読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

柴田よしき「ワーキングガール・ウォーズ」~頑張ってるワーキングガールへの応援歌♪~

2014-12-28 02:56:29 | 



柴田よしき「ワーキングガール・ウォーズ」読み終わりました☆



最近柴田さんの作品にハマってます♪




これもよかったなぁ



何がいいか?





傷だらけになって働いてるワーキングガールへの応援歌





↑そんな感じがいいっ




私はOLをしたことがなくて・・



雇われて



給料をもらって



自活!



そういうことがちゃんとできてる人って



偉いよなぁ



・・って



素直にそう思う。




一人で生きていく!



・・って



スゴク大変なことだもんなぁ。




主人公の



墨田翔子を見てて(正確には読んでてだけど!笑)



本当にそう思った。




女性が会社での地位を築き



それなりの給料に見合う成果を上げていくっていうのは



誰にでもできることじゃないなぁって。





墨田翔子37歳



大手音楽関連企業の企画課係長



部下かからは嫌われ



そんな嫌われてる自分に慣れてしまった。



↑と自分で納得しながらも



心のどこかでは



そう無理に思いこもうとしてる自分がいた。




何かに癒されたい・・



そんな気持ちが



翔子を


ケアンズに向かわせた。




ふと立ち寄った旅行会社のパンフ☆




ケアンズ在住で旅行会社の添乗員の愛美とのメール




初めての海外。



「ペリカンを見に行く」★



そんな理由を引っ提げて



有給を取り向かうのだった。




同じツアーに参加した「嶺奈」



その様子がおかしいと気づいた愛美



翔子に嶺奈の様子を見ていてほしいと頼む。




嶺奈はそのツアーに参加していた



新婚カップルの男性の「元カノ」だった?!




嶺奈の目的は?




そして・・



大波乱!!




翔子から愛美泣きながらかかってきた電話




翔子と嶺奈が取っ組み合いのケンカ





女3人のケアンズで始まった奇妙な?つながりが




友情へ





ケアンズで一人で頑張る「愛美」



新しい恋が始まる「嶺奈」



嫌われながらも部下のために尽力する「翔子」




それぞれが



悩み



傷つき



それでも頑張って




今を生きていく




そんな姿に



エールを送りたくなる





そんな作品です




生きてくってたいへんだぁ。。




だけど



「生きててよかった



そう思える瞬間があるから



何とか頑張っていけるんだよね?




そんなことを思った。




手に職がある私だけど・・



思うようにはなかなかいかなくて・・



でも


お金はなくても


家族がいてくれて


自分のするべきことがある☆



それは幸せなことなんだなぁ



そんなことも思ったよ。




来年どうなっていくんだろ?



五里霧中・・



未来のビジョンは見えないけど



とりあえず


今を頑張って乗り切ろう




そういう勇気をもらった♪




本ってホントにいいですね!




来年もここで変わらず書いていけたらいいなぁ~^0^




では



良いお年を
























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真保裕一「デパートへ行こう!」~人生の窮地に立たされた人たちが救いを求めて向かった先はデパートだった

2014-12-24 02:23:22 | 



真保裕一「デパートへ行こう!」読み終わりました☆



真保さんの作品は初めて読んだよ。



タイトルに惹かれて図書館で借りてきたの^^




コレすっごくよかった




何が良かったって?



まず



最後が




ハッピーエンドなんだよね



これって何よりいい!



ただのハッピーエンドって言うのとは


また違うンだけど・・



まぁこれから辛いこともいっぱいある!



だけど


このデパート


「鈴膳」に来たことで



その人たちの行く末・・



覚悟ができていく




北風と太陽って話があるでしょ?




北風と太陽が旅人のコートを脱がそうと



対決する!



北風がいくら冷たい強風を起こしても



脱がすことができなかったコートを



太陽は



ぽかぽか温めるだけで



あっさり脱がせてしまう。





人って



きつく叱られたり・・



責められたりしても・・



逆に意固地になって



考えを改めることってなかなかできないよね?



だけど


本当に自分のことを考えてくれる


そんな



温かさに包まれた時・・



素直に受け入れることができたりするでしょ?





