読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

乾くるみ「嫉妬事件」は・・実は~。。

2012-09-27 15:25:21 | 



乾くるみの「嫉妬事件」読み終わりました☆



これ!



タイトルが「嫉妬事件」だったので、




てっきり、






男女の嫉妬が原因で起こるドロドロした事件





だとばっかり思ってたんです。





ところが、



読んでみてビックリ








うんこ=シットが巻き起こす事件だった







そっちかいっ!と思わずツッコミを入れてしまった!!笑






乾くるみさん、



面白い







城林大のミステリ研究会の部屋で起こる、




本の上に置かれたうんこは誰が置いたのか




その事件をミス研のメンバーたちが推理していく。





舞台は、


大学内、



トイレ、



そして・・



そのほとんどは、



ミス研の部屋。




そして出てくるのは、



ミス研の現部長・佐野 重行

副部長 三村

佐野 翔子

赤江 静流(しずる)

天童(赤江の彼氏→他校の大学生)

横山


そして、


卒業生 新谷 佐緒里とその息子 一馬

元部長(4年) 高島





そして、



出てこないが、



話の中で出てくる 二宮






以上である。




年末恒例のミス研の犯人当てクイズが行われるため、



部員たち+佐緒里+高島が部屋に集まる事になる。




部屋に行くと、



「体調を崩したので今日は欠席します。」



と二宮が黒板に書き残したものが目に入る。





そして、


天童が突然!


「臭くないか?」


と言い出す。





そして、




床を見ると床に見慣れない汚れが!





そして・・



その真上に視線を上げていくと・・



なんと!!






本棚の一番上の段の本の上に載っていた、








うんこを発見する!!









そこから犯人探しが始まる。






一体誰が、



何のためにしたことなのか?







部員なのか?




外部のものの犯行なのか?




部室のドアには4桁の数字の錠が。




この番号を知ってるのは部員のみ。






では部員か?




もしかして、



錠の番号がもれたのか?





色んな推理が飛び交う!






うんこを調べる、



高島と佐緒里の真剣さに笑え、



肝心なところで、



要らないジョークを交える高島をシゲ(佐野 重行)がイラッとしてる様子に笑え、






部員たちに初対面なのに、



やけになれなれしく推理に主導権をとる、




天童に笑えたりして。






うんこについて真剣に考える人々の言動が面白い







くだらなく思えて・・



でも笑えて♪



そして・・



最後の最後に事件の真相が・・




意外な方向へ







うんこが「嫉妬」によって仕掛けられたものだったのか






乾くるみマジックにまたまたやられました






これだから、



乾くるみはやめられません





















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乾くるみ「Jの神話」を読んで☆

2012-09-22 14:01:20 | 





いやぁ~


乾くるみ「Jの神話」☆



コレがデビュー作らしいですけど、



過激な内容です!!





全寮制の女子高で起きる怪事件とあったので、




どんなんだろ?




・・って思って読んでたんだけど、



まさか!!あんな結末とは!!






最初に別々の場所の2シーンが登場するんだけど、





それは始めに読んだとき、


全く意味がわからなくて。。





読み進めていくうちに、




あっ!





これっって・・




もしかして最初のシーンにつながってる?




・・と読み返しながら読みました☆




そうしたら、




なるほど!ってわかってきました。









全寮制のミッション系女子高に入学した、



坂本優子




なぜか、


彼女を見た先輩やシスターたちは驚く。



優子はなぜだかわからないがなんだか不快だ。




その後、



その真相がわかる。



優子によく似た安城由紀が校内の屋上から転落死したのだと。




表向きは転落死になっていたが、



実は、



遺書があり「ジャック」という一言のみが書かれていたという。





優子は由紀はなぜ自殺したのかわからなかった。



なぜなら、




キリスト教信者が自殺する事はありえないからだ。





優子はどうしても、



自分によく似ているという由紀の死の真相が知りたかった。








その後、



学校の生徒会長で、



容姿端麗でマドンナ的存在の朝倉麻里亜が寮内の自分の部屋で遺体で発見される。





表向きは心筋梗塞になっていたが、



実は、



切迫流産によるショック死であった。




それを知った優子はショックを受ける。




麻里亜が妊娠?誰の子を?










