読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

東野圭吾「夢幻花」~黄色いアサガオは追いかけるな。~やらねばならぬ使命☆

2013-04-30 03:14:26 | 
kk


東野圭吾の最新作☆


「夢幻花」読み終わりました



圭吾さん(いつも親しみをこめてそう呼ばせてもらっています!笑)が、



「こんなに時間をかけ、考えた作品は他にない」



そういっているように、



読み応えのある作品でした





圭吾さんの作品は出版されると必ず買って読みます。




新刊を買わなければ、


作家さんの収入にならない。




そう圭吾さんがエッセイでいっていたので、


私はそれからかうようになりました。




圭吾さんファンになって・・


もう何年だろ?



初めて読んだのは、



「殺人の門」でした。



あれには衝撃を受けた!!



殺人を犯すか犯さないか・・



殺人の門の前で人は迷うときがある。。



それをくぐるか・・


くぐらないか・・




それからすっかり東野圭吾作品にとり付かれてしまいました!笑




作品はモチロン!



エッセイまで読んでしまいました。



そしてますますファンに





あ・・


すっかり余談を





今回の作品は、










こんな風に圭吾さんが言っているように、



江戸時代には存在した黄色いアサガオ。


しかし、


現在は存在しない。



そんな、




黄色いアサガオのミステリーです






秋山梨乃は、


自殺したといういとこの尚人の葬儀で、


久しぶりに祖父の周治に会う。




周治の「遊びにおいで」という言葉で、


その後、


周治宅に度々訪れることになる。



周治の花の写真を周治に代わり、


ブログにアップしていくことが梨乃の役目になっていた。




あるとき、


周治から黄色い花の写真を見せられ、



「これはなんていう花?」


と聞く梨乃に、


「それは迂闊にはいえない。」


「ブログには載せないでほしい。」



そう周治はいう。




その後・・



梨乃が周治宅を訪れると・・



そこには、




周治の変わり果てた姿が





周治は何者かに殺害されていた





周治はなぜ殺されなければならなかったのか?!





梨乃はその後、



周治の庭から、



黄色い花の植木鉢がなくなっていることに気づく!!




そして、


そこから事件の真相は・・




黄色い花にあるのではないかと疑い始める。






梨乃は周治の言葉が気にかかり・・


黄色い花のことが知りたくて、


ブログに写真をアップする。



すると!


そのブログに反応があった。



ぜひこの花のことで会いたいという人物が!




蒲生要介。




その人に梨乃は会うことに。





要介から、



黄色い花のことからは手を引くように言われる。



花のことは自分に任せてくれと。




梨乃は納得できずにいた。



そして、


要介の弟の蒼太と知り合うことになる。



蒼太は、


それまで兄のことがわからずにいた。


梨乃に要介が渡したウソの職業の名詞。


それを知ったとき、


蒼太は要介の謎を知りたいと思った。



梨乃と蒼太は黄色い花の謎を追う。




梨乃に付き合っていった、



尚人がメンバーだったバンドのライブで、



蒼太は、



中学2年のときに朝顔市で知り合い・・


そして、


急に別れを告げられてしまった初恋の相手、




伊庭孝美にあう。




本人に話しかけるも、



「人違い」と相手にされなかった。




違う名を名乗っていた孝美。



久しぶりに会ったとはいえ、



蒼太は孝美だと確信していた。





なぜ孝美は違う名を名乗っていたのか?




蒼太はその後孝美にまた会おうとするが、




急にバンドから抜けたという!!




孝美の謎。。



黄色い花の謎。。



梨乃と蒼太は謎を追う!!







意外な真実☆



要介が蒼太を遠ざけてた理由。



そして、



孝美が当時なぜ急に蒼太に別れを告げなければならなかったのか?





そして、



真実を知り、



蒼太が孝美の理不尽な宿命に、



「そんな風に自分の道を決められることについて、

 不満に思ったことはないの?」



といったとき、



孝美が言った言葉☆




「放っておけば消えてなくなるものなら、そのままにしておけばいい。

でもそうならないなら、誰かが引き受けなければならないでしょ?

