4月16日(日)
昨日の雨も上がり、青空が広がりお茶会日和となりました。
今日は、昨日準備した大学生たちのお茶会でした。
床の間
軸は、百花春到為誰開を掛けてお客様をお出迎えしました。
花
花は、シャガと都忘れの2種です。
花入れは、クメール紋様広口瓶で、カンボジア土産です。
夜店のおじさんが、クメール時代の物だとしきりに言っておりましたが、とてもとても話の外だと思いましたが、1000円もしないので買って来たという花入れです。
香合
香合は、宝珠でタイ土産です。
現地では、仏様に捧げる道具として使っていると言いますが、よく解りません。
点前座
点前座から見た床の間です。
点前座
風炉は朝鮮を使い、水指はイタリア土産で、元々はワインクーラーだったそうですが、持ち帰り蓋を合わせて作り、水指として使っております。
そして、建水は、中国大理土産の古代漆塗と言われているものを使いました。
これは、ご一緒した前端春斎さんも「古い漆塗です」と言っておりましたから・・・これは信用して良いようです。
1枚だけ
忙しくしておりましたので、やっと1枚だけ撮れました。
こんな道具を組んだ茶会でしたが、私が若いころ出かけて行った国々の土産を茶道具として使ってみました。
学生たちも楽しんでくれました。
お客様は、陸の孤島のような会場に総勢76名でしたが、内容の濃いお茶会になり、学生たちは大満足でした。
どれも珍しく、お話が聞きたくなります。
学生さんたちも楽しかったようで良かったですね。
無事に終わり皆さんほっとされたことでしょう。
先生もお疲れ様でした。
クメール文様の花入れが素敵ですね。
面白い形でエキゾチックです。
千円以下とは、良いお買い物でしたね(^_-)-☆
道具揃えが異国情緒あふれる品々で設えられていて、いかにも楽し気で興味深いお席です事。
お客様方はお道具一つ一つの由緒をお尋ねしたくなりますネ。
おはようございます。
先生のお供であちこちの国々に行った時のお土産です。
買う時は、これは何に使える・・・とか思って買ってきますが、帰ってくるとガラクタになってしまうことが多く、今まで一度も使ったことがありませんでした。
そんな中、今回の茶会のお話がありましたので、お客様が、一般の方々が対象という事もありますので、話題に困らない道具にいたしました。
今回は、私は一切表には出ずに、席主も学生に任せました。
事前に宣告しておきましたので、一生懸命覚えたらしく、道具の説明をしておりました。
そして、しゃべることがなくなったら、言いなさいと言って「先ほど紹介した外国の道具は、先生が行く先々で買い求めてきたものです」教えてお置きました。
こうした会話は、効果てきめんで皆さんが直ぐ反応してくれました。
しかし、疲れました・・・。
おはようございます。
学生たちは、秋になると学園祭がありますので、その練習という考え方で行いました。
何と云っても、学園祭の経験がないのですから・・・。
事前に会記のようなものを渡してありましたので、席主も任せてみました。
前日の大掃除から設営をして茶会をして、終わった後、撤収して綺麗に掃除をして帰ってきました。すると、今回のお話を持っ来てくれた方方が、「毎月やってほしいようです」と・・・。これにはさすがに学生たちも首を横に振っておりました。
何と云っても、20名ほどの若者が掃除をするのですから、隅々まで綺麗になりますから・・・
買っては来たもののといった道具ですから、日の目を見させてあげられて良かったと思います。
皆さん楽しんでくださいました。
ありがとうございました。