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柴田よしき「銀の砂」読み終わりました☆
最近柴田さんの作品を続けて読んでるけど
今回の作品は
女性作家さんならでは☆
の
女の心情がよく描かれているなぁと思いました
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私は運よく
穏やかな旦那に恵まれ
娘2人に恵まれ
姑とは別居だったので
確執も特になく過ごしました。
けど
この作品の中の「藤子」
フィクションとはいえ・・
もしかしたら似たようなことがあるのかもしれない!
そう思うと
読んでいて苦しくなる思いでした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
藤子は短大を卒業するその年に
行彦と見合い結婚する
行彦は次男で
最初は親とは別居のはずが・・
騙された形で同居を強いられることに
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_1.gif)
そこから藤子の苦しい毎日が始まる
何が気に入らないのか
姑の淑子は
藤子のやることなすことに文句をつける
藤子に「妙子」という娘が生まれ
それからも藤子に対する淑子のイジメは続いた。。
夫の行彦はそれを知ってはいても
助けてはくれず・・
藤子は八方ふさがりの状態に!!
2人目の子供がすぐにできるものの・・
流産
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医者からは
習慣性流産
だといわれる。
もう子供は望めない身体だと。
それからは夫は藤子の体に触れようともしなくなった。
地獄のような毎日から抜け出すために
藤子は妙子を週に2回預けパートを始める。
姑の淑子は当初反対していたものの
妙子をその「サニー・キッズルーム」に預けることは
名門幼稚園に通わせるため有利だというと何とか賛成してくれた。
しかし・・
時刻から抜け出すためのこのパートが
藤子を
更に地獄へと導く
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/down.gif)
藤子の留守の間
淑子は行彦の新しいパートナーをあてがうため
行彦とある女を引き合わせていた。
藤子の目論見通り行彦はその女の方へ・・
そして
藤子のパートは犯罪にかかっていたことが発覚!!
そして
それが
行彦との離婚
娘「妙子」との
絶縁
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_1.gif)
という結果に。
藤子は東京で売れっ子作家になる。
そして
その藤子を目指して作家を志した「珠美」
「珠美」と藤子が出会う
そして
2人は
お互いなくてはならない関係になっていく。
同性愛とはまた別の・・
親子のような愛
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
藤子は妙子と離されてから
「子供」を求めていた
習慣性流産で子供はもう望めないとわかっていて・・
それでも
子種を求めて次々と男を求めていく・・
しかも
それは
藤子自身が意識せずに。。
男に
「愛」ではなく「子種」を求める藤子
そのことを
珠美もわかっていた
珠美の付き合った男・・
その男は
実は藤子と前からつながっていた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
男の失踪!!
そして
その裏にある真実とは?!
銀色に光る砂・・
その中にある
憧れの形をした、絶望。
珠美が藤子にみたもの
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そして
藤子が手に入らずに
追い求めていたもの・・
2人の女の人生の行方は
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_2.gif)