読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

恩田陵「蛇行する川のほとり」~憧れの美しい先輩2人に奪われる鞠子の「少女」とは?~

2014-09-25 02:20:18 | 



恩田陵「蛇行する川のほとり」読み終わりました☆



コレ


ずっと気になってて読んでみたいなぁって思ってたの。




それで今回縁があって読む運びに





ミステリだということは解っていたのだけど



読み始めはちょっと・・



女子高特有の?



みたいな感じがして・・



面白いのか?



↑なーんて思ってしまったのだけど。。





読み始めると




謎解きにどんどん引き込まれていった





高2の鞠子は



夏休みにあこがれの先輩「香澄」の家に合宿にこない?



と誘われる。



香澄といつも一緒にいる「芳野」も一緒だという。



鞠子たちは演劇祭で音楽堂に飾る絵を書くことを任されていた。



その絵を仕上げようという「香澄」。



それまでそんなに親しくしていたわけじゃない


憧れの先輩からの誘いに



鞠子は有頂天に



親友の「真魚子(まおこ)」には



「気をつけたほうがいい」といわれる。



香澄の家は川のほとりにある船着場のある家。



実はここは


鞠子にとって縁のある家だった。




ずっと遠ざかっていたあの家。



憧れの先輩「香澄」が住む家。



鞠子は久しぶりに行くことになる。




実はこの家はずっと空き家だった。




この船着場から流された船が



女性の死体をのせて発見された。




その後空き家になっていた家。





この事件の犯人はまだ捕まっていない。





鞠子が香澄の家に行くという前に現れた、



ナイフのような鋭さを持った「月彦」




「香澄に近づくな」と警告される。




鞠子は月彦に恐怖を感じる。




その後鞠子の前に現れた



「暁臣(あきおみ)」は月彦の親友で



月彦とは正反対の当たりの柔らかい優しい男子。




暁臣から月彦は「香澄のいとこ」だと聞かされる。




月彦は香澄のことが気になってるらしいと。





合宿は予定通り行われる。



香澄・芳野・鞠子



そして



月彦と暁臣も合流することに。




いわくつきの・・


この船着場の家で


昔あった事件・・





そして



この5人は



この事件に関係していた?




香澄は・・



じつは~



「香澄」ではなかった?!





香澄の正体は?




そして




月彦



暁臣



芳野



はどうかかわってるのか?






少女「鞠子」から




「少女」が




奪われる





そんな出来事とは??





えっ?



なんで?



なんで?




次が知りたくなってどんどん読めちゃうよ





そして



結末は?



船着場の事件の犯人は一体





秋の夜長におすすめの1冊です





















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大沼紀子「真夜中のパン屋さん~午前3時の眠り姫」~希実が初めて手に入れた大切な居場所&仲間☆~

2014-09-22 02:21:42 | 



大沼紀子「真夜中のパン屋さん~午前3時の眠り姫」読み終わりました☆



いやぁ~よかった♪



そして


続きも気になる~!



続きあるんだよね?



だって~あの終わり方だもんね~!




・・と~



ここは言わないでおきましょう





順番はバラバラで読んでしまったこのシリーズ!



1時・2時を読み


0時に戻って読み



今回最新の「3時」を読んだ




計4冊



読んだ~♪




すっかり


私も


ブランジェリークレバヤシの住人




・・になった気持ち




ホントに読んでるとそんな気持ちになっちゃった。




ホントにあったらいいなぁ~!




午後11時から午前5時に営業してる



ブランジェリークレバヤシ



そうしたら


間違いなく!




常連になるよ




今回出てきた



「ウィークエンドシトロン」風の「ウィークエンドデニッシュ」



食べたいなぁ~!



ウィークエンドシトロンって言うのを参考に



弘基が作った「ウィークエンドデニッシュ」



読んでるだけで


涎が出てくるよ~




ウィークエンドシトロンって言うのも初めて知ったの。



ウィークエンドにみんなで分けあって食べるケーキなんだって。




なんかブランジェリークレバヤシにはピッタリだよ





本当にみんなあったかいんだよね






今回のブランジェリークレバヤシに持ち込まれる事件?は・・




希実のいとこ「沙耶」が



「安田」と名乗る大柄で目の下のクマがすごい!年上の男とあらわれ、



駆け落ちしてきたという。



希実の母「律子」がここにいると聞いて頼ってやってきた。



しかし



律子はいなく



希実から律子の失踪を知る沙耶。



とりあえず行くところがない沙耶は



ブランジェリークレバヤシに居候することになる。



相手の男「安田」は自宅へ。



安田のところは



沙耶の元彼に狙われているから沙耶はいられないという。




↑どうやら沙耶は元彼との別れ話がこじれ



ストーカーされているらしく、



それから逃れるために広島から東京へ来たのだと。





なんだか複雑な事情を抱えた沙耶。




希実は小さいときに沙耶にいじめられてた経緯があり



歓迎できない。



しかし!