 逃げちゃいけないのよ。」





その言葉に思わず、


蒼太はいった。




「ありがとう」





そう!



そう教えてくれた孝美に蒼太は感謝したんだと思う。




その後の蒼太の進むべき道が見えたからだと思う。





私もこの孝美の言葉に感動した



人には、



生まれ持った使命が誰にでもある




圭吾さんの作品に、


「使命と魂のリミット」という作品がある。



そこでも語られていること。




圭吾さんの作品で私は教えられることが多い。





その、



使命を全うする




私にも、



そんな使命があるのかもしれない。



そう思える。



自分が生まれてきた意味




そんなことも考えさせられる。




そして、



こうしてる間にも、



「誰かがやらなければならない理不尽なこと」


に取り組んで、



自分の使命を果たそうとがんばってる人たちがいる☆



そう思うと、



「ありがとう」といいたくなる。




そんな気持ちにさせてくれた圭吾さんにも、




ありがとうがいいたい




いい作品をありがとう





あなたも黄色い花の謎知りたくありませんか?



あったかい気持ちになりたいと思いませんか?




ぜひご一読を





















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坂木司「仔羊の巣」☆坂木のお人よしが私は好き♪

2013-04-22 02:13:04 | 
Kあ


坂木司の「仔羊の巣」読み終わりました♪



前回読んだ「青空の卵」に続き、


ひきこもり探偵シリーズの第二段



これで坂木作品8作制覇




読めば読むほど~



もっと読みたくなる




この、



ひきこもり探偵シリーズの坂木が私は好きです





主人公の「僕」こと、



坂木司



彼は自分は「人からいろいろ頼まれごとをすること」が多いという。


それは「自分は頼みやすいから」だろうと。



平凡な容姿


何でも受け入れてしまうところ



人のデートにつき合わされ色んなところへ行った。



しかし、


そんなことさえも、



そんなことでもないといけなかったところへ行くことができた




そんな風に考えられる。



そんな坂木が私は好き





なんとなく・・


自分と重ねてしまうからなのか?



そんなことも思う。




私もよくいろんなことを頼まれる。


気軽に頼みやすいからだろう。



そういう私は、


争いごとが嫌い。


だから・・


断りきれない。



ちょっと坂木とは違うかもしれない。



私はそんなことにちょっと不満を持っていたから。




「使いっぱしり」



そんな便利に利用されてる自分。。



そんな風に思ってたから。



でも、


坂木みたいに考えられたなら、



私のしてることも、



誰かの役に立ってて



その上、


そういうことでもないと体験できなかったことが・・




体験できてよかった




そんな風に幸せな気持ちになれる




そういうことに気づかせてくれた坂木。



だから私は、


「坂木司」という・・


傍から見ると、




どうしてそこまでお人よしになれるの




そんな風に思われてしまうくらい、



「いい人」


でも、


それを演じてるわけでもなく、



本気で、



「人の幸せ」を願える坂木に憧れる





坂木は「鳥井」というひきこもりの友人を得た。



そのことに本当に感謝している。




その友人のために自分ができることを何でもしたい☆



そう思う坂木。



それをすることが、


自分にとっての、



幸せ




そして、


こんな自分を必要としなくなったときの鳥井を思い・・




辛くなってしまうことも





そのことを、



友人の滝本に指摘され・・


落ち込む坂木。


その感情をいち早く感じて、


滝本を責める鳥井。



みんなそれぞれが優しい



滝本は、



「鳥井」と「坂木」を本気で心配し・・


いわなくてもいいことをあえて言ってしまう。




坂木もそのことはわかっていた。



だけど、


感情がコントロールできず涙してしまう。。



そんな坂木を、



心配して滝本を恨んでしまう「鳥井」。



それぞれが、


「友人」を思いやっている☆




いいな♪友情♪




心があったかくなる





そして、


今回の話の中で、



「いい人」坂木が人から憎まれて嫌がらせさせられる場面が!!



坂木にはまったく身に覚えがない。




しかし、


鳥井は坂木の話から、


その真相を暴く!!




坂木は知らないところで「片思い」されて



そして、



その人に憧れていた人物に攻撃されてしまう




そんな理不尽なことが!



