読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

宮部みゆき「小暮写眞館(上)」~若い感性が写真の謎を解いていく♪~

2013-10-27 01:21:23 | 



宮部みゆきの「小暮写眞館(上)」読み終わりました☆



前回の記事で、



宮部みゆきの時代物は私にはちょっと。。




という話をしましたが、




やっぱり同じ作家の作品でも、




自分に合うものと合わないもの




は、あるんだなって改めて思った。





だって~



この作品スゴクよかったもん






何が特に良かったか?




・・といえば、




やっぱり、





登場人物の若い感性





つい、



自分の高校時代を思い出した





若いときって、




こういうことアル





登場人物になりきって、




なんだか恥ずかしくなったり




いたたまれなくなったり





そんな、



大人になるとつい・・




慣れてしまうような・・




そんなことに、





真っ直ぐでめっちゃ熱いモンがぶつかっていく





若さっていいな






おーっと。。




すっかりオバサン発言になってる






色の黒さで「コゲパン」というあだ名がついてしまった、



寺内千春




自分は「地黒だから」と笑って受け入れてる風に見えていた。




が、



やはり、




高校生の女の子。





実は、


すごーく気にしてた。






そんなことを主人公の「英一」は知る。





人は思ってることを悟られないために、



逆のことをしてしまったりする。





英一が関わった「ミス垣本」。



愛想が悪くて・・



いつも英一に毒を吐く。



「ミス」は、



すべてもミスってるイケてない人って意味の、




「ミス」でつけたあだ名。




そんなミス垣本の、



「ミス」な理由がわかってきたり。。





写真の謎を解いてであった、



山埜理恵子。



だいぶ年上の彼女の悲しみ。。






そんないろんな人の裏側をみていく英一。






表面には見えない人それぞれの事情




謎を解きながら触れて・・



考えて・・



そして成長する








英一が家族と共に引っ越してきた新居。




それは、




元写眞館だった「小暮写眞館」




そのままの状態で中をちょっとリフォームして住むことになった。




店構えそのままの新居。




このおかげで、



英一は「写真屋の息子」と勘違いされてしまう。




そして、


その誤解のおかげで、



ある「心霊写真」の謎を解くことになる。




それに協力するのが、



小学校からの幼馴染みの「テンコ」こと、



店子力(たなこ つとむ)。



家が由緒アル家柄のお坊ちゃんで頭脳明晰。




そして、


テンコの友だちの、



「コゲパン」こと寺内千春




実家は甘味処てらうちである。






そんな二人と「花ちゃん」こと、花菱英一が解いていく写真の謎。




(上)では、



2枚の不思議な写真の謎を解く。




さて、



(下)では・・



どんな写真と人間模様があるのだろう?




続きが楽しみ















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お気に入りの作家でも、作品によって自分に合うものと合わないものがある

2013-10-18 02:21:35 | 
昨日、


宮部みゆきの「あやし」を読み終わった。




宮部みゆき作品は好きでよく読みます。



けど、


今までこうい時代物?



・・って言うのは避けてきた。




今回ちょっと読んでみようって気になって読んだ。




だけど・・



やっぱり自分には合わないなって思った。




「ブレイブ・ストーリー」や・・



その他・・



数多くの作品を読んでるけど、



やっぱり、



私には時代モノはダメだなぁ・・っていうのが、



正直な感想です




この作品が、



よくないわけではなく。。




ただ、



自分には合わない




そういう相性っていうのはあると思う





そう!



これは相性の問題なんだと思う






17日に発売になった、



宮部みゆき「小暮写眞館(上)」を予約購入した☆




これを今から読みます





読み終わったら~



感想書く予定




さて、



どんな内容なのか




楽しみ~









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宮部みゆき「ブレイブ・ストーリー~下~」~自分の未来を変えるのは自分☆~

2013-10-06 02:46:07 | 




宮部みゆきの「ブレイブ・ストーリー~下~」読み終わりました☆



初めて!っていってもいいぐらい・・


こんな長編に挑戦したのは



最初は、


「長いから飽きてしまうんでは?」



そんなことを思ったりもしたけど・・・



読み始めたらドンドン引き込まれて、



読めちゃった




あんまりこういう、


冒険ファンタジー系って読まないんだけど、



これは本当に読んで勉強になりました。




これからの自分の人生の、




師になるんじゃないかな




そんな風に思うぐらい☆




「上」は図書館で借りて、


なかった「中」と「下」は買った。




だけど・・



『上』も購入する予定



何度でも手元において読みたくなる作品







人間が想像する世界




幻界~ヴィジョン~



そこへ「旅人」となって足を踏み入れ、



旅をすることになったワタル。




旅の目的は、



「自分の今の状況を変えるため」だった。




ごく平凡な家庭で育ってきたワタル。




だが、



ある日父は出て行った。



母とワタルを残し、



愛人の元へ。



しかも、


愛人のお腹には父の子供が!!



母は精神的に追い詰められ、


自殺を図ろうとする。




そんな母を助けるため・・



父を呼び戻して元の平和な家庭にするため、




ワタルは幻界へ女神様に自分の運命を変えてもらうため、



旅をしていくことになる。




宝玉を5つ集め



女神様のところへたどり着けた者だけが、




その願いを「たったひとつだけ」叶えることが出来る






当初ワタルの願いは、



自分の現状を変えることだった。



現世~うつしよ~での自分。



平凡な小学生のワタルに。




自分に起こったことは・・



不運なこと





「なんで自分がこんなめに遭わなきゃいけないんだ!」




そんな風に思っていたワタル。




小学生だもの。



そんな風に思ったって当たり前。




だけど、



ワタルは、



この『旅』を通して成長していく。




自分自身よりワタルのことを心配して、



力を貸してくれる仲間達☆




ワタルに生まれた、



仲間を自分が守る




今までなかった感情が芽生える。




過酷な戦いが・・



仲間と共に戦ったことが・・




ワタルの宝になっていく




そして、



自分の今まで見ないようにしてきた・・




嫌な・・醜い自分




そんな避けてきた自分と・・



ワタルは戦うことになる





自分の想像の世界で出来た幻界。。




そこで起こること。




それは自分自身が作り出していることに気づく




そして、



その幻界を変えるのは、




自分




幻界を変えることは・・




自分を変えること




それを学ぶ。





今嫌なこと・・


面倒なこと・・



それを回避できたところで、




また、新たな「不運」はやってくる!!





自分の未来を変えるのは自分




そんなことに気づかされるワタル。




幻界でのワタルが、



現世でのワタルを変える





そこが一番の読みどころだと思います





ワタルは女神様に会い・・



どんな願いを叶えてもらうのか?




ワタルの戦いが・・



あなた自身を変えるかも?!





ぜひ読んでもらいたい作品です














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