tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

「池塘春草生」は春の訪れを・・・

2016-02-19 18:23:08 | 茶の湯
2月19日(金)雨水
朝から穏やかな一日でした。
今日は雨水。
降る雪が雨へと変わり、氷が解けだす頃のことを言うそうで、いよいよ春間近と云った感じです。

今日は高等学校が入学試験の為にお休み、自宅でのお稽古でした。

   
   軸

「池塘春草生」、如何にも春を連想させてくれる語句だと思います。

遥か遠い昔、早春の川辺や沼の周りでは草が青々としていたのを思い出します。
禅語ですから立派な意味があると思いますが、私たちには春遠からじ・・・こんな想像をさせてくれるだけで充分なような気がいたします。

   
   花

花はマンサクに天倫寺月光です。
椿も段々と少なり四月の事を考えると心細くなってしまします。

白玉、西王母、曙、賀茂本阿弥、白侘助、はすでに蕾すらありません。
寂しくなりました。

   
   ヒヨドリ

今朝、座敷の掃除をしていると、お隣さんとの境に植えてある紅侘助にヒヨドリが来て盛んに蜜を吸っておりました。
昔から云われております「花喰鳥」は、こんな光景を図案化したのかも知れません。

今日書こうと思っておりました、「東海道五十三次」はとてもまとまらず後日に持越しです。


コメント (2)
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