読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

坂木司「肉小説集」~著者の肉への愛情あふれる作品集♪あなたはどれが好き?~

2015-09-28 02:11:35 | 




坂木司「肉小説集」読み終わりました☆




前からこの表紙が気になっていて読んでみたいなぁ~って思ってたの。




あとがきを読んだら



坂木さんが肉屋でこの豚の部位の図を見て



「これが目次だったら面白いだろうなぁ」



と思ってこうなったらしい。




実にユニークですよね~♪



こういうところが坂木さんの魅力になってるんだと思う。




「目の付け所」




この図に負けず



小説の内容も面白い




おぉ!そ~くるか♪



・・と



読み進めるのが楽しくて




アッという間に読んじゃった^^





「武闘派の爪先」




自分を「武闘派」といいつつ・・



いざというときへっぴり腰で



相手に強くでられるとおじけづく主人公の様が



実に面白い




こういう人っているよね~!笑




沖縄で「豚足」が食べられなくて泣きが入る主人公



沖縄の武闘家?にからかわれるシーンは



思わず


ぷっ。。はは~♪







「アメリカ人の王様」




結婚を前にお嫁さんになる人のお父さんと2人で食事に行く主人公。



豚ロースのトンカツを前に箸の進まない「婿になる人」



脂っこい味の濃いものが好きな「義理の父になる人」




薄味でサッパリの好きな「婿になる人」





「お嫁さんになる人」は「義理の父になる人」によく似ている。




上手くいくのだろうか?



そんな不安を抱く「婿になる人」



しかし・・



考え方を変えることでいい関係になれることに気づく




最後の2人の土下座はちょっと涙ものです








「君の好きなバラ」




主人公「高校生男子」は



母の手抜き料理が嫌いだった。



豚バラ肉をしっかり固めに焼き


焼肉のたれで味付けされたその料理が。



しかし!


そこには



母の愛が隠れていた



それを知る主人公の照れたようすが実にかわいい




バラで感じる母の愛







「肩の荷(+9)」



40代後半になった主人公



最近いろんなところにガタがきて



すっかり自分に自信を失っていた。



デキル先輩上司の引退・・


自分が先輩のように部下を引っ張っていく自信のない主人公。



しかし


部下はちゃんと真面目な主人公の姿を見ていてくれた。



そして


家族も



部下が作ってきてくれた豚肩肉を煮込んだビーフシチュー



そして



妻が娘のリクエストで作った「豚肩肉のカレー」




豚肩肉から伝わる愛情がいいっ









「魚のヒレ」




憧れの2つ年上の先輩に手を引かれ連れて行かれる彼女の部屋。




そこに用意されていた「豚ヒレ肉のトマトソース煮込み風ピザ」



それを食べることに。




彼女は彼に振られたばかりだという。



彼のために作ったそのピザ




それを代わりに食べる「俺」




押され気味の「俺」が



魚のヒレの話で優位になっていく。




口八丁だったおじいちゃんゆずりの



「面白い話」が炸裂!!




彼女の傷をいやし「俺」は彼女と付き合えるのか?



こんな年下の彼なら「つきあっちゃおーかな」って気になるかも?笑







「ほんの一部」




12歳小6の主人公は小さいころ小食だった。



しかし


ハムサンドに出あってから


それに夢中になる。



塾のお弁当もコンビニのハムサンド。




ある日塾に赤い髪の少女が入ってきた。



その少女の食べていたハムサンドは



「生ハム」だった。



パンも普通のと違う丸い硬そうなパン。




あるときそれを見ていた「僕」



彼女は「食べてみる?」と差し出す。



一口食べた「僕」の世界観は替る。





こんな「ハム」があったとは!





塾帰りに「僕」は彼女の危機を救うことになる。



そして



彼女の一部が「僕」の




ほんの一部になる





「僕」の初恋はハムで始まる?か?笑









ねっ?



著者の坂木さんの豚肉に対する愛情いっぱいでしょ?




・・っていっても



ちゃんと読んでみなきゃわかんないよね?笑




坂木さんと同じく関東出身の私は



やはり



肉といえば




豚肉




豚肉に育ててもらったようなもの




読んでると



お腹が空いてきた~!



