松岡圭祐「千里眼~キネシクス・アイ~」上・下♪読み終わりました☆
今回は図書館で借りちゃった
この「千里眼」シリーズは私が利用する図書館に結構あるのでつい
このシリーズは飛び飛びに読んでいて、
順序が前後してしまっていたので、
『千里眼』と呼ばれている岬美由紀について、
まだまだ知らないことが多いです。
この名前がついたきっかけもまだつかめない状態。。
『千里眼』とは、
一瞬にしてその人の思考や遠くで起こることを感知する能力を言うらしい。
そんなことからつけられた美由紀のニックネーム?であるらしい。
今まで読んで来たシリーズで謎だった一つが、
今回の「キネシクス・アイ」で明らかになったこと☆
小6の美由紀がクラスメイトの黒岩裕子と親しくなったきっかけ。
なるほど!
そういうことだったんだ
クラスでも群を抜いて優秀だった美由紀と裕子。
裕子は勝手に美由紀をライバルだと思っていた。
しかし、
美由紀のほうはそんなことは全く考えていなかった。
自分が前に出ようなどという考えは全くない。
そんなとき事件が起こる。
バスケ部の部室から体操着や帽子が盗まれる。
その犯人を巡って・・
裕子と美由紀の見解が違っていた。
事実を冷静にみつめ、
犯人が誰かを見つけ出す!
美由紀のその言動に・・
裕子は「負けた」と感じる。
しかし、
美由紀はそんなことを鼻にかけることなく、
裕子は「リーダーに向いている」と立てる。
そんなことから、
二人は親友になる
小6の美由紀は職を失うことになったと知り、
父の会社の親会社の社長に会いに行く。
社長は最初こそ聴く耳を持たなかったが、
美由紀の類まれなる優秀さに舌を巻き、
自分の窮地を救ってくれた美由紀に美由紀の父の仕事が続けられるようとり計らう。
その後社長「鷲見」そして息子の「編朗(あむろ)」は飛行機事故で亡くなる。
そう思っていた美由紀の前に、
20数年後会うことになる。
ノン=クオリアそこに籍を置いていた2人に。
ノン=クオリアは、
『人は物にすぎず、ただ地上に機械を作り出すためだけに存在している。』
人間の感情などは無意味である。
そんな理念を持ったノン=クオリアが作り出した、
キネシクス・アイは、
千里眼と呼ばれる美由紀の思考さえも瞬時に読み取ってしまう。
そんなキネシクス・アイと美由紀の戦いが始まる!!
美由紀の大切な友、
黒岩裕子・そして同じ時期に臨床心理士の資格を取った朝比奈宏美。
この二人を人質に取られる。
美由紀に協力していた警視庁の久保田の妹、
大切な人を助けるため、
キネシクス・アイと戦う美由紀。
「自分はどうなっても構わない」その気持ちがいつも美由紀にはあった。
大切な人を巻き込みたくない!
そんな強い思いも、
美由紀を大切に思う人たちは協力を惜しまない。
久保田をはじめ・・
始めは頼りにならないと思っていた益山、
そして、
元自衛官だった美由紀の仲間達。
みんなが美由紀の志を応援する
弱気を助け、強きをくじく!!
そんな美由紀だから、
みんなも危険を顧みずに力を尽くす☆
そして、
どんな危機に直面しても・・
たとえ数秒しかなくても諦めない強い意志
そんな美由紀の前向きさに感動
最後にはズバッと決めてくれるところも読んでいて気持ちいい
人間が機械に負けるはずがない!!
その気持ちが機械を負かす
おーっと・・
つい結末をいいそうになった!笑
このシリーズまだまだこれからも読んでいきたいと思います☆
鷲見社長が言ってた・・
美由紀の両親の事故死の真相。。
それも知りたいなぁ。。
まだまだ美由紀について知らないことがたくさん☆
もっともっとしりたーい