読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

松岡圭祐「探偵の探偵」~傷だらけのヒロインを応援したくなる☆紗崎玲奈の憧れのルックスにも注目!~

2014-11-27 02:49:35 | 



松岡圭祐「探偵の探偵」読み終わりました☆



読みたい本がいっぱいありすぎて困る~。。



・・というわけで



前回に引き続き



またまたこっちを先に読んでしまった^^>




松岡圭祐さんの作品は大好きで



万能鑑定士Qシリーズ☆



千里眼シリーズ☆


も読んでる



今回のこの「探偵の探偵」



コレは「2」が出るらしいので



シリーズ化決定




これ読んだら


ぜったい「2」も読みたくなるに決まってる




それほど


ハマりました




タイトル見た時は



探偵の探偵



・・ってどんなのだろ??



それに~


本の表紙の



傷だらけの顔の女の子



どーいう話なんだろ??



そう思っていたんだけど・・


読んで納得





紗崎玲奈は



高校を卒業後




須磨康臣が経営する


探偵学校「スマPIスクール」に入学を希望する。




他の生徒とは違い


冷めた態度の玲奈。




整った目鼻立ちに抜群のスタイル




最も探偵には向かないと須磨は玲奈にいう。



「やめたほうがいい」と。



しかし


玲奈は



「探偵にはなりたくない」



という。






「ではなぜここに来た?」



と須磨。




「探偵のすべてを知りたい




そう玲奈は答える。




そんな玲奈のことが気になった須磨。



調べるうちに



玲奈の妹「咲良」のことが関係していることを知る。




須磨は玲奈から



「咲良」のことを聞く。





ストーカーされていた咲良は



それから逃れるため親戚の家に。



しかし


細心の注意を払ったのも関わらず



その居場所がストーカー男にわかってしまう




男は咲良とともに



遺体で発見される。。




その悲惨な遺体・・


発見場所・・





なぜ



居場所がわかってしまったのか?




それは



ストーカー男が依頼した




探偵



それに寄って暴かれた!





その



探偵を憎む玲奈。




そして



「探偵のすべてを知り」




悪徳探偵を




ぶっ潰す




それが



玲奈の仕事になる☆




須磨の探偵学校を卒業後



須磨は玲奈を



自分の経営する会社



「スマ・リサーチ」に入社させる。



「対探偵課」その部署にたった一人所属する。



それが「玲奈」だった。




探偵を探偵し悪徳な探偵をつぶす



それが



対探偵課☆紗崎玲奈の任務であった。



しかし


それは


「死」と隣り合わせの過酷な任務☆





悪徳探偵には「対探偵課」は目障りな存在以外の何物でもない。




玲奈つぶしをしてくる



敵たち!!




それに




正面から対決する玲奈




そんな玲奈はいつも傷だらけだ。






が・・



そんな玲奈に



妹分ができる。




「峰森琴音」18歳



玲奈より3つ年下の琴音。




姉が結婚し


就職先も住むところもない琴音が見つけた就職先



それがスマ・リサーチだった。



容姿端麗の琴音には「探偵は向かない」


そう思った須磨は



「対探偵課」への所属を命じる。



玲奈といいコンビになるだろうと須磨の親心★




探偵業ができると思っていた琴音は落胆する。




玲奈との仕事で



玲奈が殺され欠けるところを目の当たりにして



怖くなる。。




しかし


いつしか


玲奈の力になりたい☆



そう思うようになる琴音。



そして


最初は「足手まとい」だと思っていた琴音を



妹のように愛おしく感じるようになる玲奈。




ある事件で2人の絆は強まっていく





探偵課の唯一玲奈とちゃんと口を利く「桐嶋颯太」



玲奈の味方になりそうな警視庁捜査一課の警部補「窪塚悠馬」



この2人にも今後注目




世間に思われてる「探偵」と


実際の「探偵」の違いをまざまざと見せつけられ



「探偵」の見方も変わってくる。




玲奈のまっすぐで純粋な心☆




それは



著者の松岡さんの小説



「凜田莉子」「岬美由紀」にも通ずるところがある





傷だらけのニューヒロイン「紗崎玲奈」



応援したくなる




「2」が楽しみ~



















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碧野圭「書店ガール3」~人は辛いことを乗り越えるたび強く優しくなる☆~

2014-11-23 02:25:45 | 



碧野圭「書店ガール3」読み終わりました☆





えっ?



