読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

柴田よしき「ア・ソング・フォー・ユー」懐かしい曲のタイトルにちなんだ事件を園長探偵が解決☆

2015-01-30 02:43:05 | 



柴田よしき「ア・ソング・フォー・ユー」読み終わりました☆



これ図書館で借りたんだけど



これを借りるきっかけは・・


「懐かしい歌のタイトルが並んでたから」




ブルーライト・ヨコハマ



アカシアの雨



プレイバックPART3(山口百恵のは「PART2」だったけど!笑)



骨まで愛して





この歌のタイトルにちなんだ事件を



にこにこ保育園の園長 兼 私立探偵の「花咲慎一郎」が解決していく




元警察官で先輩刑事を撃って死なせてしまったことを


今も引きずっている。



そして借金だらけ無認可保育園のにこにこ園園長は



借金を返すために私立探偵も兼業している。




花咲が請け負う仕事は



危ない橋を渡ることが多い。




いつも仕事を回してくれる城嶋探偵事務所の社長「城嶋」



そして


借金をしているやくざの幹部「山内」



山内の秘書「長谷川環」いわく



山内は花咲のことを「気に入っている」



らしいが・・


花咲にはそうは思えない。。



しかし


仕事を頼まれれば借金をしている手前「嫌」とは言えない花咲だった






ブルーライト・ヨコハマ




有名なハリウッドスターの妻となった恵美子からの依頼は



大学時代に電車の中で知りあって


たった2度しかあっていない高校生だった


藁人形を持っていた男子を探して欲しいと。



手がかりはその本人からもらった「写真1枚」だけ。



そして


この依頼の裏には


恵美子の夫への殺意が






アカシアの雨




いつも仕事を回してくれる城嶋探偵事務所の「城嶋」が



姪の「夢乃」に頼まれて



かっているオカメインコがいなくなったのでさがしてほしいと。




ペットの捜索は請け負っていない花咲だったが



「城嶋」の頼みで引き受けることに。



オカメインコの行くへの鍵を握っていたのは



夢乃の婚約者だった。



夢乃が抱えていた病気とは??







プレイバックPART3




花咲の経営する「にこにこ園」と隣のビルのせまーい隙間に




臍の緒がついた赤んぼうが段ボールにいれられて捨てられていた




花咲はそれを見つけ保護する。



大人なら・・


保育園の玄関に捨てるはず・・



この裏には



子供が絡んでいると花咲は推測する。




子供が産んだ赤んぼう?





知りあいの靴磨きのカンちゃんが



「女の子」に突き飛ばされて骨折。




その逃げてしまった女の子を探す花咲は



女の子の正体をつかむ!!




女の子は実は・・



男の子だった??




女の子の悲しいおいたち・・




赤んぼうを捨てた訳とは??






骨まで愛して




花咲は恋人の理沙から



理沙の店のお客さんから頼まれたことを花咲に依頼してくる。



「骨を探して欲しい」と。




骨を盗んだ犯人はわかっているものの・・



犯人の「子供」が



なぜその骨をぬすんだのか?



↑そこを花咲に上手く聞いてほしいと。




骨は少年の祖父に当たる人のもの。



だけど


少年と祖父は面識がない。



なぜその骨を持ちだしたのか?



そして


その骨の行くへは








保育園の園長という職業柄




子供の気持ちを考え・・



時にはそのことで涙する花咲。




情に厚く




読み手のこちらまでも



つい花咲に肩入れしてしまう





そして


この小説に登場する



「山内」は



「私立探偵・麻生龍太郎」にでてくる



麻生の恋人(男同士なのだけど・・)


だった「練」なんだねー!




この話はつながってるんだぁ。。




山内練はやくざの幹部になるために



麻生と別れる。





この小説の最後に



「麻生」も登場するんだよね~。




たまたまこうなったのだけど・・



続けて読むと面白いと思うよ






話はそれたけど




生きていくということは・・




大変なことなんだよなぁ~!




