できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

今日(2月2日)からプリキュアの新シリーズはじまりましたね。

2020-02-02 10:18:59 | プリキュア話

おはようございます。

今日からプリキュアの新シリーズ、「ヒーリングっどプリキュア」がはじまりますね。

さっそく初回の様子を私なりに整理しておきます。

・冒頭は、今回の主人公、キュアグレース=花寺のどかが、どこかのまちから父母と引っ越ししてくるところからスタートします。海の見える高台の一軒屋に引っ越ししてきて、うれしくなってまちに出る・・・というところから、物語はスタートします。

・こののどかちゃんですが、「やっと自由に走れる」と言います。今日の放送分の後半でも、のどかの手術の様子を父母が見守っている場面が描かれます。どうやら病気かケガか、そこからの回復途上にあるのが、この主人公・のどかのようです。

・この花寺一家が引っ越ししてきたまちは、どうも外国人観光客もよく訪れるような海辺の温泉街の様子。足湯があったり、マッサージの店があったり…。新シリーズのプリキュアのテーマはまさに「癒し」「ヒーリング」なので、それに沿った街を描いているようですね。ちなみに、私が見た印象では、この街、伊豆半島のどこかの温泉街のようにも見受けられますが…。

・その街中で、のどかはふたりの女の子に出会います。ひとりはいきなりぶつかって、「今度ジュースごちそうする」といって去って行った子。どうも黄色のプリキュアになりそうな子ですね。もうひとりは物静かで、ひとりでもくもくとランニングしている子。その子が落としたシュシュをのどかがひろって渡すのですが。こちらのランニングをしている子は、どうやら水色か青のプリキュアになりそうな子ですね。

・一方、新シリーズのプリキュアの妖精さんたちです。まぁ、妖精さんというより、ご本人さんたちは「お手当部隊」と呼んでいますが。ウサギみたいなラビリン、ネコみたいなニャトラン、ペンギン?みたいなペギタンの3人(3匹?)の妖精さんたちが、「ラテ」という名の子犬みたいな生き物のお世話をしながらプリキュアをさがすようにと、ティアティーヌという母犬のような存在から申し渡されます(そういえばこの名前「手当イヌ」ですね…)。そのときにティアティーヌはラテに「王女の務めをお願い」と言われてました。また、妖精さんたちはお手当部隊と言っても見習いの半人前で、自分たちの肉球にキュンときた人間をパートナーにしなさいとも言われてました。

・その妖精さんたちのパートナー選びですが、「お手当だから医者を探す」とか「やさしい人がいい」とか、いろいろ意見が分かれてしまいます。ただ、今回の敵である「ビョーゲンズに人間界がやられてしまうと、地球はもうおしまい」ということも語られます。

・その「ビョーゲンズ」ですが、ひとまず今回はダルイゼンという敵が現れます。ナノビョーゲンという小さな病原体をまきしらして、そこから巨大なメガビョーゲンという怪物を生み出します。そして、そのメガビョーゲンが現れると、その周辺にある草花や木は全部枯れてしまいます。

・一方、のどかは街中に出て「みんなの役に立ちたい」といって、重い荷物をもつおばあさんのお世話をしたりしてました。そして広い公園で寝転んでいるときに、このメガビョーゲンが出現します。逃げ惑う人々のなかで「ワンちゃんを助けて」という誰かの声が聞こえて、「今度は私が誰かを助ける番」だと思って、のどかは走ります。「大丈夫、もうはしれる」と自分の回復具合もそこで確認します。

・そのメガビョーゲンに対してラビリンたちがなんとか攻撃をしかけますが、すぐにやられます。そのうちになぜかラテもだんだん力を奪われ、弱ってきます。弱ってしまったラテとラビリンたちのところに、のどかはやってきます。

・のどかにはメガビョーゲンに立ち向かうのは無理。そういうラビリンに対して、のどかは「お手当の方法知っているよね? なんだってする」「無理と言われても放っておけない。苦しんでいるこの子(ラテ)を助けたい」と告げます。するとラビリンの肉球が反応します。「本当にあいつに立ち向かうの?」「いくらでも!」というやりとりのあとで、のどかはプリキュアに変身ができるようになります。今回はヒーリングステッキというものを使って変身しますねえ。

・まぁ、ここから先はキュアグレースに変身したのどかが、さっそくメガビョーゲンを追い払うわけですが。ただプリキュアが現れたときに、ダルイゼンが「いにしえのプリキュアが、なぜ?」みたいあことを言ってましたね。

・それと、ヒーリングステッキの力でメガビョーゲンをスキャンすると、怪物のなかに閉じ込められている花のエレメントの位置がわかります。その花のエレメントをつかんで、命のパワーを取り戻すことが、毎回のプリキュアたちのお仕事になるようですね。その花のエレメントをつかんで命のパワーをとりもどすと、メガビョーゲンの浄化が完了ということ。また、その命のパワーをプリキュアのもっているエレメントボトルに貯めて、ラテに飲ませると、弱ったラテが回復する。そういうかたちでプリキュアたちは「お手当」をするようです。

・・・ということで、新シリーズのプリキュアは「癒し」「お手当」「回復」がキーワードになるようです。その「癒し」や「回復」の対象が、地球の自然環境なのか、あるいは人々の心とからだなのか、はてまたプリキュア自身なのか・・・というところですかね。なにしろのどか=キュアグレース自身が、病気かケガからの回復途上にあるプリキュアのようですので。


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