この小説は



その



デパートのぬくもり



それに寄って



人びとが道筋を誤ることなく歩いていける




そんなお話。





加治川英人は



職を失い



家族を失い。。




もう明日生きていくのに必要なお金も底をつく。。



家族で行った幸せだったころのデパートへ自然と足が向く。




母が連れて行ってくれた



貧乏だった母子家庭の加治川が



ひと時幸せだったあのデパート。



お金がなくても



屋上の動物たち



10円で動くのりもの



そんなもので1日遊べた時代。




妻と娘と休日にいった



笑いあったデパート。




離婚して



妻についていった娘。



娘とのデートもデパートだった。



しかし


いつしか


そんな父に娘はそっぽを向くようになる。。



そして


音信不通。



最後に娘に電話をかけた加治川


やはりつながらなかった。




加治川は行く末を悲観し・・



最後に行ったデパート



そこで人生の幕を閉じようとしていた。





閉店後もそこに潜む・・





一方



デパートの店員「真穂」はデパートへの復讐のため



事件を起こしてやろうとこの日を決行の日と決めていた。





そして



閉店後のデパートに潜む。





一方



コージとユカは家出をしてきていた



お金も底をつき



目指したのはデパートだった。



閉店後のデパートに潜むことに。




一方


塚原はヤクザに追われていた。


手を負傷し


逃げ場を探してやってきたのは



デパートだった。




トイレに身をひそめていた。





そんな人びとの偶然の一致が




真穂の計画をくるわせ




狂った分かみあった人びとの関わりあい。




それに寄って



みんなが救われる。




デパートの「お飾り社長」といわれている矢野純一郎。




矢野はある収賄事件を起こした社員の責任を求められ・・



失脚させられようとしていた。




矢野が向かったのも



やはりこの日のデパート「鈴膳」だった。




そして



初めて知る裏方の仕事ぶり。




矢野が拾った「携帯電話」が



加治川と娘「雅美」をつなぐ☆




そして


この日「鈴膳」に集まった人びとの



暖かい関わりの中から生まれた



生きていく道




これを読んだら



絶対に




「デパートに行こう!」




そう思うはず





私も子供時代は・・



加治川のように



デパートが好きだった。




屋上で触れ合った動物たち



10円で乗れた動くのりもの



レストランで飲んだクリームソーダ




貧しかった時代の贅沢☆





今はデパートも変わってしまったけど・・



それでも



鈴膳のようなあったかーいそんなデパート☆




いいなぁ





時代は変わっても



きっと人びとが最後に目指すのは~・・





あったまるわぁ~


















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松岡圭祐の「探偵の探偵Ⅱ」~妹、咲良を死にいたらしめた探偵に迫る!その陰に強力な協力者!が・・~

2014-12-20 02:56:16 | 




松岡圭祐の「探偵の探偵Ⅱ」読み終わりました☆



Ⅰを読んで続きが気になって



Ⅱは予約して購入☆




今までなかった設定なので



スゴク興味深く「帯」にもあるように



「ページを繰らせる力」



あります!!





Ⅰでは


妹のように思っていた


「琴葉」を巻き込むことになってしまい


大変な怪我を負わせてしまった玲奈。



そんな琴葉に負い目を感じていた。



しかし


琴葉の思いは違った。



玲奈にこれからもついていきたい



私が玲奈さんを守りたい




そんな風に考えていた。




家族の反対を押し切り



琴葉は「対探偵課」へ戻ってくる。




そんな琴葉を


玲奈も拒むことはできなかった。



なぜなら・・


玲奈の中にも


琴葉と一緒にいたい



そういう思いがあったからだった。





今回は


ストーカーに殺された玲奈の妹『咲良』の



殺されてしまうきっかけを作った探偵に迫っていく!!



ついに





その名前が明かされる






DVシェルターから連れだされた11人の女性。



この女性たちを助けるため



玲奈は一人で立ち向かっていく!!




