瀬尾まいこ「僕らのごはんは明日で待ってる」読み終わりました。
読み終わって一番に思ったのは
赤い糸ってちゃんとあるんだなぁ
ってこと。
人はよく
「運命」なんて言葉を口にするけど
きっと
それは生まれる前から決まっていて
その人とつながれた見えない赤い糸があるんだって
そんな風にすっと腑に落ちる心地がしました。
その糸は
途中でもつれて
切れそうになるけど
でもちゃんとそこに行きつくようになってる。
正に
亮太と小春はそのことを教えてくれた気がする。
兄が亡くなり
その心の隙間を埋めるこちができずに
人の死ぬ本ばかり読んで
人との関わりを避け黄昏ていた亮太
しかし
高3の体育祭で
体育委員をしていた「上村小春」に
一緒に米袋に入ってする競技に参加しないかと言われる。
そして
仕方なく引き受けた亮太だったが
そのことがきっかけで
クラスメートとも話すようになり
なんとなくクラスに馴染むようになる。
そして
競技が終わった後
亮太は小春に告白される
ずっと亮太を見ていたと小春に言われた亮太
最初は気持ちがついて行かなくて
ぼんやりと受け流してしまう。
しかし
そのことから
小春のことが気になり
2人は付き合うことになる。
鶏肉が嫌いなのにケンタッキーは好きな小春
食べ物の好き嫌いが意外に多いが
物事にはさらっと順応していく小春
食べ物の好き嫌いはないのに
物事にはなかなか順応できない亮太
2人は
米袋に一緒に入った時から
2人でひとつだったのかもしれない
一緒にいると何をするのも楽しかった
なのに
小春から急に別れを言い渡される亮太
小春はなにもかも自分の中で抱え
それを亮太に見せてくれない!
寂しく思う亮太
そして
2人はそれぞれの生活を送り
亮太には新しい彼女が
小春と付き合うことで
人間らしさを取り戻していく亮太
小春は
自分の出生のことで
ゆがんだ考えを持っていて
それを亮太が変えてくれる
燃え上がるような恋をする2人じゃない。
だけど
一緒にいるのが自然で
2人でいれば何事も2倍楽しくなる
2人はお互いにお互いがなくてはならない存在になる
あ~こういうのっていいなぁ。
心からそう思えた。
誰かとつながってる赤い糸
それは
あるとき唐突に見えてくるものなのかもしれないね
何を食べるかではなく
誰と食べるのか?
それでおいしさもかわってくるのかも
誰かと一緒なら
辛いことも乗り越えられる
そんなことを教えてくれた作品でした
瀬尾さんの作品はいつもあったかい
読み終わって一番に思ったのは
赤い糸ってちゃんとあるんだなぁ
ってこと。
人はよく
「運命」なんて言葉を口にするけど
きっと
それは生まれる前から決まっていて
その人とつながれた見えない赤い糸があるんだって
そんな風にすっと腑に落ちる心地がしました。
その糸は
途中でもつれて
切れそうになるけど
でもちゃんとそこに行きつくようになってる。
正に
亮太と小春はそのことを教えてくれた気がする。
兄が亡くなり
その心の隙間を埋めるこちができずに
人の死ぬ本ばかり読んで
人との関わりを避け黄昏ていた亮太
しかし
高3の体育祭で
体育委員をしていた「上村小春」に
一緒に米袋に入ってする競技に参加しないかと言われる。
そして
仕方なく引き受けた亮太だったが
そのことがきっかけで
クラスメートとも話すようになり
なんとなくクラスに馴染むようになる。
そして
競技が終わった後
亮太は小春に告白される
ずっと亮太を見ていたと小春に言われた亮太
最初は気持ちがついて行かなくて
ぼんやりと受け流してしまう。
しかし
そのことから
小春のことが気になり
2人は付き合うことになる。
鶏肉が嫌いなのにケンタッキーは好きな小春
食べ物の好き嫌いが意外に多いが
物事にはさらっと順応していく小春
食べ物の好き嫌いはないのに
物事にはなかなか順応できない亮太
2人は
米袋に一緒に入った時から
2人でひとつだったのかもしれない
一緒にいると何をするのも楽しかった
なのに
小春から急に別れを言い渡される亮太
小春はなにもかも自分の中で抱え
それを亮太に見せてくれない!
寂しく思う亮太
そして
2人はそれぞれの生活を送り
亮太には新しい彼女が
小春と付き合うことで
人間らしさを取り戻していく亮太
小春は
自分の出生のことで
ゆがんだ考えを持っていて
それを亮太が変えてくれる
燃え上がるような恋をする2人じゃない。
だけど
一緒にいるのが自然で
2人でいれば何事も2倍楽しくなる
2人はお互いにお互いがなくてはならない存在になる
あ~こういうのっていいなぁ。
心からそう思えた。
誰かとつながってる赤い糸
それは
あるとき唐突に見えてくるものなのかもしれないね
何を食べるかではなく
誰と食べるのか?
それでおいしさもかわってくるのかも
誰かと一緒なら
辛いことも乗り越えられる
そんなことを教えてくれた作品でした
瀬尾さんの作品はいつもあったかい