花咲を見ている(実際には読んでいるのだけど!笑)と


そうおもう。



だけど



いろんな人生があって



いろんな出会いがあって



人は一人じゃ生きていけないけど・・



いろんな人の手を借りて



人生は彩られていくんだよなぁ




そんなことを思った




読むと元気になれる作品だと思います





次も柴田さんの作品いっちゃいます

















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柴田よしき「私立探偵・麻生龍太郎」~人の気持ちが解り事件を呼び寄せる男~

2015-01-24 03:04:21 | 



柴田よしき「私立探偵・麻生龍太郎」読み終わりました☆



先週はインフルエンザにかかってしまい。。


読書がなかなかできずに感想も滞ってしまいました^^;




・・というわけで


これ1冊読み終わるのに時間がかかりすぎた!



昨日やっと読み終わった



最近柴田さんの作品にハマってる♪



この作品も面白かったなぁ



何が面白かったかといえば~



この主人公の麻生龍太郎



すごく魅力的だったってことかな






元警察官で


警視庁捜査一課の警部だった。



という。



そして


ある事件を追い過ぎて・・


警察を自ら去った。




「自分は警察官に向いていなかった。」



↑そう語る麻生。



警察官時代は「石橋の龍」といわれるほど



慎重だった麻生。




それを買われてか


警察官時代の人脈のつてで


私立探偵の仕事もそこそこやっていけていた。




麻生は警察を辞めることとなり・・


そのことに寄って?


妻が麻生の元を去った。



職を失い・・


妻を失い・・



40代!


裸一貫!



私立探偵としてのスタートを切った。





そこにたまに転がり込んでくる「練」との関係も気になる!




麻生はゲイ?




そんないろんな気になるところを持った麻生。




なぜか・・



依頼される調査から



わかってくる事柄に


つい首を突っ込んでしまう。



元警察官の感?



「この人を危険から守りたい!!」



そんな麻生の



仕事にはならない「人助け」☆



つい


お節介をしてしまう



人情派な私立探偵。




そのことをわかって



麻生は上手く利用されてしまうこともしばしば。




警察官時代を知る


元検事で今は弁護士の絹子。



その依頼は


叔母からゆずり受けたの指輪が別荘から盗まれ


それを探して欲しいと。



警察に盗難届を出せない理由。。



そして



その指輪を捜索する麻生の前に現れる



何かにおびえた謎の女が




麻生の前だと



人は「打ち明けたくなる」☆



そんな不思議な雰囲気を持った



麻生龍太郎。



きっとこれを読めば



あなたも



麻生龍太郎の魅力に取りつかれることでしょう





しばらくは


柴田さんの作品を楽しんでいこうと思いマース!




もう次の作品を読書中




ではまた





















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柴田よしき「観覧車」~夫の探偵社を守るため私立探偵になった唯が追った依頼人の心模様☆~

