読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

東野圭吾「魔力の胎動」~ラプラスの魔女へと続く序章☆円華が那由多の心の扉を開く!!~

2018-03-31 03:39:41 | 
東野圭吾「魔力の胎動」読み終わりました。



「ラプラスの魔女」を読んだ人が読めば



なるほど!



コレは「ラプラスの魔女」の序章だ



・・・と気づくはず^^




タイトルが



「魔力の胎動」だもんねっ!




読み終わってなるほどなぁ~って思ったよ。




ラプラスの魔女を読まないで


こちらを先に読めば・・


絶対「ラプラスの魔女」が読みたくなるはず



5月には「ラプラスの魔女」の映画が公開されるから



これを読んでから見に行くのもいいのかも♪



私はやっぱり原作がいいけど





今回主人公は


「工藤那由多」



那由多は鍼灸師




顧客であるスキージャンパーの「坂屋」


その坂屋と通じている「流体研究」をしている大学の准教授


筒井のもとに現れた


羽原円華



と那由多は知り合う。




十代半ばぐらいの



生意気な口を利く円華を



那由多は快く思っていなかった。




しかし!



坂屋の飛べない悩み




そして・・



野球選手で投手の「石黒」の悩み




那由多の恩師「石部」の悩み




音楽家「朝比奈」の悩み




最後は・・



那由多自身の長年心に封じ込めた




苦悩




それらを解決してしまう円華を



那由多は信頼するようになっていく





円華は何者なのか?




風を操る少女円華




その力を最大限に生かし



悩んでる人たちの力になる




一見



冷めたそうに見える



言動



だけど



その裏に隠された



気遣いと物事を理論的に考える力



それが合わさって



円華をそうさせている。




優しい言葉をかけることが



優しさだとは限らない




円華の



ツンデレが魅力的





自分の身を持って



「科学」の力がどういうものなのか



それを知っている円華




自分がどうあるべきか・・



それをちゃんとわかっている。




那由多が



なぜ



朝比奈の信頼を快く受けられなかったのか?




そこには



那由多の



ずっと目をそらし



名前まで変えて



昔の自分を封印したかった過去が




それを



露わにする円華




円華の前では



何も隠す事ができないと知る那由多




那由多と円華の距離が縮まっていく




那由多の心を軽くしてくれた円華に



那由多は



円華に対する見方がだんだん変わっていく。




そこが読みどころでもあります




人は誰でも



「使命」を持って生まれてくる




圭吾さんの作品に出てきた



この言葉が響きます



使命は円華のように使っていくものなんじゃないかって。





自分の使命はなんだろう?



そのこともあらためて考えさせられました。




科学で



どこまで手を加えてしまっていいのだろう?




そんなことも考えさせられる作品です。




困難に立ち向かっていく勇気



それももらえた気がします




圭吾さんの作品はどれも



すごく影響を受けます。




自分ができること・・



それを私もやっていこう~




















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鏑木蓮「疑薬」~薬の副作用で盲目になった母と娘。副作用の裏に隠された薬の盲点とは?!

2018-03-27 03:19:28 | 
鏑木蓮「疑薬」読み終わりました。



これを読んで


薬の恐ろしさを知りました(^^;)



薬の進歩で



病気が減る一方で・・



扱い方を間違えたら




命取りになる





ホントに怖いんだぁ~。




市販の薬を飲む前に



「説明書」ってよく読んでる?



