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小湊悠貴「ゆきうさぎのお品書き あらたな季節の店開き」~ハッピーエンドの完結編☆大樹と碧の強い絆がみんなを幸せに~

2020-06-27 02:26:14 | 

小湊悠貴「うきうさぎのお品書き あらたな季節の店開き」読み終わりました。





毎回この表紙の絵が素敵なんですよね


めっちゃおいしそう


今回のこの巻が「ゆきうさぎのお品書き」の完結編になります。


初めから読ませていただいて


大樹と碧の出会い


そして


恋愛下手の2人が自分自身の恋に気づくまで



そして


2人の気持ちが近づいていくまで



そして


恋人同士になった2人



そして・・そして・・



今回はその後の2人



ずーっと見守ってきた大樹と碧


いよいよクライマックスがやってきてしまいました。



うれしいような


ちょっと寂しいような



この作品の読みどころは


やっぱり読んでいて幸せな気持ちになるところです。



特に


食いしん坊の私は


「食」で幸せを感じる主人公たちやその周りの人たちが


幸せになっていく様子を見るのが何より素敵だと思います



大樹と碧の出会いの時も


碧を窮地から救ったのは


大樹の作る優しい料理でした。



大樹の作りだす食べる人のことを考えた


その優しい思いやりの料理


大樹が


ゆきうさぎを作った祖母から学んだこと



今回

ゆきうさぎの創業者の大樹の祖母


宇佐美雪枝さんがお店を始めたきっかけも出てきます。



雪枝さんから大樹が受け継いだもの


それは料理だけでなく


「ゆきうさぎ」に対する思いも受け継いでいた



大樹が人を幸せにする料理は


雪枝さんから受け継がれたもの



そういう人の思いが受け継がれていくことは


幸せが伝染していくってことなんだなぁ~。


そんなことも思いました。


だって


それを読んだ私たちにも


しっかりそれは伝染していますから



ゆきうさぎでバイトをしていた

ミケ


そして


パートをしているスズ



それぞれの背景にあるいろんな事情


そして


ゆきうさぎになくてはならない料理人となった


零一


その零一の引き抜きの話が?!



そして


高校教師になる碧



そんな碧と大樹の関係はどうなっていく



それぞれの門出に


カンパーイ



あっ・・


そぅそぅ


読みどころと言えば


もう一つ☆



大樹と碧の父が


碧と大樹の関係について


初めて語り合うシーンが!



ここは必見?


必読?ですよ^^



いつも冷静な大樹が慌てる様子が笑えます



そして

祖母雪枝さんから受け継いだ秘伝のポテトサラダのレシピが・・


今回明かされます



絶対作ってみます



いっぱい幸せをもらった


ゆきうさぎのお品書き


それはやはり著者である小湊さんの


お人柄でもあるのでしょう



人への感謝を忘れず温かいお人柄とお見受けいたしました。


あとがきを読むとそのお人柄に触れることができます。


小湊さんファンにはうれしいおまけ付きのこの巻


本当にお得だしうれしいことだらけ



ありがとうございます



大樹と碧は私の中で永遠に見守っていきます










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