらい、海を眺めながらコーヒーもいただいた。

コーヒーを飲みながら、柑橘類の栽培のお話や、選別機の事、おいしい食べ方などなど、お話を伺う。
『へえ、そうなんですか。 知らなかったなあ』
最後には、『これ、持って行きんさい。 途中で食べたらええが』 『え、いいんですか! ありがとうございます。 遠慮なくいただきます』

一人旅の俺にはこんな親切が身にしみる。 嬉しいなあ!

***

大芝島を出ると、再び竹原へ。

この辺りから疲れが出始め、休憩を取る間隔が短くなってくる。

竹原港を超えると、今日のキャンプ地。

『ああ、やっと着いた』

カヤックを引き揚げ、荷物を運び、テントを張って着替える。

『久し振りの長距離漕ぎ。 疲れたなあ』


***

今日のキャンプ地はコンビニが近いので、晩ご飯の買い出しに行く。

芸予諸島の海を眺めながらエビスビールをグビリ。 『あー、美味い! 最高や!!!』

地元のカップ酒にはこんな言葉が。 『嬉しいことに、山があり、海がある』 まさにその通り。

晩ご飯を食べ、お腹も心も落ち着いたので、ちょっと町を散策に。
フェリー乗り場まで歩いて行き、そこからバスで町へ。

今日のお店は、ネットで見つけた居酒屋さん。 『伏見』

日本酒の品揃えが有名との事。

カウンターが人気らしく、すでに一杯だったのでテーブル席へ。
しばらくすると、カウンターが空いたとの事で移動。

『今日はどちらから?』 『はい、呉からです。 シーカヤックを漕いできて、浜にテントを張って来たんですよ』 『へえ、カヌーでねえ』
気さくなご主人とおいしいお酒。 人気な訳だ!
店には、藤竜也の写真や手紙が。 『今度、うちのやつと一緒に来ますよ。 妻が藤竜也のファンなんです』

***

朝起きると、パンで朝食を済ませ、荷物をパッキングして出発準備。

今日は9時頃が満潮なので、東に向かうには潮の良い時間帯は朝だけである。

6時半頃出発。
昨日の疲れが残る体をだましだまし漕ぎ進む。

今日は潮が分かるタイミングが悪いので、あまり距離を漕ぐつもりはない。 ポイントは、次回再スタートのアクセスが楽なように、JRの駅に近い上陸地点を探す事。
漕ぎ進んでいると、忠海の港の近くで良い場所を発見。

今日はほとんど漕いでいないが、急ぐ旅でもなし、これにて第一回目は終了と決めた。

クルーソー460を片付けていると、様々な人に話しかけられる。

『どこから来たんですか』と、ウオーキングをしている人。
『呉から漕いできました。 昨日は竹原まで行ってキャンプしたんです。 今日は朝から漕いでここまで。 疲れたから、ここで畳んで帰ろうと思っています』 『いやあ、ええ趣味ですねえ』

『こりゃあなんかいの?』とは、地元の漁師さん達。
『すみません、大荷物を広げてしもうて。 これはカヌーなんです』
『折り畳めるんか?』 『ええ、じゃけえ、呉から漕いできてもこうやって畳んでJRで帰れるんですよ』
『ほじゃが、こりゃあ手間がかかるのお』 『そうなんです。 じゃけえ、普段はFRPのカヤックを使うとるんですが、こんな旅はこれじゃないとできませんからねえ。 さすがにFRPのカヤック背負ってJRにゃ乗れんですけん』
すると笑いながら『そりゃそうじゃ』

カヤックを乾かし、シュラフを干し、荷物をパッキングして駅へ。

50歳になって再開した、久し振りの尺取り虫ツーリング第一回目。

様々な人と話をする事ができ、大芝島の直売所で受けた親切も身にしみた。
全ての荷物を自分で運び、どのルートを通るのか、どこでキャンプするのか、どこでゴールするのか全て自分で自由に決める事ができる醍醐味。
これこそが、忘れかけていた『旅するシーカヤック』の神髄である。

急ぐ旅でもなし、様々な場所に引っかかりながら、自然を楽しみ、居酒屋を開拓し、のんびりまったり瀬戸内を横断していこうと思う。
そう、『嬉しいことに、山があり、海がある』