2015-01-12 01:26:42 | 



柴田よしきの「観覧車」読み終わりました☆



前回読んだ「回転木馬」の前篇・・といった感じのものです。




夫が「下澤貴之」が突然姿を消し・・



その理由もわからぬまま



妻「下澤唯」は


夫の探偵社を守るために


私立探偵となって


夫を待ち続ける物語



著者の柴田さんいわく、



この主人公「唯」は自分とともに成長していく物語



だとあとがきに書かれていました。




この1冊の「観覧車」になるまで


いろいろあったようで、


ここまで完成させるのに長い期間がかかったとか。



この短編の連載の雑誌の休刊があったり・・


なかなか掲載先が決まらずに苦労なさったとか。



なので


この作品は柴田さんにとって


思い入れの強い作品の様です。



そんなことをうかがうと


読み手側も


この


「下澤唯」への思い入れが強くなります





この「観覧車」では



唯の気持ちの移り変わりも表現されている。



夫がいなくなった直後。



とにかく夫が帰ってくる場所を守ろうと必死



そして


だんだんと


生活に追われ。。



本当に夫が帰ってくるのかもわからず・・



自分の気持ちがどこにあるのかもわからなくなっていく。



「悲しい」「ツライ」・・



そんな気持ちになれてしまって



自分が「涙を流している」ことにも



すぐには気づけないような。。



そんな唯。




依頼人の事件をおいながら・・



自分の気持ちと重ねて


つい深入りしてしまう唯。




自分が傷ついたことで





人の痛みがよくわかるようになった





のではないかと感じた。





短編7作からなる


それぞれの事件。


これが更に唯を成長させていく。



「観覧車」では



夫が単身赴任中の妻の依頼で


夫の行くへを探して欲しいと。



愛人がいた夫


その愛人を唯は尾行する。



毎日遊園地に通う愛人。



そして毎日観覧車にだけのる。




しかし・・


ただそれだけを繰り返していた。




そして・・



その行動の先にあるもの・・



それを唯は見つける





「約束のかけら」は



息子の嫁が「浮気をしている」と


嫁の浮気調査を依頼する姑。



浮気の現場をおさえた唯だったが・・



嫁の浮気相手が遺体で発見される!



その裏には


姑の愛情があった




唯が見つけた家族の絆とは?






「送り火の告発」




才色兼備の人気女優から依頼された婚約者の素行調査。



それに寄って婚約は白紙に。



その後この婚約相手の弟が遺体で発見される。



人気女優の「鉄壁のアリバイ」を作ったのは



元アイドルの敏腕マネージャーだった。



しかし


この「鉄壁のアリバイ」を唯は崩す!!



京都の送り火が示した


アリバイ崩しとは?!





「そこにいた理由」は



夫の浮気調査を依頼された唯。


夫の浮気を抑える。



その後また続いてるようだと


妻から再度依頼される浮気調査。



しかし


今度はその証拠がつかめずにいた。



そして


やっと逢引き現場を抑えるも


決定的な証拠は押さえられなかった。




遠くから耳にした次に合う約束ととらえた日。



この日に夫を尾行する唯。



しかし


倒れてしまう夫。



唯が駆けつけ救急搬送。



夫は心筋梗塞で死んでしまう。



夫はなぜその場所へいったのか?



愛人にあうため?



しかし・・



そこには妻への愛情が?!







「砂の夢」




17歳の少女が書きおきを残していなくなった。


「好きな人と結婚したいので、親の同意がなく結婚できるまでの1年姿を消す。


心配しないで」



という内容の。




友人で探偵事務所の社長「川崎多美子」から唯に回ってきた仕事は


この少女の行くへを探すため。



後藤と言う男の住むアパートの隣の住人になりすまし


後藤の素行から


少女の行くへを追う。



男と少女の接点が全く発見できない中・・



唯は後藤に連れ去られ



丸裸に!!



そこで唯が見たものは・・



男の


悲しい姿だった。。




唯にはなぜか後藤の哀しみがわかった。




そして・・


唯は?



少女は?







「遠い陸地」は




偶然に佐渡へ渡る定期船乗り場で


夫「貴之」の後ろ姿を見つける唯。



しかし・・


あと一歩のところで


追いかけることができなかった。



佐渡と貴之のつながりを探しに


唯は川崎多美子とともに佐渡へ。




貴之へたどりつく小さな手がかり・・



しかし・・



なかなかたどりつけない。



そして


川崎多美子が見つけてきた


貴之の失踪した日にあった事件!



その事件に絡む女。



その女と


貴之の関係とは?!







「終章、そして序章」は



貴之の行くへに光が見えてきた矢先



唯に中学生から「恋人の浮気調査」の依頼が。



未成年の依頼に



唯は戸惑う。



しかし


この中学生は



唯が追ったあの「観覧車」で依頼された



遠藤の娘だった。



少女は


母のようなみじめな思いはしたくない。



そういう。



恋人の浮気がわかったら


こっちから「ふってやる!」んだと。



仕方なく依頼を受ける唯。



しかし


実費だけで素行調査量は要らないと。



そして


恋人を尾行し



ラブホテルに入る現場を押さえた直後・・



唯は


「貴之」の姿を見かける!!




唯は・・



追いかける!!




そして。。










あ~ホントにハラハラドキドキでした~。




唯が私立探偵を続けながら



貴之を待つ



11年




本当に長いよね。。




たった1年の結婚生活。




その何十倍も



待つ時間のほうが長いんだよ




唯はスゴイ!!





