tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

合宿の三年間のブランクは計り知れない・・・

2022-08-21 17:32:40 | 合宿

8月21日(日)

昨夜来の雨も上がり、夏の日差しがいっぱいの午後に、三日間の合宿が終わり帰って来ましたが、この疲れ方は以前にには無かった疲れ方です。

床の間

ホテルの大広間ですので、床の間がありませんので小さな床の間を設えたお茶の稽古をする雰囲気を作りました。

挨拶

挨拶が終わると注意事項を短めにして、直ぐにお稽古を始めました。学生たちも合宿の経験が有りませんから、私が伝えたことが中々行き渡らずに、右往左往しておりましたが、一巡するころには、どうにかスムースに動き始めました。

写真は最終日のお茶会ごっこの始まる前の挨拶です。

後片付けが有りますので、浴衣など来ていてはできませんので私服で行います。

お稽古風景

六か所の点前座を設えており、各グループは5人から6人のでお稽古に臨みました。

グループ分けは、私の判断で進んでいる子のグループと、遅れ気味のグループに分けました。と言っても、進んでいるグループに一人だけ覚えたての子を入れました。

覚えたての子には、先生たちが事細やかに指導しますから、進んだ子達は、自分たちの始めた頃を思い出すはずです。

夕食

中々写真は撮れませんでしたが、一枚だけ撮った夕食の写真です。

お茶会

二日間学んだ事を実践に移せる場となります。

一年生はお運びをして、上級生がお点前をして皆さんの一服を差し上げました。

跡形もなく

お茶会ごっこが終わると一斉に後かたずけです。

そして、大広間は元の通りにして、宴会場になりました。

道具を箱に詰めて持ち帰る準備ですが、こうした事が、後輩たちの肥やしになって行くのです。

今回の合宿では、経験者がゼロということで、最初から始めるようなものでしたし、学生たちも何をしたらよいのか解らずに、ボーッと立っている学生の多いいことか・・・それでも気の利く子は、自分から仕事を探して動きまわっておりましたから、少しは救われました。

しかし、今まで感じたことのない疲れを感じておりますので、この先が心配になって来ました。

私たちは老いるばかりですが、学生達は、ずっと同じ歳をキープしておりますから・・・

コメント (2)
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