しかし、


それも鳥井によって解決される





鳥井は、


今回「利明」と「明日香」という、


二人の若者の苦しみを救う。



長年父親から嫌われていると思っていた利明。



それは利明の誤解だった。


意外な真相に



そして、


坂木を憎んだ「明日香」の誤解。




鳥井の毒舌は今回も全開!



そして、


謎解きも絶好調




続く第三弾も読むのが楽しみ




















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坂木司「青空の卵」お互いかけがえのない存在の坂木と鳥井に感動☆

2013-04-14 02:19:31 | 



坂木司「青空の卵」読み終わりました☆



坂木作品7作品制覇



すっかり坂木司にハマった私




坂木司のデビュー作を読んでみたくなって読んだ




おぉ~!



いいじゃないですか



何でもっと早く読まなかったんだろ?って思った





何がよかったか、



一言で言えば、




坂木と鳥井の関係かな




あんな友達同士って・・



一生に一度会えるかどうか




そんな出会いを坂木も鳥井もしたんだなって





鳥井の生い立ちは、



気の毒!で片付けるには・・


あまりにも気の毒過ぎる。




母のお腹にいるときから、



母に邪魔なもの扱いされ排除されようとしていた。



それを知った父は、


自分が育てるから生んでくれ。と母に頼む。



産んだ母は子供を父に引き渡し去っていく。



仕事の忙しい父は、


生まれた子供を自分の母親に任せる。



祖母は、


その子に、


母がどんなにヒドイ女だったかを聞かせて育てる。





小さな胸に抱えきれないほどの悲しみを抱えた、


鳥井真一。




そんな鳥井に坂木が出会ったのは、



14歳のとき。



坂木は平凡な家に育った普通の人間だった。



が・・


そのためか、


己の法則にしたがって生きている、


そんな頑固者を見ていると、


憧れや嫉妬のような感情が生まれる。



そんな坂木には、


鳥井は「理想の友達」だったのだ





坂木はいつも鳥井が気になっていた。



不意に黙り込んだり、


教師に向かって意見する。



そんな異質な雰囲気を持った鳥井。



そんな鳥井はいじめを受ける。



学校に来る回数も減り始めた鳥井に、


坂木は、



「僕は鳥井と友達になりたい。よければ一番の親友に。」



という。



鳥井は、



「俺は、あんまり面白い人間じゃないけど・・」



と坂木を受け入れる。





それから、


坂木と鳥井はお互いなくてはならない存在になる。



坂木は、


引きこもりの鳥井との時間を大事にするために、



時間に融通の利く、


外資系の保険会社に勤めることに。



暇を見つけては鳥井を訪ね、


買い物に連れ出し、



時には、


自分と関わりを持った人を鳥井に会わせ、



頭の切れる鳥井に相談を持ちかける。



鳥井は引きこもり探偵よろしく謎を解き事件を解決に導く





そんな鳥井を頼りにしている坂木。



そして、



鳥井もまた坂木に助けられていた。




坂木が泣けば鳥井も泣く



坂木が笑えば鳥井も笑う




二人の感情は連動している




鳥井に出会えたことに感謝している坂木。




そして、


それと同時に、



鳥井がずっと自分といてくれるのか?



そんな不安を日々抱えている。




引きこもりの鳥井が成長するのをうれしくも思い、


寂しくも感じる。




坂木は時に、


鳥井の母のような気持ちになっている自分に気づく。





そして・・


いつか自分から巣立つ鳥井を想像する。




鳥井はいつか自分を必要としなくなるのでは?





