山口恵以子「食堂のおばちゃん14 昭和の焼きめし」読み終わりました。
いやぁ~
このシリーズももう14巻なんですね~!
なんか感慨深いものがあります。
本ってどこでも持ち歩けるでしょ。
あ~
あの巻はここへ行ったとき読んでたなぁ~
とか思い出すと
行った場所の思い出も一緒に思い出すよね
このシリーズとともに
いろんな場面を思い出せるって
なんかいいな
このシリーズのいいところは
なんといっても
とっても温かい気持ちになれるところです。
それは
はじめ食堂を一緒に営んでいる
姑の一子と嫁の二三が
とても仲良くうまくやっているところ
そして
従業員の皐
常連さんたち
みんながすごくはじめ食堂愛を持ってる
そしてそして
常に新しいメニューに挑戦し続けているところ
はじめ食堂が近くにあったら
私も絶対行っちゃうもん!笑
今回のお話は
元焼鳥屋だった「鳥千」が店をやめて
そこを貸すことになる。
新しい借り手は「ラーメン ちとせ」
女性の料理人が1人で切り盛りする店
髪をベリーショートにした「千歳」
前はラーメンの繁盛店のシェフだったという。
そこから独立して店を出した。
はじめ食堂の面々は千歳を応援していた。
ところが!
千歳の元カレで元同僚の沖田が現れる!!
はじめ食堂で繰り広げられる、、
沖田の自分勝手な言い分に
一子がバッサリ
「人には持って生まれた器量というものがありますからね。
背伸びをするとろくなことはありません。
腰抜けが豪傑を気取っても、怪我をするだけです。」
言ったよ~!
一子さんかっこいいっ!
未練がましく執着するだけの腰抜け男
千歳に似合うはずないもんね。
でも
この後
ラーメン ちとせは窮地に追い込まれる!!
でも~
そのピンチも
ある人と
はじめ食堂の一子や二三
みんなの温かい支援で切り抜けていく
あ~ホントにステキ
そして
はじめ食堂のメニューは
家でも作れるように巻末にはレシピもついてるの
焼きめし
なんか懐かしくなって作ってみたくなっちゃった
ササミの梅和え素麺
ジャコと野沢菜のチャーハンもいいな
元食堂のおばちゃんをしていた著者の山口さん
なので
きっとメニューもどんどん浮かぶんだろうなぁ。
二三はそのまんま山口さんなんじゃ?
なんて思ったりして
この1冊で料理もお酒も楽しめて
あったかい気持ちになれる
おすすめですよ
シリーズだけど
途中から読んでも全く違和感なく読めます。
でも
読んだら絶対最初から全部読みたくなりますよ