私はざっとしか見てなかった~。



これを読んだら


ちゃんと読むようにしよって思ったよ。




飲み合わせや体質で



副作用を起こすこともある「薬」




扱い方次第で



「毒」にも「薬」にもなるってことをちゃんと頭に入れておかなきゃ




そう思いました。






川渕良治は



父、楠木悟の会社「ヒイラギ薬品工業」の研究員



副作用の少ない抗インフルエンザ薬「シキミリンβ」を開発し表彰される




良治の父と母は


良治が高校生の時離婚していた




「シキミリンβ」の開発で父に認められた良治




しかし・・




起きてしまった



副作用




そして・・



それをもみ消すように指示した父




それによって・・



父と子の関係




そして



研究を共にしてきた「容子」との信頼関係




いろんなことが崩れてく。。








インフルエンザに罹り



シキミリンβを使った三品医師の患者だった



「守屋怜子」が



スティーブンス・ジョンソン症候群になり



視力を奪われ盲目になってしまう。




シキミリンβの副作用だと思われた。





三品医師



そして



守屋怜子の夫に支払われた



「口止め料」




副作用を起こすはずはないと思っていた良治だが


父に逆らうことができずに・・



詳しい調査も行わずもみ消してしまった。。




しかし!



10年後




週刊誌の記者「矢島」が




怜子の娘「怜花」の前に現れる。




母怜子の盲目は



シキミリンβの副作用で引き起こされたものだという。



そのための調査をしたいので協力してほしいと。




当時11歳だった怜花



父の守屋に母ともどもDVを受け



病気の母と怜花を置いて姿を消した。



その後


居酒屋「二歩(にふ)」の店主で


父の知り合いの生稲と母は再婚



幸せに暮らしていた




そんな怜花に



寝耳に水の話だった。




三品医師からは副作用でこういうことも起きるといわれ・・



当時子供の怜花はそれを受け入れるしかなかった。




しかし



ずっと母を不憫に思っていた怜花





本当にその薬の副作用で



それがもみ消されていたとしたら・・



三品医師が経営する施設の老人の死亡



それも副作用だと疑ってるという矢島




これ以上苦しむな人が増えないように・・



そう思う怜花は



矢島に協力し



真相を探っていく。




母にそのことが分かってしまい・・



「済んだこと」


「三品先生には感謝してる」



と取り合わない母




しかし



怜花は母をこんな風にしてしまったことの



本当のことが知りたくなった。




徐々に明らかになっていく



三品医師の「野心」



そして



老人たちを使って人体実験をしてるのでは?!



そんな疑惑も。。




一方



良治は矢島がシキミリンβの副作用を疑い調べていることを知り



焦る。。




良治は



自分が生み出したシキミリンβのことが



いつの間にか




信じられなくなっていた




シキミリンβが



いつの間にか



良治にとって



疑薬になってしまう。。





父が倒れ



社長代行をする良治



秘書の容子は



良治のそんな姿勢に嫌気がさし・・



良治から離れていく。




専務の西部は



良治を失脚させようとする。




三品との密談を容子に録音され・・



会社役員たちにそれが流れる。。




良治は窮地に追い込まれる



しかし・・



MRの木崎に出会い



良治は変わっていく




そして



一番避けていた



怜子と怜花に会うことを勧める木崎




その時




人と人の音が響き合う




人はそれぞれ「音」があるという怜子



良治に会い



それを聞き分ける。




良治の誠意



それが伝わる



そして



シキミリンβの



汚名を晴らす




自分の疑いの目が



シキミリンβから




飲み合わせれていた薬




…の方へと向く





薬は



飲み合わせ次第で




良薬にも猛毒にもなる




怜花の当時の日記によって発覚していく真実





「人」も「薬」も




扱い方次第で



その作用は違っていくものなんだ





そんなことに気づかされる。





三品の「野心」



良治の「薬の開発力」




それが合わさった時




長い年月をかけて開発される薬



その研究には莫大な資金もかかる



認可の問題・・



副作用の問題・・



研究員たち


医者



たくさんの人努力



そういう上に



命がつながっているんだということも



あらためて思いました。




薬の


怖さも


素晴らしさも


知ったうえで


正しく使っていきたいなぁと思いました。



いろいろ勉強になった1冊です












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天野節子「午後二時の証言者たち」~負のスパイラルを脱しようとした「優子」が桜子を失い向かう先は。。

2018-03-23 02:53:27 | 
天野節子「午後二時の証言者たち」読み終わりました。



タイトルに惹かれて読んでみた



天野さんって遅咲きの作家さんだったんですね。



この作品・・


読み始めからグイグイ入り込んでしまいました



衝撃のシーンから始まる。



えっ!