豚肉食べたーい






















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湊かなえ「サファイア」~宝石にまつわるそれぞれの物語☆自分がしたことは自分に返ってくる?~

2015-09-26 02:01:17 | 




湊かなえ「サファイア」読み終わりました☆




ずっと読んでみたいと思っていたこの小説




図書館で見つけた時は「ラッキー♪」とうれしくなりました^^




買って読めばいいのだけど・・



単行本はなかなか買えません。



だって高いんだもん^^:




・・というわけで



読み始めたこの小説




短編だったんだぁ~。




真珠



ルビー



ダイヤモンド



猫目石



ムーンストーン



サファイア



ガーネット





それぞれの宝石にまつわる



それぞれの物語





読み始めたら一気に引き込まれて



アッという間に読み終わっちゃった






真珠は



顔も体型もたぬきのようなおばさん



「林田 万砂子」50歳



小さいときから母親に厳しくしつけられ


お菓子を禁止させられていた



そんな万砂子の楽しみは



ムーンラビットイチゴ味の歯磨き粉だった



口の中に広がるイチゴの味が



万砂子を幸せな気分にしてくれた




万砂子の犯した罪・・



放火



なぜ彼女は罪を犯したのか




今は合併されて無くなってしまった



ムーンラビット社



今はW&B社で働く元ムーンラビットのお客様相談室長「平井 篤志」



は会社の代表として万砂子の元へ出向く。




万砂子が檻の中から望む要求とは?!








ルビーは・・




東京で編集者として働く30過ぎで独身の主人公「お姉ちゃん」は


3年ぶりに故郷へ帰る。



実家では父・母・2つ年下で独身の妹が暮らしていた。



家のすぐそばには



2年前に養護老人施設ができた。



畑仕事をしていた母に



あるとき



養護老人施設の6階から話しかけられた母



その「おいちゃん」と母・父・妹は仲よくなる。




母が身なりとは不釣り合いな赤い宝石を胸につけていた。



妹からその経緯を聞くお姉ちゃん。



そして


「おいちゃん」の意外な正体とは








ダイヤモンドは・・




お見合いパーティで知り合った「治」と「美和」



治はプロポーズして美和にダイヤモンドの婚約指輪を贈った。




治はあるとき


ファミレスのドアに激突して脳震盪を起こした雀を助けた。




その雀が



人間の姿で現れる!!




信じられない治だったが



「何でもします」



という雀に



美和の一番欲しがってるものを調べてほしいと頼む。




そして



調べてきた雀は



治とは別の男の名前を口にする。




美和が欲しがっている男とは?




そして・・



美和の本性は?




雀女は



本当に治が助けた雀なのか?





切ない結末とは









猫目石は・・




大槻 真由子の隣室の坂口が



ある日飼い猫の「エリ」を探していた。



そこに出くわした真由子は


猫を一緒に探すことに。



そこへ


娘の果穂・夫の靖文も加わり



エリを探す。




木の上にいたエリを靖文は木を登り助ける。




それまで挨拶程度の付き合いだった坂口と真由子家族は



猫を通じて親しくなる。




しかし・・




坂口は



真由子家族の秘密を握っていた。




その秘密は家族同士知らないことだった。



それを



家族に告げ口する坂口。



坂口の目的とは








ムーンストーンは・・




夫を殺してしまった小百合




小百合はDVを受けていた



そこに娘がきて矛先は娘へ!!



それを阻止しようと殺してしまった小百合




その弁護を引き受けたのは



中学時代



小百合がいじめから救った「久実」だった




久実の右耳に光る「ムーンストーン」




それが小百合を助ける久実の答えだ






サファイアは・・




ねだることが苦手だった真実



しかし


修一と付き合うようになって変わっていく。




誕生日にピンクの口紅をプレゼントされた真実



オシャレにまったく関心がなかった真実が



口紅で変わる。




しかし



修一は真実のそのままが好きだった。




特別な時以外は素顔でいてほしいという修一




そんな修一が大好きになる真実




真実は初めて修一に「おねだり」をする。




二十歳の誕生日プレゼントには、指輪がほしいな。




それに応えようとバイトをがんばる修一




そして



誕生日の前日待ち合わせ場所で真実は修一を待っていた。




しかし。。



現れなかった修一





修一の姉からの電話で



その理由がわかる!!








