坂木司「アンと幸福」読み終わりました。
このシリーズも4作目
初めからアンちゃんの成長を見守ってきた読者としては
なんてスゴイ成長なの
と嬉しくなる
みつ屋でバイトとして働きだした梅本杏子
通称「アンちゃん」
食べることが大好きなアンちゃん
自分には何ができるのか?
模索していたアンちゃんが
自分の居場所を見つける
それが東京デパートの地下にある
和菓子屋の「みつ屋」だった。
和菓子の奥深さを知っていく
そして
一緒に働く仲間との交流
お客さんとのやり取り
その中で
どんどん成長していくアンちゃん
今回は
仕事に対してはビシッと頼りになる先輩
でも
プライベートでは
かわいいものが大好きな心は乙女な立花
その立花に
アンちゃんは嫉妬される
年上で男性だけど
気の合う友達だと思っていたアンちゃん
急によそよそしくなる立花に
距離を感じ寂しさが募る
それが
まさか・・
そんなことで
自分から知らないことを知ろうとするアンちゃん
仕事に対しても前向きに取り組んでいく
そして
そんなアンちゃんに
新店長の「藤代」は
社員にならないかと提案する
さて
アンちゃんの決断
そして
立花との関係はどうなっていくのか?
今回も謎がいっぱいで
その謎解きも楽しい「幸福」
いつも人の気持ちを考え
そんなアンちゃんを愛する人たちがいる
最後は
大福で
みんなが幸せいっぱいに
あ~いいなぁ
読み終わって読者も幸せになれるって
大福が食べたくなりました!笑
次回もアンちゃんのその後
楽しみにしてますね。
坂木さん