人の気持ちを自分の気持ちのように感じて、


涙を流す坂木。



ピュアな少年のようなその姿を思い浮かべ、


こちらもピュアな気持ちになる。



坂木は、


なんていい人なんだろう



そんな坂木に感動する




そして、



そんな坂木を気遣う鳥井。



言葉は乱暴だけど、


誰よりも人の気持ちがわかる鳥井。




そんなピュアな2人に、


感動




こんな友達は一生に一度出会えるかどうか




貴重な存在の2人に、



この先も目が離せない




引きこもり探偵シリーズ第二段「仔羊の巣」も、


既に購入済みなので、


早速今日から読むぞー





楽しみ~















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つながってる見えない絆♪坂木司「切れない糸」☆

2013-04-08 02:07:59 | 



坂木司「切れない糸」読み終わりました☆



坂木司作品を読むのはこれで6作となりました



今まで読んだ作品みんなよくて、


すっかり坂木司にハマってます



坂木さんの作品は、


読んだ後・・


いや、



読んでる途中にも、



つい頬がゆるんでしまうようなそんなとこが好きです



読んだ後も、


あったかーいものに包まれたようなそんな感じです





今回読んだこの「切れない糸」は、



人とのつながりは、



ちょっと面倒なこともあるけど、



スゴク大事なことだなって感じる作品でした。





下町の商店街の「アライクリーニング」。



このクリーニング屋の息子として生まれ育った「新井和也」。




大学卒業を目前にして、


就職先も決まらず、


これといってやりたいことも見つからずにいた。



自分の家の家業であるクリーニング屋と言う仕事も、


ただ当たり前に捕らえている程度。



代わり映えのしない毎日の食卓のメニューにも、


飽き飽きしていた。




そんな和也だったが、



ある日突然父が死んだ。




それから和也の生活は一転する




今まで当たり前だと思っていたこと。



それが本当は、




当たり前じゃなかった



そういうことに気づいていく。




父が死んだことで、



まったく家業を継ぐことなど考えていなかった和也が、



クリーニング屋の仕事をすることを決意する。





幸い、


腕のいい職人であるシゲさんがいる。



和也の生まれる前から家族のようにいる人だ。





それから、


シゲさんの力を借りて和也はクリーニング屋の仕事を始める。




最初は、


父と自分が比べられて嫌な気持ちだった和也。



お客さんからは「お父さんは~」といわれ、


自分は父親と違うから仕方ないと思っていた。



が・・


それは、




自分の仕事に対する甘えた気持ちがいけなかったことに気づいていく





うっとうしいと思っていた商店街の人たちとの関係。




家業のクリーニング屋という仕事が好きではなかった自分。




それが、


この仕事を通して、




人とのつながりの大切さやクリーニング屋を好きになっていく






そして、



今まで仲のいい友だちとはいえなかった、



大学の同級生「沢田」



父が病院に担ぎ込まれたことを知り、



動転している和也を原チャリで病院まで送ってくれた。



そんなきっかけから、


沢田と接近していく。


同じ商店街の「ロッキー」という喫茶店でバイトをしていた沢田。



和也がクリーニング屋をやることになり、


ココに立ち寄る機会も増える。



そして、


沢田には特殊な能力があった




それは、


困ったことを解決してくれること☆




その事柄から、


推理しどうしたらいいのか解決法を導き出す




そんな沢田の能力で大学時代の友だちにも重宝がられていた。



しかし、


沢田に対して和也の友だちは「怖い」という。



それは、



人のことには首を突っこんでくるが、自分のことは一切話さない。


こちらが近づこうとしても一線を引いてしまう。




何を考えているのかよくわからないところ。




それを聞いた和也は、


その友に対して不快感を抱く。




和也の中では、



沢田はかけがえの無い友になっていた




しかし、



一方では、



自分のことを話してくれない沢田に、



もどかしさを感じていた。




自分はいつも置いてきぼりにされてる寂しい気持ち





沢田はいつも自分の支えになってくれている。



でも、


自分は沢田にとってどんな存在なのか



そんな不安があった。





しかし、


その理由も最後にはわかっていく。





まぁ・・


それは読んでからのお楽しみって言うことで





坂木作品につきものの謎解き☆



沢田が面白いように解いていく謎♪



自分のことは話さない一見クールな沢田が、


謎解きの際に見せる、


真剣で・・


そしてあったかい気持ち



そして、


ちょっと気になるルックス☆