ガーネットは・・



サファイヤのその後です。




修一を失ってしまった真実



修一の誕生日に真実が贈ったカバン・・



そして



サファイヤの指輪が残った




真実は小説を書く。




登場人物の醜さに辟易するような。。





その小説が売れる!



そして


映画化☆



有名女優が主演することになり



女優と対談



その女優の言葉に




「もしや!」




修一がしていたバイト・・



そして



真実の住んでいたアパートの隣にいた「タナカ」と女優の関係





そして



その対談が載った雑誌を読んで手紙をくれた読者




その人は修一と面識があった☆



そして



それに寄って人生が変わったこと。



それを告げられる。



そして



そのことで



真実は救われる








その人がしてきたことは



いつか



その人自身に返ってくる





それが



いいことでも悪いことでも





宝石が見せてくれる



キレイな輝きの裏にあるもの





それを見ることができたら




本当に大切なものは何なのか?




それがわかるのかもしれない

















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柴田よしき「ドント・ストップ・ザ・ダンス」~保育園園長と私立探偵の二足の草鞋を履く花咲慎一郎~

2015-09-24 01:37:12 | 



柴田よしき「ドント・ストップ・ザ・ダンス」読み終わりました☆



これは



24時間保育「にこにこ園」園長と私立探偵の二足の草鞋を履く「花咲き慎一郎」シリーズ




知らないで図書館で借りたんだけど



ラッキー♪




このシリーズ好きなんですよね~*^^*





赤字の保育園を何とか守るために



今回も花咲は命をかけて頑張る




いつも探偵の仕事を回してもらう



「城島事務所」の社長「城島」



自分の事務所が請け負うのが危ない。。



そう思う仕事を花咲に回してくる。



それを花咲もわかってはいても


お金のために体を張って請け負う。



今回の依頼は



「若草」というケーキ屋の職人



「内野」を調べてほしいと言う依頼。




お金はいくらっかかってもいい。




そして


前金で



100万



をポンと渡される。




んっ?


これはかなり危険な仕事なんじゃ?



花咲は思う。




しかし


ケーキ屋の職人の調査になぜ??




とりあえず仕事を受ける。






一方


保育園でも花咲を悩ます事件が!!






にこにこ園の園児「並木 浩太郎」



母が家を出てしまい



父と二人で暮らしている。




作家の父の作品は売れず



体の弱いため仕事も限られる。



なので余り稼げず借金もあり



貧窮だった。




浩太郎は寂しさを隠して保育園にいる時間が長くても



いつも明るかった。



そんな浩太郎の父が



金属バッドで頭を殴られ重傷に!!




命はとりとめたものの



意識はまだ回復していない。




犯人は逃走!



なぜ


浩太郎の父親は命を狙われたのか?




花咲は


行方の分からない浩太郎の母「久美」を探す。




そして



城島から受けた依頼では





内野が「3人殺した」という噂




内野が殺したとされる女の父親が刑務所からスナイパーに依頼し



内野を殺させるのでは?




など・・




危ない情報が!



この件から手を引こうとする花咲だったが・・





久美の行方を追ううちに




内野と久美が知り合いだとわかる。




偶然重なる花咲が探すもの☆





そして




何者かが



電車のホームから花咲を押した




危うく電車にはねられるところを




回避した花咲





なぜ花咲は命を狙われたのか?






久美をかくまっていた家族




久美との関係




そこには



久美がいた養護施設での火災事故が関係していた




守ってくれる人の居ない子供たち



自分たちを守るために考えたこと。



それがその発端だった






若草の内野の正体



若草のバックにある・・黒い影





花咲が借金をしている


春日組若頭の「山内」が依頼主??





山内の秘書の「環」



見かけは女


中身は男




その環の優しさに今回花咲はピンチを助けられる。





子供たちを守るために戦い!!




命をかけて頑張る花咲





いろんなものに踊らされながら



これからもいきていく





バラバラに見えるパズルが



だんだんはまっていく・・




読んでいてハラハラ。。



そして


ワクワク♪




えっ?


そういうことだったの?



と意外な結末!!





シリーズものだけど



これだけ読んでも十分楽しめます♪














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小川勝己「葬列」~人は誰でもきっかけがあれば犯罪を犯す危険があるのかも?!~

2015-09-18 03:15:42 | 



小川勝己「葬列」読み終わりました☆



これって


横溝正史ミステリ大賞に選ばれた作品だったんですね~!



