加納朋子「七人の敵がいる」読み終わりました☆
これを読んで
とても懐かしく・・
当時の大変だったことを思い出しました。
タイトルだけみると
どんな話なんだろう?
そう思いながら読み始めたけど
どんどん引き込まれていきました
子供が小学生になり・・
母親がぶち当たる
大きな壁
それは~
PTAの役員
主人公の陽子は
編集者として忙しい毎日を送っていた。
陽介が小学校にあがり
初めての保護者会
そこで思い知る
その過酷な現実
男社会でバリバリ働き
いいたいことを
ズバッ
といってきた陽子
しかし!
ここでは
そういうことが通用しなかった。
自分自身のことなら
自分が我慢すればいい
だけど
息子という人質を取られてる以上
下手なこともできない。。
自分は嫌われても・・
子供が嫌われ仲間外れにされること。。
↑そんなことがあってはならない
そのために陽子は
忙しい中で
更に重い荷物を背負いこむことになる!!
働いてるから・・
なんていうことが通用しない
PTA役員の選出
くじ引きも当たり前の現実。。
「おかしい・・」
そうおもいながらも
それから逃れることはできない。
学級からの委員の選出・・
学童保育からの委員の選出・・
なぜこんなに負担を背負わなければならないのか?
そして・・
陽子は陽介の
本当の母ではないことが陽介にわかってしまう。。
そのわけ・・
そして
本当の親子以上にしっかりつながる親子の絆
これは
困難を乗り越えたからこそ
なのかもしれない。
生きていると
いろいろ厄介なことが起こる。
やりたくないことをやらざるを得ないことも。。
だけど
決してそれは
自信を苦しめるだけの物ではない
そこには
必ず
自分を強くしてくれる宝が隠されている
世の中は自分の敵ばかりじゃない。
必ず
味方もいてくれる
昨日の敵は
今日の友になるかもしれないし
そんなことを思わせてくれる作品でした。
私も娘たちが小学生の時
役員を2度やりました。
校外委員と広報委員
校外は
朝の交通当番の当番表を作ったり
できない人の代わりにその分をやったことも。。
苦情の処理もいろいろあったなぁ。
広報は
副院長にもくじでなってしまい・・
しかも!
その年うちの学校はブロックの当番校
他の小学校との合同会議の議長にもなり・・
なんだかわからないうちに大変なことに。。
だけど
今思うと
役員をやったことで学校のことがよくわかったし
今まではなしたこともなかった人たちとも顔見知りに。
それをやったことでいろいろ勉強になりました。
やり遂げた後の爽快感もあったしね
子供が生まれたばかりのころは
こんなことが待ち受けてるなんて誰も考えないよね~。
子供を育てていくのって本当に大変!!
だけど
その大変さがあるから
がんばれる!!
そう言うこともあるのかも
今は娘も母になり・・
これからPTAとも戦っていくんだろうなぁ~。
がんばれ~