島田荘司の「龍臥亭事件(下)」のはずじゃ??




へへ^^>



ちょっと休憩して



先にこっち読んじゃいました



あっちはちょっと長いから


読むの時間かかるし^^;





・・というわけで



「書店ガール」「書店ガール2」



と読んできて



今回はその続きの「書店ガール3」☆



シリーズものっていうのは



登場人物の



成長が見られて楽しい



この作品でも



「書店ガール」の最初では



犬猿の仲とも思えた



西岡理子と北村(結婚したのち小幡)亜紀が



お互いをよく知ることで



最強の絆で結ばれた2人になっていく




人とのつながりって・・


どうなっていくかわからないよなぁ~。



↑そんな風にこのシリーズを読んでいると思う^^





最初は苦手だなぁって



そう思ってた人が




自分のよき理解者になってくれることもありえるかも




そんな風に思えるのが碧野さんの作品の魅力なのかも




今回の3では


西岡理子は新興堂書店の店長だけでなく


東日本地区を統括する「エリア・マネージャー」を兼任。



吉祥寺店にずっといることも少なくなっていた。



一方


小幡亜紀は子供の光洋が生まれ


子育てと仕事・家事に追われる忙しい毎日を送ってきた。



担当するジャンルも


「文芸」から「ビジネス書・資格・経済書」になった。



そのことで


亜紀は不満を感じていた。


文芸なら作品に興味を持てるから楽しみもあった。


しかし


自分に全く関係のない


そのジャンルには興味が持てず


お客さんから本のことを聞かれても



答えることができない。



↑そんな自分自身に自信を失っていた




副店長の市川との折り合いも悪く・・



頼りの店長の理子も不在が多く相談もままならない。




そんな時


子供の光洋は病気になるし・・


亜紀は八方ふさがりだった。






理子はエリア・マネージャーとして



新興堂書店の傘下になった



「櫂文堂書店」のオープンに向けての準備で


仙台に出向いていた。



「櫂文堂書店」の店長代理の沢村。



沢村の理子に対する冷たく思える態度に



自分は嫌われていると思っていた。



ところが


あるきっかけで


沢村が「東日本大震災」で亡くした元妻のことを知る。



沢村が抱えていた苦悩。



理子が初めて知る



被災した人たちの痛み。




沢村を誤解していた理子。



2人は距離を縮めるにつれて



お互いを理解し信頼していく。




そして・・


仕事と子育ての狭間で悩んでいた亜紀は




夫やアルバイト店員の愛奈の「亜紀らしさ」をほめる言葉☆



そして


理子の「社員」としてやっていくことの意味☆




それらのことで



悩みは晴れていく




そして


吉祥寺店の書店員



各店舗の書店員



みんなが一丸となって仕掛ける




「震災フェア」





一つのことに向かって



みんなの気持ちが




ひとつになる




人の力ってすごいなぁ!!



って思った。





人は



辛いことを乗り越えるたび強く優しくなる




亜紀を


理子を


そして


沢村を・・



みんなを見てるとそう思う。




いいことばかりじゃない



だけど



悪いことばかりじゃない



辛いことがあるから



人とつながれたり



優しさに助けられることを知る



碧野さんの作品は


そういうことを気づかせてくれます




理子と亜紀



最強コンビの行くへは















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島田荘司「龍臥亭事件(上)」~密室殺人の謎!石岡のたまに脱線がちょっと笑える^^~

