tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

山の小さな教会を後にして

2011-08-23 19:45:08 | 徒然日記
山の小さな教会の続きです。
朝食後、教会内にある温泉を楽しんでから帰路につきました。
教会のある、湯の小屋温泉も時代の流れか廃業する旅館や民宿が増えたそうで、放置された家屋が目に入ります。


放置された民家とお墓、そして畑

写真の家も人が離れてからの歳月を物語るかのように、屋根も朽ち果てており、家の周りの畑であったであろうと思われる広い土地は、その様子さえ想像できないほどの「芒が原」と化しておりました。
そして、手前のお墓ですが、お盆を過ぎて尚、草に埋もれている光景は見るに耐える事が出来ないほど悲しいものがあります。

でも、附近には、秋の花々が、墓守をするかのようにたくさん咲いており、墓に眠っている方達を守り、慰めしているような気すら感じてしまいました。


女郎花とノカンゾウ

この附近は冬になると、想像を絶するほどの積雪があり、旅館や民宿を営んでいるところはそれなりの人手が確保されおりますが、独居を強いられている方は、その負担だけでも相当なもので、とても生活をしては行けないそうです。

そんな話を聞くと、何んとなく納得している自分がおりますが、同時に、自分の無力さを痛感させられてもおります。
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2 コメント

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Unknown (唐澤)
2011-08-24 13:35:41
22日、23日の記事拝見いたしました。
真の善行は他人に知らしめるものではありません。
よそ様の墓石を画像におさめて掲載する心理も理解しかねます。
記事掲載するのであれば、お墓やご老人に対して何か行動なさってはいかがですか?
そうでなければ偽善者ですよ。
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Unknown (tyako555)
2011-08-24 16:43:23
唐澤様
コメントありがとうございました。
「善行」とは、お茶を差し上げた事でしょうが、私にとっては、何でもない何時もの事ですから、そんな事は思ったことも有りません。また、そんな事を思っていたらとても長続きはしないと思っております。

お墓の件は、確かによそ様のお墓です。限界集落とう言葉を聞くようになって久しいように思います。そんな現実を、あるがままに、見たままに掲載いたしましたが、不快な思いをさせてしまったことは残念です。

ありがとうございました。
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