tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

茶の伝来は・・・

2016-05-15 19:05:00 | 日常雑感
5月15日(日)
朝晩は春の名残りのような寒さを感じますが、日中はいよいよ夏到来かと云った一日でした。
余り暑くならない内に、庭木の剪定をしておかないとご近所に迷惑になりますので、朝から総出で庭木の整理をいたしました。

   
   淡交誌5月号

狭い庭ですので、半日していればほとんどの枝の剪定は済みますので、午後はちょっとのんびりです。
今月号は「宇治茶の秘密」と云う特集を組んでおります。

鎌倉時代、栄西禅師によって中国からもたらされた茶種は,高山寺の明恵上人の手によって宇治に地に巻かれた。
こんな書き出しで特集は始まります。

   
   ブレンド

各茶園で摘まれた茶葉をブレンドすることで、それぞれの茶舗の味が決められているそうで、中々興味の尽きない話です。
茶の伝来については、平安時代の初め、最澄が茶の種子を持ち帰り、比叡山のふもとに植えたのが始まりだといわれております。

私たちが若い頃、茶の歴史を学んだ頃は、栄西禅師によって茶子を持ち帰り栂尾高山寺に蒔いたと覚えたように記憶しておりますが、どうもそうではないらしい・・・。
実際、高等学校の教科書には、最澄が持ち帰ったのが始まりだと教科書に記されております。

コメント (2)
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