弘基も留守中の暮林に連絡を取るも・・



2人は歓迎してしまう。




複雑な希実。



でもそんな希実も



なんだかんだと沙耶のために動いてしまう。



↑動かされて?しまう。





行く不明の「律子」を



希実は「沙耶のために」探すこととなる




↑なんでやねん!




なぜか沙耶は律子を慕っていて



どうしても探し出そうとする。



安田も協力的で



仕事の合間に希実と律子の行方の手がかりを追う。





この「安田」の印象がよくなかった希実だったが



一緒に行動することで



あったかい人柄に触れて希実の気持ちも軟化してくる。




しかし!



この安田は沙耶の婚約者なんかじゃないとわかるんだけど。。




まぁそれはさておき・・




沙耶の実家の事情。



沙耶は「呪いにかけられてる」という。



「家族のため」その母の言葉に縛られ



祖父からの暴力にも耐えやってきた沙耶。




でもその呪いを絶ち切りたいと



家を出てきたことを知る希実。





沙耶が隠してること・・



それがまたブランジェリークレバヤシの常連たちを巻き込み大騒動に!!





そのほかにも



ソフィアが騙されそうになって



班目や弘基・希実が奮闘したり!!





みんな人のために走り回り・・



その人の気持ちになり



胸を痛めたり。。



ホントに優しい。




安田が希実に言った言葉



「いいんじゃない?言われなくても厳しいことなんて、世の中いっぱいあるんだし。

無責任な人ぐらい、きれいごと言ったっていいんじゃないかな?」




ブランジェリークレバヤシの住人達のことを。




それを言う安田も・・



母を許せなくて落ち込んでた希実に



「いいんじゃねえの。相手をわかってやることと許すことは別モンだからよ」



といってくれた弘基も



思いだしたいのに思い出せない記憶に苦しんでた希実に



「思い出せないのは、思いださなくていい理由があるから」



といってくれた孝太郎も




傷ついてる沙耶に



寄り添った希実も・・



みんなみんな優しい





ブランジェリークレバヤシに托卵されて1年4か月。



希実はその優しい仲間たちに寄って



自分も変わった。




信頼できる人たちの



信頼できる言葉☆




そして


なにより






かけがえのない自分の居場所をみつけた





希実は自分を思ってくれる人たちの言葉や行動を思い浮かべ


沙耶に言う。





「あれがここにあるんだったら、この先何かあったとしても、大丈夫」




と胸をたたいてみせる





そこまで言えるようになった希実。




そう言わせたのは



やっぱりブランジェリークレバヤシに住人たちのおかげなんだよね。



そして


今は亡き・・


美和子さんのおかげ



亡くなっても


美和子さんが作ってくれた土台があったからこその



ブランジェリークレバヤシだもの☆



そして・・



希実の封印されてきた記憶が~





眠り姫は・・



呪いからとかれ・・



王子と幸せになれるのでしょうか?





ブランジェリークレバヤシにいくと・・




「パンが食べたくな~る!」



・・という呪い?にかけられちゃうかもしれませんけどね!笑





そんな呪いならかけられた~い













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大沼紀子「真夜中のパン屋さん~午前0時のレシピ」希実はかっこうの卵で托卵されて育った?!

2014-09-18 01:43:02 | 



大沼紀子「真夜中のパン屋さん~午前0時のレシピ」読み終わりました☆



すっかり『まよパン』シリーズにハマってしまった私^^>



図書館で「午前1時の恋泥棒」「午後2時の転校生」を借りて読んだのが




恋の始まり




その時は・・



こんなに夢中になるなんて思ってなった!!笑








「午前0時のレシピ」と



最新刊「午前3時の眠り姫」







購入してしまったの




出会いって・・


どんなところにあるかわからないねー。



これは



「運命の出会い」




なーんて!