しかし・・



玲奈一人の力ではどうにもならず・・





絶体絶命のピンチに





そこに現れるのが





警視庁捜査一課警部補の「窪塚悠馬」だった。




Ⅰでは


玲奈に閉じ込められた窪塚。



玲奈に少なからず興味を持っていた。



その窪塚に


ピンチを救われる玲奈。



そして


シェルターから連れだされた女性たちを助けるため



窪塚とともに奮闘する!!




窪塚の家族と関わり・・


窪塚の背負っている哀しみにも触れる。



そんな窪塚の背景にあるものを感じた玲奈。


窪塚に対して心を許していく。




そして・・



ついに犯人グループの後ろに絡んでいた



探偵の名を聞くことになる!!




その探偵は



妹、咲良を死にいたらしめた許せないやつ!!




名前をついに~!!




しかし



それとは引き換えに



悲しい結末も待っていた





強い女に見える玲奈。



しかし!



玲奈にはそうならざるを得ない




深い悲しみがあった




咲良の敵を取るため



そして

これから咲良と同じような目に遭う人たちがいなくなるように



そのために


笑顔を封印し!


悪徳探偵と傷だらけになって戦う玲奈。



そんな玲奈を応援したくなる




そんな作品です




そして


ストーリーだけじゃなく


役に立つ情報もいっぱい☆



1冊で3倍以上楽しめるんじゃないかな




単行本じゃなく


いきなり文庫なので



お手軽に読めるところも魅力



ぜひ「探偵の探偵」ⅠⅡと続けて読んでみてほしいです




次回のⅢの発売も決定してるようなので楽しみ~


















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柴田よしき「クリスマスローズの殺人」~ヴァンパイアが起こしたヴァンパイアゆえの殺人事件?!~

2014-12-14 02:59:45 | 



柴田よしきの「クリスマスローズ殺人事件」読み終わりました☆



タイトルにつられて図書館で借りてみた♪



時期的にも



ド・ストライクでしょ?笑



面白かったよ




現実離れしてる?ってったら・・



そーかもしれないし・・



実際に



あるかも



そう考えたら



あるかもしれないよ




なにしろ



この作品は



「ヴァンパイア(吸血鬼)」がいるという前提になってるので





コレを面白がれる人には



楽しい作品だと思う




Vヴィレッジ(ヴァンパイア)が暮らす村出身の探偵「メグ」



一人で探偵事務所のオーナー兼探偵をやっている



急な出費がかさみ



ピンチのメグが助けを求めたのは



同じVヴィレッジ出身の高原弁護士事務所のオーナー


「高原咲和子」。



仕事を回して欲しいと頼む。




咲和子が回してくれた仕事は



依頼人が韓国に出張中に妻の浮気の調査だった。




そこへやってきたのが



刑事でおなじVヴィレッジ出身で黒猫に変身できる



糸井タケル。




クリスマスローズに囲まれた遺体の写真を見せられるメグ。




連続殺人の謎を解くヒントはないかと相談される。




そこではピンとこなかったメグだったが・・



後にこの事件の写真が



犯人を割り出す重要なヒントになる☆





同じVヴィレッジ出身で作家の「白鷺太郎」


と交代で依頼人宅を張り込みする。




妻が浮気するなら



夫が出かけた当日のこの日だと読んだメグだったが・・



一向に妻は出かける気配もない。



誰かが訪ねてくる気配もない。



しかし



太郎は夜が更けてもカーテンが閉まっていず



電気もつかない寝室に不信を抱く。




こうもりに変身できる太郎は



こうもりになり偵察へ



浴室の窓から侵入した太郎は



そこで



「依頼人の姫川均」の遺体を発見するのだった





なぜ韓国に入ったはずの均がここで死んでいるのか?



妻の朝子の姿は家の中にない!!



朝子はどこへ消えたのか?!





メグが家中を探すもみつからない朝子。




自分の身分(ヴァンパイア)がばれることを恐れ



警察に届けずにそこから逃げ出したメグ。




その後


糸井から



朝子の遺体が




クリスマスローズに囲まれて発見された




と聞かされる。




メグが張りこんでいた部屋に



糸井から預かった「クリスマスローズ殺人事件」の写真が落ちていた。




と糸井から御叱りを受ける!





