tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

ミズヒキの咲く頃

2011-08-27 19:04:56 | 徒然日記
家の周りに植えた覚えもないのにミズヒキがたくさん咲いております。


群生しているミズヒキ

この花は、単独では寂しすぎる花ですが、多数の花の中に入れると俄然存在感を発揮する珍しい花です。
日本では、北海道から九州までいたるところの山や丘などの小路に見られますが、他国では、中国やチベットに見られる程度だそうです。



ミズヒキを漢字で書くと水引。
水引とはご存知のとおり、進物用の包紙などを結ぶのに用いる中央で染め分けされた紙糸のことです。祝事などに用いられる紅白のものがお馴染みだと思います。

ミズヒキに水引という名前が付けられたのは、この花が上から見ると赤く、下から見ると白く見えることからの命名だそうです。
先人の観察力に脱帽です。

ミズヒキには、白い花の「ギンミズヒキ」黄色い花の「キンミズヒキ」とありますが、種はそれぞれだそうです。






コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夕立は馬の背を分ける | トップ | 禅語「行雲流水」 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (信徳)
2011-08-27 22:27:57
まさにミズヒキはそのような植物だと思います。茶の花にも生けられることが有るのでしょうか?
返信する
Unknown (tyako555)
2011-08-28 09:50:55
信徳さん

いつもありがとうございます。
ミズヒキは目立つことのない地味な花ですが、その地味なところとが、侘びを感じさせるのか、昔から茶人好みの花と聞いております。
本文にも書いたとおり、他の花と一緒に生けると、他の花を一層引き立てます。
ありがとうございました。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。