自分だったら・・



絶対待てないとおもう。。



でも


それは唯になって見ないとわからないこと。。




唯は貴之を失ったことで


私立探偵としてでなく・・


依頼人の気持ちが解るようになる。



なんか・・


仕事じゃなく


その人の気持ちに



深入りしちゃう。。




元々の唯もそうなんだろうけど



そうなったことで



より



情が深くなったのかな



そんな風に思った。




唯は・・


その後


貴之に会えるのか?



そして・・



何を始めに話すのだろう





唯のその後が気になってしまう~。





先に「回転木馬」を読んでしまったから


ここからの物語もわかってるんだけど・・



その先もつい知りたくなってしまう



唯がその後



幸せになれたならいいなぁ~




唯の11年は無駄じゃない!



うん。きっと































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柴田よしき「回転木馬」~「逢いたい」気持ちだけで信じて探した11年!夫は戻るのか?

2015-01-09 01:17:58 | 




柴田よしき「回転木馬」読み終わりました☆



いやぁ~


なんというか。。



主人公の「下澤唯」という人は・・



本当に



スゴイ




ハンパじゃない忍耐力。



そして



精神力




だなぁって思った。




唯をそこまでさせる



夫「貴之」も



また「スゴイ人」だな





この「回転木馬」は



「観覧車」からの続き物のようなんだけど・・



それを知らなくて


先にこっちを読んでしまった。。



だけど



著者の柴田さんいわく



「観覧車」を読んでいなくても



この「回転木馬」だけでも充分伝わります。



・・ってことで



全く問題なく読めた




順番は逆になってしまったけど



これから「観覧車」を読むつもりです。





もとい!




下澤貴之が失踪して11年。



妻「唯」は夫の探偵社を引き継ぎ私立探偵になった。



夫が帰るまでちゃんと守っていようと。





冒頭のシーンは



病室の笙子と明子の会話から始まる。




笙子は癌を患い入院していた。



同室の明子とは2週間程度の短い付き合い。



身寄りのない明子。



笙子も同じような境遇だった。




明子は肝臓を患い


もう長くはない。



笙子は初期癌で手術していた。




ある日



笙子と明子の病室に



「私立探偵」の「下澤」という女がきた。




明子はその時不在で



笙子はこの探偵から写真を見せられる。




「この人を知らないか?」と。




笙子は知らい男だったのでそう答える。




探偵名刺をおいてそのまま帰っていく。




明子が戻りその旨を伝える。




明子は「知っていても教えない」といった。




そのわけは・・



明子に遺言を残した「渋川さわ子」のためだった。




渋川さわ子が明子に託したさわ子と娘の彼氏と撮った写真。



自分に万が一のことがあっても



娘と彼氏のことは黙っていてほしいと。




その彼氏は探偵の探していた男だった。




明子いわく



その彼氏の妻が探偵を使って探しているらしいと。





その後



笙子は先に退院する。




そして



明子が亡くなったことを病院から知らされる。




明子の葬儀に出席した笙子は



弁護士から笙子当てに明子から



バッグを形見分けとして渡される。




そのバッグの中には



あの時の明子から見せられた



渋川さわ子から渡されたという写真と



「探偵に知らせるかどうかを笙子に託す」



そんなことが書かれた手紙が入っていた。



実は



あの私立探偵があの男「夫」を探していた妻なのだと



その手紙で知らされる。



笙子は悩む。。




笙子自身



人の夫と不倫関係にあった過去。




そんなことも重ね合わせ。。




そして



探偵で妻「下澤唯」に



そのことを知らせることに。





笙子は探偵に訪ねる。



どうしてそこまでして夫を探すのかと。




探偵の答えは




「逢いたいんです。もう一度夫に逢いたいんです。」




その言葉が笙子の胸を打つ。




「逢いたい!」


私もあの人に。



けど


逢いたい人はもうこの世にいない。




「とことん探しなさい」と笙子はいう。





もう一度逢いたい気持ち。



ただそれだけが



唯を突き動かしていた。




夫を探して11年。




佐渡に向かうフェリー乗り場で見かけた



夫に似た後ろ姿・・



それを頼りに友人の探偵「多恵子」にも捜索を依頼していた。




笙子からの連絡で



それは「夫」だと確信する。




手がかりをつかんだ唯と多恵子が向かった先には・・





「夫」によく似た少女の存在が




夫が消えて11年!



