読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

東野圭吾「禁断の魔術 ガリレオ8」を読み終わって☆

2012-10-27 05:00:56 | 



東野圭吾「禁断野魔術 ガリレオ8」読み終わりました☆



ホントに待ってました!だったので、


夢中で読みました。



このシリーズは特に大好きなので




いやぁ~今回も、圭吾さんは期待を裏切りませんでした




すっごくよかった☆





今回は特に、






湯川の中のあったかさが前面に出てきて、それがすごくよくて感動しました







そして、



いつも思う事、






湯川と草薙の友情ってスゴクいいなぁ






ベタベタしない、


男の友情って感じがいいんだなぁ





相手を尊重しつつ・・


でも同調したりはしない。



違うと思った事は「違う」といえる。




そして、


お互いのピンチのときは・・



なんだかんだ言いながらも助け合う。





そういう友情っていいなぁって思います






そして、



「内海」も今回はすごく重要な役どころ☆



この、


内海がまたいいんです




湯川をスゴク信頼していて、


今回の事件で湯川がやろうとした・・


傍から見たら無謀な賭けのようなことも、



湯川を信じる気持ちが、刑事としては失格かもしれない行いで湯川を守ろうとした




その姿に感動しました





なんだか今回は・・






「感動」って言葉いっぱい使っちゃったけど、本当に感動したんです





あ・・また言っちゃった(^^ゞ







そんな感動満載の「禁断の魔術 ガリレオ8」の内容はこんな感じです↓





第一章~透視す~(みとおす)



銀座のクラブ「ハープ」で働くホステスの「アイ」は、

相手のことを何でも言い当ててしまう、

透視能力があるという。


草薙に誘われてハープに行った湯川。

初対面の湯川のことを言い当てられ、

湯川は面食らう。


しかし、

そういうものを信じていない湯川は、

何か仕掛けがあるのだろうと考える。


そんな時、

アイが遺体で発見される。

殺されたのだという。



その殺人の裏にある・・


アイの透視能力の悲劇。


アイの透視には・・


やはり仕掛けが?!



湯川がその真実に迫る!!









第二章~曲球る~(まがる)






プロ野球選手の柳沢の妻「妙子」が、


スポーツクラブの駐車場で殺害された。



妻のことを聞かれ、

何もわからない柳沢。


いつも野球の事で頭がいっぱいだった。



戦力外通告を受けて・・


それでも再起をかけたかった柳沢。



妻は「やめればいい」といっていた。



しかし・・


そんな妻の言葉の裏にあった、


夫への愛情。



それを、


柳沢は、


車の残されていたプレゼント用の包みの中身で知る事になる。




車にあった小さな錆から湯川が導き出した、


妻の秘密。




柳沢の球にこめた最後の思いに、


湯川も力をかすことになる!










第三章~念波る~(おくる)






双子の姉妹の春菜が、


胸騒ぎを覚え「若菜」の身に何かあったのでは?



と、


おばの御厨籐子に頼み連絡してもらう。



電話がつながらないため、

若菜の旦那である「磯谷」に連絡し、

自宅に様子を見に行ってもらう。



そこで何者かに殺されていた若菜を発見する。




双子にはテレパシーのようなものがある。



そういうことはいわれている。



しかし、



草薙は違和感を感じる。



そして、湯川に春菜と籐子に会ってもらう事になる。




テレパシーなど信じていないはずの湯川が、


この2人にあって実験したいと乗り気になったことを、


草薙や内海は疑問を抱く。



湯川はこのテレパシー謎を・・


草薙にもヒミツに暴いていた?!











第4章~猛射つ~(うつ)





湯川の出身高校の「物理研究会」が廃部の危機。


OBに助けを求めるメールが後輩から送られてきた。



湯川はその後輩の事は会った事もなかったし知らなかったが、


母校の後輩のために一肌脱ぐ事になる。




部員を集めるためのデモンストレーションで、


あっと驚く企画を後輩に伝授した。



その後輩「古芝」だった。



古芝が湯川の勤める東都大の工学部に入学した事を報告に来る。



湯川は後輩の訪問に喜ぶ。




しかし、


古芝の姉が突然亡くなり、


古芝が大学を辞めたことを知る。





働きながらでも続けられたはずの大学を・・


なぜ古芝はやめたのか?



古芝が就職していた工場から姿を消す。





姉の市は病死とされていたが、


その死の裏には・・



ある真相が!





古芝の失踪のには姉の復習が?





湯川が古芝を救うため奮闘する!!






湯川が後輩であり教え子である古芝に・・



ある事をさせないために!!






湯川の愛情は古芝を救えるのか?!














あなたもこの感動を味わってみませんか



















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つい何度も読んでしまう「万能鑑定士Qの事件簿」♪

2012-10-14 05:24:18 | 




もうこれで何度読み返してることだろう?



