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凪良ゆう「汝、星のごとく」読み終わりました。
なんて
優しい響きなんだろう~!
読み終わった後に
このタイトルに対して思いました。
最初はピンとこなかった。
でも
読み終わったとき
これがピッタリとはまってくる☆
凪良さんが本屋大賞を取って
インタビューに答えていたのをテレビで見た。
涙ながらに語っていた編集者さんへの感謝の気持ち
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それがこの小説の中にもしっかりと詰まっていました
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どんな時も書き手に寄り添い
励まし続ける編集者の姿
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
あ~きっと凪良さんもそうだったのだろうなと
感じることができました。
私がこの作品を読もうと思ったのは
まさに
凪良さんのインタビューを見て
なんて素敵な方なんだろう!
そう思ったからです。
「流浪の月」も読んでいたので
その作品に感動したというのもありますが
凪良さん本人の言葉が
本当に伝わってきて
本屋大賞関係なく読みたい!と思いました。
「汝、星のごとく」
この作品で一番に感じたのは
人との距離です。
人との関係を築くのって難しい。。
常日頃私が思ってることです。
近づきすぎて失敗してしまったこと。。
遠ざかりすぎて切れてしまった関係。。
人間関係を築くことの難しさ。
櫂と暁海があっという間に近づいて
離れられなくなって・・
でも
近くにいすぎて見失ってしまった。。
そういう
距離
の問題なんだろうなって。
必要なのに・・
当たり前すぎてわからなくなる
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そういうことってあるよね~。
空の星だって
ずっとそこにあるのに
見ないと気付かない。。
あることの存在を忘れていたりする。
だけど
無くてはならない存在なんだよね。
遠くから見ているとあんなに美しい星
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だけど
近づくと。。。
櫂と暁海
親が子供の自由を奪い振り回されていく。。
閉鎖された島の暮らし
自由のない中で2人の関係は濃密になる
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でも
櫂が東京へ行くことで
少しずつ関係が変わってくる。。
絶対と思っていたものが崩れていく。。
櫂が売れっ子になり
手に入れられるものが多くなり。。
でも
本当に大切なものを逃してしまう。。
でも・・
ずっとお互いが必要だった2人
それに気づくことがなかなかできなかった。
でも
それを変えてくれたのは
2人の教師であった「北原先生」だった
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暁海と北原先生が・・?
世間一般では考えられないかも知れない。。
でも
正しいことに縛られることはない
そういうことが暁海を自由にしてくれた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
櫂と暁海は
ずっと「夕星」でつながっていた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
遠回りしたからこその関係
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
そういうことってあるんだろうなぁ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_hohoemi.gif)
そう感じることができた作品でした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/book.gif)
かけがえのないものは
近くにありすぎると気付かない。。
そういうものなのかも。
遠回りの時間があったから
2人はあんなに充実した時間を過ごせたんだろうなぁ。
読み終わった後にも
じわじわと心を温かくしてくれる
そんな作品でした
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