2014-11-20 03:19:15 | 



島田荘司「龍臥亭事件(上)」読み終わりました☆



結構読みでのある作品でした。


厚みといい~


字の量といい~



ちょっと躊躇してしまったんだけど・・




この前



「御手洗パロディ・サイト事件」を読んで



この「御手洗と石岡」のコンビが面白かったし♪


石岡と女子大生の里美が知りあったのが


この


「龍臥亭事件」だと知って


読んでみたくて♪




今回


御手洗は海外にいっていて不在。



作家で御手洗の解決する事件を傍で見て


その事件を作品にしている石岡。



その石岡のもとに



「二宮佳世」が助けを求めに来る。



御手洗のことを石岡の作品で知り


御手洗に助けを求めに来た20代前半と思われる女性、二宮佳世。



しかし


御手洗いが不在と知り


石岡に一緒に来てほしいと頼む。



佳世の依頼は


霊が見える特殊な能力を持つ佳世が


霊能者の先生に


「前世から取りついてる霊」を除霊するために術をきき


岡山に一緒に行ってほしいという。



目的地は不明。



佳世の「能力」で感じたままの旅になるという。



それに石岡に付き合ってほしいと。



気が進まなかった石岡だが・・



「押しに弱い」石岡の性格。



結局付き合うことになってしまう。





そして



たどりついたのが



灯りもないような



人も少ない山奥の




「龍臥亭」



元は旅館だったが



今は営業していないという。




そこに


石岡と佳世は事件に巻き込まれる。




営業してい無いといっていた龍臥亭だったが



そこには何人かの泊り客がいた。



 
その泊り客で


琴の演奏家


「菱川幸子」が殺される!!




菱川の部屋から火が出る




そこは鍵がかかっていて密室だった。



にもかかわらず



菱川は頭を打たれて死亡していた。





一体誰が?!



どうやって?





その後・・


犯人は見つからないまま


龍臥亭の関係者が次々殺されていく!!




長期滞在しているミチとユキ子親子。



料理人の守屋。



使用人の坂田。



龍臥亭の主人「犬吠一男」


妻の「育子」



そして


その息子の「行雄」


娘の「里美」




この「里美」高校3年生の魅力に



やられてしまう石岡




里美に映画に誘われいそいそと出かけて行くところ☆



雨に濡れ



スカートを絞りだす里美に




ドギマギしてしまうところ




御手洗に対して自分はできない男だと



劣等感を持っている石岡



だけど


里美に



「素直なところがいい」



そうほめられて


ドキッとしたり



そんな石岡の魅力も今回の読みどころかも♪





死体に残された



「7」



の謎。。




そして



そのえげつない殺され方。。




その一方で



石岡はボケ



をかます?笑



里美の言葉や態度に




一喜一憂する石岡







えげつない事件を



それが緩和してくれている☆





30年前の殺人鬼「睦雄」



そして


龍臥亭から忽然と消えた留金。




佳世が桜の木の下からほりだした


手首の持ち主「小野寺」。




龍臥亭との因果関係とは?!





そして


石岡はひとりで事件を解決することができるのか?




そして



里美と石岡の関係はこの後どうなるのか??



そして


石岡が御手洗に書いたエアメールは無事に届くのか?



御手洗は登場するのか?!




下巻も期待



















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碧野圭「書店ガール2」~本に対する熱い思いに感動☆人とのつながりの大切さ実感!~

2014-11-12 02:54:44 | 



碧野圭「書店ガール2」読み終わりました☆



これは前に読んだ「ブックストア・ウォーズ」が


「書店ガール」として改名されて文庫になったシリーズ



ずっと読んでみたくてやっと実現♪




書店員で以前ペガサス書房の店長まで勤めた「西岡理子」



そして



書店員で「西岡理子」と対立していた「小幡亜紀」




お互いを誤解していた2人。




だけど



お互い本に対する愛情



を認め合い



協力していくうちに


お互いの良さに気づき


お互いが大切な存在になっていく。



今回は


ペガサス書房が閉店してしまい、


大型チェーン店「新興堂書店」に引き抜かれ


吉祥寺店店長になった理子。


そして


同じ店で社員として働くことになった亜紀。



そして前回より成長した2人☆




理子の







副店長の田代が



理子に思いを寄せていることに気づき・・



揺れる理子。



しかし、


田代は結婚して子供もいる身。



いけないことだと気持ちを抑える理子。




切ない思い。。




そんなロマンスあり!