そして、



別シーンではもうひとつの事件真相を追究しようとするものがいた。




麻里亜の父「剛蔵」が、



黒猫といわれ、


ある筋では有名な「鈴堂美音子」(りんどう みねこ)をひそかに雇っていた。




剛蔵から依頼されたのは、



麻里亜の件だけでなく・・



麻里亜の姉百合亜のほうの事件も依頼したいという。





その事件とは、



百合亜の自宅で、


百合亜は子供を産み落としなくなっていた。


そして、


一緒にいた百合亜の夫、稲垣も共になくなっていた。


そして、


産み落としたはずの子供は見つからず、


百合亜は出血多量のショック死。



稲垣は首を絞められて殺されていたという。




警察は、



百合亜が稲垣を殺したとみて捜査していた。






しかし、



見つからない産み落としたはずの子供。





そして、


麻里亜もまた・・



お腹にいたはずの嬰児が見つからなかった。






この、



姉妹の似通った事件。




これを美音子は追う事になる。









女子高で仲良くなった椎奈と優子。




しかし、



椎奈はレズビアンだった。



優子に関係を迫る椎奈。




その気持ちに応えられない優子。



2人の距離は離れてしまう。





そんな中、



麻里亜がなくなった夜、



椎奈と同室の冴子と椎奈が二人で夜中こっそりと、



麻里亜の部屋のほうへ上っていく2人を優子は目撃してしまう。



次の日に、

麻里亜の事件を知り、



優子は何か関連があるのでは?



そう疑いを持つ。





麻里亜の事件後、



どんどんきれいになっていく椎奈。





優子は椎奈のことが気になる。






そして・・




ある夜、




とうとう・・




ある現場を目撃してしまう!!







一方、



美音子は、


麻里亜の事件の検視と行政解剖を行った「近藤医師」から、



興味深い話を聞くことが出来た。




麻里亜のお腹にいた胎児は、


XX(女)でもなくXY(男)でもないYYというありえない第三の性だという。



こういうことは考えられないらしい。。




それは一体どういうことなのか?



近藤医師にもわからないという。





そして、


百合亜の事件を調べていくうちに、




こちらも興味深い話を聞けた。




これ!という怪しい人物にたどり着く。






百合亜の事件の第一発見でもあり、



百合亜の体外受精の担当医でもある(百合亜は子供が出来ず、体外受精を受けて子供を授かった)



鮫島




この人物がホモであるというのだ。




恋人だった青野が自殺。




実家が総合病院の鮫島が、



なぜ、内科や外科でなく・・産婦人科医になったのか?





美音子の黒猫の感が騒ぐ。





警察の調べでは、



アリバイアリという事だったが、



周辺を調べていくうちに、



当直だった病院を1度抜け出した形跡が。








美音子VS鮫島!!




ここはこっちも冷や汗がでてくるほどだ。





そして、



女子校内で行われていた衝撃の行為!!








人間を人間とも思わない冷血な鮫島。





いったい・・




「J」の正体は







いなくなってしまったお腹の中の子供たちの行くへは










意外な真相が待ってます!!!!!!










気になる方はぜひ読んでみてください








さて、



次ぎは、




乾くるみ「嫉妬事件」読みます
















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乾くるみ「クラリネット症候群」を読んで☆くるみマジックにハマる♪

2012-09-15 04:59:32 | 




乾くるみの「クラリネット症候群」読みました☆




実は、



コレ読んだのは2回目です。





もう何年前かな?



時間がたつとまた読みたくなって・・


というか・・


内容を所々忘れていたりして^^;




そんなわけけで、また読み直してみました。






でも読み直してよかった♪


改めて感動しちゃいました!!





小説の内容もそうですけど、







乾くるみのマジックに魅せられました







私は、



最初読んだ乾くるみ作品は、「イニシエーション・ラブ」だったんです。





コレを読み終えたとき・・





最後の2行に気づかなかった!!





そこがポイントだったのに。。





それで、




あるサイトでこの作品からくりを読んで・・






そういうことだったんだぁ~!!




・・って初めて気づいたんです。。はは。。





そんな経緯があって・・




くるみさんにはやられちゃいました








そして、


2番目に読んだのが、


この「クラリネット症候群」だったんです。





コレは、



「マリオネット症候群」と「クラリネット症候群」の2作品が収められています。






マリオネット症候群は、




ある女子高生が朝起きると、



自分の体が自分のものじゃなくなっていて・・



体は誰かが操ってる!!




しかも、


その人に自分の思いは伝わらず。。



まるで、





操り人形!!





しかも・・




自分の体を操っていたのは・・






昨日のバレンタインにチョコをあげた憧れの先輩だった!!







なんということでしょ~!笑








その女子高生里美は、




里美本人も気づかないうちに・・



なんと!!



その憧れの先輩を殺していたという!!






里美の特異体質が招く・・







悲劇!!





だけど・・




なんだか笑えちゃう







ミステリー?






ただの人の入れ替わりなら、




他の作品にもあるけど・・




乾くるみはそれじゃすまない!







最後は・・




一人の体に、






5人同居?!







そして・・




そんな状況になっても、



なぜかみんなめげずに、






その状況を受け入れて割り切っちゃう!!