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瀬戸内シーカヤック日記: バタフライカヤックス・2014年版カタログ_旅するシーカヤックスペシャル

2014年04月24日 | 旅するシーカヤック
2014年4月24日(木) 今日、家に戻るとバタフライカヤックスからの郵便が届いていた。
開けてみると、2014年版のカタログ。

実はこのカタログの表紙には、俺がクルーソー460_旅するシーカヤックスペシャルでの進水式を牛窓近くの海で行い、初漕ぎしたときの写真を使っていただいているのである。


***

その時のブログでも使い、高嶋さんにも送った写真を気に入っていただき、カタログに使いたいので高画質のファイルを送って欲しいとの依頼を受け、よろこんで送らせていただいたものである。

以前、内田隊長にモンベルカタログで俺の写真を採用していただいたのに続く第二弾。

カヤック道具の記念品と一緒に届いたカタログ。
これは、俺たちのメモリアルデーの好い想い出になるなあ!

今年は、なかなか良い年じゃないか。

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瀬戸内シーカヤック日記: 子離れ夫婦の地元でのんびりまったり宮島一泊旅

2014年04月20日 | 旅するシーカヤック
『そろそろ結婚記念日が近いけど、今年はどこへ行こうか?』 『候補はどこがあるん』

ネットで宿を探しながら、『弓削島のフェスパか、俵山温泉。 あるいは尾道あたりかなあ。 あと、宮島もあるよ』
『うーん、宮島には泊まった事がないからそこがいいかも』と妻。
『じゃあ、前に俺が下見に行った宿は食事も雰囲気もなかなか良かったからそこにしようか。 夜の大鳥居のライトアップもなかなか好いよ』

2014年4月19日(土) という訳でこの週末は、妻と二人で宮島への一泊二日の旅。
昨年は、銀婚式を祝う紀伊勝浦/南紀勝浦の旅を楽しんだ。
今年は宮島。 ここは有名な観光地だが、呉から近いから、のんびりまったりの旅を楽しめそうだ。

***

JRで宮島口駅まで行き、フェリーで宮島へ渡る。

JRフェリーからは、大鳥居が。

今日は残念ながらピーカンの快晴ではないが、明日は雨の予報なので、今日はなんとか観光も楽しめそうである。

フェリーを降りると歩いてロープウェー乗り場へと向かう。

今度は陸側からの大鳥居。


***

今日は観光客も多く、賑やかな宮島。

外国人旅行者の姿も多く見かける。



宮島と観光と言えば厳島神社と水族館が定番だが、今回の目的は弥山。
小学生の頃には歩いて登った記憶があるのだが、その後いつ頃ロープウェーに乗ったか記憶がないほど疎遠であった。

という訳で、数年前から機会があればロープウェーで弥山に登ってみたいと思っていたのである。

ロープウェー乗り場までのきれいな山道散策を楽しむ。

快晴でないのが残念だが、それでも新緑の景色は美しい。


***

チケットを買い、しばし行列に並び、

ロープウェーで弥山へ。

まずはロープウェーの駅に近い展望台へ。 コンビニで買ってきた弁当でお昼ご飯。

ここからは、山道を歩いて弥山の頂上に向かう。

これが結構なアップダウンで、思ったよりも険しい山道。



途中でへばっている人も時折見かけるなか、なんとか良いペースで登りきる事ができた。 『いやあ、思ったより厳しかったねえ』


***

再びロープウェーで下に降りると、宿へ。

畳敷きの展望風呂で山登りの疲れを癒し、部屋で風呂上がりのビールを『グビグビ、グビリ』 『プハーッ! やっぱビールは美味いなあ』

夕方からは楽しみの食事。









『ごちそうさまでした』 美味しかった。

***

食後は、夜の宮島散策。

日が暮れた後の宮島は、人通りも少なく静かな雰囲気。

遠くにライトアップされた大鳥居が見えてきた。


今日は干潮なので鳥居のところまで歩いていく事ができる。

しばし美しい鳥居を眺め、再び夜の散策へ。






宿に戻ると再び風呂に入り、ビールとチューハイで乾杯。

***

翌朝は、おいしい朝食を食べ、コーヒーを飲んで宿を辞した。

息子に頼まれていた『うえの』の『あなご飯』弁当を購入し、家路に。

宿では、俺と同じか年上と思われる方が、幼稚園か小学校低学年くらいのお子さんを連れて泊まりにきておられるのを何人も見かけた。
俺たちは24歳で結婚し、26歳で長男が生まれ、今では二人とも成人を迎えて俺たちは子離れ夫婦である。
まだ小さいお子さんを連れておられるのをみると、正直うらやましい。 子育てって本当に楽しいものであり、子供と一緒の旅は、それはそれは良い思い出になるのである。