その年齢と重なる少女☆




夫の子供・・?




そして



夫が撮った写真を展示していた



小松崎鶸矢という写真家の個展。




なぜ小松崎鶸矢は夫の写真を?




一歩一歩



夫に近づいていく唯。




ただ「逢いたい」




その思いだけが。。




そして


唯のそんな気持ちが



心に傷を持った


言美も救う。




人は傷ついた分



人の気持ちが解るようになる。




唯の




夫を信じ続け待ち続けた日々




それは無駄なんかじゃない!





そして・・



唯の



逢いたい思いは




報われるのか






ハラハラ・・ドキドキしながらページをめくる後半!!





人を思う人の気持ち




そんなことを考えさせられた作品でした





これから読む「観覧車」も楽しみです

















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柴田よしき「Close to you」~自分ではわからないうちに人から恨まれてることもある?~

2015-01-02 03:39:57 | 
あけましておめでとうございます☆


本年もよろしくです




やっと昨日の朝読み終わりました







柴田よしき「Close to you」☆



去年図書館で借りて


予定では年末に読み終わる予定だったんだけど


今年にずれこんでしまった^^;




柴田さんの作品に最近ハマってる♪



いろんな角度から


切り込んでくる心理




人間って・・



本当に弱い生き物なんだなぁ。。



↑そんなことを改めて感じた




人を


羨んだり・・憎んだり・・



自分の感情に負けてしまって



愚かな事件を起こしてしまったり。。




この話は


あるマンションを舞台にした



「ミステリー」っていっていいのかな




同じマンションでも


「賃貸」と「分譲」


↑この違いで起きてしまう事件!!




夫婦共働きの


草薙雄大と鮎美夫妻。



子供はなく


朝から深夜まで忙しく・・


マンションには寝に帰るという暮らしを送ってきた。


お互いを尊重し干渉しない。


そんな生活に満足していた。



賃貸で暮らしていた雄大たち。



賃貸のほうが気軽に移り住めると考えていたからだ。



この


軽い気持ちが


のちに


鮎美が誘拐される事件に発展してしまう




雄大は


会社の派閥争いに巻き込まれ


納得できない理由で会社を辞めざるを得なくなる。




そのことで酒浸りの堕落した生活を送っていた雄大。



鮎美が働いていることもあり


せっぱつまって次の仕事を探す気にもならないでいた。



そんな折


雄大は


酔っぱらって正体を失くしているときに



「おやじ狩り」に遭う!!



しかし・・


その割には


痛めつけられ方も



中途半端!!



近所で続いていたおやじ狩りとは


なにか「異質」なものを感じた。



そんな傷ついた雄大に


鮎美は優しく、



「主夫になってくれない?」



といいだす。



困惑する雄大。



なぜ急にそんなことを言いだしたのか


鮎美の真意が読めなくて悩む雄大。



そんな中


2軒となりの伏見夫人に料理を教わったり・・



伏見夫人の誘惑?




元カノの恭子に偶然であったり・・



何度か浮気?をしてしまった



饗庭景子との偶然の再会。。




↑が仕組まれたことだったり・・




なぜか雄大に近づいてくる


元マンションの住人だった中学生の紗帆。




マンションの住人の人間模様が絡み合う




会社近くで拉致された?鮎美?



それを見かけた会社の同僚の皆川恵理。




恵理は味方なのか?




鮎美は無事に帰るのか??





賃貸と分譲の規約の違い・・



そして



無関心さから買ってしまった恨み?




鮎美誘拐で明らかになる




読み進めていくほど



謎・・謎・・



人間の心の奥にあるもの。。



それを探るのは難しい




相手の立場になって考えることのできる



そんな


心のゆとり☆



それが



事件を回避するのかな?




考えさせられるお話でした。




柴田さんの奥深さ




もっと知りたくなった




次は



「回転木馬」いってみまーす






















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