読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

秋川滝美「放課後の厨房男子~進路篇」~間に合わせの部員がいつの間にか結束の固い仲間たちに☆~

2017-07-30 04:13:54 | 
秋川滝美「放課後の厨房男子~進路篇」読み終わりました。



末那高の


男子の腹を満足させる野獣料理を作る「包丁部」



毎年


廃部を何とか回避できるくらいの



ぎりぎりの部員を集めてやっている


この部☆




3年の部長 翔平と副部長の颯太



この2人が包丁部を引退して



部長は大地に受け継がれる。



大地率いる包丁部は



1年の優也と不知火の2人を含む



3人に



最低でも


5人を確保しないと廃部になってしまう。



そんな危機感迫る包丁部に・・



な・・なんと!!



朗報が



前回の末那高蔡の時に



協力してくれた


バレー部の「キングオブいい人」の金森が



包丁部に入部する



金森の家の金物屋がピンチ!!



それで人件費節約のため金森が家業を手伝うために



バレー部を辞めることに。。




大地たち包丁部のメンバーは


なんとか金森に


好きなバレーを続けさせてあげようと


自分たちも店を手伝う。




しかし・・


金森はバレー部を辞めて包丁部に入部希望してくる




大地たちには



部員が増えることは願ってもないチャンス☆




そして



新包丁部は



大地を部長としてスタート?



しかし・・



金森が入ったことで



大地が



自分より金森の方が



部長にふさわしいのでは



そう思い


提案する。



しかし!



優也と不知火の




「部長は大地先輩」




照れながら・・



いう2人




それを大地は照れくさく思いながらも



嬉しく思う




部員集めのために



「誰でもいいからとりあえず」!!




そんな気持ちで入れた優也と不知火だったが・・



いつの間にか



包丁部の結束は




強くなっていた




そのことを大地は嬉しく思う





そして



新入生を勧誘できるのか?!




今回は点心に挑戦する大地たち




肉まんってそんなに簡単にできるんだぁ~!



・・ってΣ(゚Д゚)



これは家でも試してみる価値あり





安い材料でおいしい料理☆



家庭でも参考にできる料理と



ザ☆青春!!



・・・って感じも味わえて



仲間っていいなぁ~♪



と思えたり




誰にでも欠点はあるよ。



そこをどう生かすかは自分自身と



そしてそれを分かってくれる人がいてくれること



そんなことを教えてくれる作品だと思います














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末浦広海「不眠探偵と哀しき暗殺者」~嶋野に課せられた任務は白崎と夫婦になること?!詳細を知らされない裏に哀しい暗殺者が~

2017-07-24 03:36:46 | 
末浦広海「不眠探偵と哀しき暗殺者」読み終わりました。



これはシリーズの2作目☆




捜査一課の刑事だった嶋野が



同僚の事件隠ぺいをした警察組織に嫌気がさし



妻の転勤に付き合いやってきた神戸




そこで



梶谷から紹介された刑事「仁科」に



新しい転職先を紹介してもらうため会うことに。



そこにたまたまいた探偵の「江藤」にスカウトされ



嶋野は探偵なる。



そして


探偵を始めて間もないのに


田舎で農業を継ぐことになった江藤の代わりに



「キャップ」に就任する。





最初は嶋野を疎んじていた白崎樹里だったが



今ではすっかり嶋野に信頼を寄せている。



そして


今回


庶務全般を務める


田端から嶋野に依頼された任務は



白崎と夫婦になることだった




詳細を語らない田端




その任務は




高級住宅地に住む



親子の命を守るというものだった。




その親子が通う塾に潜入するため



白崎とその娘(実際には値はつながっていない)アリスと嶋野



3人は家族になる





なぜ



桜子と悠斗は



命を狙わらねばならないのか




田端に尋ねても


重い口を開こうとはしない。。





その裏には・・



裏社会で生きるものの




厳しい掟




それによって



殺されてしまった



息子を



諦めきれない




哀しい暗殺者が




死を目の前にした



暗殺者。。




体に鞭打って突き動かすのは




ただただ・・




そこへ向かわねばならない父親の執念





そこにはまた



殺した息子と父親の間にも



行き違いが。。





裏社会を知り尽くす



田端さんって何者?!



そして


所長の大田原章子と田端の関係って?!





白崎と夫婦役になることで



白崎の両親から聞く



白崎樹里の過去




嶋野と白崎の距離がグッと縮まる




そして


嶋野に



「ほんわかしていますから、年配の女性には受けがいいのでしょう」



という白崎の言葉に



思わず笑ってしまった




嶋野の風貌が想像される





嶋野のピンチに



村井がかけつけ危ないところを救ったり・・




白崎がフォローしたり



チームワークも抜群




しっかりとチームができあがった



大田原探偵事務所のメンバーたち




田端さんや大田原所長の過去も分かり



また新たにチームワークも結束する




次もまだあるのかな?