とはいえ、俺たちにはもう昔の話。
そんな人たちをみながら、『ああ、俺たちにもあんな時期があったよなあ』って懐かしく思い出しながら、子離れ夫婦としての新たな世界を、いろいろな所に旅して楽しむだけである。

これでどうやら、今年も無事に結婚記念日を迎える事ができそうである。 『来年の記念日はどこが良いかなあ。 楽しみだ』

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瀬戸内シーカヤック日記: 2014年島根半島初漕ぎ、カヤック&バイク&温泉堪能キャンプツーリング

2014年04月12日 | 旅するシーカヤック
この週末は、久し振りに金曜日に有給休暇を取って3連休にして、クルーソー460_旅するシーカヤックスペシャルでの尺取り虫方式の旅を計画していたのだが、木曜日の昼にある方からのメールが。 『電話くれ』

電話してみると、『かくかくしかじかで、こんな大事な資料を作る事になった。 ひいては、お前に手伝ってもらいたい』
この方は、会社における俺の大恩人であり、今の俺があるのはこの方のおかげ。 『もちろん全力でやりますよ。 期待していてください』

***

という訳で、急遽金曜日の有休をキャンセルし、資料の作成に集中した。
これまでのデータや知見の蓄積もあり、思ったより早く資料ができたので渡すと、若干の修正は必要なものの、ほぼその方のイメージ通り+α。
『おお、こことここを修正しろ。 後は来週でいい』

という訳で、再び急遽午後休はとれる状況になった。
ケータイを取り出し、妻にメール。 『今日は午後休にして、準備ができたら島根半島にキャンプに行ってくる』

島根半島は、俺のお気に入りのシーカヤックエリアの一つ

***

会社の駐車場でロードスターの幌を開け、チャイコフスキーの4番を聴きながら海沿いの道を走り家路に。
仕事モードから週末モードに切り替える大事な時間。

家に戻るとスーツを脱ぎ、ネクタイをかなぐり捨てる。
靴もリーガルから、素足+クロックスに履き替えて、週末モードへの移行が完了!

『ようし、今年初めての島根半島キャンプツーリングを楽しむか』

***

順調に行けば、日没までにはキャンプ地に到着できるはず。

県北ではちょうど満開の桜を楽しみながら、のんびりドライブ。

松江でいつも使っているスーパーで晩ご飯とビールを、そしていつものパン屋さんで朝食のパンを買い込むと、浜へ。

『ようし、サンセットには間に合った。 計算通り!』

夕日を楽しみながらテントを張り、

荷物を運び、

食卓をセッティング。

まずは、刺身でビールを一杯。

エビスビールも買っては来たが、今日の最初は久し振りとなる『銀河高原ビール』

日没の日本海を眺めながら、一人静かに飲むビールは最高である!

『うん、やっぱり俺にはこんな時間が必要なんだ』

***

朝5時半。 テントの中で目を覚ます。
島根半島の朝はまだ肌寒い。 まずはお湯を沸かし、暖かいお茶を飲みながら、道具を片付けていく。

カレーパンとヨーグルトパンの朝食を済ませ、出艇する浜へと移動。

今日は風もなく、絶好のお散歩ツーリング日和である。
今年初の日本海。 楽しみだ!

