東野圭吾「祈りの幕が下りる時」読み終わりました☆
宮部みゆきの「ブレイブ・ストーリー」の途中だったんだけど、
東野圭吾の新刊が出たと知ってしまい。。
どうしても読みたくて
「ブレイブ・ストーリー」も読みつつ・・
こちらを優先してしまいました
東野圭吾の作品はほとんど全部読んでる私
小説だけじゃなくエッセイも
それほど圭吾さんに入れ込んでる私なので、
この新刊が出たと聞いて早速購入!
そして、
夢中で読みました
帯に、
「東野圭吾、全身全霊の挑戦」
とあったけど、
まさに!その通りだと感じられる作品でした
この作品は、
加賀恭一郎シリーズ
最近ドラマや映画化もされた、
「麒麟の翼」につづくシリーズ☆
そして、
今回のこの作品は、
加賀恭一郎の集大成といっても過言ではないと思います
今までこのシリーズを読んでない人も、
この作品だけ読んでも加賀恭一郎の今までや人柄がわかっちゃう
そんなお得な作品でもあると思います
加賀のいとこの松宮が担当した殺人事件。
あるアパートの一室で絞殺されていた「押谷道子」
しかし、
そこの住人『越川睦夫』は行方不明。
その後、
河川敷のホームレスの住居からでた焼死体が、
アパートの住人『越川睦夫』だと判明する。
アパートにあったカミソリなどからDNAが一致したのだ。
だが、
違和感をおぼえる松宮。
加賀に事件のことを話したところ、
松宮は加賀から事件のヒントをもらう。
そこから事件は進展していく。
その後の捜査で、
押谷道子は幼馴染みの舞台演出家「門倉博美」と会っていたことがわかる。
押谷は「門倉博美」、
本名「浅居博美」の母が名前を名乗らず、
ある施設にいることを知らせるためだった。
浅居博美に会いに行ったことが・・
押谷道子の事件に関係するのか?
加賀は浅居博美と以前関わったことがあった。
そして、
女優で・・
演出家の浅居博美の大芝居の舞台に加賀も巻き込まれていく。
10年ほど前にずっと音信不通だった母「田島百合子」
母と親しくしていたという、
「綿部俊一」
音信不通だった母の遺骨と遺品が加賀の手に渡ったのには、
この「綿部俊一」が加賀の連絡先を知っていたからだった。
その「綿部俊一」と「浅居博美」がつながっていく。。
色んなものが絡み合い・・
複雑化していく。。
しかし、
そこには「浅居博美」の人生をかけた大舞台が仕組まれていた?!
加賀が真実に加速していく。
「どれだけ無駄足を踏んだかで捜査の結果が変わってくる」
それを実証していく加賀。
刑事として自分の使命を全うする☆
事件が明らかになっていくとともに・・
母はなぜ家を出て行ったのか?
母の過去を知ることになる。
そして、
加賀はまた新しい道を歩いていくことになる。
浅居博美の壮絶な人生。
その舞台裏・・
あなたも覗いてみませんか?
加賀恭一郎の全てがわかるこの1冊☆
ぜひご一読ください
コレを読んだらあなたも加賀恭一郎ファンになる
東野圭吾の魅力に取り付かれるかも