なんて前向きなんだ






なんだか最後は笑えてしまう♪





いや・・内容的には悲劇のはずなんだけどね(^^ゞ













そして、




「クラリネット症候群」は、





高校生の翔太は、



クラリネット奏者の養父関と暮らしていた。




ある日、


翔太が家に帰ると置手紙があり、


関はしばらく留守にするという。




朝学校に行くときには何も言っていなかったのに不審に思う翔太。


携帯にも連絡がつかないし・・


クラリネットの「クララ」も置いたままになっていた。




翔太はその日、



ある計画を立てていた。




憧れの先輩絵里に近づくため、


ジャズ好きの絵里の帰宅時間に合わせてクラリネットを吹くこと。





その計画は成功したものの・・



そこに通りかかった昔の同級生にからかわれ、



クラリネットの「クララ」を壊されてしまう。







それから、翔太に異常が!!



翔太の耳に、





ドとレとミとソとラとシの音が聞こえなくなってしまう。






そして、



関の失踪には、





暴力団が関係していたことがわかる。






関の残していった暗号。





その解読に奮闘する翔太。




そして、



アパートの住人たち。







暗号を解く鍵。。




クラリネット奏者にしかわからない解読法






そして、




絵里の正体。。







何重にも隠された・・






仕掛けに躍らされ楽しめる♪








翔太が知らなかった父の正体までもが明らかになっていく!!







そして・・



翔太のクラリネット症候群は治るのか?










ホントに乾くるみは読めば読むほど~







ハマります















そして・・





私は今、




乾くるみのデビュー作!




「Jの神話」読み始めてます!





閉ざされた全寮制の女子高で起こる事件。。



さて、どうなるのか?


続きが楽しみ~












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万能鑑定士Qシリーズ勢ぞろい☆

2012-09-09 13:13:21 | 
今日は感想ではありません!笑












Qシリーズの勢ぞろいを見せたくて





こうやって並べてみると~





読んだなぁ~!!




・・って改めて思います☆






毎巻、



莉子ちゃんの表紙のイラストも楽しみなんですよね

















これ、



帯についてる応募券を送って当てちゃいました





かわいいでしょ~





いつもうっとり見とれてしまいます

















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私を夢中にさせた小説☆「万能鑑定士Qの事件簿」の「攻略本」が出た♪

2012-09-07 15:03:01 | 
私がこの、



松岡圭祐の「万能鑑定士Qの事件簿」と出合ったのは、




2011・3・11の震災の後だった。




計画停電があり、



電気が使えず。。




自宅で美容室を営んでいるので営業もできず。。



テレビも見ることができない。。





元々読書は大好きで、



本は結構読むほうでした。




けど、



今ここまで読書家になったのは、



この本と出合ったこと☆




・・といっても過言では無いと思います。




それほど夢中になりました




松岡圭祐さんの作品は、



「ミッキーマウスの憂鬱」は読んだ事があったのですが、



そのぐらいでした。




それで、



なぜこの作品を手に取ったのか?




それは単に、




「続き物だったから」という単純な事でした。





もし・・




1巻を読んでみて面白くなかったら、やめればいいんだし。






そんな気持ちで読み始めたのですが、






見事にハマってしまいました☆






何がまず面白かったのかといえば、





やっぱり、







主人公「凜田莉子」の魅力的なキャラクターです






ルックスはもちろん♪




それでいて、




天然で憎めないところ☆





凜田莉子が沖縄の波照間島で過ごしてきた高校までのエピソードを読み、






その劣等生ぶりがかわいらしくて♪





そんな莉子が、




単身で上京し、




「瀬戸内陸」という、




勉強の師匠に出会えたことで、




ドンドン莉子が成長していく。





そして、




自分の店「万能鑑定士Q」をだし、




鑑定業を始めるまでになる。








そして、



莉子が出会う、魅力的なキャラクターの登場人物たち☆





それから、



週刊角川の記者「小笠原悠斗」とのちょっとじれったい恋の行方も毎回気をもみながら楽しんだり♪








そして、




この小説の一番の魅力は、






知恵がつく 人の死なないミステリ





なんです。






そう、



ミステリなのに人が死なないのです。





なのに、



ハラハラ・ドキドキの事件が!!





なんで?



どうして?




そして・・




へぇ~♪



なるほど♪


そうなんだぁ♪




・・と、



読んだ後必ず得をした気分になれます。









そんな、



万能鑑定士Qを、





まだ読んだ事が無い人!





そして、



既に私のように全巻読んだ人も!






みんなが楽しめる無いようになってるのが、




今回発売された、







「万能鑑定士Qの攻略本」








登場人物の説明☆




1巻からの内容の紹介☆




これを読めば今までの内容が大体わかっちゃう♪






そして、




読者が参加できる推理なんかも盛り込まれてて楽しめます♪







読んだ事がなかった人は、



これを読んだら絶対最初からそろえて読みたくなると思うし♪





今まで全部読んじゃった人も、



これを読むと、



あ~その事件はこうだったなぁ~♪



とか思って、



また読み直したくなりますよ~♪







この小説の映画化も進んでるみたいだし、




コミックもでるらしい♪






そして、




10月には、





万能鑑定士Qの短編集も♪





ますます楽しみになってきました☆







ファンの方も、




ちょっと興味を持った方も、




コレはぜひ読んでほしいです

















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