この本を読んで初めて知った^^;




タイトルに引かれて図書館で借りて読んでみたの。



インパクトあるよね~





読んでみたら



なかなか考えさせられる内容でした。




人は


きっかけがあれば



誰でも犯罪を犯す危険があるのかも




そんなことを。




テレビの報道で見聞きする事件。



「自分には関係ないや」



「この犯人なんでそんなことしたんだろ?」




・・などなど・・



第三者・・


まったくそれにかかわっていない他人



だから言えること。





だけど・・



本当に無関係なことなんだろうか?





自分が普通に道を歩いているだけで




事件に巻き込まれるかもしれない




自分が置かれる状況によったら・・



犯罪を犯してしまう可能性も0ではないんじゃないか






そう考えさせられる作品でした。




その人のことは



その当人にしかわからない。




その状況になって



その人自身が体験したこと



それはこちら側からは



あくまで




想像の域を出ないから。。







三宮明日美は普通の主婦だった。



パート先の友人「葉山しのぶ」に誘われ



ねずみ講に手を染める。。



夫の昭久は明日美をそこから引き戻すために



自殺を図る。




そして



一命はとりとめたものの・・



しゃべれなくなり



車いすの生活になってしまった昭久





その夫の面倒をみながら




ラブホテルの受付で働いていた明日美




生活はぎりぎりだった。




そんな明日実の前に現れた



「葉山しのぶ」




明日美にとっては顔も見たくないむかつく存在だった。




しかも



この女は



「一緒に現金輸送車でも襲おう」と言い出す。




何言ってんだ!




明日美は拒絶する。




しかし


お金に困っていたしのぶは



何度も明日美のもとを訪れ協力をしてくれるよう懇願する。




そんな2人が



あるとき



銀行にいたとき



銀行強盗が押し入る事件が起こる




大事には至らず



解放された2人だったが



ここで同じ体験をした



「藤並渚」という20歳ぐらいの若い女と知り合う。




そして


いつの間にか


渚としのぶは


「大金強奪」の意思を固めていた。



そして


それを明日美に持ち掛ける。



渚が加わったことで


明日美はそれに乗ることを決意する。






一方



やくざの世界で7年生きてきた木島史郎



九条組が経営するおしぼりのレンタル会社で働く。




しかし



やくざの抗争で



鹿沼組の組長を殺せと九条に命令される。




そして



史郎はこれに失敗する。。





見つかったら殺される!




そんな史郎を救ったのは



おしぼり会社で働いていた史郎が出入りしていた



ラブホテルの受付にいた明日美だった。




史郎が拳銃を持っていることを知り



史郎に仲間になってほしいと頼む。




渚もしのぶもそれに同意。




4人は


大金強奪の計画を立てる。





妻が家を出てしまい



5歳の娘を一人で育てていた史郎




鹿沼組組長を殺しことに失敗した史郎は



娘をいつもお世話になっていた絵画教室の先生宅へ行かせる。



しかし



その部屋に向かった史郎が見たものは




血のにおいと



誰もいなくなった部屋に残された



娘の持ち物のブローチだった。




九条組に敵を討ちたいと思った史郎。




明日美たちに協力する代わりに



それが終わったら



自分の敵討ちに協力してほしいという。





念密な計画を立てる渚



若いわりにしっかりしていて



浮いたところがなく


いつも冷静でいる渚。



しかし


犯罪の話になると生き生きと目を輝かせる。




渚には


暗い過去があった




15の時に


両親を殺され


犯人に暴行される




小さい時から



自分の存在がリアルに感じられなかった渚




自分の存在意義がわからなかった




そんな渚に友達はできなかった




友達がほしかった




そんな渚が


両親が殺され


自分が犯されたことで




自分が生きているという感覚を味わえた




のだと・・




明日美に話す。





犯罪を犯すことで・・



人を殺すことで・・



自分が生きてるという実感が味わえる。





こののち・・



4人は



明日美が働くラブホテルの経営者の事務所を襲う。





それを成功させ




九条の別荘に集まった5億を強奪する!!




