http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200809120031.html (「橋下知事ブレーン役、北川正恭氏や本間正明氏らと初会合」 朝日新聞関西版配信記事、2009年9月12日)
橋下府知事が、大阪府政改革の特別顧問として招いた人たちと会談したというこの記事ですが、「やはり、そうでしたか」というような内容ですね。
どこで「やはり、そうでしたか」というと、この記事の文中にある「職員厚遇問題の発覚をきっかけにした大阪市の市政改革に携わったメンバーだ。この日は橋下改革を評価する声が相次いだという」というところ。
前々から橋下知事の行財政改革の進め方について、「この手法、どことなく、大阪市の市政改革と似てる・・・・」と感じていたのだが、外部からアドバイザー的に関わるメンバーがいっしょなら、「やっぱり、そうなるよね」と思ってしまった。
要するに今後は、橋下府知事のパフォーマンスやキャラクターをうまく使って、マスメディアを通じて世論を誘導し、「大阪市の市政改革」のプロセスで「その有効性」が「実証済み」のような手法を使って、今後、大阪府の行財政改革をやろう、ということなのだろうか・・・・。
だとすれば、前の関市長期の大阪市の行財政改革がどのように進められ、どのような点で成果を挙げたかもしれないが、それに伴うデメリットがどのように生じたのか、あるいは、マイナス面や問題点がどのように今、噴出しているのかについて、きちんと検証作業を行っておくこと。および、これら大阪市の市政改革に外部からアドバイスを送った人たちの理論やアイデアについても、そのプラス面とマイナス面を検証して指摘していくことは、当然ながら、今後の大阪府の行財政改革に対しても、一定の批判的な視点を構築するのに役立つはずである。
ということで、早急にこういった作業を、自分なりにもすすめていきたいし、協力してくださる方がいれば、その方とも連絡を取り合っていきたい。
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