そして


亜紀の書店員としての急成長ぶり



仕事が楽しくて仕方ない亜紀に





妊娠発覚




仕事か?!子供か?!



そんな選択を迫られる亜紀。





そして


本離れのすすむ昨今!



閉店を迫られる書店。。




本の良さをわかってもらおう




そう考えて始める



ライバル店同士が結束して取り組むプロジェクト




本が好きで♪





本の良さをただ伝えたい




そう言う書店員たちの思いが



お客さんにも伝わっていく





小さなことだけど・・



そんなことで



本離れが食い止められるかわからないけど・・




本が好き!


楽しい♪



それでいいじゃない




「五十年後にも残したい本」



それを選ぶ書店員たちの思い





人と人を結ぶ本



人とのつながりって素敵だなぁ



そう思える





心がほっこりする作品☆



このシリーズは「3」もでてるので



続きも読みたいです
















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島田荘司「御手洗パロディ・サイト事件(下)」~サイトから助けを求めていた少女?!~

2014-11-09 03:23:58 | 



島田荘司「御手洗パロディ・サイト事件(下)」読み終わりました☆



今回は事件解決編になってます



女子大生の里美は



作家の石岡に友人の「小幡」が失踪したことを相談する。



仲の良かった小幡が里美に何も言わずにいなくなってしまうことなんて・・



絶対にありえない!!



これは何かのっぴきならない事情があったはず。。



そう里美は石岡に訴える。



「何か事件に巻き込まれたんでは



そう心配する里美。



石岡はそんな里美とともに小幡の居所を探すことに。



小幡の部屋のカギを預かっていた里美は



部屋になったパソコン内にあった



石岡が書いている小説の「パロディ小説」を22編見つける



なにかここに事件のカギがあるのでは?



そう考えた里美と石岡は



この小説を読み



小幡が消えた謎を解いていく。






その中から


事件関係のありそうなものを選んだ里美と石岡。





パソコンの漢字への変換が


でたらめで・・


気になる小説。



日本語に慣れていないのか?



それとも・・



わざと?!




タイトルに隠された「ARiS」の意味。。





なぜ「i」だけが小文字なのか?




この小説を書いた「ARiS」とは??




小幡はARiSのもとへ??





里美と石岡は小幡を無事に発見することができるのか?




少女「ARiS」が



小説から助けを求めていた






石岡と里美の緊迫しながらも



ちょいちょい事件と無関係な抜けた言動をする石岡に



ぷっ・・っと吹き出してしまう




パロディ小説中に



石岡と良子さんの思い出すと石岡にとって辛い過去らしいことが。




私はこの「御手洗パロディ・サイト事件」が



このシリーズ初体験なので



そこのところはよくわからないのだけど



これを読んで


もっと知りたくなりました



石岡が小説にもしている



友人のちょっと変わり者の学者の「御手洗」


御手洗が遭遇する事件の数々。



そして


御手洗と石岡の出会い。



石岡と里美の出会い。



そこんところも読んでみたいなぁ。




この中の


22編のパロディ小説も


なかなか面白い!



「横浜スタジアム事件」の


試合中に繁華街にユニフォームでサインしていたベイスターズの選手。



↑その謎を解く御手洗。



これおもしろかったなぁ。




石岡のピンチ時に


ささっと事件を解決してくれる御手洗。



石岡にとっての御手洗。


御手洗にとっての石岡。



なんかいいなぁ~♪


・・って思った



またこのシリーズ読んでみよう~っ!




あなたも石岡と里美とともに謎を解いてみませんか

















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