江藤の読み通り



嶋野は探偵に向いてるのかもね^^b



「無眠者」(眠らなくてもいい体質)ということも


探偵にはあってるよね



キャップ嶋野康平がんばれ~












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小湊悠貴「ゆきうさぎのお品書き~親子のための鯛茶漬け」~新しい家族の出発のはなむけに大樹が作る最高のお茶漬け☆

2017-07-22 03:27:33 | 
小湊悠貴「ゆきうさぎのお品書き~親子のための鯛茶漬け」読み終わりました。



このシリーズにすっかりはまってしまった私



20日に新刊がでる事を知り予約して買っちゃいました^^




単行本はそうそう買えないけど



文庫だと手を出しやすいよね。




それがこのシリーズの嬉しいところでもあります♪




一番私が気になってるこのシリーズの読みどころは



なんといっても、



大樹と碧の距離がだんだん縮まっていくところ



でも


それが


じわじわと・・


ゆっくりと・・



というところがまたいいんです




碧は自分の大樹に対する気持ちに気づいていて



一緒にいられることをとても嬉しく思っている



一方


大樹も碧と一緒にいることに


心地よさを感じているものの・・


それが


碧への好意かどうかということに



ハッキリとは気づいていなった。



しかし!



今回



大樹は目覚めますよ~



碧のことが好き



そうハッキリと認識するんです!!




遅いよぉ~。



読者は完全にわかってるのに!笑



まぁそういうところも


大樹の魅力ではあるんだけどね。




碧のためにシュシュを買うシーンは・・



いかにも大樹らしくて・・



ほほえましかった!笑







そして


その気持ちに気づいたきっかけは・・



碧に好意を寄せる



ライバル現る




コレなんです。




次回は




このライバルが絡んでくることで




大樹と碧の新たな関係が始まると・・



私はにらんでいます!笑




楽しみ~♪




碧がゆきうさぎでアルバイトを始めて2年半




大学3年になった碧が




その後の進路で



大樹との関係がどう変わっていくのか?





お客さんに「おかみさん」と間違われた碧




嬉しくて♪恥ずかしくて




そんな碧がかわいかったなぁ*^^*






恋のゆくへも気になりますが



このシリーズのもう一つの読みどころは



やっぱりお料理




大樹の作る



食材を生かしたおいしい料理




そして



それプラス☆




人の気持ちを考えて作る




最高のおもてなし料理







碧の友達の玲沙の母が再婚することなり


食事会をゆきうさぎですることになる。




新しく父親になる人と玲沙の母



そして玲沙



3人の好きなものを組み合わせた




鯛茶漬け




新しい家族の出発のはなむけ





感動したなぁ







碧の母の教え子だった「都築」


十年前にゆきうさぎで食べた茶碗蒸しが



食べたいと注文するも・・



大樹の作る茶碗蒸しではなかった。。



大樹の祖母のノートから


その茶碗蒸しの正体が明らかに☆



そして再現するその茶碗蒸しには



卵黄が入っていなかった



見事に再現する大樹



それは



都築への宣戦布告




全部読み終わるとそんな風に受け取ってしまう私




気が早いかっ!笑





この茶碗蒸しも作ってみたいなぁって思いました。




早速




早くつづきが読みたーい!!




小湊さん待ってますよ










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堂場瞬一「内通者」~情報屋の目的・・それは刑事を追い詰めるためだった?!~

2017-07-21 02:54:19 | 
堂場瞬一「内通者」読み終わりました。



あ~緊張した!!




謎・・謎・・謎・・



攻めで一時も安心できない感じ。



それがまた面白い♪




会社から不当な扱いを受けていた「椎名」



役人と建設会社の収賄疑惑を



椎名は警察にタレこむ。





捜査2課係長の結城は



県の土木局の部長「会田」と房総建設の役員「藤本」



を内偵捜査していた。





張り込み中に結城にかかってきた電話



それは



妻「美貴」が倒れたという知らせだった。




そして



美貴の突然の死。。





一人暮らしをしていた一人娘の若葉とも



なんだかしっくりいかない。。




すぐに仕事に戻る結城だったが・・





椎名との窓口になっていた花岡から



「椎名の様子がおかしい」と聞かされる。




結城が椎名に会ってみることになる。




そして・・



そこから転がっていく・・



椎名の不審な行動による



結城への










そして



若葉にも



その魔の手が





椎名は結城のことを前から知っていた?!