弘基みたいなこと言っちゃったりして






ホントはこの「午前0時」から読むのが本当だったんだけど・・



まぁ順番を前後して読んでも



それはそれでいいんじゃないかと♪




登場人物の出会いがわかったし



それぞれのいろんな事情もわかって



なるほど!!そーいうことだったのか








視界が開けた感じ






真夜中にやってるパン屋(午後11時から午前5時)ブランジェリークレバヤシの



この営業時間の謎も解けた




元々は



現オーナーの暮林の奥さん



「美和子さん」がやるはずだったこのパン屋さん。




美和子さんが突発的な事故で亡くなって



夫の暮林がなぜやることになったのか?




それもわかったし、



美和子さんとイケメンパン職人の「弘基」との出会い




そして



弘基がなんで美和子さんとの出会いを




運命



そういってたのか、



その謎も解けた





そして



今回



ブランジェリークレバヤシに居候することになった



「美和子の腹違いの妹」という



希実。



その希実のいろんな事情が明らかに☆




希実ちゃん・・



辛い幼少期を送ってきたんだね~




希実は自分は




「かっこうの卵」で「托卵」されてた




そんな風にいう。




母は自分で希実を育てず・・



かっこうのように



他の鳥の巣に



自分の産んだ卵をおき



育ててもらう。




↑希実はいろんなところに預けられ・・



それぞれの環境でやっていくために




自分の感情を殺し・・



悟られないように



そうやってやってきた。




↑なんか読んでたら泣けてくる





でも



美和子と母が知りあいで



本当は美和子と「腹違いの姉妹」なんかじゃないこと・・




その辺の事情はまだよくわからない。



ここはまだこれからわかっていくんだろうと思う。





そして



ブランジェリークレバヤシの常連客の



小4男子の「こだま」。




この子に希実は幼少期の自分を重ねる。




母に置き去りにされ・・



それでも母親を大事に思い



母が帰ってくるのをひたすらに待つこだま。




希実は



こだまの母「織絵」は


自分の母と同じだと思っていた。




だけど・・



のちに


織絵の本心が明らかに!!






「親は子供を選べないけど、子供は親を選んで生まれてくる」




そう母から言われた希実。



だから



そういう母の元に生まれてきたのは




自己責任




そう言われた希実。




だから



受け入れるしか仕方ないんだと・・



そう思い今までやってきた。




↑これがまた泣かせるよね~。




そして・・



これからの希実・・



どーなるんだろ?





暮林や弘基



常連の班目やソフィア



そして


こだま




みんな自分のことより



他人のことで一生懸命になる☆




そこが



ブランジェリークレバヤシの素敵なとこ




読んだら気持ちがほっこり





人生の雨に濡れた人は・・



きっと



自分が傘になれるなら



自分が濡れることもいとわずに



傘を他人に差し出すことができる





そう言うことなのかもしれないなぁ。。




なーんて思った。





あなたは今傘が必要ですか?




だったらぜひ



ブランジェリークレバヤシへ





















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大沼紀子「真夜中のパン屋さん~午前2時の転校生」~みんなの幸せを願う魔法使い現る?!~

2014-09-13 03:24:10 | 



大沼紀子「真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生」読み終わりました☆


すっかり



この



「まよパン」にハマってしまった私♪



これは図書館で見つけて借りたものなんだけど



とうとう



自分で買ってしまった


最初の~0時~編と



最新刊の~午前3時~編



↑この2冊購入してしまいました!!




今日届く予定☆



ホントに面白い!!





オーナーの暮林のお人よしで温厚な人柄



ブランジェの弘基のパンに対する情熱☆



女子高生の希実と↑弘樹との掛け合いも楽しい♪



ブランジェリークレバヤシのパンと



そこにいる人たちの人柄に集まってくるお客さんたち☆




なんだか


あったか~い




寒さに震えていたら~



自販機の「あったか~い」見つけた!!




そんな感覚に似てるかも?笑




午後11時から午前5時に営業してるパン屋さん。




そこには



世間の雨からのがれ・・



雨宿りをしていく人たちが






今回の話は



希実のクラスに転校生がやってくる。




右手に腹話術の人形「アンジェリーナ」を携えた



自分を「腹話術師」だという



変な転校生「美作孝太郎」



彼は希実の開いていた隣の席に座ることに。




希実に「よくないことが起こる」といいだす孝太郎。


自分にはそう言うことがわかるのだと。



最初は相手にしないようにと思っていた希実だったが・・


結局孝太郎とかかわることになってしまう。





後に


希実の学校に転校してきた本当の目的は




腹違いの弟「こだま」の存在を知り



ブランジェリークレバヤシの常連客のこだまと


希実を介して近づきたくて


転校してきたのだと孝太郎の口から聞くことになる。




孝太郎とこだまの父



美作元史はちょっと曲者の医者。



人間の感情を持っていないような



冷血な人間。



↑そう見えてしまう。




その美作と関わりのある「安倍晋平」が


こだまの母「織絵」と結婚?!