その写真同様に殺されていた朝子。




浴室の均の遺体は消えていた!!




一体これはどういうことなのか??




クリスマスローズ殺人事件の2人目の犠牲者




玉島寛美の部屋で見つけた写真から



メグは犯人に近づいていく・・




鏡に映らないその人物の正体!!





その正体を悟られてしまったことで



殺された均?!




ヴァンパイアが


ヴァンパイアであることゆえの



殺人事件





もしかすると~



あなたの近くにも



「ヴァンパイア」が





この事件を楽しんで読めるかどうかは



あなた次第























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柴田よしき「やってられない月曜日」~何気ない日々♪人との縁(えにし)♪幸せはそこにある☆~

2014-12-07 02:48:10 | 




柴田よしき「やってられない月曜日」読み終わりました☆



サクサクッと短時間で読めた♪



図書館に行って



何気なくタイトルに惹かれて手にとったこの作品。



柴田さんの作品は初めてで



「読んでみよっかな♪」



軽い気持ちで借りて読んでみたら・・




いいじゃんコレ




開拓してみるもんだね^^





私は今まで


OLって言うのをやったことがないんですよ。




学生時代バイトはしたけど・・



美容学校入って



その時知りあった今のダンナと



そのままゴールイン!



美容師にはなったけど・・



今は自営だし。。



そういう・・


外の



荒波にもまれる



という経験がない。




外で働いて


お給料をもらって


自分で自分を養うことの大変さ!



そういうものは・・


こういう本やそういう人の話で知るしかない




これを読んで




金曜日が待ち遠しいこと☆



月曜日が憂鬱なこと



そんな気分を味わうことができた




主人公の


高遠寧々は



入社8年のOL



仕事は「経理」



29歳・独身・彼氏なし



コネで入社したことがコンプレックスで仕事に手を抜けない



自分のことを「ブス」だと自覚してる





そんな寧々と同期入社で


同じくコネで入った


百舌鳥弥々(もず やや)



弥々と寧々は


毒舌で会話できる親友



親友だけど


べたべたせず


趣味もちがう


お互いを尊重するいい距離感の関係




寧々とは対照的に


お気楽~♪に仕事をする弥々




「もっと力ぬいたら~」


と弥々からいわれる寧々



だけど


それができない寧々



仕事に真面目ゆえに



領収書の件で


営業の小林樹(男)と口論になってしまう。




機嫌を守らずに出した領収書に



受理できない



↑と寧々



融通をきかせろ!



↑と小林




この一件で



寧々は小林を嫌な奴



と思っていた。



しかし!



寧々の所属する経理課の課長「島」(女)と



小林が不倫!!



偶然一緒にいてもめているところ・・


涙を見せる島と小林の切ない表情をみてしまう。。




そこから小林のことがちょっと気になっていた寧々





趣味であるジオラマ作り(模型)の買い物に



秋葉原へ



そこで偶然、小林に会う。



そして



「嫌な奴」だと思っていた小林が




「ずっと謝りたいと思っていた」



↑ことを知って



寧々も心を開いていく。




小林のいった




「もし何か、ほんの些細なことが違っていたら、


決して出逢ことがなかった者同士が、偶然っていう、



なんか不思議なものせいで出逢って、互いの人生を互いに変え合っていく。



そう考えると、縁(えにし)って、なんて神秘的なんだろう。」





↑この言葉に



一気に寧々は



小林に心を許すのだった。




人との「縁(えにし)」


それって


そう考えるとすごく素敵だなぁ~♪←これは私の感想




寧々はいろんな人と交わりながら・・



自分の仕事や


これからのことについて考える。



コネで入ったことを気にしていたけど



仕事はちゃんとやってる☆



卑屈になることはない。



毎日同じことの繰り返しだけど



その中で


ちょっとづつある変化★



当たり前のこと☆



そんなことが



幸せ



そう感じられる自分♪




自分の成長が感じられたことがうれしい自分♪



そんな自分が好きな自分♪





私も



そんな自分でありたいなぁ~!って素直に思った





行き詰ったとき



そんなときに


いいかも~♪


この1冊














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