松岡圭祐の「万能鑑定士Qの事件簿」





昨日1巻からまた読みはじめてしまった!笑



もう内容はわかってるし、


次はこうなる!ってわかってても・・



つい、



同じところで笑い・驚き・感動する





主人公「凜田莉子」の鋭い観察眼はもちろん読みどころなんだけど、



それと同じくらいいつも楽しみなのは、




週刊角川の記者小笠原悠斗と莉子の恋の進展



この二人のなかなか進まない恋が、

もどかしくもあり


でも、

なんか応援したくなっちゃうの



ゆっくりだけど、

巻が進むごとに少しづつしっかりと絆が深まっていってる気がする。





1巻の、


小笠原と莉子の出会いの場面は思わず笑えてしまった。


笑ったら小笠原君に失礼かも知れないけど、



なんか、


純朴な小笠原君の内面が見えてすごくいい☆



その思いにまだ気づいていない莉子に、


さらりと交わされてしまうところも笑える!





そして、


1巻では・・


現在の鑑定士としてクライアントをうならせる観察眼と知識を持つ莉子☆



それとは対照的に、


学生時代の劣等性で天然な莉子☆



それが話の中で交差して出てくる。


それがまた面白い





そして、



なかなか就職が決まらず、お金にも困っていた莉子を、



リサイクルショップ「チープグッズ」の店長「瀬戸内陸」と出会う事で、



莉子の人生は大きく変わっていく。



瀬戸内が莉子に伝授する勉強法も読みどころだ(^_^)v






面白くて知恵がつく 人の死なないミステリー




読み進めるたびに自分も賢くなって、


莉子と一緒に成長しているように感じられるのも、


この小説の魅力になってると思います♪






まだ読んでいない人はぜひ読んでみてほしいです☆





私の周りでも、



莉子ファン急増中!!笑














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松岡圭祐の「催眠」主人公の嵯峨敏也の真っ直ぐさに感動☆

2012-10-02 03:49:00 | 




松岡圭祐の「催眠」たった今読み終わりました☆


それにしてもこの表紙・・


なんか、



怖い!!





「催眠」って聞くと、



ショー的なものを想像する。



よくテレビでも見かけたりする・・





なんだか胡散臭いもの





ホントなの?



・・って疑いたくなるようなもの。。




私はそんな風に思っていました。




だけど、


これを読んで、





催眠の事を誤解してた事が分かりました






催眠術って言葉はそもそもないんだって。




いつの間にかそんな風に言われるようになって・・



本来は、



催眠は精神的疾患の治療の一環としてつかわれるものらしい




催眠は、



「かける」とは言わず、「入れる」というらしい




私達の心の中は、



理性があり、それが本能の周りを覆っいる状態。



その理性を「催眠」によってゆるめることで「本能」にふれることができるらしい。





そんなことも勉強になりつつ、


これを夢中で読んでしまった(^O^)



何がよかったといえば、



やはり、






主人公「嵯峨敏也」の真っ直ぐさ!!






患者を助けたい一身で、



後先考えずに突っ走ってしまうところ☆






松岡さんが書く小説には、



こういう主人公が多い。



私が大好きな「万能鑑定士Qの事件簿」の凜田莉子もそうだし








東京カウンセリングセンターの催眠療法科長「嵯峨敏也」は、



テレビで見かけた入絵由香を見て、


専門家の目から「多重人格障害」ではないかと疑いを持つ。




そして、


どうしても由香を助けたいと思う。






入絵由香は、



どういうわけかは分からないが、


ニセ催眠術師の「実相寺則之(じつそうじ のりゆき)」のもとをたずねてくる。




稲妻が光り雷鳴と同時に、



由香は変貌する!!



自分を「宇宙人」だという。



わけが分からない実相寺。



変なやつだと思いながらも、



由香と話してるうちに、



由香の類まれな記憶力☆



そして、



その人が考えている事を見抜く読心術☆




それに驚かされ、



「これは使える!」



と・・


社長に売り込む。




由香も実相寺のもとで働きたいといい、



由香は占いの店で働く事に。





「当たる」と評判になった由香の店は繁盛する。



由香はテレビにも出演するようになり、





それを、




嵯峨が見つけたというわけだ。





嵯峨は由香の身元を調べる。





すると、




やはり「多重人格障害」の疑いが強くなる!






そして、



あるとき、


なぜか警察に目をつけられていた由香が参考人で連行されることになり、



その場に居合わせた嵯峨は、



由香を無理矢理連行しようとする刑事に食って掛かってしまう。




嵯峨も共犯と誤解され、



一緒に警察に連行されてしまう。





事情を説明し、


嵯峨の上司の口ぞえで疑いは晴れたものの・・


上司からはこの件から手を引くように言われる。




しかし、


どうしても由香を助けたい嵯峨は、


また無断で行動を起こしてしまう。






由香は「詐欺の容疑」であった。



2年前に証券会社に勤めていた際に、


2億円を着服した疑いがあるのだという。




しかし、


嵯峨は、


多重人格の由香がそのような犯罪が出来たとはどうしても思えなかった。




由香の疑いを晴らしたかった。




そして、


由香を苦しみから救ってあげたかった。









その強い思いだけが嵯峨を突き動かしていた!!








そして、




由香がなぜ多重銀閣障害を発症してしまったのか?





その原因に迫っていく!!








一方、



由香はどうして犯罪者に仕立てられてしまったのか?




誰が?



何のために?








最初から最後まで読み応えのある内容です。







嵯峨の真っ直ぐな気持ちが、




警察関係者や上司の心も動かしてしまう!!





嵯峨の熱き気持ち☆





これがいいんだなぁ~















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