4月1日
暖かな穏やかな週末でしたが、自宅でのお稽古でした。
昨日今日と月をまたいでしまいましたが、お菓子を二日分を頼んでいるので仕方がありません。

軸
今日のお軸は、この時季しか掛けられないと思うほどよくわかる軸です。
老大師が、現代高僧墨蹟展に出品されたお軸です。
「花開天下春」見ているだけで、春爛漫の景色が目に浮かぶようです。

床の間
軸が茶掛けとは違い大きいので床の間いっぱいです。

花
花は、黒椿と谷桑です。
この谷桑も、今頃の山に行きますと、谷にになっている岸などに密集して自生しております。
花が開くまで花が咲く木だと気が付かない人も多いいと思います。
大きな花芽が木の芽に見えるからです。
この木を庭に植えて大失敗したのが、成長が早く数年で屋根にまで達するほどでしたので、泣く泣く伐り倒したことがあります。

お菓子
今日のお菓子は、桜でした。
床の間、お菓子、そして茶碗や棗など桜桜のお稽古になりましたが、桜だけはいくら重なっても好いと聞いております。

一服
お稽古が終わってからの一服です。
茶碗をどれにしようかと選んだのが、桜の茶碗です。
自宅で教室を始めたころに購入した茶碗ですので、愛着もひとしお強く、今でも大事に使っております。
一週間が終わりましたが、高等学校がない分だけ楽だったように感じております。