そんな噂を聞き



孝太郎は安倍には悪いうわさがあるから



こだまにも悪い影響がある。



そう言う孝太郎と安倍の身辺調査をすることになる希実。




しかし!



孝太郎の目的は実は違うところに?!




孝太郎と父「元史」の関係。



そして



元史と安倍の関係。




「悪い奴」という噂の安倍だが




安倍の願いは



「魔法使いになること」だった。



魔術で


みんなを幸せにしたい☆




安倍の言葉は



なぜか



人に元気を与える




安倍は・・



本当に「悪い奴」なのか?




魔法使いになりたかった



安倍・・



そして


孝太郎・・




2人の願いはどこへ向かってゆくのか?





そして・・



ラストには・・



希実の本当の母が?!











パンの工程別に進んで行くお話。




あなたも



パンの出来上がりを一緒に見届けてみませんか



最後には


おいし~いパンで



心もほっこりしますよ~














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大沼紀子「真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒」~傘が欲しい人はぜひブランジェリークレバヤシへ♪~

2014-09-10 02:50:57 | 



大沼紀子「真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒」読み終わりました☆



図書館で見つけて「面白そう~♪」って思って借りてみたら



ホントに


面白かった




コミックのような感覚で



サクサク読めちゃう感じ♪




『まよパン』とかいわれて・・



ちょっと聴いたことあるなぁ~って思ったんだけど



そーいや結構人気のある本だったんだよね。



私は


今間で何やってたんだ?笑



自分の読みたい本を


流行とか関係なく読んでるんで




・・とういわけで



図書館で出会ってしまったこの本




本当は「午前0時」から読まないといけないんだろうけど



「午前1時」と「午前2時」しかなかったから



とりあえずこの↑2冊借りてきた。




「午前0時」から始まることも



後で知ったんだけどね!笑






真夜中のパン屋さん



というだけあって



午後11時から午前5時まで営業しているパン屋さん、



「ブランジェリークレバヤシ」が舞台☆





関西弁で話す


いつも笑顔で穏やかなオーナーの暮林



口は悪いけど


イケメンで腕のいいブランジェ(パン職人)の弘基



暮林の義理の妹(そう言うことになってるけど事情が?)高2の17歳


居候の篠崎希実



常連客のクセのある面々↓



脚本家でオタクな班目



ニューハーフのソフィア



小学生男子のこだま




そして



ブランジェリークレバヤシを訪ねてくる



「佳乃」は



弘基の元カノ




なんと!!



弘基が署名した「婚姻届」をもって店に現れる。





そして



人のいい暮林は行き場のない佳乃を居候させることに




男を虜にする佳乃の言動に



腹を立て気に入らない希実。




弘基に抗議するも・・



弘基の態度はなにか



釈然としない。。




中学時代に一時付き合った「佳乃」の希望で



その当時書いた「婚姻届」



だという。




あまりそれを問題視していない弘基に



またイライラが募る希実。




一方常連客達は



佳乃に熱を上げてしまう




しかし・・



この佳乃・・



実は



佳乃ではなかった?!





何かに追われ



逃げているような佳乃。




希実はトランクに入った大金を目撃してしまう。




弘基に話すが



あまり真剣にとりあってくれない。




弘基は真相に既に気づいていた?!





佳乃の



心の闇とは






読んでると



謎にどんどん引き込まれていくよ




そして



弘基の作る



パンが~




すっごくおいしそうなんだぁ




とくに



チョコクロワッサン




サクッとして~



口に入れるとほどけて溶けていく~




あ~食べたい!!笑






世の中は



雨ばかり。。




だけど



雨宿りできる場所。



傘を差しだしてくれる人がいたら・・




なんとか



がんばろう!!




そんな気持ちになれるのかもしれない





そんな人たちと場所。




それが



ブランジェリークレバヤシ





あなたに今傘は必要ですか?




だったら



ぜひブランジェリークレバヤシへ


















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