いきなり??



そして・・



どんどん謎が深まっていく



えっ?


だれ?


誰なの??



どうしてこんなことに?





医師「室井啓三」は・・



なぜ殺されなくてはならなかったのか



室井啓三が犯した罪とは?






そして・・



室井啓三の愛人



「小杉真知子」の前に客として現れ



真知子のことを探っていった



謎の女「岡田優子」とは何者なのか?





永光幸太に金をちらつかせ・・


誘惑した女「岡田優子」




そして・・



幸太は死体で発見される



自殺に見せかけられ?





しかし!



刑事の感が・・



それを崩していく




葱畑で死んでいた「室井」



ホテルのバスルームで死んでいた「幸太」




2人の死因には共通点があった



体の血液の半分近くが失われた・・





失血死





そして・・



刑事は・・




ある事故にたどり着く




幸太が起こしてた



8歳の女の子「羽生桜子」を轢き殺してしまった事故




起訴され


執行猶予付きの実刑判決が下った。




その判決の裏には・・




車道側の信号が



青だった




そう証言した



主婦「寺島初美」の存在が大きかった。





そして・・




その証言は・・





事実に反していた






謎の女「岡田優子」は・・



作家だった。




幸せな家族を描く



児童小説家



その作品の裏には・・



岡田優子の過ごしてきた



冷たい食卓があった



幸せな家庭を夢見ていた優子



子供を持ち・・



でも夫を持つことを拒否した。




それは・・



不仲な両親の家庭で育った子どもは、生涯、不幸から逃れることはできない。



その言葉に脅かされ続けてきたから。



負のスパイラルから脱しようと・・



桜子と紡いだあたたかな時間



それを失ったとき・・


優子はこの言葉を思い出す。




しかし・・



優子が身を亡ぼすことを選んだ時・・



助けてくれたのは・・



夫にすることを拒んだ・・



義人だった




桜子が正しかったことを


君さえ信じていればいい。




世界中で一番大切な人、一番好きな人から信じてもらえればいい。

 もちろん、僕も信じてる。




優子の心を救ったのは



その言葉だった。




優子は不幸だったの?




自分を見ていて・・



方向を間違わないように・・



そう言ってくれる人がいる




そして・・



優子が選んだ道は





グイグイ引き込まれていく事件



そして



その背景にある



人間の



醜い物



でも



生きていると・・



生きていくことに精いっぱいで余裕がなくなることがある。



そんな時に



足元をすくわれるのかも知れなよなぁ~。




そんなことを思った。




自分にも全く無関係なことではない。



いつどこで



巻き込まれるのかわからない。



たまたま見てしまった事故



その証言を頼まれたら・・



お金に困っていて・・



大枚をちらつかされたら。。





真面目に生きてきた桜子・・



この子が一番の被害者だよね。。




そして・・



優子はただ桜子といられたら



それだけで幸せだったのに。。



なんだか切ないお話だったなぁ。



その人の気持ちはその人にしかわからない。



みんなそれぞれ家庭環境が違って育ち・・



自分が経験したことが全てだから。




あとは想像してみるしかない。



優子が過ごしてきた子ども時代



そして



それが元になってる



それからの人生。。




もし・・自分だったら。。




登場人物それぞれに



自分を置きかえて



想像してみる



それが読書の醍醐味なんじゃないかな。



想像力って大事だよね



全部はわからなくても・・



考えてみることは決して無駄にはならないから











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堂場瞬一「黒い紙」~黒い紙は長須を刑事から調査員へ変えるための招待状だった?!正義とは何か?

2018-03-21 03:43:44 | 
堂場瞬一「黒い紙」読み終わりました。



父の死後刑事を辞め


元刑事で父の知り合いだった


「光永」が経営する


企業の危機管理専門の会社「TCR」で働くことになり



3カ月



やる気が出ないまま過ごしていた長須



そんな長須に


光永が「おまえが一人でやれ」と任されたのは・・



クライアントである「テイゲン」の会長の糸山あてに送られて着た



脅迫状の調査だった



急に仰せつかった大役



しかし長須は


それを重荷だとしか感じられなかった。



もう刑事じゃない自分。。



光永が言っていた



「クライアント優先」のこの仕事



正義よりクライアント



それを思い知ることになる。



「刑事の自分だったら~」



ついそう考えてしまう長須




糸山が30年前に


亡命した旧ソ連のアントーノフ少佐とつながっていた?



