tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

冷たい雨の日の啓蟄

2012-03-05 18:41:16 | 日常雑感
冷たい雨が降り続いている寒い一日でした。ひと雨ごとの暖かさ・・・になりますか?

今日は二十四節気の一つ啓蟄だそうで、冬ごもりの虫達が地中からはい出して活動を始める日と言われておりますが、今年はことの外寒いし、今日は雨。



こんな日では虫達もヌクヌクとした布団から出られないでしょうに・・・。人間が決めた事なのに、ベットごと丸められて捨てられてしまいます。

我家でもたった一本の松に、虫用のベットともいえる「こも」を初冬に巻きつけましたが、今日が啓蟄なので取り外しました。

ちょっと遅かったか~。公園の松などは、立春が過ぎた頃取り外しておりますから・・・。


でも、今年は例年になく寒かったから虫達も、まだまだお休みのことだと思っています。


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花と機関車

2012-03-04 18:46:28 | 日常雑感
まだまだ冬ですが、少し動くと汗ばむような一日でした。最も、散歩での話ですが・・・。

それでも季節は着実に春に向って動いております。先日蕾を紹介した椿が咲き始めました。一枚の葉を笠のようにしていた、あの椿です。


我家の藪椿

椿にも色んな種類がありますが、なんと云っても藪椿が一番綺麗だといつも思っております。他にない飾らない美しさがあるように思ってます。

今日散歩で、機関車を撮って来ました。北斗星を引く機関車を見てから、何だか機関車が目に付きはじめ、思わずカメラを向けてしまいました。



綺麗な機関車でした。ボディーの横に稲妻とBlue Thunderと画かれた機関車です。



ブルー サンダーと読むのでしょうか?
最近は、この時間に行くと貨物列車が止まっているとか、機関車が止まっているとかが分かって来ました。これも興味を持ち始めた証拠かもしれません。
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桃の節句ですが・・・

2012-03-03 19:32:25 | 茶の湯
少しは春めいて来たような感じがいいたします。

今日のお稽古も終りました。今日の人達は、昨年の釣釜がゆらゆらと揺れたことを体験しておりませんから、ごくごく普通にお稽古をしておりました。

お菓子は、千代桜という銘で、上生の美味しいお菓子で、一口入れた時の甘さが口に広がる美味しさは、和菓子特有のものかも知れません。


千代桜

茶碗は、窓辺に月と梅の絵が描かれた落ち着いた感じの茶碗です。



京焼の作家で通次阿山の作で、今週初使いの茶碗です。

目先の変わった道具を出すと、どの人も必ず使います。いくらお稽古とはいえ、何時もと違う道具が良いのでしょう。というより、新しい道具を使っての稽古が楽しいのかも知れません。

1週間があっという間に過ぎてしまいました。


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釣釜、そして、思うこと

2012-03-02 18:57:30 | 茶の湯
今日は冷たい雨の一日となりました。
お茶では3月は釣釜ということになっております。昨日準備をしておきましたので今日は万全です。


3月の風情 釣釜

しかし、お稽古を始めて見れば、やはり昨年の地震が誰の脳裏にも浮かびます。「去年はね~・・・」と、言葉少なにため息とも取れるようにポツリと云います。皆さん思いは同じです。

でも、幸せなことに私達は、温かな部屋でお茶のお稽古をしていられますが、被災された方々はとてもとても・・・・・。
気分を新たに、今日の茶花ですが、庭に咲いた紅侘介を生けてみました。


萩の花入に土佐水木と紅侘介

この紅侘介は寒さに強い種で、花びらをいためずに咲いてくれるので助かります。この時期の椿の花は、風と寒さで中々良い枝振りの花を探すのが大変ですが、この侘介は、枝振りも好く、好ましい花が直ぐに手に入ります。貴重な花といえます。

先日の機関車「桃太郎」ですが、「マーチャン」さんがコメント書き込んでくれまして、岡山県にある機関区の所属であるための命名だそうです。



???の謎が解けました。ありがとうございました。
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釣釜の準備をしながら・・・

2012-03-01 18:50:39 | 日常雑感
昨日の雪が嘘のような温かな一日となりました。
「雪の次の日は裸で洗濯」と昔から言われているそうですが、正にその通りの温かさでした。

今日は、明日からの稽古のために、道具を出したり、仕舞ったり、そして掃除で明け暮れてしまいました。
そんな中、友人のYさんが、ダンボールに入りきれないほどの物を持って来てくれました。


生湯葉

野菜や生ジュース

湯葉が大好きな私のために、来る時は必ず持って来てくれます。その他の野菜も珍しい白ジャガイモや新鮮なホーレン草やキュウイなどです、感謝しながら早めに頂かなければ・・・。

今日がいつもと違うのは、明日からは釣釜になるために、11月の炉開きの時に据えた五徳を上げなければなりません。稽古のたびに炭を使いますから、灰が多くなっているためですが、今では、3月の風情を楽しむただけになっているのかも知れません。



五徳を取ると炉の中も広々としますが、ここに釜が下りますと中々いい風情になります。しかし、昨年はこの釜が大きく揺れに揺れて、灰神楽をあげたのを忘れる事が出来ません。

あれから1年が経ちました。一向に進む気配を見せない被災地では何が変わっているのでしょう・・・・。
コメント (2)
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