・・・のだけど





まぁ~


この襲撃戦が




すごい




読んでいて


目をそむけたくなるようなシーンが。。





ここで渚が大活躍するのだが。。





しかし


人間というのは


こんなにも



残酷になれるのか?






渚の生まれながらの性質・・



そして



その身に起こった事件。。




そんなことが




「人を殺す」ということを




こんなに簡単にさせてしまうんだろうか?






普通の主婦が・・




犯罪に手を染めるきっかけ。。





夫を貸し切りの中華料理店で思いっきり食事をさせてあげたかった明日美




借金のない子供とともに安心して暮らせる生活を手に入れたかったしのぶ




娘をちゃんと育てていきたかった史郎





犯罪はダメ!



そう思っていても



きっかけがあったら



そういうこともあり得るのかな?





自分には想像できないけど。。




そんなことをふと考えてしまった。






そして


渚のような人がいるとしたら・・



怖いよなぁ。。






ラストは



えーっ!



ですよ~。



















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五十嵐貴久「キャリア警部・道定聡の苦悩」~破天荒女刑事に振り回される道定が面白い♪~

2015-09-14 03:01:17 | 



五十嵐貴久「キャリア警部・道定聡の苦悩」読み終わりました☆




本の表紙に惹かれて読んでみた




面白かった~




何が面白いって~




キャリアの道定が



美人でモデル並みの体型の破天荒な女刑事に振り回される




そこが





そして



道定のことを



「童貞警部」



と呼ぶ「山口ヒカル」に



「童貞ではありません。大学2年の冬に・・」



と毎回否定して自分の経験を言おうとするのを



山口に軽く流されてしまう道定




そんな道定が面白い





見かけは



文句なし!の美貌を持つ山口ヒカル




しかし


中身はそれとは全くかけ離れている。




趣味は



アダルトDVD鑑賞だったったり・・




めっちゃ




大食い





事件現場で




「もー帰りたい!」



と駄々をこねたり。。





オッサンのような言葉遣いや




刑事らしからぬ言動!!





だけど



事件の真相をいち早く見抜く眼力



をもっている。





そんな山口ヒカルに




キャリアの現場の経験が全くない



道定聡が鍛えられていく





頼りない・・と思える道定が



時として



事件解決の糸口を見つけることもあり




そこも読みどころ☆








道定の順風満帆・・予定通りに来ていた



初めての挫折・・



部下の失態により責任をとらされ


警視庁捜査一課という現場に配属になる。




それを


こんなはずじゃなかったとなげいていた。




体型は太目で頭のてっぺんは薄くなっている25歳。





山口と言う相棒と組むことにより




道定の刑事としてのキャリアは確実にアップしたのでは






読者のみなさん!



吹き出しに注意です








Gの密室




高級高層マンションから転落した牧子



事故か?自殺か?はたまた・・他殺か?




謎を解くカギは



ドアの下に貼ってあるテープ




高級マンションに不釣り合いなそのテープは



なぜそこの貼られていたのか?






アリアドネの罠



ある宗教団体の教祖が殺されていた。



そこに浮かび上がる容疑者は


教壇の財政を担っていた人物



ドアのそばに残された柄のないナイフ



そこに隠された謎とは?





元気すぎる死体





女性が


「人を殺しました」


と自首してくる。



しかし


その部屋に行ってみると



死体も血のあとさえない。。




女性が嘘を?



しかし


数時間後


再び女性から電話が!



今度は本当に死体が?!




事件の真相は。。







ダブル・フェイス






女子高生が目撃した殺人現場。



その家を捜索すると死体が!



しかし



その家に住む双子の兄弟は



どちらも「僕じゃない」という。




果たして女子高生が目撃した犯人はどっち?




道定が導きだす双子の見分け方?!









落人の首




ある村に指名手配の犯人が隠れていた。



その犯人を捜索していたところ



祠に正座していた首のない死体を発見する!!




指名手配の犯人の仕業か?



しかし



捕まった犯人は否定する。



そして



死体は誰なのか?




そこには



村を守るために村人たちが関わっていた?




事件の真相を見抜く山口ヒカル☆




焼き鳥を5本ずつ両手に持っていた山口ヒカルに爆笑







謎解きと笑いが同時に味わえる




息抜きにはピッタリの1冊です






























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