ソ連のスパイだったと。



証拠の糸山が書いたと思われるその当時のメモのコピーが


同封されていた。




糸山は「覚えがない」という。



その言葉が本当なのか?




「TCR」に依頼してきた割には


勝手に調べろと非協力的な「テイゲン」側。。



何か隠してることがあるのでは?



長須はアントーノフ少佐が不時着した


松江に飛び・・


当時


糸山がアントーノフと密会していたのでは?と目される


喫茶店を探す。



見つけたものの・・



店主はアントーノフが立ち寄った事実はないという。



しかし


光永の紹介で会った


島根県警の「本郷」



あまりいい情報は聞けなかったものの・・



何故か


その後


アントーノフが立ち寄ったとみられる


喫茶店「黒薔薇」のマスターから



アントーノフが立ち寄った事実を告げられる。



そして・・



そこにいた客が



「糸山」だったと




アントーノフと糸山が接触していた事実をつかむ




そして・・



その後


テイゲンに犯人から金の要求が



事実を認めない糸山・・



そして



運転手の三谷は



なぜか長須に協力的で・・



会社の事情を知る「八田」を紹介してくれる。




八田から聞かされる・・




糸山から左遷された事実。。





10億の金を要求された会社が・・



1億しか用意できず



警察には一切言わないまま・・



TRCの責任で犯人との金の引き渡しを行うことに



会社の危機!!



社員一丸となって立ち向かう!!



しかし・・



犯人が金だけ奪い逃走



失敗。。



が・・



そこに犯人が残したのは・・



糸山の業務日誌だった




犯人が残した「黒い紙」・・




それは・・




長須が刑事から調査員へ変わるための招待状だった




この



犯人が残していったもので



一気に犯人へ近づいていく



刑事だった長須が・・



真実を追い・・




そして



会社の仲間たちが


いろんな事情を抱え


戦ってることを知る☆



事件を追ううちに



距離を縮め



そして


もう自分は



刑事ではないことを



あらためて認識する




それを感じていくうちに・・




心の傷も




癒えていく




光永が長須にこの仕事を任せた事・・



それには



光永の過去が



傷を負った者だからこそ・・



人の痛みが分かる




テイゲンに送られた黒い紙には・・



人の痛みが分からなかった糸山への・・



憎しみが込められていた




人の上に立つ人は・・



人の痛みが分からなければ



立つ資格が無いのかもしれないよね~。



そんなことを思った。




長須が苦手だった社員で子持ちで未亡人の弁護士の資格を持った「堺美和」



彼女の長須に対するツンデレがいい



優しい言葉をかけるばかりが


「やさしさ」とは限らないよね^^



社長の娘で会社の経理担当の「碧」もまたしかり



元刑事の本島が刑事を辞めた理由。。



みんな失敗して


傷ついて



そして



仲間や上司の協力で再生していく



きっと


これから


「TCR」はいい会社になっていくんじゃないかな。




正義ってどういうことなんだろう?



真実を明かすことだけが・・


「正義」とは限らない。



そんなことも思ったよ。



最初のちょっと情けない後ろ向きな長須が



だんだん再生していく姿は



応援したくなる



それにしても・・



組織の中で働くということは



本当に大変なことなんだと・・



自営の自分は思いました^^

















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佐藤青南「オイディプスの檻」~発達障害で感情が推し量れない土岐田と組む小春は心を通わせられるのか?