笑うと糸の様になる目




男の和也から見てもモテそうな感じらしい♪



つい妄想してしまう!笑




そして、


「アライクリーニング」で働くパートのおばさん、


松・竹・梅の梅本さん。



この人は、


「和菓子のアン」に出てくる主人公「梅本杏子」のお母さん。



いつも何かしらお菓子を持っている



こういう複線が張られてるのも面白い☆




和菓子のアンにもこの「アライクリーニング」は何気なく登場している






クリーニング屋のお客さんの謎♪



商店街に現れた幽霊の謎♪




そんな謎解きをしながら、


和也と沢田の友情は深まっていく。





クリーニング屋をしながら和也は、



色んな人たちとの絆を深めて、



この商店街にしっかりと根を下ろしていく。。




見えない・・


そして、


切れない糸をしっかりつなげて







よかったー




すっかり坂木作品にハマった私。



既に又、


坂木さんのデビュー作を読み始めてます!



これがまた面白い




続きが早く読みたいよー












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坂木司「夜の光」語らなくても居心地のいい場所♪仲間♪っていいな♪

2013-04-04 02:00:23 | 
あい



坂木司「夜の光」読み終わりました☆




私が坂木司にハマリ、



これで坂木作品5作品読破!となりました(^_^)v




実はこの前これと一緒にもう1作品買ってきたので、


昨日これを読み終わり、


すでにそちらの作品を読書中です




いやぁ~面白いですね☆坂木司♪





今回読んだ「夜の光」は、



ある高校の天文部の部員達の話。



書き出しがちょっと衝撃的でした






戦場






読み勧めていくと・・



それは高校という戦場だった!笑





大げさだな!とか思ったりもしたけど、


読んでいくうちに・・


その謎が解けた






たしかに戦っている。




それはただひたすらに・・





本当の自分を悟られないよう・・本性を見抜かれないよう・・




自分を隠し仮面をかぶったスパイ






そんなスパイが偶然に集まったのが、




この『天文部』だ。





ちょっと美人だけどクールなお嬢様っぽいとこからついたコードネーム「ジョー」こと 中島翠。



見た目ギャルだけど真っ直ぐで優しい。ギャルからついたコードネーム「ギィ」こと 安田朱美。



必ずセリフには「ハニー」「ベイビー」をつける芸術家っぽいところからついたコードネーム「ゲージ」こと 青山孝志。



大柄でガッチリした体格。それでいて大人しい部長からついたコードネーム「ブッチ」こと 黄川田祐一。





部員はこの4人だけ。





ゆるい部活。



ゆるい顧問。




たまにする天文観察と称した、





バーベキュー大会





皆が持ち寄る食材を食べながら空を眺める







そのひと時が、



スパイたちを癒す珠玉の時間であった。






学校内に友だちがいないわけじゃない。




「家族」と呼べる人もいる。




けれど、



そのどこにも本当の自分の居場所はない。





そんなスパイたちが、


スパイゆえに・・


お互いの気持ちが同化し。。



事情はそれぞれ違っても・・



それが何なのか語ることは特にしなくても・・




4人集まればそれだけでよかった





約束は交わさない。



けれど、



会えばいつもの居心地のいい空間





そういうのっていいなって思った。






そして、



その学校内でおこる謎解き☆



真冬にコートも着ないで、


手には白い毛のマフラー?



そんな謎の女子を見かける。




なぜ?


それはだれ?





そして・・



ブッチがバイトするイタリアンレストランのピザの宅配で、



不思議な注文が。



わざわざトッピングで注文してくる客。



しかも具がかぶってる。。



家でなく外で配達されるピザを待ってる女性。



一体なぜ?





そんな謎解きで盛り上がる天文部のスパイたち。




星の観察は?



天文部じゃないの?



・・というツッコミを入れたくなるほど、



星の話はほとんどありません





まぁ・・


そんなことはいいじゃないか☆



それがこの「天文部」なのだから。





実家が農家のブッチが持ってくる新鮮でおいしい野菜。



ただ焼くだけでもご馳走♪




ギィが淹れてくれる本格派のレギュラーコーヒー



それがそのまま彼女のあったかさだと感じられたり





そんな時間のあったかさが・・



おいしそうな匂いと一緒にこちらにも届いてくる




そんな作品でした





それぞれの事情は・・



スパイから口止めされてるので・・



ココで語ることは控えておきますね!



へへ




















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