結城には覚えがなく・・




困惑する。。





椎名と結城の接点とは





父と娘のぎこちない関係




美貴の死が



2人を向かい合わせる



そして



20年間隠し通していた




秘密





まさか!



こんな形で



秘密が明かされるときがくるとは





狂った椎名




そして



それによって若葉の命が危険にさらされる




若葉は無事に開放されるのか?!




椎名の正体とは






母親がいなくなったことで




父と娘の関係がぎくしゃくしてしまう。




どこの家庭でも



父と娘というのはそういうものなのかもしれない。



どうしても


娘は母親には話すけど


父親とは突っ込んだ話はしない。



…ということがあるんだよなぁ。




私もそうだった。



特に家にほとんどいない父親との関係は特にね。




だけど



父親が嫌いというわけじゃない。



なんだろう?



なんとなく敬遠してしまう。



照れくさいというか・・



父親も



娘に対して



「どう接したらいいかわからない」



そういう気持ちがあるから余計にぎくしゃくするのかも。




結城と若葉の2人で会ってるときの



空気感が


何だか手に取るように分かって


こちらまでなんだか気づまりになってきた




でも



若葉のピンチに



結城が



刑事ではなく父親になって冷静でいられなくなった




そこに感動した





たった2人だけになってしまった家族




その家族を守りたい結城




結城と若葉が



真の親子になった瞬間だと思いました




若葉のなりたかった職業・・




お父さん!



むっちゃ嬉しかっただろうなぁ




最後まで手に汗握るけど・・



最後はホロッとさせられる




そんな内容になっています。






いつ誰に



自分の知らないところで


恨まれているかわからないよなぁ~。



・・・ということも考えさせられました。




こわ~っ。。













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末浦広海「不眠刑事と探偵の朝」~同僚の事件で組織に嫌気がさし刑事を辞めた無眠者の嶋野が探偵にスカウト?!~

2017-07-17 03:33:22 | 
末浦広海「不眠刑事と探偵の朝」読み終わりました。



末浦さんの作品を読んだのは初めてでした。




タイトルに惹かれて読んでみることに♪


コレ!シリーズものだから


ハマったら楽しいかも~♪って^^



読んでみたら



面白かった



探偵ものっていろいろあるけど



これは新しいんじゃない?





捜査一課の刑事だった嶋野




同僚が自殺!!



その裏にあった



組織の隠蔽に嫌気がさし・・



刑事を退職




薬の研究員の妻「聡美」の転勤で神戸へ



そして



仕事を紹介してもらうように先輩刑事の「梶本」に紹介された



仁科にあう。



しかし・・


思ったような仕事が無く



帰りかけたとき



たまたま仁科と一緒にいた



江藤という男に声をかけられる。




江藤は探偵だという。



そして



嶋野を「やってみないか」と誘う。



返事もはっきりしないうちに・・




江藤のペースに引き込まれ



「やってみて嫌だったらやめればいい」



と強引に事務所に連れて行かれる。





嫌々だった嶋野だったが・・




仕事は自分がやってきた刑事の仕事と似ていて



「張り込み」では



嶋野の特性を生かすことで



重宝がられる。



嶋野の特性・・



それは



無眠者




無眠者とは・・



病気で寝られないのでなく




遺伝的なもので



眠らなくてもいい体質




一週間で5~6時間寝れば大丈夫という



特殊な体質




これは刑事にも



探偵にも有利な体質だった




それを生かし



張り込みや尾行に励む嶋野



だったが・・



優しい性格が災いし。。



ターゲットに気づかれてしまうという失態



コンビを組んでいた「白崎」に



上手くフォローしてもらいその場を何とか切り抜ける嶋野




しかし・・



その失態で自信を無くしてしまう。。



そんな嶋野だったが・・



キャップの「江藤」



昔やんちゃしてた妻子持ちでバリバリ関西弁の「村野」



むっちゃキレイでむっちゃ強い「白崎」



経理をこなすダンディな老人「田畑」



事務所の仲間たちに助けてもらいながら



探偵の仕事をこなしていくうちに



探偵と言う仕事が好きになってくる。




そして・・



たった5日で



新キャップに任命される



謎の所長「大河原章子」



一目会っただけなのに



嶋野を新キャップと認める☆




江藤が辞める?!




ハチャメチャな展開



そして



嶋野の抱える心の闇



特異体質



そして



依頼の意外な成り行き




いろんな要素が盛りだくさんのこのシリーズ☆



続きを読むっきゃないよね




新キャップの嶋野の活躍が楽しみ




愛妻家嶋野が



特異体質を生かして時間をかけて作る



愛妻への心のこもった料理も読みどころだよ



フォンドボーから作ったフランス料理



食べてみたいなぁ~



















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