2018-03-17 02:25:47 | 
佐藤青南「オイディプスの檻 犯罪心理分析班」読み終わりました。



知能は人並み以上なのに


人間らしい感情を表すことも・・


推し量ることもできない。



そういう発達障害ってあるんだね~。



今回これを読んで初めて知ったよ。



「サイコパス」に「シリアルキラー」



なんだか物騒な名前がでてくるし~。



よく分からないと


必要以上に怖いものに思えるけど



よく知ればタイプもいろいろあって・・



人に危害を加えない「サイコパス」もいるのだとか。




捜査一課の「八木小春」は


高校生の「吉木美羽」が行方不明になり


事件性があるということで捜査本部が立ったそのタイミングで


なぜか


「警視庁科学警察研究所捜査支援研究室」の


土岐田秀一と組むことになる。



この事件の捜査をすると思いきや・・


何故か他の行方不明事件の聞き込みに行くことになる。



「サンプリング」という言葉を口にする土岐田



似たような事件からプロファイリングで



犯人を導き出す。




人と人とのコミュニケーションが取れない土岐田



人の気持ちや自分の感情さえわからないがために・・



行く先々での聞き込みで



相手を怒らせてしまい



上手く話を聞く事ができない。



そんな土岐田を疎ましく思う小春




なぜ人の気持ちが分からないの



説明しても土岐田の態度は変わらない。。





そんな時



小春は見知らぬ男に拉致される!



しかし


それは


土岐田の仲間だった。




「サイコパス」の塚本とエイジ



この2人に協力してもらってると土岐田から聞かされる。




塚本が勝手にやった手荒い手段



小春は土岐田のことも・・



塚本やエイジの事も信用できない。。




しかし、



行動を共にして


なんとか土岐田の事を分かろうと努力する小春は



土岐田の苦悩を垣間見る




「教えられないと、悲しいってわからないんですか。」



小春がいう



「はい。教えていただかないと、わかりません。」



土岐田がいう



「いろんな感情がごちゃごちゃになっていて」


小春の言葉に・・



土岐田は


「おそらく私にも、同じような経験があると思います。

 たぶんそのときのような心境なのでしょう」


と。



小春は


「ちなみにどういうときなんですか。

 今の私と同じような心境心境になったときって」


そう土岐田に問う。




そして・・




「おまえは何を考えてるのかわからなくて怖い、と母に言われたときです」



・・と衝撃的な事実を聞かされる



小学校4年生で親戚の家に預けられ・・


高校卒業までそこにいたという。


それ以来


母親に会っていないと。



コミュニケーションの取れない土岐田との生活で・・


母親は鬱になってしまったという。



そのとき


初めて小春は気づく。



土岐田には


感情が無いわけではなく・・



それに



気付くことができなかったのだと



土岐田は



サイコパスの塚本やエイジの事も



人を傷つけることに何も感じないわけではなく・・



「傷つけた」ということに



気付けないだけなのではないかと。





自分はそういうことを研究していくのだと。




土岐田との関係に



光が差した気がした小春



少しずつ・・


少しずつだけど



お互いを分かることは出来るのではないかと




聞き込みで言われたことだけを忠実に守り


「黙っていて」というと


必要なことにも口をつぐみ何も話さない土岐田



本人は大まじめなのだけど・・



読んでいて思わず笑ってしまった




土岐田と塚本とエイジ



そして


小春



4人で力を合わせて犯人に迫っていく



プロファイリングで導き出す犯人と目星をつけた男たち



しかし・・



その男たちの中には


犯人がいない??




そして


小春は盲点に気づく




それにより・・




犯人にたどり着く




C-Masチームの始動




普通の人「小春」と



頭脳明晰でイケメンなのに


感情のわからない土岐田



そして


「サイコパス」の塚本とエイジ



みんなが揃ったからこそ事件は解決できた




いろんな人間がいる



いろんな考えがあって



いろんな見方があって



だからこそわかることがある。




偏った考えは



視野を狭くしてしまうものね~。




それにしても・・



意外な犯人にビックリ




いろんな人がいるんだなぁ~。




勉強になりました




表には出ていないところで・・



苦しんでる人がたくさんいるのだろうなぁ。。




気付けないとわからないものねぇ~


















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