まずはお気に入りの小島へ。

ここは洞窟潜りができるのだ。

狭い洞窟なので、シーカヤックツーリングならではの洞窟潜り。

風はないのだが、島の周りには少し変なうねりが入っている。 とはいえ、洞窟潜りは全く問題なく楽しめる。


島の周りを漕ぎ進む。

浅瀬では、海の底を眺めながらゆっくりと漕ぎ進む。

魚を眺め、海藻を眺め、ヒトデを眺める。 海の上で過ごす、こんなのんびりとした時間が好きなのだ。

ワカメも伸びており、春の海の気配。

穏やかな内湾で、のんびりまったり。

今日は、早朝から島根半島のお気に入りのエリアで、コースタルツーリングをたっぷりと堪能した。

『ああ、やっぱり日本海もええなあ。 これからのシーズン、楽しみだ!』

***

シーカヤックをカートップし、道具とカヤックを潮抜き。
『じゃあ、温泉に行くか』

お気に入りの温泉の食堂は11時から。 もう少し時間があるので、自転車をクルマから降ろす。

穏やかな春の休日。

ダム湖の周りのサイクリングコースを2周ほど走って適度な運動。


そして温泉へ。

佐伯温泉、長者の湯。

ちょうど11時なので、まずは食堂でランチ。

いつもは室内で食べるのだが、今日は気候も良いので外のテーブルにしてみた。

いつものランチに、生卵をプラス。 これが俺の定番である。

どうやら調理される方が変わったようで、昨年来たときのランチとは雰囲気が大分変わっていたが、それでも新鮮野菜タップリで、ご飯もタマゴも美味しい。

『うん、良い色してるなあ』

外の景色を眺めながら、おいしいランチをゆっくりと味わった。 『ごちそうさまでした』

***

食後は、しばらく休憩した後に温泉へ。

ここの温泉は、ぬるめのアルカリ泉で、完全に俺の好み。
その上、入浴料はたったの300円なのである。 驚きの安さ。

ぬるめのお湯にゆったりと浸かり、潮抜き&日頃の疲れを癒す。 『ああ、これぞ至福の一時』

風呂から出ると、木次牛乳。

『ゴクゴク、ゴクリ』 『あー、美味いなあ』

帰りも、県北の桜を堪能しながら、のんびりドライブ。

薄曇りだが、満開の桜は美しい。


予定が変わって、芸予諸島での尺取り虫ツーリングは延期となったが、今年初となる島根半島でのキャンプツーリングをタップリ楽しむ事ができた。
『うん、満足満足。 さて、来週はどこ行こう?』

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瀬戸内シーカヤック日記: ロードスターでオープンドライブ_雪の野呂山、竹原の御幸、三原の八天堂

2014年04月06日 | 旅するシーカヤック
2014年4月6日(日) このところ、天気が不安定な週末が続いている。 今週末も雨と風。
土曜日はちょっとだけYB125SPに乗ったが、今日もシーカヤックは楽しめそうにない。

という訳で、久しぶりに妻とロードスターでオープンドライブ。
ヤナーチェクのシンフォニエッタを聴きながら、野呂山に向かう裏道の快適なワインディングを、ゆったりと登っていく。

風が強く気温は低めだが、ヒーターを入れるとちょうど良い。

***

暖かい飲み物を仕入れるため、ロッジの駐車場にクルマを停めると、他のクルマの上にはうっすらと雪が!

どうやら昨晩、雪が降ったようだ。 もう四月だというのに、驚きの光景。

ドリンクを買い、展望台へ。

さすがに人も少なく、静かに芸予諸島の景色が楽しめる。





ここにも雪の痕跡が。

雲は多いが、時折日が射すときれいな青空が顔を覗かせてくれる。

『ようし、じゃあそろそろ降りようか』


***

安浦方面に降りる狭い山道を下る。

所々にきれいな桜。

今日のお昼ご飯は、竹原のお好み焼き屋さん。 御幸。

妻は酒粕が入った『竹原焼き』 

俺は赤麺の肉玉ソバ。


これを半分に分けて楽しんだ。

二人で来ると、こんな楽しみ方ができるのはうれしい限り。

ちょっぴり辛い赤麺を食べ、酒粕の風味が独特のふんわり竹原焼きを食べる。 『うん、おいしいなあ』

***

『ごちそうさまでした』 『せっかくここまで来たから、三原の八天堂に行ってみようか』
三原の街を歩いていると、こんなクリーニング屋さんが。

ガラスの表示が、『クニンリーグ』


八天堂さんで、クリームパンを購入。 今日のおやつは楽しみだ。

久し振りに、ロードスターでオープンドライブを楽しんだ。
とはいえ海旅が楽しみたいものだ。 早く、旅するシーカヤックが楽しめる日和にならないかなあ!

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