8月25日(水)
明け方に降った雨もすっかり上がり、真夏の太陽が照り付けておりました。
暑い暑い一日でした。
サギ草
春植え込んだサギ草が見事に咲き始めました。
去年からコロナ騒ぎで稽古ができなくなり、一緒に稽古していた皆様に分けてやれなくなってしまったので、大きな植木鉢に5鉢も植え込みました。
鉢ごとに咲き始めるのが違っているため、長い間楽しめそうです。
鷺草
見れば見るほど鷺に見えてきます。
今までは、春先に植え込んで芽が出ると、皆さんに差しあげておりましたが、皆さんにお会いする事ができませんので我が家で咲いております。
そのまま冬を越しますから、増える一方です。
サギソウ
一番最初に咲き始めた鉢です。
大きな鉢ですので中々見ごたえがあります。
これでも、兄や姉の家に一鉢ずつ届けてありますので咲き始めていると思います。
差し上げた皆さんは冬が上手く越せないようで、毎年届けております。
漆塗の鉢
今日棚の片付けをしておりましたら出てきた漆塗の鉢です。
30年くらい前に、先生のお供で中国の大理に行った時の土産です。
当時は飛行機がなく、昆明からバスで10時間くらいかけて行きました。
この時、ずっとご一緒した前端春斎さんが、塗り物を見つけるとすぐに買求めておりましたので、色々お話を聞く機会がありました。
塗り物の原点が大理にあるそうで、それを確かめたくて参加したそうで、こうした素朴な塗り物を見るとホットすると言うようなことを、ぼそぼそと話してくれました。
今では、押しも押され塗師になっておられます。
裏側の粗削りなどいいものです。
棚から出てきたのでしばらくの間、当時の事を思いだしながら見入ってしまいました。
いろいろとお話が聞けて、まるで春斎先生と巡る漆器ツアーのようでしたね。
漆器好きの私としましては羨ましい限りです。
この鉢はデザイン、色使いなど日本でない異文化の香りがします。
大理に塗り物の原点があるとのこと、勉強になりました。
お師匠様との思い出もたくさんおありでしょうから、大事になさって下さいね。
いつか立派な骨董品になると思います(^_-)-☆
こんにちは。
大宗匠がお若かった頃、大宗匠の肝いりで「国際茶文化検討会」が何年か続きました。
中国や韓国などで日本の茶文化を紹介しながらの文化交流です。
先生はお家元のお供で、私共は先生のお供での参加でした。春斎さんは家元枠で参加しておりましたが、交流会がすめば後は観光でしたから、ゆっくりお酒を飲みながら話ができました。
大理や昆明には珍しい塗り物がたくさんありました。
せっかく出てきたので使ってみようと思います。
ありがとうございました。