奥田英朗「邪魔 上」読み終わりました。
読み終わって
続きが気になって仕方ありません。
前半は
ここからどういう展開になっていくのか
全く読めなかったんだけど
読み進めていくうちに
グイグイと引き込まれていきました。
上司に嫌な仕事を言いつけられる
所轄の刑事「九野 薫」
張り込みの最中に
おやじ狩りに遭う！
刑事だと知らずに恐喝してくる少年たち
その少年たちに怪我を負わせてしまう。。
そこから
九野の歯車が狂っていく。。
一方
「及川 恭子」は
スーパーでパートをするごく普通の主婦
夫にもそこそこ従順で
小さな幸せも感じていた。
そんな恭子が
夫がケガで入院
そこから
歯車が狂い始める。。
被害者であるはずの夫
しかし
恭子の知らない夫が露天していく
そして
事件を捜査する九野
疑いをかけられる夫の妻恭子
２人が交錯していく。。
一体どういう結末になるのか？！
とても楽しみです
妻が事故で亡くなってから
睡眠を得られなくなった九野
そして
妻の母との交流も大切にしている九野
見えている部分と
他人に見せない部分
そのギャップから導き出されるもの
それを上手く盛り込んでいて
著者の奥田さんの技が際立っていました。
なんて上から？笑
どんな人でも
起こりうるんじゃないかって
そんなところもこの作品の魅力です
これを読んでいるときは
集中したいので
どうか邪魔が入りませんように！笑
あなたの日常にも・・
その生活を変えてしまうきっかけが
潜んでいるかもしれませんよ
